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寿命の短い濃紫の花
ヤナギバルイラソウ Ruellia brittoniana
キツネノマゴ科 メキシコ原産
濃い緑葉の先に紫色の真夏の花が咲いている。園内には多くはないがちょっとしたインパクトを添えてくれている。
地際から多くの枝をだし、高さ30?40cmほどの高さに生長する多年性草本。枝先には2?4個の濃紫色の花を咲かせる。1個の花の寿命は短く、せいぜい1日程度で、蕾が次々と開花しているので、花はとぎれなく咲き続ける。
性質はきわめて強健で、乾燥にも強く、路傍などに野生化しているのも時々見る。もともと、被覆植物として活用されているので、手入れのあまりいらない花として、都市化の進んだ緑の少ない地域でもっともっと使って欲しいと思う。
比嘉正一


sebg | 2006年7月31日 09:10
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アンバーギィ
サルスベリ(百日紅) Lagerstroemia indica
方言名 アンバーギィ、ファゴーギー
英名 Crape Myrtle,Indian Lilac 中国名 紫薇
ミソハギ科 中国南部原産
サルスベリの花が満開を迎えている。毎年、真夏に咲く花として園内
を彩り、大合唱の続くセミの鳴き声とともに真夏の風物詩だ。
方言のアンバーギィは樹皮が油を塗ったようにスベスベしているという
意味。ファゴーギーはくすぐったいと言う意味で、由来は幹を少し触って
も枝葉が動くことからつけられた。
耐寒性のある熱帯産の花木。開花には夏の期間の高温が必要で、真夏の
花の少ない時期に満開になる。日本では昭和初期から植えられてきたよう
だ。花色は淡紅、紅、紫、白があり、実生から1年で開花する品種もある。
性質は強健で、誰でも簡単に栽培でき開花するので、少し飽きられたの
であろう。公園、庭木から姿を消しつつある。しかし、真夏にこれほど華
やかに咲く花はないので、見直してほしいと思う。
比嘉正一


sebg | 2006年7月30日 09:06
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咲きつづけてほしい
ウスバサンゴアナナスAechmea caudata
パイナップル科 ブラジル原産
名前の通り、サンゴのような花が咲いている。色も鮮やかで、緑の海の
中にあるようだ。
エクメアの仲間では大型種で葉の長さは60?80cmくらい、葉の縁に短
い刺がついている。花は穂状花序で無数についている。苞は白粉を帯びた
橙赤色で、花冠が黄色。
真夏は台風がこないかぎりまとまった雨は望めない。厳しい環境下で
元気よく育ち開花してくれるのはたいへんありがたい。園内の花たちも少
し休息気味なので。これからも咲きつづけてほしいと願っている。
比嘉正一


sebg | 2006年7月29日 09:19
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桃色のバナナ
ムサ・ウェルティナMusa velutina
バショウ科 アッサム原産
風楽風遊の森の中の小径の脇に、桃色をした小さなバナナが実っている。
高さ1mにも満たない付近にあるので、通常見上げてみるバナナの果実とは
かなり違っている。
ムサ・ウェルティナは高さ1.5m、葉は長さ1.3m。花序は直立し、花茎は
紅色になる。花をおおう苞の外側は淡桃色、内側は紅色で、反り返りたれる
のできれいに見える。果実は10cm内外で桃色。
昨年、果実が割れて白い果肉が見えたので、食べてみた。少し渋みが残る
が甘いバナナの味だった。ただ、オシロイバナの種子ほどの黒い種子がたっ
ぷり入っていた。
比嘉正一


