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比嘉 正一
(ひが・まさかず)
琉球大学農学部卒
専門分野:昆虫・植物

小嶋 麻沙代
(こじま・まさよ)
琉球大学大学院農学研究科卒


沖縄の観光地は東南植物楽園

住所:沖縄県沖縄市字知花2146
TEL:098-939-2555
MAIL:info@sebg.co.jp
http://www.sebg.co.jp/

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熟した甘いバナナに似た香り

カラタネオガタマMichelia figo
別名 トウオガタマ
英名 banana shrub 中国名 含笑
モクレン科 中国南部原産
 
 アジアンハーブガーデンに、熟した甘いバナナに似た香りのする花が咲
いている。花はクリーム色で直径2?2.5cmくらいの大きさだ。
 日本には明治初期に渡来。園には古くから植えられていたが、ハーブガ
ーデンには1999年4月に植えられた。成長すると5mほどになり、花数も多
くなる。中国では花茶や髪油などに利用される。耐寒性があり、関東南部 
まで露地で栽培できるとのこと。
 通常開花時期は3月に入ってからだが、今年は2月中旬頃咲き出した。蕾
がまだまだたくさんあるので、本格的な開花はこれから。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月28日 08:42 | Comment (0) | Trackback (0)

ポリアンサム

ハゴロモジャスミンJasminum polyanthum
英名 Grand Duke of Tuscauy
モクセイ科 中国南部原産

 好きな甘い香りの白い花が咲き出した。蕾がたくさんあるので、これか
らしばらの間は楽しめそうだ。
 花は白色で、外側が少しだけ淡い紅色になる。枝先にかたまって咲くの
で、満開の時には白い花で覆われる。つる性で日除けだなや支柱仕立ての
鉢植えで栽培でき、性質は強い。
 沖縄では時々ガーデンセンターなどでポリアンサムの名前で売られてい
るが、一般の家庭ではまだまだ栽培が少ない。白い花は季節感があり、甘
い香りは好きになると
思うので、公園や学校、庭に植えて欲しいと思う。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月27日 09:30 | Comment (0) | Trackback (0)

薄紫色の花火

イセハナビ Strobilanthes isophyllus
英名 Bedding conehead
キツネノマゴ科 インド原産

 薄紫色の花火があがっている。咲きっぷりは見事で、なかなかの見応えだ。
しばらくは、小さな花火のあがりぱなしが続く。
 イセハナビは2000年2月に導入。沖縄では普及してなくて、珍しい部類
に入るらしく、咲き始めると、お客さんや職員が時々名前を聞いてくる。
高さ1mくらいで、葉は8cmほどの楕円形で、先はとがる。花は小枝の先に
つき、多数の小枝から咲かせるので、咲いている様を花火にたとえたので
あろう。
 まだまだ株が少ないので、小さな花火を見つけるのは難しいと思うが、
将来的には誰にでも目立つ花火になったらいいと思う。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月24日 08:52 | Comment (0) | Trackback (0)

ナンデーシ

シマグワ Morus australis
方言名 クワーギ、クワーギー、クワギ、ナンデーシ、ナネーズ
英名 Aino m.、Mulberry
クワ科 台湾、日本、沖縄各島に分布

 シマグワの花が咲いている。周辺にある木々が一斉に咲き、花も多いこ
とから、たくさんの果実が熟するのではとワクワクしている。
 シマグワの利用価値は高い。葉は養蚕、ヤギ等の家畜、爬虫類の餌とし
て最適で、新芽・新葉はサラダや天ぷらにして食べられる。多量につく果
実はそのまま食べても美味しいし、ケーキなどのお菓子の材料に使う。材
はキクラゲの原木、樹皮からは繊維をとり、黄色の染色にも利用される。
桑酒は樹皮を焼酎につけて作る。根皮は漢方薬として利尿剤に用いるとい
う。また、実が良く付くので野鳥を呼ぶのにもよい。
 性質は強く海岸から野山、庭、公園などに自然に生えるパイオニア的な
植物の一つ。種子からの繁殖だけでなく挿し木もできる。
 方言のナンデーシは琉歌で桑の木のこと、ナネーズは年に7回実が付くと
いう意味。そう言えばシマグワの植物のことをクワーギ、実のことをナンデ
ーシと区別していたような気がする。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月23日 09:16 | Comment (0) | Trackback (0)

