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遅い花
テコマンテ・ウェヌスタ Tecomanthe venusta
ノウゼンカズラ科 ニューギニア
幹から、直接きれいな花を咲かせる珍しい植物が東南植物楽園の
大ガジュマルにからみついている。
テコマンテ・ウェヌスタ、 ニューギニア原産の蔓性の木本植物。
太くなった蔓性の幹から直接花序がでて、紅橙色の花を房状に咲か
せる。花は長さ10?15センチと割に大きく遠くからでも目立ち、
群れ咲く様は圧巻。
通常だと2月から咲き始め4月初旬には終わるが、今年は咲き始め
が遅く、咲き終わりも遅くなった。このまま咲くと、5月初旬までも
ちそうで当園の最も遅い記録になる。
比嘉正一

sebg | 2007年4月30日 08:49
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甘い香り
ヤエザキクサギClerodendrum fragrans var. pleniflorum
クマツヅラ科 中国、スマトラ、ジャワ原産
風楽風遊の森のアジアンハーブガーデンが、甘い香りに包まれて
人気を呼んでいる。香りの正体はヤエザキクサギ。
若い茎は四角形、葉が幅広い円形で13cm前後と大きい。花序は
枝の先について、てまり状についている。花は甘い芳香があり、長
時間漂わせる。花は白か桃色。
2000年12月に導入、翌年春には早くも花を咲かせてくれた。そ
の後順調に育ち株も増えた。4月初旬から咲き始めた花は、蕾がまだ
あるのでしばらく楽しめそうだ。
比嘉正一


sebg | 2007年4月29日 09:03
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血が騒ぐ
リュウキュウメジロ Zosterops japonicus loochooensis
方言名 ソーミナー
メジロ科 奄美大島以南の南西諸島に分布
ソーミナーが風楽風遊の森のヒカンザクラの小枝の先に巣を作り、卵を
抱いている。見上げると、巣からは尾がでていて、親鳥がいるのが分かる。
全長12cm前後で小さい。緑がかった羽を持ち、目の周りの白い輪が特
徴。これが名前の由来といわれている。
4月はシーミーの時期。あっちこっちの墓を廻っていると、だいたい木
々の枝が伸びていて、ソーミナーの巣があり子育てをしている最中に出く
わす。のぞける場所にあると木に登り、大きな口を開けている雛鳥を飽き
ずに眺めたことがある。雛を育てたいと思い誘拐したこともある。沢山虫
を用意したのにも関わらず、雛は餌を食べず死んでしまった。このことは
親からだいぶ怒られた。
園にある巣は見やすい位置にあるので、時々見ている。見るたびに血が
騒ぐのは私だけなのかな。
比嘉正一

ヒカンザクラの枝にあるソーミナーの巣

sebg | 2007年4月27日 10:03
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ハンダマの花の臭い
スイゼンジナGynura bicolor
別名 ハルタマ
方言名 ハンダマ、
キク科 熱帯アジアモルッカス原産
アグリファームの一角にハンダマが栽培されていて、黄紅色の花が
咲いている。臭いはというと、悪臭に近い。
多年草で一度植えたら長年育つ。草丈60cm余りに生長し、あばれ
るので、年に何回も剪定が必要。葉は柔らかく裏面は紫色、そのため、
色が気に入らないと食べない人もいる。夏に黄紅色の花が咲く。葉や
若芽を煮ると、ぬめりがでてスイゼンジノリのようになり、三杯酢な
どにする。熊本の水前寺で古くから栽培されているので名付けられた
ともいう。
沖縄では古くから食べられていた。ビタミンA、Cが豊富で低血圧
や貧血に効果があるといわれ、最近人気がでてきた。食べ方はゆでて
からの和え物、炒め物、天ぷらなどにする。ちなみに、私は大好きな
野菜で、毎日食べても飽きない。
花の臭いは人にとってだめなのだが、虫にとっては素晴らしいよう
でマダラチョウ科のアサギマダラの誘引効果は抜群に良い。
比嘉正一