sebg | 2006年7月28日 09:02
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葉は柔らかく扱いやすい
ハツミドリAgave attenuata
別名 アガベ・アッテヌアータ
リュウゼツラン科 メキシコ東部
ハツミドリの葉がとてもきれいな時期を迎えている。大株の脇から子株
がでていて、葉の色・形とも申し分のない色合いだ。
開花は冬期で、花の集まりの花序が長さ2m余りにも達する。長く重いの
で像の鼻のように湾曲して垂れ下がりる。通常、リュウゼツランの仲間は乾
燥地に生えるためなのか、葉が硬く葉先が鋭いのが多い。これに対し、ハツ
ミドリの葉は柔らかく扱いやすい。玄関先に飾ってもいいかも知れない。
園でいつも見ていたので、沖縄では普通にあるのかと思っていた。来園す
る方々が、名前を聞いてきたり、ドライブの途中や園芸市にもそんなに見る
ことがないので少ないのであろう。
比嘉正一



sebg | 2006年7月26日 09:09
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センスルー
アカナガイトトンボPseudagrion pilidorsum
方言名 センスルー
イトトンボ科 沖縄諸島、中国、台湾、フィリピンに分布
真っ赤なセンスルーを見つけた。園ではたまたま見かける程度で数は多
くないようだ。明るい場所より、半日陰や暗がりが好きなようで、ガジャ
ン(カ)の多いところだ。そのため、追いかけていくとたいていひどい目に
会う。
流水性のイトトンボで、小川やちょっとしたわき水があり緩やかに流れ
る場所に生息する。成虫は短い寒い時期を除き、ほぼ周年見られる。
比嘉正一

sebg | 2006年7月24日 14:34
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カマリンドー
タマリンドTamarindus indica
別名 チヨウセンモダマ、ラボウシ
英名 Tamarind,Indian Date 中国名 酸豆,羅晃子
マメ科 アフリカ原産
タマリンドに花が咲いた。1994年8月、女性職員がボリビアに行ったと
き種子を持ち帰り、種を蒔いたのが今では高さ2mに生長し咲いたのだ。
常緑の高木で、高さ25mにも達する。花は淡黄色、赤いすじがはいる。
果実は肉厚のさや状で紫褐色、7?20cmくらい。果皮はやや酸味があり、
生食、カレー、魚肉のピクルスなどの料理に入れ、主に食酢の代用にする。
清涼飲料にも使うという。
文献には食べることが書かれているので、今年はむりだと思うが、たく
さん花が咲き果実ができたら食べてみたい。タマリンド、名前のひびきは
カマリンドー(沖縄の方言で食べられると言う意味)と聞こえてくる。
比嘉正一


sebg | 2006年7月23日 17:11
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休息
オオシロモンセセリ Udaspes folus
セセリチョウ科
奄美大島,加計呂島,請島,沖縄島,伊平屋島,古宇利島,
伊江島,久米島,粟国島,宮古島,伊良部島,石垣島,
西表島,波照間島,与那国島、東洋区に広く分布する。
オオシロモンセセリが休息しているのを見つけた。見るたびにせわしく
飛び回っているので、止まっているのをじっくり見たのは久しぶりだ。
園の中や周辺には、幼虫が食べるゲットウがかなり豊富に生えている。
成虫の好む花もたくさん咲いていて、林や明るい場所もあり、オオシロモ
ンセセリの棲息環境としては、かなりよういいようだ。
成虫の記録を文献から探してみると、棲息している割に数は少ない。調
査者の興味の有無も考えられる。減少の一番の原因は、民家周辺の環境の
変化で、以前普通にあった垣根、畑周辺のちょっとした藪などがないこと
のようだ。
比嘉正一

