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比嘉 正一
(ひが・まさかず)
琉球大学農学部卒
専門分野:昆虫・植物

小嶋 麻沙代
(こじま・まさよ)
琉球大学大学院農学研究科卒


沖縄の観光地は東南植物楽園

住所:沖縄県沖縄市字知花2146
TEL:098-939-2555
MAIL:info@sebg.co.jp
http://www.sebg.co.jp/

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キャベツそっくり

アガベ・ボッテリーAgave botteri
リュウゼツラン科
メキシコ原産

 花は高さ2?3mもある花茎に2月中旬から4月下旬まで咲き続け、特に3月の青空に映える黄色の花群はたいへん美しい。
 花の咲き終わった花序にはたくさんの殊芽がつき、これが子株になる。子株は親株から栄養をもらいながら、6月中旬頃地面に落ち一人立ちする。一度咲いた株は枯れるで、取り除き新しい株を植える。
 園では形がキャベツそっくりなので、「アガベキャベツ」と愛称をつけた。苗を植え付けたあとは、遠くから見るとほんと、キャベツそっくりなのだ。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月30日 08:10 | Comment (0) | Trackback (0)

幼虫は鎌首をもたげたコブラに似た格好をする。

ツマベニチョウ Hebomoia glaucippe liukiuensis
シロチョウ科

奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,伊良部島,来間島,
多良間島,石垣島,竹富島,小浜島,黒島,西表島,
波照間島,与那国島,尖魚;九州南端,種子島,屋久島に
分布する。

 ツマベニチョウは、日本にいるシロチョウの仲間で一番大きく一番綺麗なチョウだ。

 沖縄本島では南部にたくさんいて、捕虫網をもってバスに乗りよく出かけた。成虫は民家の生け垣に植えられたブッソウゲが大好きなので、花の蜜を吸いにやってくる。よくやってくる場所は決まっているので、次々と花に来る。暑い盛りが旬なので、じりじりと照りつける太陽の下で対決した。

 成虫は採集して標本を作った、今度は幼虫を見てみたい、飼育してみたいという、衝動にかられ、幼虫の食べる植物探しをした。フウチョウソウ科、ギョボクという植物の葉を食べるらしい。探すとなると、簡単にはみつからない。

 見つかると、ほんと次々にみつかるものだ。幼虫はモンシロチョウの比ではない、アゲハチョウの仲間ほどの大きさになる。「かっこいい」と思ったのは私だけかもしれないが、幼虫は鎌首をもたげたコブラに似た格好をする。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月29日 07:57 | Comment (0) | Trackback (0)

カジフチトンボ

ウスバキトンボ Pantala flavescens
方言名 カジフチトンボ
トンボ科

 園の周辺は、だいぶ変わってしまったがまだ森が残っている。南風が吹き始める4月に入ると、アカショウビンの美しい鳴き声の「ピーヒョロロー」が耳に心地よい。本格的な夏になると、この声は聞こえなくなる。

 夏になると、トンボが目立ち始める。主役はウスバキトンボ、で「かじふちとんぼ」と言われていて、このトンボが多くなると台風季節到来になる。知人らによるとこのトンボ、「渡り」をするとのことだ。夏は南風に乗り北上、繁殖を繰り返しながら北へ北へと進み、秋になると南下をすると言うのだ。

 繁殖は小さな水たまり、ベランダの水槽、庭の鯉などを養う池など、様々な水のある場所で行われている。

 子供の頃、風の吹き溜まりに無数のウスバキトンボがいるを見つけ、ほうきではたいて、落とした数を競う遊びをした。かなりハードな遊びなので、いい運動になった。こんな遊びいまは誰もしないだろうな。

 ウスバキトンボの多くなる季節は、本格的な台風シーズンを告げている。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月28日 08:36 | Comment (0) | Trackback (0)