sebg | 2007年4月26日 10:10
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早くも蕾
ハスNelumbo nucifera
ハス科 中国、インド原産
英名 Lotus 中国名 蓮
蓮祭りの準備が着々と進んでいる中、鉢植えを観察しにいくと早く
も蕾がでていた。祭り開始前に咲きそうだ。
昨年は手探り状態の栽培で、祭り開始そうそうから花が少なく、楽
しみにしていた愛好家や写真家、職員をヤキモキさせたが梅雨明けと
同時に多くの品種が咲いた。今年は経験を踏まえて植え込みを早くに
準備、祭り開始から多くの花が観賞できる見込みだ。植える土・肥料
も工夫を凝らしたと、担当者は自信に満ちた声で話してくれた。ポリ
ネシアンレイクの池の中に植え込むのだが、すぐ近くに観賞できるよ
うに観察路を設置する。評判の良かったネッタイスイレンも植え込み
もあり、まだまだの育ち具合だが、咲いている品種もでてきた。
待ち遠しい蓮の初開花、クロイワニイニイもたくさん鳴きだした。
真夏はもうすぐだ。
比嘉正一

展示用に栽培中の蓮

蕾がでてきた
sebg | 2007年4月25日 08:47
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新人の草花
Malva sylvestris var.mauritiana
英名 Algiermalve
アオイ科 ヨーロッパ、アフリカ原産
新人の草花が満開を迎えた。名前はゼニアオイ。今まで園に植
えられたことはないようで、花がきれいだからと言う理由で職員
が植え付けた。
調べると、江戸時代に渡来した古い栽培種とのことで、和名は
花あるいは果実が銭に見立ててつけられたらしい。花は銭に似て
いますか。ローマ時代から薬草として知られているともある。乾
燥させて青色のハーブティーとして飲むようだ。茎は直立し高さ
1mほど。
花は秋まで開花するようなので、大きな台風がないかぎり、咲
き続けるに違いない。
比嘉正一


sebg | 2007年4月24日 13:37
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赤い宝石見つけた
トウアズキ Abrus precatorius L.
方言名 アカダマ、アハダン
中国名 相思子
マメ科 熱帯アジア原産
2006.11.1、ブログに掲載した花は画像のような見事な種子をつ
けてくれた。宝石のように輝く赤の地色に、墨のような黒のアクセ
ントがついている。莢についた種子を数人の職員に見せたら、「き
れい」と誰もが感嘆の声をあげた。
年が明けて2月に観察に行ったときは、莢はたくさんついていたが、
中の種子は小さくやっと桃色に色ついている程度で、大きいものはな
かった。今回はダメだと思っていた。昨日、久しぶりに生育地をまわ
ったら、今まで観察していた場所よりわずかだが、離れたところで種
子が赤く莢から飛び出すようにいくつもついていたのだ。これにはビ
ックリ。種子が莢から落ちないように、慎重に採取した。うれしさの
あまり、ついニタニタしてしまった。
さて、採取した種子の使い道なのだが、思案中。女性職員に、見たこ
とありますか、と声をかけたら、携帯電話のストラップに使われていま
すよ、と返事が返ってきた。
比嘉正一


