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オオシロモンセセリの幼虫の巣
オオシロモンセセリ Udaspes folus
セセリチョウ科
奄美大島,加計呂島,請島,沖縄島,伊平屋島,古宇利島,
伊江島,久米島,粟国島,宮古島,伊良部島,石垣島,
西表島,波照間島,与那国島、東洋区に広く分布する。
今年もオオシロモンセセリの幼虫の巣を見つけた。最近、園の周辺で発生を繰り返しているらしく、成虫も時々見かける。
沖縄では、普通に見ることのできる蝶として図鑑では紹介されているせいか、数は多いと勘違いされているようだ。
長年の観察の結果、成虫の数は多くない。生息地は低い山地の山裾や緑の多い民家周辺に限られていて、年々厳しくなってきているようだ。
園には毎年のように成虫がやってきて、幼虫の食すゲットウに産卵している。そのため、夏の時期だけ幼虫が観察できる。
比嘉正一

sebg | 2005年7月31日 08:17
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青いカタツムリ
アオミオカタニシLeptopoma nitidum
ヤマタニシ科
台湾、沖縄、東南アジアに分布する。
アオミオカタニシいうカタツムリがいる。名前の通り体は青緑色で、とてもきれい。樹木の幹や枝・葉にとまっていることが多くどっちかというと、樹上生活者だ。
タニシなので入口にはちゃっとふたが付いている。標本にしたらきれいな青みは残らず、白っぽい殻だけになり、なんとなく味気ない感じがする。
園では「風楽風遊の森」の中の木々や葉の上で良く見つかり、たまに、職員が「珍しいカタツムリがいる」と、聞いてくることがある。
比嘉正一

sebg | 2005年7月30日 08:13
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ハナシュクシャ
ハナシュクシャ Hedychium coronarium
英名 White Ginger
ショウガ科 熱帯アジア原産
「とても良い香り、なんていう花なの」と、観察会に参加した小学生が聞いてきた。
十数年前の名護市羽地大川は、川を歩きながらの生物観察がとてもしやすくて、快適な場所だった。その観察会での質問だった。川沿いの植物、川中のエビやトンボのヤゴと、それに冷たい川の水に子供達は大はしゃぎで、川中にどっぷり浸かっている子もいた。
今はダムになったため、昔の面影はない。
川岸に群落で生えていて、あっちこっちに白い花が咲いているので、なんでこんな山の中にきれいな花が咲いているの、と疑問に思ったに違いない。
知人に聞いたら、昔はこの辺りにも人家があって、屋敷の周辺に植えられたのだろうとの話だった。
そういえば、子供の頃、浦添でも小川の岸に咲いていたのを思い出した。
園のハナシュクシャは数年前に植えられ、毎年真夏に数多くの花を咲かせていて、来園者に甘い香りを楽しんでもらっている。
比嘉正一

sebg | 2005年7月29日 08:50
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ヤンバルクイナのおはなし
7月24日(日) どうぶつ学の臨時特別講義がありました。
講師は ながみね動物クリニックではたらく、兵庫県出身の獣医師 萩原未央先生。
萩原先生は、大学時代から沖縄の自然が大好きで、何度もヤンバルに足を運び研究をしてきました。
今年の4月より沖縄に住み、ヤンバルクイナの保護活動に取り組んでいます。
どうぶつたちの病院では、「ヤンバルクイナ救命救急センター」とこれから作る予定の「野生復帰センター」を中心として活躍していらっしゃいます。
この日は、「いのちの森 やんばる」というタイトルで、子供たちにお話をしてもらいました。

やんばるに住む動物や昆虫の紹介や、
ヤンバルクイナってどんな鳥?どこに住んでいるの?
どうして守らなきゃいけないの?
といった内容を、分かりやすく教えてくれました。