sebg | 2006年7月21日 08:17
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ウバシ
クワズイモAlocasia macrorrhiza
方言名 ウバシ、ンバシ、イーゴーウム、カサヌパ、カサンパ、
ヤガニバ、ビウガーサ
英名 Pai,Taro,Giant Alocacia
サトイモ科 日本、熱帯アジア原産
園内の各所に果実がはじけて、オレンジ色の種子が目立って見える。遠
くから見ると花が咲いているようにも見える。
クワズイモは山地、低地、原野、路傍などにごく普通に生えている多年
草だが、室内でもよく育つので観葉植物として親しまれている。
方言のウバシは馬来語のウパス(矢毒の意味)から由来する。カサヌパ、カ
サンパは本土のカシワの葉の意味で、食物を盛る、又は包むことからきて
いる。大宜味村饒波(ぬーは)では葉をムジガーサという。ヤガニバは潮干狩
りの時に頭にかぶる日除けの意味で、ビウガーサは中毒して酔うカシワ葉の
意味。
クワズイモの名前は食べられないイモというそのものだが、全草に毒を含
んでいる。毒は葉、茎、根、樹液に含まれている。庭や畑に生えている株を
取り除こうと、カマで切った切り口を素手で触るとかぶれる。子供の頃は庭
掃除、畑の除草で何度もひどい目にあった。セミのマヤーグワー(仔虫)を取
るために、クワズイモに登っているマヤーグワーを何度も取ったことがる。
このとき、何度もかぶれた。成分はシュウ酸カルシウム、ジオスコリン
(dioscorine)と言われ、イモを食べると嘔吐、下痢、麻痺などの症状が
おこるとのこと。
興味のある方はクワズイモの葉の汁を手につけてみてください。たくさん
はきついので、少量が良いと思う。
比嘉正一



sebg | 2006年7月20日 09:29
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サマー・トーチ
ベニフデツツアナナスBillbergia pyramidalis
英名 Summer Torch,Fool Proof Plant
パイナップル科 ペルー、ブラジル原産
真夏の日差しに輝く花が咲いている。英名のサマー・トーチにぴったり
の咲きっぷりで、なかなか美しい。
葉は長さ40cm、幅5cmくらい。花はこの仲間で最もきれいという。花茎
は白い粉で被われる。1個の花の寿命は短く、花序にある蕾は次々と開花し
ていく。性質は強く、夏の暑さや乾燥にも良く耐える。
今までにも夏になるとポツリポツリと咲いていたが、今年は花数も多く
これから咲くであろう花序もある。
比嘉正一


sebg | 2006年7月19日 08:55
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「五枝の松」のお土産店で売っていた
クメジマカブトムシAllomyrina dichotoma inchachina
コガネムシ科 久米島だけに分布
夏休みが近づくと、去年のクメジマカブトムシを思い出した。沖縄島に
はオキナワカブトムシがすんでいるが、若干形態的に違うらしい。
成虫の発生は6?7月と言われている。体長は本州?九州にいるカブトム
シに比べてふたまわりぐらい小さい。
はっきりした日付は忘れてしまったが、1970年代に久米島に行ったとき
には、「五枝の松」のお土産店でカブトムシを売っていた。売店の人は
「パイナップルに沢山来る」と言ったので、このとき沖縄島に比べて数が
多いかもしれないと思った。
比嘉正一


sebg | 2006年7月15日 08:36
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厳しい環境の中咲く花
マツバボタンPortulaca grandiflora
別名 ツメキリソウ、ヒデリソウ
英名 sun plant,eleven O'clock,rose moss
スベリヒユ科 ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ原産
マツバボタンの花が眩しく咲いている。真夏の太陽は強烈だが、厳しい
環境の中、ものともしない咲きっぷりには感心させられる。
茎は細長く円柱形、横に伸びて多数分岐して広がりコロニー状になる。
葉は多肉の円柱状、長さ2cm内外。花は直径3cm程で、葉の大きさくら比
べてかなり大きめ。基本種は淡紅色、紫紅色だが品種改良され赤、濃桃、
淡桃、橙、黄色、白や八重咲き、絞りなどバラエティーに富む。
以前、園では「職員の花」と呼ばれたことがある。理由は出勤してくる
朝は満開で、お客さんが園内を散策する昼には花が閉じてしまうからなの
だとか。最近の品種は優秀で午後まで咲き続けるのもあるが、傾向として
はやはり午後には閉じる。
台風の多い真夏の草花はたいへん難しい中、マツバボタンは園に彩りを
添えるなくてはならないもののようだ。
比嘉正一