sebg | 2007年4月23日 09:08
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一度は飲んでみたい
コーヒーCoffea arabica
英名 Coffee,common coffee 中国名 珈琲樹
アカネ科 エチオピア原産
園のコーヒーノキに白い花が咲き始めた。順調に生育すれば、結実
して熟すのは9月下旬頃を予想している。
コーヒーは毎日2?4杯は飲む大好きな飲み物なので、ちょっとだけ
調べてみた。コーヒーの名前は、アラビアコーヒーがとれたエチオピ
アのKappaカッファにちなんでつけられと言われている。世界の生産
量の半分の生産を誇るブラジルのコーヒー栽培は、ベルギー人によっ
て始められ19世紀には急速発展した。日本には1780年頃にオランダ
人によって長崎に導入された。沖縄には戦前導入され、農業試験場で
試験栽培が行われてきた。1970年代後半に南米から優良の種子が持ち
込まれ、数や多くの珈琲豆が収穫されたことから、将来の生産が有望
視された。
20年ほど前、本部の桃原農園に古い木があるとの情報で見に行った
が、残念ながらなかった。数年後、具志川市兼箇段で大規模なコービー
農園が出来たとのニュースが新聞に掲載されたので見に行った。確かに
コーヒーの実がたくさんついていて、栽培している方に話しを聞くと、
種はブラジルから優良品種を導入、沖縄のブランドにしたいとの夢を聞
いた。なんでも大手の商社が見に来たらしい。というのも、生豆で焙煎
したコーヒー高値で取引されるらしく、将来性があるとのことだ。残念
ながら大きい台風でこのコーヒー園はダメになってしまった。さらにそ
の後、恩納村の山の中でコーヒー園があることを知り見に行った。台風
のことを考えて周囲はブッソウゲ垣根があった。コーヒーノキは見事で、
ものすごい数の実がついていた。栽培している方は、とにかく収穫がた
いへん、きつい、そして実の皮をむいて生豆にするのが一苦労との話だ
った。収穫時期になると口コミで注文が多いと聞いた。唯一、この豆を
使ってコーヒーが飲める店が恩納村にあるというので、探した。飲んで
みた。香りはさほどではないが、すっきりした味わいだったと記憶して
いる。あれから、この農場はどうなったのだろう。
園のコーヒーノキは若いので、生豆が収穫できるほどはつかないと思
うが、一度はどんな味がするのか狙っている。
比嘉正一


sebg | 2007年4月22日 09:17
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ハイビスカスの新芽が好き
ハスオビコブゾウムシDesmidophorus crassus
ゾウムシ科 沖縄諸島、八重山諸島、台湾に分布
ハイビスカスの生け垣の新芽の先に、茶褐色の物体がいくつも
付いているのを見つけた。先端は咬み傷で折れて、枯れているの
もある。犯人はハスオビコブゾウムシ。
4月に入ると気温の上昇と供にハイビスカスの新芽も伸び始め、
蕾も多数付けるようになる。ちょうどその頃になるとゾウムシの
成虫が目立ち初め、中旬には多量に群がるようになる。管理職員
の毎朝の点検は、ハイビスカスの新芽に群がったゾウムシ採取が
日課になるのだ。
体長は9.8-13mm、ゾウムシの仲間では大きい方に入る。成虫
の出現は4?7月。好むのはフヨウ、ブッソウゲ、ウナズキヒメフ
ヨウ等のアオイ科の植物達。幼虫、成虫ともに好む
ハスオビコブゾウムシが群がり、クロイワニイニイが鳴き、ゲッ
トウの花が咲き始めた、夏はもうすぐ近くに来ている。
比嘉正一

sebg | 2007年4月20日 08:25
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クレスオオカブトムシの乗り物寄贈あり
新1年生の集いに招待を受ける
4月14日(土)、沖縄市知花公民館で11時から行われた「新1年生の
集い」に招待され、子ども会スタッフの作ったカレーをご馳走になる
とともに、ヘラクレスオオカブトムシの乗り物、ケーキの寄贈を受け
た。
招待と寄贈は東南植物楽園「地域子ども教室」開催に対するお礼で
比嘉・小嶋の両名が参加した。
「カレーは沢山作った方が美味しい」と子ども会スタッフが言うと
おり、大勢で食べるとこもあって、美味でした。クレスオオカブトム
シの乗り物はスタッフの一人が何ヶ月も前から作り始めて、子供が乗
って楽しめるように座敷を作り、脚がハンドルで動くように工夫した
と言う。ケーキもスタッフの手作り、持ち帰り事務所職員に食べても
らったところ、大好評でした。
地域子ども教室を通して、園が地域に様々な貢献ができたと思う。
これからも、他の地域の方々とも交流を行い、親しまれる園作りにし
なければと思った招待でした。
比嘉正一