萩原先生がはめているヤンバルクイナのパペットは、実際に保護したヤンバルクイナのヒナに餌をあげるときに使っていたもの。
実際に使っているものを間近でみて、こども達は興味津々。
ヤンバルクイナは、世界中どこを探しても、日本の中の沖縄のやんばるという限られた地域でしか生息していない、とても貴重な鳥。
そのヤンバルクイナが、マングースの被害にあったり、交通事故にあったり、今どんどん減ってきているらしいです。。
最後にに参加してくれた子供たちは、ヤンバルクイナにお手紙を書いてくれました。
このお手紙は、風楽風遊の森キャンパス内 講義室にて掲示しています。
東南植物楽園親子こんちゅう大学の詳しい内容、ご予約はこんちゅう大学ホームページをご覧ください。
↓
http://www.sebg.co.jp/summer05/index.html
sebg | 2005年7月28日 10:42
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ムラサキアリアケカズラ

ムラサキアリアケカズラ Allamanda violacea
英名 Purple Allamanda
キョウチクトウ科 ブラジル原産
ムラサキアリアケカズラの花がいつになく綺麗に咲いている。花色はややくすんだ暗紅色または赤紫色で、径5cmくらい。アリアケカズラの仲間なので、やはりラッパ状だ。
職員が2000年頃に導入し、しばらく鉢植えにされバックヤードで保存されていたが、その後パーゴラに這わす植物として使用された。蔓が良く伸びて暴れるし、花色も紫色がくすんだような感じで、いまいちだと思っていたが、株が充実するにつれて、花付きも良く、色もよくなった。
この花はずいぶん前に、内地で見かけていて、アラマンダに紫色があるんだ、何時の日か園でも咲くかもと思っていた。
現実になったので、ちょっと嬉しい花だ。
比嘉正一
sebg | 2005年7月28日 10:40
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イエライシャン
イエライシャン Telosma cordata
別名 ヤライコウ、トンキンカズラ 英名 Tonkin Creeper
ガガイモ科 インド?インドシナ原産
真夏に、さわやかな甘い香りはてともいい。朝早く出勤するとこの恩恵にあずかる。
イエライシャンは有名な歌にもあり、咲く時期に訪れた方々説明すると「花は見たことはないが名前はよく知っている」と口々にいう。残念ながら、昼間はほとんど良い香りはせず、夜香るのでヤコウカ(夜香花)とも言われている、と説明している。
沖縄には好きな方々が細々と栽培しでいて、ときどき見かける。園には1999年4月導入に導入し、毎年襲来する台風の被害にもめげずこの時期になると咲かせてくれる。
花を見たい方は、台風が来る前がいいと思う。
比嘉正一

sebg | 2005年7月27日 08:03
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ナービカチカチ
リュウキュウアブラゼミGraptopsaltria bimaculata
方言名 ナービカチカチー、ギーザー
セミ科 奄美諸島?沖縄本島周辺にかけて分布域する。
学生の頃、佐敷町で動物・昆虫の名前は方言で何というかという調査をしたことがある。
リュウキュウアブラゼミの写真を見せて名前を聞くと、たいていナービカチカチーという答えが返ってきたが、ある集落は隣同士なのに、ギーザーという方々がいた。同じ町内で隣同士なのに名前が違う、ちょっとした衝撃だった。
名前の由来はナービカチカチーが「なべを激しくたたいてうるさい」、ギーザーは、鳴き始めに「ギー、ギー」と鳴くことから付けられた。
ナービカチカチーはサンサナー(クマゼミ)と人気を二分する。私の住んでいる団地では、朝早くから子供達が虫かごと網を持って、セミ採りをしていた。
夏休みのこの時期、昔も今も変わらない光景が続いている。
比嘉正一

sebg | 2005年7月26日 10:00
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ゴールデン・トーチ
ゴールデン・トーチ Heliconia 'Golden Torch'
バショウ科
園内各所でヘリコニアの仲間のゴールデン・トーチが満開時期を迎えた。5月頃から咲き始めた花は、10月まで咲き続けるが、真夏のこの時期が最も華やかになる。
ヒメゴクラクチョウカとヘリコニア・スパソキルキナタとの交配種で繁殖、栽培も簡単なことから庭におすすめの熱帯の花だ。
比嘉正一