sebg | 2006年7月14日 08:56
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青紫色のかわいい花
ツマベニアナナスNeoregelia spectabilis
英名 Painted-fingernail ,fingernail plant
パイナップル科 ブラジル東部
ツマベニアナナスに青紫色のかわいい花が咲き始めた。蕾がたくさんあ
るのでしばらくは楽しめそうだ。
葉は長さ30?40cm、幅4?5cm 、革質、縁には刺がある。先端は名前
の通り、爪紅になる。花は淡青紫色で小さい。性質は強健で繁殖力も旺盛。
パイナップル科の仲間を園内に植え込んでおくと、熱帯的雰囲気がよく
でてくる。この仲間は性質が強く、沖縄の長くて暑い夏や乾燥にもよく耐
えてくれる。樹木、岩、壁にも着生するので扱いも楽。ツマベニアナナス
もその一つで、園内のあっちこっちに植えられている。
比嘉正一


sebg | 2006年7月13日 08:42
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台風通過後に出番
ウコギ科 台湾、中国南部原産
台風3号が接近し、園内の植物達の被害が心配されたが、従来より枝・
葉が通路に散乱するだけで、大きな被害はなかった。だが、咲いている花
は強風のため痛んでしまった。こんなときに大事なのが、葉に色のついた
植物になる。景観的に彩りを添えるのに大切なのだ。
フイリヤドリフカノキはしっかりした葉なので、被害がなかった。基本
種はヤドリフカノキ。カポックと呼ばれることもあるが、英名でKapok
Treeといえばパンヤ科のCeiba pentandra のことをさすので。誤解が生ま
れているようだ。高さ3?7mの中低木で、多少着生性がある。和名はフカ
ノキにヤドリギのように寄りかかって育つ意味から付けられた。
台風が襲来する時期が続く。これからが、フイリヤドリフカノキを含む
観葉植物の出番になる。
比嘉正一


sebg | 2006年7月11日 13:16
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日本最大のクモ
オオジョロウグモ Nephila pilipes
アシナガグモ科 奄美大島以南に分布
クモの巣にクマゼミがかかっていた。すでに死んでいて、近くにまだ
大きくなっていない中型のオオジョロウグモがいた。
オオジョロウグモは日本最大のクモで雌の体長50mm、足も長いので
とても大きく見える。雄は10mmと小さく、雌の巣に1匹?数匹、いそ
うろう生活をしていると言う。雌は1?2mにも達する大きな網を張る。
去年の8月18日付け新聞に、スズメが網にかかりクモに食べられた記事
が掲載されていた。オオジョロウグモの糸は強いのであろう。
この強いクモの糸を利用して子供たちはセミとりをする。竹の先を割
り、先端を開き、長さ20?30cmほどのつっかい棒を入れて三角形の形
を作り、その中にクモの糸を絡め取れば、セミとりの道具の出来上がり。
この網はクモだけでなくトンボ、ハナムグリ等もとれる。糸が切れてき
たら、また付近ある網を絡めとればいいだけで、たいへんお手軽。
この夏を過ごす道具の一つに、クモの糸の網はいかがか。
比嘉正一


sebg | 2006年7月 9日 08:47
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小さなキャベツみたいで面白い
ボタンウキクサ(牡丹浮草) Pistia stratiotes
別名 ウォーター・レタス
英名 shellflower,water lettuce
サトイモ科 熱帯・亜熱帯に広く分布
職員が、「小さなキャベツみたいで面白い、なんて名前」と聞いてきた。
ボタンウキクサ、別の名前をウォーター・レタス、水に浮かべて育てるの
だと答えると、驚いたように、「へー、名前も面白いと」と言ってくれた。
ほんとうに何気ない会話なのだが、大事にしたいと思っている。
沖縄では帰化植物。通常、水槽・水鉢などで観賞用に栽培されている浮
き草。1株は直径10cm前後だが、栄養状態で大きさに差がでる。葉にはな
めらかなビロード状の毛が生えている。性質は強健で、陽当たり良好であ
ればどんどん増えていく。
一昨年の夏、ベランダの水を入れた器の中に1株のボタンウキクサが浮か
んでいた。しばらく眺めていると、ほんのちょっとだけだが、涼しくなっ
た気がしたのを思い出した。
比嘉正一