美味しかったカレー昼食会

寄贈されたヘラクレスオオカブトムシに乗る子どもたち

職員に大好評だった手作りケーキ
sebg | 2007年4月18日 08:53
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上等なシマバナナの苗
シマバナナMusa × paradisiaca 'Latundan'
バショウ科
シマバナナの苗が園内に植えられた。一番上等な苗を選んできた
と、担当した職員は自慢する。
沖縄で最も人気のあるバナナ。収穫される時期になると、産地や
農家に仲買人が直接出向き、買い付けられる。そのため、一般に販
売される流通量が分からないらしいと、県の担当者に聞いたことが
ある。南城市(旧佐敷町)をはじめとする南部一帯が本島の産地とい
われ、谷間や防風林に囲まれて植えられている。草丈が高いので、
台風や強風に弱く倒れやすいのが理由だ。肥沃な土壌を好み、連作
ができにくく、病害虫にも弱い。
この苗が順調に育てば、夏の終わり頃には実が付くことが期待で
きそうだ。
比嘉正一

sebg | 2007年4月16日 11:12
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ハマイヌビワの果実で思い出したこと
ハマイヌビワFicus virgata
方言名 アサカニク、アタナク、アチネーク、アンカニク
クワ科 トカラ以南、琉球列島、東南アジア、中国に分布
ハマイヌビワの果実がたくさん実っている。すでに紅熟し、暗
紫褐色に完熟しているものまである。
常緑の広葉樹でガジュマルの仲間。沖縄の山野に普通に見るこ
とができ、性質が強健なことから道路緑化樹、公園、庭園、防風
防潮、緑陰樹として使われていて、家畜の飼料や緑肥にもなる。
3?4月が結実時期、無花果(ムカカ、イチヂク状果とも呼ばれる
)は径7mm前後で小さい。
園や周囲の果実は鳥やコウモリの食料で、ハマイヌビワもその
一つ。これらの動物たちが種子散布を助けるのだが、植裁場所、
岩、樹木の枝の窪み等いろいろなところに生えてくる。樹木の窪
みから発芽した苗は次第に生長し、のっとることから「しめころ
し木」と呼ばれている。
子供の頃、ハマイヌビワは畑の周囲や山野にたくさんあるので、
ヒジャー(山羊)の餌としてよく使っていた。また、ジャーガル(沖
縄島南部の土壌)は乾燥するとスコップもさせないほど硬くなるの
で、緑肥として周囲の草木をよくすき込んでいたが、ハマイヌビワ
をよく使っていた。こうした作業は子供の役目なのだが、よく逃げ
出した。地際がサンサナー(クマゼミ)のマヤーグワー(セミ幼虫)の
宝庫で、時期になると大きな木を何本か巡っては捕まえて、羽化す
る神秘的なシーンを飽きずに眺めていた。
ハマイヌビワを眺めていたら昔を思い出した。
比嘉正一

sebg | 2007年4月14日 09:18
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リンガン
リュウガン Euphoria longana
方言名 リンガン
英名 Longan,Lungan 中国名 竜眼
ムクロジ科 インド原産
リンガンの小さな花が咲き始めた。毎年、大きな花序をだし、花数
も多いのに実になるのは少ない。
リンガンは中国民族が古くから食べていた果樹といわれ、中国南部
に大栽培があり、加工用、生食用として多量に消費されている。台湾
でも栽培は盛ん。高さ10m余りに生長する中高木。園で一番大きい木
は高さ6mくらいでまだまだ生長する。樹肌は黒褐色。葉は偶数の羽状
複葉で互生。葉は長さ7.5?30cmと大きく、小葉が6?7cmほど。花
は枝の先端に円錐形の花序につき、小さく、黄白色。果実は丸く、径
2.5cmくらい。果実の中には黒くて大きい種子が1個入っていて、これ
を包むゼリー状仮種皮が多汁で芳香があり、甘い。
果実が熟すのが旧盆の頃、おじさんの家の庭に古木が生えていて、い
つも楽しみにしていた。竹を二股にさいて、果実がついた房をからめて
収穫するのだが、実に簡単にやっていた。小さい頃なので、生えていた
庭はなく、美味しかった記憶だけが残っている。
園のリンガンは、果実が大きくなり、甘みがのる頃になると、オオコ
ウモリがやってきて、全て食べてしまう。たぶん、今年もそうなのだろ
う、残念。
比嘉正一