マーチ

リュウキュウマツPinus luchuensis
方言名 マーチ
英名 Luchu Pine

マツ科 琉球列島固有種

 リュウキュウマツの新芽が一気に伸びてきた。続いて雄花、雌花が咲く。
松ぼっくりの傘が開き、種子が成熟するのは10月になる。
 高さ25m、直径1mに達し、琉球列島で大木に育つ有数の高木。そのため
各地で銘木が知られている。伊平屋村念頭平松、久米の五枝の松など。
昭和42年(1967年)2月7日に沖縄県の県木に指定されている。
 園では大事な樹木の一つで、周辺を取り巻く防風林として活躍している。
心配なのは「マツクイムシ」で、大きな木が毎年のように2?3本枯れて、
切り倒されている。他にも樹木が育っているので、防風林は心配ないと思
うのだが、景観的によいマツが少なくなるのは、ちょっと寂しい。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月22日 08:21 | Comment (0) | Trackback (0)

フブキバナ

フブキバナIboza riparia
英名 Misty Plume Bush
シソ科 南アフリカ原産

 初夏の陽気が続く中、園内のフブキバナが見頃を迎えている。開花が気
になって花を探すと通勤の途中や、出かけるあっちこっちの場所で咲いて
いた。すごい普及率と感心してしまった。
 満開時を迎えた様はまるで吹雪。辺り一面に甘い香りが漂い心地よい気
分になる。南アフリカ・ナタールのズールー族は薬として使うと書いてあ
ったが、沖縄では花を楽しむために植えているようだ。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月21日 09:01 | Comment (2) | Trackback (1)

イシムム、ミジムム

ヤマモモ Myrica rubura
方言名 ヤマムム、イシムム、ミジムム
英名 candle berry,waxberry,wax myrtle
ヤマモモ科 日本、台湾、中国、インド原産

 ヤマモモの雄花が咲いていた。園内には2本の成木を見つけあるが、雌木
をまだ発見してない。いつもこの時期になると、園の周辺をウロウロする
のだが、自然の恵みにはたどり着いてない。
 常緑の広葉樹で高さ20m、木の直径は1mにも達する。庭園、街路樹、
家庭果樹として馴染みがあり、果実の実る初夏には道ばたや市場にあふれ
ていたが、最近は少なくなった。方言のイシムムは果実が固いタイプ、ミ
ジムムは果汁がたっぷりの柔らかいタイプの意味。山に生えているのにも
二つのタイプがあるようだ。実生からだと結実まで相当な年数が必要なこ
とと果実が大きく、果汁たっぷりが好まれるため接ぎ木した苗が販売され
ている。
 ヤマモモの果実が実る時期「注意しなさい」と言われる。美味しい果実
を求めて小動物が集まると同時に、ハブも集まってくるらしい。そろそろ
ハブの活動が始まる季節。山野にでかける時にはご注意下さい。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月20日 08:46 | Comment (0) | Trackback (1)

