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水鳥の足そっくり
カモノアシCodiaeum variegatum 'Kamo-no-Ashi'
(鴨足)
トウダイグサ科 園芸品種
クロトンの品種で水鳥の足そっくりの品種がある。名前はカモノアシ、
この前久しぶりに見たら、再度納得してしまった。
葉はほこ形の系統に入る。長さ9cmほど、幅4〜6cm。表面は濃緑色
地に黄色の斑点が入る。中脈は黄色。裏面は淡緑色で葉柄は淡紅緑色に
なるが、季節や株によって多少の変化がある。
1996年6月導入。枝を譲ってもらい、何本か挿し木した後、養生ハウ
スで育てられ、園内の数カ所に定植された。性質は強健のようだが、他の
品種のほうが強く、ちょっと押され気味だ。
このように印象に残る名前はきっかけで、時々状態を見に行くが、そう
でないのは忘れがちだ。時々ハッとする名前を聞かれることがあるので、
園内の植物は全て掌握しなければと気負ってしまうこともある。
比嘉正一

sebg | 2007年8月31日 09:01
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なつかしい感じ
アオタテハモドキJunonia orithya
タテハチョウ科 沖縄,久米,宮古,石垣,竹富,小浜,
西表,波照間,与那国島、台湾,中国に分布
芝生の上を低く滑空しては止まる蝶を見つけた。名前はアオタテハ
モドキ。翅の表は美しい青紫、裏は蛇の目模様が入った薄茶褐色だ。
1960年代、日本で発行されていた昆虫図鑑には沖縄島に普通にいる
と書かれていた。実際には当時、八重山にいて、沖縄島にはいなかった。
恩師の先生に、図鑑に載っているので、ぜひ採集してみたい、と申し出
たら、万座毛が良いかも知れない、との返事をもらった。万座毛、喜屋
武、そのたいろいろの場所に出かけたが、ついに見つけることが出来な
かった。最初の出会いは1973年の夏、石垣島の川平の海沿いの草地だっ
た。余りにも美しさに、しばし眺めていた。それから、だいぶたったから
のこと、1990年代に入ると沖縄島に棲みついてしまった。
多い場所は荒れ地、学校・公園の芝地、畑の周辺など、オープンなとこ
ろ。こうした条件は園にぴったり。この前、学校の芝地に生えていたイワ
ダレソウに黒い幼虫が数匹落ちているようにいた。ここは成虫も飛び交い、
子どもたちが追いかけていた。なんか、なつかしい感じがした。
比嘉正一


sebg | 2007年8月30日 13:14
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カナカ槍葉
ナカヤリバCodiaeum variegatum 'Davis Compacta'
(カナカ槍葉)
トウダイグサ科 園芸品種
クロトンが静かなブームだ。何十年か前に大ブームがあって、沖縄
に多量の品種が入ったと聞いている。魅力は葉の色、原色の世界が広
がる。ウチナーンチュごのみと言って良い。
カナカヤリバ葉はほこ形の品種。長さ20〜26cm、幅10〜14cm。
表面は茶褐色地に葉脈が紅色になる。葉縁は帯紅色、新芽の頃は黄緑色
地で次第に茶褐色に変わる。品種名はハワイから導入されたことから、
1970年10月、琉球銀行本店で開催されたクロトン展示会でつけられた
ようだ。
園にはたくさんの品種が植えられていて、葉の発色の出来はバラバラ。
まだまだ、日中の気温は高い。夜の気温の低下と供にクロトン類の発色が
良くなってくる。園散策の楽しみの一つだ。
比嘉正一


sebg | 2007年8月29日 09:15
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虫の持つ縁
ウラナミシロチョウ Catopsilia pyranthe
シロチョウ科 沖縄が分布の北限、東洋区に広く分布
「あ、見つけた、小さい、これがちょうになるの」と子どもた
ちが聞いてきた。24日、金曜日に昆虫観察教室を開催したときの
ことだ。周りは成虫が飛び交っているので、説明はしやすい。
「卵は葉の表についている白い小さなとんがったやつ」というと、
お母さんが「へー」と言って、のぞき込んできた。
ウラナミシロチョウとのつきあいは長い。1973年、庭に幼虫の
食べるハブソウの種子を蒔いたのが始まり。毎年初夏に飛来する蝶
の動向を観察するためだ。N先生のすすめで始めたもので、観察記
録は同行誌に投稿し活字になった。この出来事は記録を活字にする
といことは大事と思うことと同時にとても嬉しくて、なお一層虫に
のめり込むことになった。
昨日の夜、大学の友人とその家族が来沖したというので、会いに
行った。何十年ぶりの再会。上手く言葉が出ない。子どもが持って
いる捕虫網と緑の三角管を見つけ、「まだチョウを追っかけている」
と言うと、堰を切ったように言葉が続いた。
この夏は虫の持つ縁が続いている。
比嘉正一