sebg | 2007年4月13日 09:27
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フィル
ニンニクAllium sativum
ユリ科 中央アジア原産
英名 garlic 中国名 大蒜、
方言名 フィル、ビィズィ、ピン
シマニンニクが収穫され日陰に保管されているのを見た。去年の
9月に植えられものが育ち、立派なニンニクが出来ていたのだ。
このシマニンニク、職員の一人が宮城島の出身で、島で栽培され
ていた種鱗茎をたくさん持ってきてくれた。特徴は生長しても小さ
く、収量も少ないが、性質が強く、香りも強く感じるという。
沖縄県では性質が強く収量の多い品種が、試験場で育成され普及
が行われている。だが、各地に古くに入った在来系が残っていて、
ほそぼそと継続栽培が行われている。シマニンニクという名前が使
われているが、たぶんこうした在来系に使われているのだと思う。
保管された種ニンニクは、今年再び9月に植えられ増殖される。近
い将来、園のレストランで多量に使われる日も近い。
比嘉正一

収穫されたシマニンニク

栽培中のシマニンニク
sebg | 2007年4月12日 09:16
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チェリー
ヒカンザクラPrunus campanulata
別名 カンヒザクラ 方言名 サクラ
英名 Taiwan cherry 中国名 鐘花桜
バラ科 台湾、中国原産
「チェリー、とっても美味しい」と言って、ヒカンザクラの完熟果実
の試食を数名にすすめた。結果は散々、一人だけが美味しいと言ってく
れた。
ずいぶん前から熟すたびに食べてきたので、独特の苦味は苦にならず
普通の季節の恵みと感じている。ところが、情報によると木、場所によ
っては苦味が少なく、甘いのがあるらしいのだ。果実酒を試みたことが
ある。泡盛につけて数年、確かに色はきれいにでた。私は酒の味がわか
らないので、職員数名に出来の感想を聞いたら「苦い、まずい」との返
事だった。食べ方は工夫が必要なのかもしれない。
何時の日か「美味しいチェリー」会えることを信じて、今日は別の木
の実を探してみよう。
比嘉正一


sebg | 2007年4月10日 08:23
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新人花木
オウゴンジュCybistax donnell-smithii
別名 ゴールドツリー
英名 Gold tree
ノウゼンカズラ科 メキシコ、グアテマラ
ゴールドツリーの黄色い花が咲き出した。高さ4m程の小枝の
先に咲いているので、歩いて近くを通過しても気がつかない。
ちょっと離れた場所からが見やすいが、花の形は見えにくい。
黄色い花が咲くのでオオゴンジュの名前がついた。高さ20m
に達する高木。幹が柔らかく風に弱いとあるので、現在植えて
ある場所は風当たりが強く倒木が心配だ。葉は掌上、革質で硬い。
開花の時には葉が落ちるようだが、園では同時についている。木
が育ち充実すれば、黄金の満開もあるに違いない。
2000年3月導入と新人の花木。3株の内、開花しているのは1株
だが、大きく育ち小枝も充実しているので、残りも開花を期待して
いる。
比嘉正一


sebg | 2007年4月 9日 09:05
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刺が小さく葉・苞も小型
キャンドルBougainvillea 'Bangkok Red'
オシロイバナ科 園芸品種
「ブーゲンビレアの盆栽を作りたい。小型の品種で、幹が太い
のはないですか」との、問い合わせがあった。以前展示会で、花
ものとして見ていたので、ふさわしいのがあるのか探してみた。
見つけたのが「キャンドル」という品種だった。
苞は小さく、赤紫?ピンク色、枝の先端にまとまって咲く。葉も
小さく、節間もつまり、枝に密生する。トゲも小さく他の品種と形
態がだいぶ異なる。四季咲きの性質がある。
他のブーゲンビレアに比べて、開花したときにだいぶ迫力に負け
ているので、どうしても人気が落ちる。ただ、ブーゲンビレア特有
の刺が小さく、気にならない。葉・苞も小型である特徴があるのだ
から、特殊ものが好きな方々にはおすすめだ。
比嘉正一