sebg | 2005年7月25日 08:48
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白と黒から色が出る?
7月23日(土)、か学の「おもしろ科学実験室」の講義がありました。
講師は元つくばエキスポセンター勤務の 山下千裕先生。
今日は目の錯覚を利用したコマ作りをしました。
材料はCDと、ビー玉と、白黒で模様の描かれた紙。
白と黒で模様が描かれてあるコマをまわすと、模様から赤色と青色が見えてくる、不思議なコマです。
どうして白黒なのに色がついて見えるんだろう?
理由は、人間の目の錯覚なんだって。
カメラでこのコマを写しても、色はついて見えないらしいです。
参加してくれたこどもたちは、思いおもいの模様でコマを作り、
「ムラサキになった!」
「コマがま回る速さが違うと、模様や色も変わってくる!」
といろんな発見をしながら、コマをくるくる回して楽しんでいました。

そしてなんと、先日ハーブ体験ゼミに参加してくれた親子が、この授業にも参加しに来てくれました☆
うれしかったですー。
おもしろ化学実験室では、毎回授業内容が変わります。
来週はどんな実験&工作なのか、乞うご期待!
開催日は、毎週土曜日15:00~です。
詳しい内容、ご予約はこんちゅう大学ホームページをご覧ください。
↓
http://www.sebg.co.jp/summer05/index.html
小嶋麻沙代
sebg | 2005年7月24日 19:26
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太陽の花
ヒマワリ Helianthus annuus
キク科
メキシコ原産
青空に黄色い花。やっぱり似合うなー。
園の池の畔に数百本のヒマワリが一斉に咲き訪れた人々を喜ばせている。
職員が、まずはためしに種子を蒔いて育ててきたもので、園でこのような沢山のヒマワリを咲かせたのは珍しい。
ちょうど夏休みのイベントと重なって、子供達は大喜びだ。台風の発生シーズン、長く咲き続けることを祈っている。
比嘉正一


sebg | 2005年7月24日 09:28
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ハデハデの花
ムッセンダ・ロセア Mussaenda 'Rosea'
アカネ科
フィリピン原産
夏の期間は気温が高く、台風も多い。そのため園の花達のしばし休憩の期間になる。
だが、この時期に満開になる熱帯の花々は、強烈な太陽の下で「これが花だよ、見てください」言わんばかりにハデハデだ。
華やかな花びらに見えるのは苞で、星形の黄色いのが花。園の真夏を彩る代表的な花木になった。
比嘉正一


sebg | 2005年7月23日 14:38
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ハーブ体験ゼミ 初日
夏休みイベントが始まってもうすぐ1週間。
昨日から夏休みに入った学校も多く、家族での来園が増えてきました。
今日はしょくぶつ学 ハーブ体験ゼミの初日。
岩田さんと2人で講師を務めます。
うまくいくかどうか、すごいドキドキ。
本日のお客様は、事前に予約をくれたお母さんと息子(小3)の2人。
まずはハーブってなんだろう?というお話をしながら、レストラン周りのハーブ園を散策しました。
ローズマリーやミントなど、色やかたち、香りの違いを 触りながら体験しました。
そして好みのハーブを摘み、ハーブティーに。
ハーブティーをつくった後は、石けんつくり。
石けん素地にハーブティーを加え、ハーブ石けんを作っていきます。


