沖縄になじんだツツジ
ヒラドツツジRhododendron ×pulchrum
英名 Snow azalea
ツツジ科 日本原産
紫、白のヒラドツツジが今年咲いている。大規模の剪定で今年はだいぶ
こじんまりとした咲き方だ。それでも沖縄の初夏の始まりを告げているよ
で季節感の花であることは間違いない。
ヒラドツツジについて、文献には以下の記述があるので紹介する。
長崎県平戸市は江戸時代に貿易港として栄え、外国のさまざまな植物が
導入されていた。沖縄のケラマツツジR.scabrum、中国産のタイワンヤマ
ツツジR.simsiiが武家屋敷に栽培されていて、日本産のモチツツジ
R.macrosepalum、キシツツジR.ripenseとの間で自然雑交がおこり、
多くの変異個体がでてきた。1951年以降に選抜されたのがヒラドツツジ
Hirado Azalea hybridsで、300近い品種があると言われている。品種の
母胎はケラマツツジなので性質はこれに近い。世界中のツヅの仲間で最も
大型になる。
ヒラドツツジはケラマツツジの性質を受け継いでいるので、沖縄の土地
にによくなじんでいる。ちょうど今頃の公園、街路、庭園、学校等に咲い
ているのは殆どがこのツツツジだと重う。
比嘉正一


sebg | 2006年3月11日 13:02