しっぽをちぎる遊び

アオカナヘビTakydromus smaragdinus

方言名 コーレーグースー
    浦添市の田舎ではそう呼んでいた、ジューマーという子もいた。
    シマトウガラシと同じ名前なのだが、いわれは知らない。

 子供のときは、生物を使ってに様々な遊びをした。コーレーグースーもその一つで、捕まえてはしっぽをちぎる。ちぎられたしっぽが生きているように、盛んに動くのが楽しいのだ。1匹だけではすまず、何匹か犠牲にした。その頃、「残酷」という言葉を発する子は一人も居ず、言葉自体知らなかった。ある観察会で「しっぽをちぎる遊び」の話しをすると、「残酷」という意見があった。それ
依頼この話しをする勇気がなく、話題にしてない。
 ずいぶん後になって教えてもらったのだが、切ったしっぽが盛んに動くのは敵の目をしっぽにくぎづけにして、本体が逃げるということらしい。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月27日 07:51 | Comment (0) | Trackback (0)

ちょっとショックだったこと

ルリタテハ Kaniska canace ishima
タテハチョウ科

奄美大島,沖縄島,久米島,渡名喜島,粟国島,宮古島,
伊良部島,下地島,池間島,来間島,多良間島,石垣島,
竹富島,小浜島,黒島,西表島,鳩間島,与那国島に分布する。

 チョウを採集し始めの頃、翅の色が瑠璃色をしたきれいなやつを捕まえた。捕虫網の中で暴れるのを押さえるのに、胸はドキドキと高鳴り、チョウの胸を押さえる指はふるえた。

 標本にしたチョウを自慢げに恩師の先生に見せたら、「ルリタテハといい、普通にいる」との声、こんなにきれいなチョウが家の周りに普通にいたのか、いままで気づかなかった。

ちょっとショックだったが、気を取り直して、幼虫はなにを食べるのですか、と質問したら「オキナワサルトリイバラ」という答えが返ってきた。

 オキナワサルトリイバラってどんな植物、仲間と一緒に図鑑を調べては探す日々。植物の名前が分からなければ、チョウの幼虫を探すことが出来ないという、現実。植物図鑑の科名をかたっぱしから覚えたらどうだろう、と競争して覚えようとしたが、すぐに忘れてしまった。

 ルリタテハの幼虫を見つけることが出来たのは、たしか数年後だったと思う。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月26日 08:42 | Comment (0) | Trackback (0)

新参者

トゥルネラ・ウルミフォリア Turnera ulmifolia
sage rose
トゥルネラ科 メキシコ、西インド諸島、南アメリカ原産

2005年春に職員が導入しました。当初アマ科の一種と思っていたのですが、はっきり名前が分かりません。撮影した画像を知人に送信したところ、名前が帰ってきたのです。

 新しい花に出会うたびに「沖縄ってなんでも育つんだ」と思ってしまうとともに、もともとの野生植物はどうなるのだろう。と心配にもなるのです。

 この植物は、広く熱帯地域に野生化しているらしく、花は直径5センチほど、早朝開いて昼頃には閉じてしまいます。葉は長さ8-10センチ、互生し、裏面には毛が生えています。

 園内にはまだ一株なのですが、人気があれば増やすはずです。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月25日 13:18 | Comment (0) | Trackback (0)

空席待ち

シマヒギリ Clerodendrum paniculatum
別名 リュウセンカ、カクバヒギリ
英名 Pagoda Flower of Malaya
クマツヅラ科 台湾、東南アジア原産

 バックヤードにも綺麗な花は良く咲きます。いつになったら園内デビューするのだろう、と思うのですが、植物は所かまわず植えられているのでもないのです。空席待ちではないのですが、タイミングをはずれると、また1年と待つのです。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月24日 08:08 | Comment (1) | Trackback (0)