結構真剣な二人。
オプションでドライハーブを練りこんだり、カブトムシの形の石けんをつくったり。
オリジナルの石けんを作ることができました★
今日のお客様のおうちでは、普段からハーブティーを飲んだり、ハーブを育てているとの事。
身近な生活にハーブを取り入れているんですね。
初講義でドキドキでしたが、いろいろなお話をしながら 楽しく慌てずに過ごせたと思います。
私達ももっと勉強せねば!!
このお客様はイベントの得々チケットを買って、1日1講座受けるんだそうです。
また今度 他の授業で会えるかも・・・
ハーブ体験ゼミは、毎週金曜日15:00から行っています。
詳しくは、こんちゅう大学ホームページをご覧ください。
↓
http://www.sebg.co.jp/summer05/index.html
小嶋麻沙代
sebg | 2005年7月22日 20:43
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マヤーグワー
クマゼミCryptotympana facialis
方言名 サンサナー
セミ科 関東地方南部?九州?八重山諸島(奄美大島を除く)に分布。
セミの仔虫は「マヤーグワー」と呼ぶ。子供にとって、このマヤーグワーを沢山確保する子がヒーローで、夏休みの前半まで続く。もちろん、セミの仔虫の時期が終わる供に、ヒーローは消滅する。
セミの仔虫は、長い間地中で植物の根付近に棲み、その汁を糧に成長し、羽化する直前に地上に出てくる。羽化する前日には、地上を確かめるために、小さな穴を開ける。ほんとうに小さな穴なので、見つけるのには観察力と経験がものを言う。どの樹木のどの付近が何時頃というふうにヒーローの頭にインプットされている。
捕まえられてきたセミの仔虫は、家の中に壁につけられて、夜になると背中が割けて、羽化が始まる。その瞬間は何度見てもも飽きないので、子供たちは家中の住人を呼びつけて、感動の瞬間の共有を計る。
ラジオ体操の始まる、もっと前には立派なセミになり、雄は激しく鳴くので、家の中から追い出される。
比嘉正一


sebg | 2005年7月21日 18:10
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クワガタ採り
オキナワノコギリクワガタProsopocoilus dissimilis okinawanus
方言名 ウマバサマー、ハサマー
クワガタムシ科
沖縄島に分布する。
バサッ、バサッと落ち葉の上に虫が落ちてきた。林の中は暗く、目を凝らしてないと見逃してしまうので、各人の小さな目は真剣だ。大きいのが見つかると、歓声があがった。
クワガタ採りは朝が早い、日が昇る前に何名かが集合し、昨日のうちに目星をつけていた木を目指す。ライバルのグループもいるので、ぬけがけが勝負を左右する。目的地に着いたら、木登りの得意な年長の子が、一抱え以上もある木にスルスルっとサルのように登っていく。樹上近くに登ると、四方に伸びた枝という枝を思いっきりゆする。あたりだと、かなりの数が地面に落ちてくるので木の下はお祭りのようになる。当然、ハズレもあるので次から
次へと木に登り、ゆすっていく。
採ったクワガタは山分けが基本、大型の個体は沢山はいないので活躍した順やじゃんけん、数多くの木に登ったなどなど、話しあいで決めた。もちろん、簡単には決まらなかったのが多かった。
比嘉正一

sebg | 2005年7月21日 10:29
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キントラノオ
キントラノオ Galphimia glauca
英名 Rain of gold,Gold Shower Thryallis
キントラノオ科 熱帯アメリカ原産
キントラノオの季節がやってきた。直径5ミリにも満たない小さな黄色い花をそれこそ、無数に咲かせる。
かれんな咲き方からは想像も出来ないほど、丈夫だ。土を選ばず、乾燥にも強く、適度な刈り込みでコンパクトにそろえることもできる。
庭に植えたら、彩りをそえること間違いなし。
比嘉正一

sebg | 2005年7月20日 08:28
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緑色のコブラ
ツマベニチョウ Hebomoia glaucippe liukiuensis
シロチョウ科
奄美大島、沖縄島,久米島,宮古島,伊良部島,来間島,
多良間島,石垣島,竹富島,小浜島,黒島,西表島,波照間島,
与那国島,尖魚諸島;九州南部,種子島,屋久島に分布する。
このチョウとの最初の出会いは1972年の夏、那覇市末吉公園だったと思う。
大きな白いチョウが豪快に飛んでいた。 右も左も分からない1年生は、先輩に連れられて植物の観察や虫取りに連れて行かれた。
幸い、同級生にチョウに詳しいのがいて、色々と教えてくれた。
捕虫網、三角管、標本箱、三角紙、展翅板、昆虫針等々、次々とと繰り出される専門の言葉に、目が点になった。
チョウがどこにいて、どんなふうに採集するとか、幼虫はどこにいるとか。
何十回と末吉公園に通っている内に、ツマベニチョウの幼虫がギョボクを食べることを知り、幼虫を見つけ飼育もした。蛹は大きく羽化した姿は美しかった。
幼虫は少しからだを浮かした格好で葉に制止している。
大きな幼虫はコブラが頭をもたげた格好に似ている。
園のイベント「親子こんちゅう大学」のこんちゅう博士の研究室に展示してあるので、見たいかたはどうぞ。
比嘉正一