シケンジョウグサ

カッコウアザミ Ageratum conyzoides
方言名 シケンジョウグサ
キク科 各島に分布、南米原産

 子供の頃、ずいぶん泣かされた雑草を見つけた。
 大型のムラサキカッコウアザミAgeratum houstonianumと合わせて、
ひとたび畑にはびこると一大群落となり大繁栄する。畑の草取りをするわ
けだが、葉・茎についている鋭い毛が手や足、首まわりについてちくちく
してかゆいし、痛い。強い性質で、草取りして間もなく再び繁茂するので
ある。それで、きらいだった。
 1年生の草本で高さ1mほどに達する。畑、路傍、荒れ地、空き地に生え
ていて、わずかな期間を除きほぼ1年中みることができる。花は白?淡紫
色で、茎の先端に咲かせる。シケンジョグサの名前は農事試験場から一般
農耕地へと広がったことでつけられた。
  随分昔の話だが、園芸カタログを見ていたらアゲラタムの名前でカッコ
ウアザミが掲載され、種子が販売されていた。「内地はこんな雑草も植え
るのか」と勘違いしたことがある。りっぱな園芸種なのでした。
 でも、やっぱりアゲラタムは植えたくない。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月18日 08:52 | Comment (0) | Trackback (0)

瑠璃ハコベ

ルリハコベ Anagallis arvensis f. caerulea
方言名 ミンナ、ササクサ、ミンナグサ 
サクラソウ科 沖縄各島に分布する

 先月、同僚にウサギに食べさせたら死ぬから気を付けた方がいい、とル
リハコベのことを説明していたら、今月にはあっちこっちに可愛い瑠璃色
の花を咲かせていた。
 方言のササクサは魚毒のササに使うから、ミンナグサはみずみずしい草
の意味でつけられた。和名の瑠璃ハコベは、形がハコベに似ていて花が瑠
璃色という意味。
 畑や周囲、畦、路傍、荒れ地に普通にみることのできる1年生の草本。茎
は細長く地上を這い、群落を作る。
 知人に野草好きがいて、普通瑠璃色の花なのに桃色があったと喜んでい
た。もちろん、へえーと言って感心して同調したのは言うまでもない。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月17日 09:11 | Comment (0) | Trackback (0)

やがてトマトーの季節

マメトマトLycopersicon esculentum var. cerasiforme
方言名 ウランダナーシビ、トマトー、タムトゥ
英 名 Cherry tomato
ナス科 ペルー原産

 農場の一角に、ミニのトマトが実って色づき熟したと思ったので食べ
た。やっぱり酸っぱい。
 子供の頃から、この時期になると庭、畑の周囲などに勝手に生えてき
て、実をたくさんつけていたものをおやつがわりに食べてきた。この習
慣は家人にも立派に受け継がれていて、食卓にサラダの材料として登場
する。栽培しているわけではないので、年によって食べる量が違うのだ
が、自然任せのことなので、食卓に上ったときにはつい嬉しくなる。た
くさん実がついているとの情報が入ると、家人と一緒に収穫に行くとき
もある。このときはバケツ一杯になり、知人等におすそわけをしないと
消費できないでいる。
 トマトーの食卓に登場する季節がやってきた。出来はどうなのだろう。
スーパーに売っている立派で大きなトマトも好きだが、私は野生のトマ
トーが美味しいと思ってる。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月16日 09:28 | Comment (0) | Trackback (0)

ブームの予感

タベブイア・ヘテロフィラ Tabebuia heterophylla
ノウゼンカズラ科 ブラジル原産

 イッペイTabebuiaの仲間は、沖縄に何種も導入されていると思うのだが
はっきりとは区別出来ないでいる。種子から育てて30年もなるのに開花し
ない大木から、蒔いてから1年ちょっとしか経ってないのに、高さ50cmの
高さで咲く種類まで様々だ。この花の名前が分かったのは最近のことだ。
 10年前、クロトン山に植えられていたイッペイは木が小さいのによく咲
くし、従来の花より色が薄いと思っていた。数年前、同僚とともに訪問し
た農場には、同種と思われる苗が並んでいた。驚いたことに、播種してか
ら1年ちょっとで咲くというのである。もちろん、園内用にと十数本購入
した。
 今年咲いたのは3本、2月3日に紹介したイッペイとの違いは画像を見比
べたら分かると思う。小さくともきれいな花がよく咲く、ブームの予感が
する。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月14日 09:25 | Comment (0) | Trackback (0)