コーレーグースー

シマトウガラシ Capsicum annuum
方言名 コーレーグースー
ナス科 南アメリカ原産

 シマトウガラシが流行っている。沖縄料理の隠し味に欠かせないらしい。さらに、体にもいいらしい。
 私の家ではシマトウガラシは好きでないらしく、料理にはほとんど使わなかった。しかし、庭には常に生えていて「うてぃみー」を続けて、なかな絶滅しないのだ。赤く熟したのを収穫し、干してみた。干したのは保存できて便利と考えたからだ。カレーや麻婆豆腐、野菜炒め、肉汁などに入れてみた。「美味しい」と、言ったのは、私だけだったので、収穫をやめてしまった。
 あきらめきれずに、収穫したのを泡盛につけておいてたら、たまには使っていたようだ。
 子供だった頃、コーレーグースーの果実はいたずらの対象だった。眉につけると目がすっきりするとか言って、うそをつくのだ。つけたら最後、ひりひりしてたいへん。小さい子供は泣き出したりして親に訴えたりした。こういう遊びは流行るもので、学校まで持ち込んでくる子がいた。
 シマトウガラシの夏がやってきた。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月23日 08:47 | Comment (0) | Trackback (0)

美味しいパンノキスープ

パンノキ Artocarpus incisa

 Bread-fruit Tree  麺果樹
 クワ科 太平洋諸島、ポリネシア原産

 パンノキの果実が目立ち始めましたので、紹介します。
 果実は煮たり焼いたりして食べます。当園にあるのは有核品種です。パンノキの成木が何本かあれば、一家が食べていけるといわれています。パンノキの名は、「食糧」という意味からつけられました。それほど、太平洋諸島では重要な果樹です。丸のままで火中で焼いたり、蒸したり、種子も煮たり焼いたりして食べられます。
 園内のパンノキは、種子ができるいわゆるタネパンノキといわれるものです。6?8月にかけてが果実の時期で、熟すと橙色になります。
 沖縄では観賞用で、普通食べませんが、園ではレシピが伝承されて残っていますので、果実の手に入る方は試してみてください。

 熟した果実は収穫した後、冷蔵庫に1日ほど入れておきます。理由はそのまま庖丁を入れると、果実から出る汁がゴム質なので切れなくなりゴムを落とすのに苦労するからです。冷蔵庫から取り出した果実
の皮をむくときは、包丁に食用油を事前に塗っておきます。
 簡単なパンノキスープのつくり方です。
 果実は皮をむきざく切りにして、水を入れた鍋に豪快にいれて煮ます。もちろん種子も美味しいので煮ます。スープの味は煮干し、鶏、塩、胡椒など好みに整えます。ざく切りにしたものがくずれてきたらパンノキスープのできあがりです。とろりとしたスープで子供でも食べやすく、美味しさ満点です。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月22日 14:11 | Comment (2) | Trackback (0)

すきなもの

クロボシセセリ Suastus germius
セセリチョウ科
徳之島,沖永部島,沖縄島,古宇利島,水納島,浜比嘉島,津堅島,宮古島,池間島,石垣島,竹富島,小浜島,西表島,波照間島,与那国島で記録がある。国外では、台湾,中国,インドシナに分布する。

 沖縄島で初めて見つかったのは、1977年頃だったと思う。那覇市安謝の道路の街路樹として植えられていた、クバの葉を巻いて独特の巣を作っていたのである。

 ヤシの葉をたべるこの変わった蝶は、この頃すでに石垣島にいた。早速、図鑑を開いてみると、東南アジアには広く分布しているらしい。どの種類のヤシを食べるのか調べてみた。カンノンチク、フェックスの仲間が好きらしい。

 これはチャンスと思い、足と車を使って、どのくらいの期間で沖縄島に分布拡大するのか調査を開始したのである。

比嘉 正一

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sebg | 2005年6月21日 10:33 | Comment (0) | Trackback (0)