sebg | 2005年7月19日 13:17
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ユーナーギー
オオハマボウ Hibiscus tiliaceus
別名 ユウナ 方言名 ユーナーギー
アオイ科
沖縄の各島々に分布する。
ユーナーギーは、とても貴重な植物だ。
丸い適度な堅さの葉はトイレットペーパーの代用、まっすぐ伸びた枝は子供が刀を作る材料に使える。クマゼミもたくさんとまるし、ユーナーザールーというゾウムシもいて、手で捕まえた時は死んだふりをする。何本かの木でジャングル状になるので、防風林にもそして子供の木から木へと渡り歩く遊びにも最適である。
花は咲き始め鮮やかな黄色だが、散る間際にはオレンジ色になる。初め知らなくて、二つの色が咲くもんだと思っていた。
これから真夏が続くかぎり、ユーナーギーも咲き続ける。
比嘉正一


sebg | 2005年7月18日 07:55
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サタンオオカブトムシが来た
サタンオオカブトムシDynastes satanas
コガネムシ科
ボリビア原産
サタンオオカブトムシがきた。
南米産のカブトムシの一種で珍種。園には初めての導入で、夏のイベントの目玉だ。1999年にヘラクレスオオカブトムシを沖縄に初めて展示したときは、衝撃的だったのに比べて極めて質素な感じがしたが、初日から人気は高い。
サタンオオカブトムシはボリビアのラパス州のユンガス山脈の標高1800mから2300mの非常に限られた地域だけに分布する。雨期の1月から3月にかけて出現し、産地が極めて限られるのでオオカブトムシの仲間一の珍種と言われている。
ヘラクレスオオカブトムシよりはるかに珍しいカブトムシなので好きな方はぜひ見ていただきたい。
比嘉正一


sebg | 2005年7月17日 11:06
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夏休みイベントはじまる!
いよいよ 本日より東南植物楽園夏休みイベント
「夏休み親子こんちゅう大学」がはじまりました!!
「こんちゅう大学」とは?
昆虫標本教室や飼育教室、植物アート製作など、
ちょっと他では見られないよ様々なカリキュラムに参加して、単位を取得。
単位を集めて「卒業証書」をもらい、昆虫大学を卒業しよう!というもの。
比嘉正一さんは昆虫博士として研究室をかまえ、私はハーブ体験ゼミを受け持っています。
台風5号が沖縄に近づいているなか、ホントにはじまるんだろうか。。。?
と不安もありましたが、雨も降らず、無事イベントはじまる事ができました☆
今日は本日の講義の中から、あそび学の「楽園わくわく探検隊」の一部をご紹介します。
今日の探検隊参加者は6名。
まずはみんな受付前で記念写真。