赤芽ガシワ

アカメガシワMallotus japonicus
方言名 ヤマユーナ
トウダイグサ科 日本、沖縄、台湾、中国原産

 新芽のきれいな植物を見つけた。赤芽ガシワと呼ばれている樹木で、新
芽の色が紅色をしている。
 日当たり良好の山裾や林縁、開発された土地によく見ることができ、落
葉性の常緑樹木とされている。雌雄異株で、花が咲かないと区別は難しい。
葉の新芽・新葉の表面は星状毛があってビロードを敷き詰めたように見える。
オオハマボウの葉に似ていることから、ヤマユーナと方言名がつけられている。
 これからの時期、ちょっとした緑のある山裾に行けば、けっこうどこで
も見られるので、きれいな新芽の紅色をぜひ見つけてください。
ほんとうにきれいですよ。

比嘉正一
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sebg | 2006年2月13日 08:53 | Comment (0) | Trackback (0)

強い植物のようで、競争には弱い?

キンチョウ Kalanchoe thbiflora
英名 Chadelier plant
中国名 棒葉落地生根、棒葉景天
ベンケイソウ科 南アフリカ原産

 キンチョウの花序が伸びてきて、だいぶ蕾が膨らんできた。下向きの釣
り鐘型で鮮やかな橙色の花は、花序の先端に集中して咲くので、小さいな
がらもよく目立つ。
 草丈は約1mほどに成長し、葉は細長い棒状で先端に子株ができる。ほと
んどの葉に子株が複数できるので、繁殖は種子より葉の先端からでる子株
が簡単なようだ。そのため、小さな子株が辺り一面に生える群落を形成す
る。岩、砂地、荒れ地、ベランダ、屋根などの環境の厳しい場所に育ち、
他の植物がよく生えるところにはない。強い植物のようで、競争には弱い
のかも知れない。
 琉球石灰岩などを初めとする岩、塀の上等にも生えるので、植えてみて
いかがですか、なかなかいいですよ。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月12日 09:11 | Comment (0) | Trackback (0)

ドラセナ・マッサンゲアナ

シマセンネンボク Dracaena fragrans Ker.cv.Massangeana
ドラセナ・マッサンゲアナ
英名 Massangeana
ユリ科 アフリカ原産

 シマセンネンボクの鉢植えに花が咲き、香りを放っていた。
 種名のfragransは"芳香のある"という意味ということだが、当初なにが
と思っていたら、花の香りだった。「花が咲くの」というぐらい、花を見
た人は少ないらしい。そのため何時の時期に、どのくらいの期間、何年た
ったら、大きさはと訪ねられても、実際観察したことがないので分からな
い。不定期に咲き、特に冬場がよく咲くいうことは分かっている。
 高さ2-4mほどに育つ。葉はサトウキビと同じように細長いが幅広で短
く、中央に黄色い帯がある。茎を切り、水にさしておくと簡単に発根、発
芽することが人気を呼び「幸福の木」の名前がつけられ販売されている。
 ドラセナ・マッサンゲアナを育てている方、花を見たことがありますか。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月11日 10:04 | Comment (4) | Trackback (1)