単調な陰を華やかに

トラフアナナス Vriesea splendens
パイナップル科
南アメリカ北東部、トリニダード原産

 トラフアナナスの特徴は、直立し鮮やかな赤橙色の花序にある。草丈は20?30cmなのだが、花序は30?40cmにも達する。花は花序の腋からでて黄色い花を咲かせる。

 着生の植物なのだが、露地でも良く育ち、園内の各所に植えられていて、花序もよくでる。半日陰に鮮やかな赤橙色は単調な陰を華やかにさせてくれるので、大助かりなのだ。

 花序の期間は長く、春先から夏の本番前までついていて、翌年の出を待つ。アナナスの仲間は花が咲かなくても、葉がいろいろな変化を見せてくれるのも楽しい。トラフアナナスも名前の通り長い葉に横縞の斑がついている。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月20日 08:14 | Comment (0) | Trackback (0)

蝶の楽園?

日曜日の朝。
連日の雨も曇りに変わり、今日も平和だ・・・と思ったその時。
隣(比嘉リーダー。今日はお休み)の机の下から奇妙な音が。

「バタバタバタ バタバタバタ」
「バタバタバタバタバタバタバタバタバタ!!!!」

なんだろうと思ってみてみたら・・・
チョウチョがいっぱい詰まってるー!
そういえば、この前蛹がいっぱいだったような・・・・

何に使うんだろう。
比嘉リーダーのみぞ知る。

小嶋麻沙代

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sebg | 2005年6月19日 10:13 | Comment (0) | Trackback (0)

カバマダラの幼虫

カバマダラ Anosia chrysippus
マダラチョウ科

沖縄島,宮古島,石垣島,竹富島,黒島,
小浜島,新城島,西表島,波照間島,与那国島,北大東島,
南大東島等から記録されている。

 私がカバマダラの成虫を初めてみたのは、たしか1972年頃だったと思う。植物や蝶の観察を行うため、仲間と一緒に那覇市末吉の森によく出かけていた。飛び方も緩やかで、採りやすいし普通にいるので、たいした蝶ではないと思っていた。

 この蝶について恩師の先生の話しを聞くと、ちょっと興味が湧いてきた。「5月頃から増え始め、年末までいる、どうやら毎年南から飛来してくるようだ」と言うのである。

 確かめるべくカバマダラの幼虫が食べるガガイモ科のトウワタ、フウセントウワタの種子を庭に蒔いて、植物を育ててみた。4月から南風が吹くのだが、庭に成虫がやってくるのは5月に入ってからだった。このとき初めて幼虫を見たのである。瞬く間に、葉を食い尽くして、茎まで食べていた。トウワタは葉が食べ尽くされても丈夫なので、新しい葉をまた出してくれる。12月、暖かい年は1月まで幼虫や成虫がいた。

 数年間続いた観察は、私を虫の不思議な世界へ引きずり込んだのである。

比嘉正一

トウワタで休むカバマダラ成虫
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トウワタにいるカバマダラの幼虫
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カバマダラの幼虫がトウワタの葉を食べている
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sebg | 2005年6月17日 11:31 | Comment (0) | Trackback (0)

ハワイから導入された最新の花木

クリスマス・コスタス Costus chartaceous "Christmas Costus"
英語名 Christmas Costus
ショウガ科

 2002年5月にハワイから導入された最新の花木です。コスタスの交配種で、花つきよく丈夫なのが特徴です。

 導入当初は、株からの発芽が心配されたのですが、無事に成長し、翌年には開花しました。もう大丈夫と判断され、園内に植えられたのです。相次ぐ台風にも耐えて、毎年ように開花するので、今後も増やしていきたい花木の一つです。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月16日 16:33 | Comment (2) | Trackback (0)