sebg | 2006年7月 8日 09:06
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真っ赤な花の熱帯スイレンが見頃
レッド・フレアーNymphaea 'Red Flare'
スイレン科
真っ赤な花の熱帯スイレンが見頃をむかえている。梅雨が明けてから連日
の猛暑中、日毎に花数を増やしてきている。
レッドフレアーは夜咲き種で、陽が沈んでから頃開花を始め、翌朝10時
頃には閉じる。曇や雨の日は昼過ぎても閉じないときもある。花は赤色で、
花弁を大きく開き、夜咲き種独特の花型をしている。葉も濃い赤茶色で、
昼咲き種とは、かなり雰囲気の違う。昼咲き種と比べ、やや高温を好むが、
基本的には大変丈夫で、育て易い品種。
開花はこれからも続くと予想される。観賞したい方は10時までには入園
してほしい。
比嘉正一



sebg | 2006年7月 7日 11:06
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アダンソニア・ザー
アダンソニア・ザーAdansonia za
英名 baobab,dead-rat tree,monkey bread tree
パンヤ科 マダガスカル西南部原産
アダンソニア・ザー(バオバブノキの仲間)にようやく新しい葉がたくさん
ついてきた。これまで枯れ木のようだったので、付近が寂しかった。これ
で、バオバブノキの仲間だと説明できそうだ。
アダンソニア・ザーはマダガスカル中西部から南に広く分布している。
巨木で、太い幹の頂上付近から枝がでている。花が開くのは雨期で、近づく
と甘い香りを漂わせるという。しかし、園ではまだ開花したことはない。
導入されて20年あまりになると思うが、なかなか太らない。もともと乾
地の植物なので、沖縄の湿潤な気候にはあわないのかもしれない。
比嘉正一


sebg | 2006年7月 6日 10:25
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クレマチスの仲間
リュウキュウボタンヅル Clematis grata var. ryukyuensis
方言名 アーブクギ、ブクブクーグーサ、サフングサ、ミンバイグサ
キンポウゲ科 沖縄各島に分布
白い花が緑の葉に映えて眩しい。園芸で名前の知れたクレマチスの仲間
であることの主張なのか、見栄えも良い。
和名の琉球牡丹蔓は、琉球産で葉が牡丹に似ていて蔓性なので付けられ
た。方言のアーブクギ、ブクブクーグーサはもめば泡がでる草。サフング
サはサボン石鹸、ミンバイグサはものもらいに効く草の意味で、ものもら
いになったとき、茎をきって切り口からでた樹液を点眼することから付け
られた。
性質は極めて強く、地面についた茎から発根し勢力を伸ばしていく。は
びこるとやっかいで野放しにしておくと、除草に労力を費やすことになる。
比嘉正一

sebg | 2006年7月 3日 09:38
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食べる気がしなくなった
ホウライショウ(蓬莱蕉) Monstera deliciosa
別名 モンステラ、デンシンラン、デンシンソウ
英名 Breadfruit vine,Ceriman,Swiss-cheese plant
サトイモ科 メキシコ原産
来園者に園の植物を説明する機会は多い。先日、長さ30?40cmほどの青
い果実がたくさん実っていたモンステラを見せて、生け花などに使う葉でこ
れが果実だと説明すると、驚いた様子だった。イメージしていたものと違う
と言うのだ。
モンステラは気根を電線のように空中に伸ばすことから、デンシンラン電
信蘭と呼ばれていた。太い茎と茶色の気根を伸ばして、他のものに付着し生
長する。葉は卵形で革質、長さ1mあまりに達する。葉の縁には切れ込みが
あり、無数の楕円形の穴があく。花は棍棒状で、クリーム色の仏炎苞、1年
後に熟し食べられる。
一度食べたことがある。香りは良いのだがえぐみがあって美味しくなかっ
た。完熟してなかったかも知れない。これで食わず嫌いになったのか、熟し
た果実を見ても食べる気がしなくなった。
比嘉正一

熟する前の青い果実
sebg | 2006年7月 2日 09:28
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