蛹

コバノランタナに訪花

翅の中央に銀紋のある秋型
sebg | 2007年8月27日 09:52
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クリスマスツリーを思い出した
シマナンヨウスギAraucaria excelsa
ナンヨウスギ科 豪州
Norfork Ialand Pine,Australian pine,House pine
シマナンヨウスギの苗がココヤシの地際に育ち、目立ってき
た。種子から発芽した苗は、だいたい芝刈りで刈られてしまい
めったに育たない。地際で発芽したのが幸いしたのだろう。
シマナンヨウスギはヒマラヤスギ、コウヤマキと並び、世界
の三大庭園樹と言われている。本来なら綺麗な円錐形なのが、
園に育つ木は台風の被害で枝や葉が折れて、形が崩れている。
幼木は鉢植えにされて観賞用として使われていて、プラスチッ
クで電飾されたツリーが出回る前は、ナンヨウスギのツリーが
主流だった。沖縄の暮らしには米国の文化が入り込んでいるの
で、しばらの間クリスマスを祝うツリーに活用されていた。
画像の幼木は高さ50cm程度。高さ1mほどになると、使い勝
手の良いツリー用のきれいな円錐形に育つ。今年もクリスマス
イベントが計画されている。幼木を見ていたら、かつて高さ15m
ほどのナンヨウスギに施されたツリーを思い出した。
比嘉正一

sebg | 2007年8月24日 08:51
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飛び回る姿にただ見とれている
ウスキシロチョウ Catopsilia pomona
シロチョウ科 東南熱帯に広く分布
紫色の小さな花を咲かせるナガボソウに、ウスキシロチョウは
じめとする何種かの蝶が蜜を求めて集まっていた。花にきたとこ
ろを写真におさめようとするが、激しく動き回るのでピンボケが
多く、少しまともな2枚があった。
ウスキシロチョウはシロチョウ科の一種で、1960年代の図鑑に
は翅裏に銀の斑の入ったギンモンウスキシロチョウとないムモンウ
スキシロチョウに分けられていた。雌より採卵し、幼虫を飼育して
みると2つの系統が羽化したので同種と言うことが分かった。もと
もと、毎年のように南からやってくる迷蝶の一つで、冬にはいなか
った。ところが、1970年代から、幼虫の食べるナンバンサイカチ、
ハネセンナ、ジャワセンナ等の植物が花木として数多く植えられるよ
うになったことから、冬をこして春先にもみられるようになった。今
では、1年中飛んでいる蝶になってしまった。
園には何本ものナンバンサイカチが植えられていて、新芽のでるた
びに幼虫がついていた。どっちかというと管理には嫌われものだ。蝶
の大好きな私は、ウスキシロチョウが飛び回る姿にただ見とれている
だけだ。
比嘉正一


sebg | 2007年8月23日 16:54
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矮星のタイプのオオバナアリアケカズラ
アラマンダ・グランディフローラAllamanda cathartica 'Grandiflora'
キョウチクトウ科 園芸品種
真夏の花の定番はオオバナアリアケカズラで、よほどのことがない限り
毎日多量の花を咲かせてくれる。台風の被害の後でも、早くに回復し、強
さぶりを発揮する。
グランディフローラはオオバナアリアケカズラの園芸品種で、葉が小さ
く株全体も小振りの、矮星のタイプだ。花の直径は0cmほどで、株が小振
りな割に大きい。
風楽風遊の森の「スイレン池」の脇に植えられていて、ほぼ1年中花を咲
かせている。花つきが良いので、これからもっと植えられるかもしれない。
比嘉正一


sebg | 2007年8月22日 09:15
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黄金の発色
ダルマ(達磨) Codiaeum variegatum 'Daruma'
トウダイグサ科 園芸品種
園内の低木の彩りにクロトンの品種・ダルマがよく使われている。
だいぶ前になるが、園長が形・色を気に入って多量に繁殖させて植え
たのが、現在も残っているからだ。
ダルマは有角系の品種で、葉は丸からやや楕円形、長楕円形と変化
する。葉先に針状につきでた角がある。葉色は緑と黄色で、黄色の発
色が時として黄金に輝く。性質は強健だが、やや乾燥に弱い。生長は
緩慢で、低木の植え込みに最適。
厳しい真夏を乗り越えると、夜の気温が下がり、少しずつしのぎや
すくなってくる。クロトンの品種にもよるが、徐々に葉色の発色が良
くなってくる。もうしばらくしたら、ダルマの黄金色も見られる。待
ち遠しい。
比嘉正一