ジャスティシア・スピキゲラ

ジャスティシア・スピキゲラ Justicia spicigera
英名 Mohintli
キツネノマゴ科  中央?南アメリカ原産

 草丈は2メートルに達し、葉は長さ15?18センチの長楕円形。花は橙色で茎の先端に房状に咲かせます。

 メキシコでは葉から染料を採るほか、薬用としても利用されています。

 園の片隅に植えられていたのですが、数年前にようやく表舞台の人通りの多い場所に植え替えられました。花が咲かないと見落としがちなのですが、咲いていると夏の開始を告げられたようで、去年の暑さを思い出すのです。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月15日 09:12 | Comment (3) | Trackback (0)

目玉模様がかわいい

シロオビアゲハ Papilio polytes
アゲハチョウ科
 奄美大島,沖縄島,伊平屋島,伊是名島,久米島,宮古島,
多良間島,石垣島,竹富島,小浜島,黒島,新城島,西表島,
鳩間島,波照間島,与那国島

 シロオビアゲハの見つけやすく育てやすい季節になりました。
シィクワシャーの葉に緑色の大きな幼虫がデンと座っていて、頭部に目玉模様がかわいくついています。愛称はキャタピー。

 ところが、夏休みイベントの触れあい展示のときに、きれいな蝶になるからと、子供たちに見せているのに、連れてきたご婦人たちはギャギャーさわぐばかり。
小さな男の子は、このときとばかりにカブトムシ、クワガタ、蝶の幼虫をいじくりまわして大満足するのです。

 「虫」大好きなみんな、今年もヘラクレスオオカブトムシがくるのでさわりに来てください。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月13日 09:18 | Comment (0) | Trackback (0)

プルメリア満開です

インドソケイ Plumeria rubra
別名 プルメリア
英名 West Indian Jasmine
キョウチクトウ科 メキシコ原産

 インドソケイが満開の時期を迎えました。風に吹かれた花が落ちているので、来園したお客さんが手にとり香りを楽しんでいます。

 プルメリアの花を撮影に使いたいと連絡が時々はいります。花の時期は6?10月で、一番いいのは6月中旬と回答しています。中には、この時期以外にも花が咲くときもあるのですが、少ないようです。内地では、どうやら沖縄は暖かいので年中プルメリアが咲いていると誤解しているようです。

 プルメリアの花は、ハワイでレイの材料の一つとして知られています。枝先に多肉質の花を花束の用に咲かせ、強い甘い香りを放ちます。花色は白、黄色、桃色、赤などがあります。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月12日 09:35 | Comment (2) | Trackback (0)

バラの香り

ストロファンツス・グラツス Strophanthus gratus
英名 Cream Fruit
キョウチクトウ科 熱帯アフリカ原産

 2000年12月に香りの花の咲く植物として導入されました。2002年3月に定植され、翌年には早くも開花し、今後のきれいな花と香りが期待されました。

2004年度も開花したのですが、数はそれほど多くありませんでした。今年は枝の数・蕾も多く、数多くの花が楽しめそうです。

 この属の仲間では最も美しい種類です。花は枝先に穂になって咲き、長さ5?7cmほどのラッパ状です。花は微紅色で、中心は赤色、甘いバラの香りがします。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月11日 13:14 | Comment (0) | Trackback (0)

英名は「炎の鳥」

ヘリコニア・ビハイ Heliconia bihai
英名 Firebird
バショウ科 小アンチル諸島?ブラジル南部原産

 2000年3月に導入しました。植え付けた当初は成長が悪く、花も少なかったのですが、年を追って株が充実、夏の長い期間たくさんの花を咲かせてくれます。

 特徴は英名の通り「炎の鳥」のような鮮やかな花序で、色の変化を楽しむために様々な交配種が作られています。

 一番の敵は台風なのですが、何年間も乗り越えてきたのでこれからも、園の景観を彩る大事な植物になりそうです。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月10日 08:48 | Comment (1) | Trackback (0)

レイを作ったことがある

ウナズキヘリコニア Heliconia rostrata
別名 ハンギングヘリコニア
英名 Hanging heliconia
バショウ科 ペルー、アルゼンチン原産