みんな今からどこに行くんだろう・・・と少し緊張気味。

どんな発見があるのかなぁ・・・

何かを発見?
隊長の話を熱心に聞く隊員たち。
その後隊員達はいくつかの試練を乗り越え、
出発前より少したくましくなって帰ってきました。
隊員達はどんな体験をしてきたの?
気になる子はぜひ、「楽園わくわく探検隊」に参加しよう!
毎週土曜日11:00~(予約制) 開催です。
くわしくは、こんちゅう大学ホームページをご覧ください。
↓
http://www.sebg.co.jp/summer05/index.html
小嶋麻沙代
sebg | 2005年7月16日 21:13
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高級な香水の原料
チャボイランイランCananga odorata var.fruticosa
バンレイシ科
インド、マレーシア、フィリピン原産
香りは、上等なお茶をすっきりとした感じで、決してジャスミンの様な甘ったるくはない。上品な香りだ。
チャボイランイランは2000年3月31日に導入、翌年には数輪の花をつけ、翌年にはさらに数を増した。年々、株も充実し花数も多くなってきた。
イランイランのわい性の品種で、花は腰から目の高さ付近に咲き、観賞用として面白い。なんでも、高級な香水の原料ということなので、園に訪れた方々を案内する機会があるごとに紹介している。香りはクリーム色から茶色になりかけ、散る間際のほうがよく。緑色の元気な花は香りが殆どない。
園に来るチャンスのある方々は、ぜひ高級な香水の原料を嗅いでいただきたい。
比嘉正一


sebg | 2005年7月15日 08:25
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臭い思い出
ヘクソカズラPaederia scandens
方言名 フィーフィリカンダ
アカネ科
沖縄の各島に分布する。
だまされた、臭い、おならの匂いがする。葉を手の内側で強くもんで、鼻のすぐ近くに持ってきて嗅いだ。
「何を言っているんだ、印象の強いほど名前を覚えるもんだ」と、先輩は言う。さらに、植物の名前を覚えようと思ったら、簡単ではないので体全体を使ったほうがいいと諭された。なるほどと思った。
ここで、「蔓性、薄紫色のかわいい花だろう、別の名前はサオトメカズラとも言うんだ、名前は特徴をとらえてつけられた物が多い」と言った。
特徴やエピソードなどを交えるとさらに脳味噌の中にインプットされるようだ。
機会があるごとに、この方法を使って植物を覚えてもらおうと思っているが、成果の程は不明だ。
比嘉正一

sebg | 2005年7月14日 08:45
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アン・エス・ビショップ
アン・エス・ビショップ Hedychium Anne S. Bishop
ショウガ科 東南アジア原産
黄色いかれんな花が咲き始めた。名前はジャイアント・エロー。
2002年5月9日にハワイから苗を導入。昨年に初めて開花、今年は2回目の開花になる。
花序が40cmほどと割と長いにも関わらず、下の方から咲き始めて2週間程度では終わってしまった。今年は、花序がいくつかあるのである程度の観賞期間は望めそうだ。
比嘉正一


sebg | 2005年7月13日 08:54
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葉が臭い菜
アマクサギ Clerodendrum trichotomum var. fargesii
方言名 クサギナ
クマツヅラ科
え、これがあの臭い葉っぱ。ホウレンソウのお浸しのようにあっさりした味で、私は美味しかった。
方言の「クサギナ」は、葉が臭い菜の意味で、新芽が展開した葉をもむと臭い。柔らかい新芽・葉を摘んで、水で洗い、沸騰した湯でゆでて、ゆでたものを水洗いする。食べやすい大きさに切り、醤油、
鰹節を振りかけてできあがり。
沖縄の各島々に分布し、山野に普通。民家の近くでもあり、夏のこの時期、白い花を咲かせている。結構綺麗だとおもうのだが、観賞用には使ってない。
白い花を見ていると、クサギナのお浸しを思い出した。冷蔵庫で冷やすと美味しいかもしれない。
比嘉正一


sebg | 2005年7月11日 07:57
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主役級観賞用植物
オオギバショウ扇芭蕉Ravenala madagascariensis
別名 タビビトノキ旅人木 中国名 旅人蕉
英名 Traveler's Tree 、Traveler's Palm
マダガスカル原産
南国を彩るのは、鮮やかな花々だけではない。ヤシや観賞用の植物達も主役になるのは多い。
オオギバショウはまさに主役級観賞用植物で、庭に1本あるだけで雰囲気はがらりと楽園に変わる。マレーシア・ペナン島のホテルのレター用紙、各種小物類、お土産類など、様々に使われていた。オオギバショウが絵になるのは確かである。
園には並木があって、台風襲来前の梅雨明けが一番きれいだ。観光客はこのスポットに巡り会って、記念撮影する姿が多く、植物単独を撮影する人も多い。
比嘉正一