ヒージャー汁

ニシヨモギ Artemisia indica var. orientalis
方言名 フーチバー
キク科 沖縄では各島に、台湾、中国、インドにも分布する

 新芽・新葉の初々しく育ったフーチバーを見つけた。ただの野草なのだ
が、なんだか秘密の生育地を見つけたようで嬉しい気分になった。
 多年草で、沖縄では路傍や畑の畦、荒れ地に普通に見ることができ、野
菜用として庭で栽培するときもある。本土にあるヨモギに比べて、全体的
にやや大きく、香りも強いという。
 昔の米はボロボロだったのでヨモギをいれてつつき餅にしたことから、
モチグサの名前がつけられ、ヨモギ餅(フーチバームチ)になったらしい。
今ではヒージャー汁、刺身のつまに欠かせないものになった。
 知人は、近くの路傍から多量に採ってきて、熱いヒージャー汁を汁碗に
入れる前に椀にむ敷き詰め注ぎ込む。立ちこめるフーチバーの香りがたま
らないらしい。さらに、刺身を食べるときには"どこにヒージャー肉がある
の"というぐらい多めのフーチバーを箸でつまんで食べてしまう。この方法
だと「ヒジャーユイ」(ヤギの肉の脂肪に酔う)しないのだという。はたから
みると、ただのヒージャークェー(ヤギ好き)だと思うのだが、肉汁や魚汁に
入れて臭いや悪消しに使うし、薬草の一つなので体にいいのだろうとも思っ
ている。
 ああ、沖縄はいまちょっと涼しい、熱いヒージャー汁が食べたい気分にな
った。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月 9日 08:54 | Comment (0) | Trackback (0)

大型花では最も丈夫

モネHibiscus cv.'Monet'
アオイ科 園芸品種

 超巨大ハイビスカスたちが競うように咲いている。なかでも1株から何輪
もつけるモネは圧巻だ。
 このハイビスカスは2001年10月、米国から導入された。数ある大型品種
の中で最も強い性質を持ち、ハウスの中、展示に使用、露地植え等の歴戦
をしてもよみがえり、多くの巨大輪を咲かせている。因みに花の直径調べ
をしてみた、咲き始めの一番小さいもので17cm、最大22cm、普通に咲い
ているのは全て20cmを超えていた。
 色鮮やかで大きく咲く、小型でかわいらしい等多種多様の品種がでまわ
り始めたハイビスカス、静かなブームになってきた。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月 8日 08:13 | Comment (0) | Trackback (0)

タンププ

セイヨウタンポポ Taraxacum officinale
方言名 タンププ
キク科 ヨーロッパ原産

通勤の路傍に黄色いタンポポの花が目立ち始めた。
 多年草で、根は地中に真っ直ぐのび、葉はロゼット状についている。通
常、頭花は黄色だが、希に白もある。随分前だが、那覇市末吉から古島の
道路わきの分離帯で見たことがあったが、もうないだろう。路傍、畑の畦、
荒れ地にごく普通に見ることが出来、今が花のシーズン。
 文献によると、薬草として取り上げられている。全草に苦み成分がある
ので、根を煎じて健胃薬に。タンポポコーヒーは体に良かったかな。一度
だけ飲んだことがあるが、色だけが似ていた。消化不良、胃炎、胃痛にも
効果があると書いてあった。葉は食用として使う。苦みがあるので、天ぷ
らか油を使っての炒め物がいいかもしれない。
 セイヨウタンポポをTBSの「クイズ!日本語王」の番組収録に使うとのと
のことで送った。1回目は東京赤坂に花に茎がついたものを5-6本、2回目
は根つきの株を5-6個、石川県金沢市へ。どんな問題に使うのか楽しみだ。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月 7日 08:37 | Comment (0) | Trackback (0)

ウージの全てを堪能する丸かじり

サトウキビ Saccharum officinarum
方言名 ウージ
英名 Sugarcane

イネ科 熱帯アジア原産

 この前、久しぶりにウージを食べた。もちろん昔風に丸かじりで、歯を
茎に食い込ませ、ひたすら皮をむき、中の白い部分に含まれている甘い汁
を楽しみ、カスは口から吐き出す。上品な食べ方ではないが、ウージを堪
能する唯一の手段だと思っている。
 ウージをもってきたN氏は園に勤務していて、実家では畑で栽培してい
る。ちょうど今刈り入れの真っ最中で、休みはウージイジャサー(サトウキ
ビ刈り入れ)で忙しいらしい。去年の成長期の夏に、いつも襲来する台風が
なかったので被害がなく、従来の2?3倍くらいはありそうと、嬉しい悲鳴
?をあげていた。
 ウージの甘い汁の感触が残るなか、風楽風遊の森にベニノキの実り具合
を見に行ったら、独特の甘い香りがしてきた。ウージを目の前で絞りジュ
ースを販売していたのだ。完熟したウージがずらり、唾を飲み込んでしま
った。
 絞り立てジュースもいいのですが、ウージの全てを堪能する丸かじりに
挑戦してみたはいかがですか。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月 6日 09:30 | Comment (2) | Trackback (0)