 英名のハンギングヘリコニア Hanging heliconia は和名と同じように垂れ下がって咲くことからつけられました。熱帯的で鮮やかな色は花ではなく苞で、まるでインコのくちばしのようです。園の花の見頃は、6月から11月の初めにかけてです。

 鮮やかな花色は台風の襲来前が一番きれいなので、写真を撮影したい方は、早めに来園して下さい。

 20年ほど前にハンギングヘリコニアを使ってレイ(首から下げる花飾り)を作ったことがあります。とても豪華だったことを記憶しています。その後、花材にはよく使用しているを見るのですがレイはみたことがありません。沖縄ではレイを使う習慣がないからなのでしょうか。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月 9日 09:24 | Comment (0) | Trackback (0)

ハイビスカス「タワダ・シングル・レッド」

ハイビスカス
タワダ・シングル・レッド Tawada's Single Red
アオイ科

 園では数年前からハイビスカスの品種の収集を行っています。原種や沖縄に古くに導入されたであろうものから、最新の大型のものまで、実に多彩です。タワダ・シングル・レッドは2002年4月に導入した古いタイプのハイビスカスです。

 ハイビスカスは現在オーストラリア、アメリカなどで品種改良が盛んに行われていて、有料品種のコンテストも行われています。大型で綺麗な品種はアメリカから導入しました。

 タワダ・シングル・レッドは、植物研究家の故多和田真淳先生が発見したことで名前がつけられています。生前、那覇市首里の自宅へ訪問したときに、ハイビスカスのいくつかの古いタイプを見せてくれました。タワダシングルレッドだったかどうか、記憶にないのですが、この花を見ると先生を思い出します。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月 8日 10:54 | Comment (0) | Trackback (0)

もっと植えて欲しい花木

ヒメノウゼンカズラ Tecomaria capensis
別名 テコマリア
英名 Cape honeysuckle
ノウゼンカズラ科 南アフリカ原産

 園で栽培しているノウゼンカズラの仲間では、最も小型なのですが花の咲いている期間は長く、花色も赤みがかったオレンジ色で目立ちます。

 沖縄は庭や公園に植える花木のブームがあって、仲間のピンクテコマやコガネノウゼンが盛んにもてはやされたのですが、本種は主役に登場することなく、趣味家が細々と栽培しているにすぎません。

 半つる性の低木で、大型にならないのでちょっとした空間に最適なので、もっと植えて欲しい花木です。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月 7日 09:20 | Comment (0) | Trackback (0)

タイよりバンダ導入

バンダ Vanda cv.
ラン科

タイより導入

 かつて園では、熱帯景観を形成する重要な要素の一つ、洋ランの野外栽培のテストをしました。結果、バンダの園芸品種は台風や乾燥にも強くて花も良く咲くことが分かりました。その結果を受けて、1991年にタイよりバンダの交配種を導入したのです。ヤシ、ガジュマルなど様々な樹木の幹に、根がでてない苗がシュロ縄で縛られたのです。

 幹に縛られた当初は、根の発達も遅く、やっとついているという具合でしたが、数年後には各所で花が咲き始めました。今では台風に飛ばされない限り、1年中咲かせています。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月 6日 08:50 | Comment (0) | Trackback (0)

小さなチョウ

タイワンクロボシシジミ Megisba malaya sikkima
シジミチョウ科
奄美大島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島,鳩間島,波照間島,北大東島,南大東島,
尖閣諸島;台湾,フィリピン,スマトラ,マレ-半島に分布。

 チョウの中でも最も小さいグループがシジミチョウ科で、その中でも小さい種類です。このチョウを最初に見たのは1973年頃です。大型のきれいなチョウを追いかけていたので、余りにも小さいのは標本作りもたいへんなので、手を出しませんでした。