sebg | 2005年7月10日 08:23
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イワカワシジミ
イワカワシジミ Artipe eryx okinawana
シジミチョウ科
奄美大島,徳之島,沖永部島,沖縄島,古宇利島,伊江島,渡嘉敷島,阿嘉島,久米島,宮古島,多良間島,石垣島,小浜島,西表島,波照間,与那国島に分布する。
この蝶を最初に見たときの感動は、忘れられない。翅が緑色、こんなのがいるんだ。
那覇市牧志の下り市外バス停乗り場に、書店があった。確か高良書店だったと思うが、忘れてしまった。書棚の奥の上の段に図鑑類が並べられていて、蝶のもあった。時は高校生、高価な図鑑は買え
るはずもなく、行くたびに手に取り、いわゆる立ち読みをしていた。蝶に興味をもったころなので、沖縄にこんなにたくさんいる。採集してみたい、と思っていた。その中の一つがイワカワシジミ
だった。
早速、恩師に尋ねた。イワカワシジミはどこで採れるのですか。南南城が一番いい、との答え。名護市の南南城へ行った。採れなかったが、いつも通っている末吉公園にいることがすぐに分かった。
なんと、家の近くの林にもいた。見つかると、ほんと次々へと見つかった。恩師に見つかったことを告げると、中南部の広い範囲で見つかったことにビックリしていた。
幼虫が食べるのはクチナシ、家の近くに豊富にあるので、飼育をおこない、無事羽化させることが出来た。
7月はちょうどクチナシの果実がたくさん実る時期。昔を思い出して、飼育してみるか。
比嘉正一


sebg | 2005年7月 9日 08:21
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環境の厳しい所にきれいな花
オオバナアリアケカズラ Allamanda cathartica 'hendersonii'
英名 Henderson Allamanda
キョウチクトウ科 ブラジル原産
すごい数の黄色い花があっちこっで咲いている。
夏本番を迎えてまさに真っ盛り、これも台風襲来で散るであろうとの予想はしているが、やっぱりきれいだ。
花径は10-12cmほどの大輪花で蕾の外側は茶色を帯びる。丈夫で花つき良く、熱帯亜熱帯を代表するツル性の花木だ。日当たりがよければ土質を選ばずに育ち、よく開花する。その特性を生かして、沖縄では環境の厳しい道路わきや海岸に近い公園などに普通に使われている。
比嘉正一

sebg | 2005年7月 8日 18:31
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勝手に育った代表
フサナリツルナスビSolanum seaforthianum
別名 ルリイロツルナス 英名 Brazilian Nightscade,Star Potato Vine
ナス科 熱帯アメリカ原産
真っ赤なトマトそっくりの果実が実った。大きさは直径5ミリ余りの球形で、房状についていて、緑の中で目立って見える。
園の植物は、植えられたのが多いが、その他に育っていたのをそのまま生かしているもの、さらに鳥の糞に混じって種が落ち、勝手に育ったものとがある。この植物は勝手に育った代表で、特に大事にしているわけでもなく、雑草として取り除くこともない。
花が青色でかわいい、果実が真っ赤できれい、などの理由で導入されたはずなのだが、沖縄では野生化している。
比嘉正一


sebg | 2005年7月 7日 08:36
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止まり方が変わっている
イシガケチョウCyrestis thyodamas mabella
タテハチョウ科
沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,竹富島,黒島,小浜島,新城島,西表島,鳩間島,波照間島,与那国島;
本州,淡路島,四国,九州,対馬,種子島に分布する。
止まり方が変わっている。葉の表や裏に翅をベタッと広げるのは蛾の仲間がするので、蛾と思う人も多い。
翅の模様は複雑に入り組んだ石垣のようだ。最初に見たときはそうでもなかったが、見れば見るほど今はきれいに見える。
花が好きだ。園内に咲くあらゆる花を訪問し、蜜を吸う。好みは小さい花、大型の花は好みではないらしい。
比嘉正一