sebg | 2007年4月 8日 08:26
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ソーローウーマー
オキナワナナフシEntoria okinawaensis Shiraki
方言名 ソーローウーマー
トガリナナフシ科 琉球列島、屋久島
ソーローウーマーの幼体をシークワサーの葉の上で見つけた。職員
が園の一角に実がつく大きさの株を植えたいとの要望があったので、
園内をくまなく探索している最中だった。
幼体から成虫までほぼ1年中見られるのだが、多くなるのは夏から秋
にかけてだ。生長すると、体長は90?135mm。園内には大きいのが多
かったので、捕まえては夏休みの展示に時々使っていた。小枝に擬態す
る不思議な虫に、最近は野山で生き物を見る機会がないせいか、沖縄の
子どもたちでも初めて見ると驚いた様子で見入ることに、こっちがビッ
クリしたことがある。食べるのはバンジロ(グワバ)、ハイビスカス、ア
カメガシワ等の葉で園の周囲にふんだんにある。
小学生の時、ソーローウーマーを見つけては、同級生の背中にそっと
乗せて楽しんでいた。虫は動かないので本人はまったく気づかない。
面白かったなー。
比嘉正一

sebg | 2007年4月 6日 08:47
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マイブーム野菜になりそう
アカザカズラ Anredera scandens
別名 雲南百薬
ツルムラサキ科 熱帯アメリカ原産
ウンナンヒャクヤクの苗を販売するから、解説書を作ってくれと
頼まれた。そう言えばどういう野菜なのか詳しく知らなかったと思
い、ネットや手持ちの本で調べてみた。
古い時代、中国より台湾や琉球地域に長寿の薬草として伝わった
とあるが、子供の頃なかったし、食べたことはなかった。漢方医の
世界では高質薬草として珍重され限られた地域で栽培されてきまし
た、ともあるので特別なので知らなかっただけかも知れない。
つる性の植物、葉は多肉質で厚い。葉の表面は緑色が濃くまるで
ワックスでもかっかっているような光沢がある。地下の根茎に塊茎
をつくり、茎は一年生で紫褐色を帯び、多数の枝を分け枝で他物に
絡まって上昇しながら生長する。実際、雨期から夏場にかけての生長
はすごく、食べるために新芽や葉を頻繁に採っても、次々と伸びてく
る。性質はツルムラサキに似ている。
葉には、多種類のミネラル・ビタミン等がバランスよく豊富に含ま
れていて、特にマグネシウム、銅、亜鉛が多く、こうした含有成分が、
抗酸化、免疫力向上、脂肪酸代謝活性、老化防止など、様々な作用が
あると書かれている。こんなに上等な野菜、たくさん食べなければと、
野菜供給をしている身内に栽培を頼んでしまった。
栽培はとても簡単。伸びた蔓の節には数多くのムカゴがついて、こ
のムカゴを土の上におけば苗になる。季節に関係なく葉が収穫でき、
ものすごく熱い沖縄の真夏でも良く育つ。ベランダで何年か家庭菜園
用、観葉植物として生えていた。
老化防止とあるので、またまたマイブーム野菜になりそうだ。
比嘉正一

多肉質の葉、野菜いためにすると美味しい

ムカゴ、これも食べられる

ムカゴから育てた苗
sebg | 2007年4月 5日 09:12
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園の名所
ユスラヤシArchontophoenix alexandrae
英名 King Palm
ヤシ科 豪州、熱帯アジア原産
今、ユスラヤシの並木や林が一番美しい時期を迎えている。去年、
一昨年と大きな台風がなかったこと、気温の上昇する時期を迎え新
葉がでてくる時期になった事が理由だ。
昭和43年(1968)、アズキ豆ほどの種子を蒔き、苗を育て、植え込
まれ続けてきた成果が現在の姿になった。大きいものになると高さ18m
ほどに達する。「風楽風遊の森」の「アニバーサリーツリー並木」、
「スローポエムの小道」近く、「東南植物楽園」の「見晴らしの丘」
が園の名所として人気をよんでいる。
熱帯の花々も良いが、ヤシの木陰を散歩するのも「癒し効果」抜群。
台風が来る夏本番前までが旬。
比嘉正一

見晴らしの丘

アニバーサリーツリー並木

スローポエムの小道
sebg | 2007年4月 4日 08:27
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