 ところが、沖縄島で採集され始めたのはつい最近と知り、「小さなチョウの生活」を調べ始めたのです。チョウ・植物図鑑を眺めながら、仲間と一緒に那覇市末吉の森へ出かけること、何十回、そうそう答えはだしてくれません。それでも幼虫が食べるのはトウダイグサ科アカメガシワの蕾ということが分かり、5月の中旬から下旬にかけて卵・幼虫を見つけ、羽化させることができました。

 6月の上旬は羽化した成虫が数多く見ることができる時期、興味のある方、探してみてください。小さいチョウを実感します。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月 5日 11:38 | Comment (0) | Trackback (0)

野天美術館はじまる!

6/1日から、風楽風遊の森企画展vol.1 「森に遊ぶ石・土・緑」展がはじまりました!
沖縄県内で活躍するアーティストと森のコラボレーション企画。
今回は 彫刻家の平良和宏さんと 陶芸家の金城有美子さんの作品を展示しています。
アートな世界にひたってみませんか?

作品の一部を紹介。

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なかなかアートでしょ?
他にも展示されているので、ぜひ探しに来てくださいね!


「森に遊ぶ石・土・緑」サイトはこちら。↓
http://www.furafuyunomori.jp/n_museum/

小嶋麻沙代

sebg | 2005年6月 3日 17:06 | Comment (0) | Trackback (0)

クチナシの周りの生物

クチナシ Gardenia jasminoides
方言名 カジマヤー
英語名 Common Gardenia,Cape Jasmine
アカネ科 日本、沖縄、中国原産

 4月下旬に咲いたクチナシは、辺り一面にジャスミンの香りを放ち、いろいろな虫たちが花を訪れました。6月は若い果実がたくさん実季節、果実の中味を食べるチョウのイワカワシジミが産卵、7月には乱舞する姿を想像します。

食べ残された果実は秋に黄色く熟し、野鳥たちの餌に、人が布の染色材料に使います。

 6月、庭に植えたクチナシの葉が突然丸坊主になったことはありませんか。犯人は、オオスカシバというガの幼虫の仕業です。

 このようにクチナシだけみていても、自然の営みが少しだけ見えてきます。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月 3日 09:29 | Comment (0) | Trackback (0)

ミッキーマウスの鼻

ミッキーマウスツリー Ochna serrulata
英名 Mickey-mouse Plant
オクナ科 南アフリカ・ナタール原産

 英語の呼び名ミッキーマウスツリーがそのまま日本名として使用されている例です。

花は黄色で、弱い香りがあり、散るのは早い。果実は始め光沢のある緑色ですが、次第に黒色に変わります。ミッキーマウスの顔のように見えるので、名前の由来になっています。

 ちょうど果実が実っているので、見学しているお客さんは「なんでミッキーマウスなんだろう?」と不思議そうに通り過ぎていきます。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月 2日 09:06 | Comment (0) | Trackback (0)

赤い花は薬草

ヒギリ(緋桐) Clerodendrum japonicum
別名 トウギリ唐桐       方言名 チリントウ
英語名 Japanese Glory-bower 中国名 赤桐 
クマツヅラ科
中国、インド原産 

 日本には1965年に渡来した記録があるという。種名がジャポニカムなので日本原産だと思ったが、中国などの原産です。これは日本の植物を採集し持ち帰った外国の研究者が原産地を誤って、種名を記載したからなのでしょう。

 沖縄には6百年ほど前に観賞用として導入され、さらに花・葉は薬効があり不眠症や痔、婦人病に、根は熱冷ましに使われてきました。導入が古いせいか、民家近くや林道ぞいに野生化しています。

 園は現在2箇所に栽培されていて、開園当時に植えられたのにも関わらず丈夫なことから相次ぐ台風にも耐え抜き、毎年真っ赤な花を咲かせています。

比嘉正一

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sebg | 2005年6月 1日 10:38 | Comment (0) | Trackback (0)