sebg | 2005年7月 6日 08:36
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極楽鳥花
ゴクラクチョウカ Strelizia reginae
英名 Bird of Paradise Flower
バショウ科
南アフリカ原産
極楽鳥花の名前で親しまれているこの花は、庭園を飾るだけでなく、畑で栽培し切り花として出荷されている。最近、無人売店などで、破格の値段で売られているときがある。
花はまさに極楽鳥そのもので、たいへん美しい色と形を持っている。オレンジ色はガク片で、青色のものが花弁。
園では、春から秋にかけて花が咲き、特に真夏から秋かけては沖縄の透き通るような青空によく映える。
比嘉正一

sebg | 2005年7月 5日 07:51
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ベニヒモノキ
ベニヒモノキ Acalypha hispida
英名 Red-hot Cattail、Chenille Plant、Fox Tail
トウダイグサ科
インド、マレー半島原産
長い夏を代表する、赤ひも状の花が咲き始めた。名前その名の通りベニヒモノキ。
特徴は、長い紐状の赤い花房がいくつもたれ下がる。沖縄では垣根として普通に栽培されているアカリファと同じ仲間で、庭園や公園、学校などで栽培されている。
小型のものはキャッツテイル(猫のしっぽ)と呼ばれ、園芸店などで釣り鉢に仕立てられ販売されている。
以前は、民家の庭やちょっとした空き地に普通にあったが、強い性質で良く育つから、あるいは花が飽きられたのか、最近栽培する方が少なくなった。
南国的できれいなので、もっと植えて欲しい。
比嘉正一

sebg | 2005年7月 4日 08:14
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比較的新しい花木
アツバノボタン Tibouchina grandifolia
別名 オオバシコンノボタン、オオバノボタン
ノボタン科 ブラジル
沖縄には1979年頃に南米から導入された、比較的新しい花木。コガネノウゼンと同様、オリオンビールの30周年を記念して、苗が配られた一つ。そのためかあちらこちらの家庭の庭で、開花しているのが見られる。
特徴は根本から多数の枝が出て、多くの花序をだし、夏の長い期間にわたって紫色の花を無数に咲かせること。
比嘉正一


sebg | 2005年7月 2日 08:35
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悪いことしたな~
ブッソウゲ Hibiscus rosa-cinensis
英名 China rose 中国名 紅槿
中国南部、インド原産

ブッソウゲは「沖縄の花」というイメージが強烈に印象づけられている。青い空、青い海、そしてブッソウゲの赤というふうに連想してくるわけだが、沖縄の原産ではない。
ブッソウゲは中国から入ったのではないかと考えられている。
南中国や太平洋諸島にブッソウゲの所属(ハイビスカス)するいくつかの原種があって、原種の自然交配、人工交配で多種多様な品種が出現してきた。そのため、花色や形がたいへん豊富で、葉にも斑入りなどがあっていっそう賑やかである。
近年になって、庭や公園などに植えられているハイビスカスの品種は確実に増加している。
子供の頃、家の周りはブッソウゲが一杯だった。
屋敷の垣根や隣や土地の境界線に植えられていた。花はお墓に供え、水を入れた洗面器で花をもんで、その水を赤ちゃんの目やにとりにも使っていたと聞く。花びらを1枚づつとって、ヌルヌルがある場所を鼻の上にくっ付けたり、クリーム色をした子房を顔につけたりと遊んだ。これは流石に女の子の遊びで、男子は茎を長く切って、刀を作った。葉をくるっと巻いて中にすむ蛾の幼虫は、スズメやメジロの雛を育てる餌に使った。雛は子育て中の巣を襲ったので、「悪いことしたなー」と思いつつ、育てた雛がなついたことが忘れられない。
ブッソウゲの垣根がブロック塀になり殺風景になった昨今。ブッソウゲを中心とした緑の垣根を復活させて、昔のような緑豊かな風景になったらいいなー、と私は思う。
比嘉正一

sebg | 2005年7月 1日 14:08
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