ワラビナケーシ

シラタマカズラ Psychotria serpens
方言名 クワグワーナケーサー、ワラビナケーシ、ワラベナカシ、
    ミンツキカンジヤ、マチポーヤ
アカネ科 沖縄各島に分布

 白いかわいい果実をたくさん見つけた。以前からこの白い果実を数個は
見ていたが、今回のような数は初めてだ。
 名前はシラタマカズラ白玉葛。山野に普通に見ることができ、リュウキ
ュウマツの幹に這っていることが多い。常緑の蔓性で茎から付着する根が
で固定し、這っていく。葉は楕円形で多肉植物のように少し厚ぼったい。
 方言の由来が面白いので紹介する。クワグワーナケーサー、ワラビナケ
ーシ、ワラベナカシは子供が薪を取りに行ったときに、薪を結束しようと
するが蔓が切れてしまい泣いてしまったことで付けられた。ミンツキカン
ジヤは蔓でかごの耳を付けるから、マチポーヤは岩や樹木にからみつくと
言う意味でつけられた。
 一応、観賞用植物の一つとして紹介している書物もあるので、野生植物
の好きな方、庭の一角に植えてみては如何ですか。岩、庭木、塀などに這
わしてもよいかもしれない。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月 4日 08:55 | Comment (0) | Trackback (0)

イペ・ロッショIpe-roxa

イッペイ Tabebuia impetiginosa
別名 イペー、モモイロイペー
ノウゼンカズラ科 ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン原産

 待ちに待ったイッペイが咲いている。数週間前に蕾が多数ついていたの
で、何時咲くのか楽しみにしていた。一週間ほど前からポツポツと咲いて
いたのだが天気が悪く、ようやく昨日撮影ができた。
 原産地では高さ18mに達するとあるが、沖縄では5?7mぐらい。葉は
掌状複葉。花序は小枝の先につき、13cmくらい。花色は赤紫。
 和名はブラジルで呼ばれているIpeからきており、赤紫系をイペ・ロッ
ショIpe-roxa,イペ・ローザIpe-rosaと呼ぶ。南米に移住した人々が沖縄
に帰る際に種子を持ち帰ったのが、栽培の始まりといわれている。黄色
の花が咲くコガネノウゼンもイッペイと言うことがあるが、これは現地で
総称として呼んでいる言葉で、イペ・アマーレIpe-amareloが正しいとの
こと。
 20数年前、那覇市小禄で葉が1枚もなく樹冠を覆い尽くすほどの開花を
見たことがある。それはそれはきれいでした。大宜味村役場前、那覇市末
吉公園等に大木が生えていたが、開花しただろうか。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月 3日 09:55 | Comment (4) | Trackback (0)

青空に映える花

メキシコサワギク Senecio confusus
別名 メキシコタイキンギク
英名 Mexican Flame Vine,Mexican Daisy
キク科 メキシコ原産

 この時期、曇が低くたれ込みなかなか晴れ間がない。今日はやっと青空
が広がり、来園した人々も笑顔に満ちて見える。解説ツアーをしていたら
青空に映える花を見つけた。
 メキシコサワギク、1992年6月に導入された期待の植物だ。半蔓性で沖
縄では1年中花を咲かせる。花の多い時期は春と秋。色は朱橙色で、径3
?4cmほど。壁面やフェンスに這わして使っている。
 まだ花の数は少ないが暖かくなると、数も多く咲くに違いない。
比嘉正一
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sebg | 2006年2月 2日 13:39 | Comment (0) | Trackback (0)