黄色に色ずきはじめた

低木の植え込みに向いている
sebg | 2007年8月20日 10:21
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沖縄県民のお茶「さんぴん茶」
マツリカJasminum sambac
方言名 ムイクワ
英名 Arabian jasmine 中国名 茉莉、茉莉花
モクセイ科 東南アジア原産
この所の強い風でマツリカの花がだいぶ散ってしまった。もと
もと、散りやすい性質なのか、ちょっとした風雨で落ちてしまう。
香りはどうなのかと時々ひろっては、職員等に香りを楽しんでも
らっている。
1999年4月導入。風楽風遊の森の「ハーブガーデン」に直ぐに
植えられ、その年の夏から開花してくれた。半蔓性の小低木。葉は
広卵形で長さ7cm、幅3cm余りで表面は光沢がある。花は淡黄白、
径2cm前後、花弁が4〜9枚あり、枝先に咲かせる。
沖縄県民のお茶「さんぴん茶」はマツリカの花の香りが使われて
いるという。少し調べてみた。マツリカの主成分はジャスモンJasmon
と呼ばれるもので、花を包種茶Pouchong teaの香りつけに用いる。
茶に芳香をつけるには、天候によって左右されるが通常9〜10時間、
茶層の上に生花を広げて覆い、十分香りが移ったのちに除去する。そ
の他には葉、花をもんでこう薬に代用し、インドでは神経を鎮める効
果があるとものとして使われる。ハワイの香水ピケカはマツリカから
作られている。など、良いことずくめの植物の用だ。また、インドネ
シア、フィリピンの国花という。
本文を書いている最中に、あの独特の芳香を思い出した。今日は寄
り道して、落花を拾ってみよう。
比嘉正一

sebg | 2007年8月19日 08:48
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昆虫観察教室
昆虫観察教室
夏休みの期間中、毎週月、金曜日に昆虫観察を行っている。も
ちろん、子ども対象なのだが、だいたいは両親、兄弟、さらには
おじいさんまでが参加する。
園内を散策し、昆虫類やクモ、トカゲなどを見つけては追いか
けたり、おどしたりといった、ごく普通のワイワイとした観察教
室だ。気づいたことは本を読んだりして、知識はたいへん豊富な
ことが多い割に虫に触ってない子が多い。捕まえた子が、他の子
たちに見せてあげ、手渡しすると逃げられてしまう。触って感触
を確かめてほしいのに、ビックリするのだ。想像するに我先にと
思うのだが、ちょっとおとなしい。
毎回のように、昆虫博士の子がいて得意気に話をするのも楽し
みにしている。クワガタ、チョウ、バッタ、ハチ等あらゆる虫た
ちが、早口でしゃべり出すと止まらない。時々、話がワープもす
る。教室開催の日程がまだ残っているので、次はどんな話が聞け
るのか楽しみにしている。
比嘉正一

バッタを観察中の子どもたち
sebg | 2007年8月18日 08:32
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満開を楽しみにしていたのに、残念
ナンバンサイカチCassia fistula
別名 ゴールデンシャワー
英名 Golden-shower 中国名
マメ科 東南アジア各地に分布
8月11日の記録的な大雨と強い風で、ナンバンサイカチの花
と蕾がだいぶ散ってしまった。黄色いシャワーが目立ってきた
ときは、満開を楽しみにしていたのに、残念だ。
名前の通り、黄色の花を無数にシャワーのように垂れ下げて
咲かせ、最盛期は実に壮観だ。今年は、あっちこっちの庭、公園
で見事な黄色いシャワーを見かけた。
ナンバンサイカチは虫をいじり初めての思い出がある。ウスキ
シロチョウという蝶の幼虫が好んで食べるため、生えている場所
を沖縄中探し回り、観察に通ったのだ。今でこそ、普及し、どこ
でも見ることができるのだが、1980年代始めの頃は少なかった。
そのためか、ナンバンサイカチを見つける癖がついてしまった。
園のナンバンサイカチはいつもウスキシロチョウが新芽・新葉
を食べるため、花数がすくない。今年は、豊富な葉をつけ沢山の
蕾をつけてくれた。だいぶ生長し、木も充実してきたので来年は
もっと咲くと期待している。
比嘉正一

sebg | 2007年8月17日 09:23
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何時の日か、表舞台に
シルバー・ストリークZingiber collinsii 'silver streaks'
ショウガ科 園芸品種
園には沖縄では滅多にお目にかかれない、植物も栽培されてい
る。その一つがショウガ科のシルバー・ストリーク。2002年5月
導入し、育苗されたのち風楽風遊の森の「花と蝶の館」近くに植
えられた。
トラフアナナスのような赤い花序が直接地際からでて、カラフ
ルな熱帯植物であることを主張しているようだ。葉はショウガの仲
間と形態は同じだが、色が違う。表は光沢のある銀色の斑が入り、
裏が紫で芸が素晴らしい。
「きれいだ」と言っているのは、私だけで管理担当者はあまり感
心がないらしい。何時の日か、表舞台に出る事を信じている。
比嘉正一


sebg | 2007年8月16日 08:24
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緑の中に際だっている
キソケイJasminum humile cv. revolutum
英名 Italian Jasmine 中国名 矮探春
モクセイ科 アフガニスタン〜中国南部に分布
風楽風遊の森の「ハーブガーデン」に、キソケイの花が目立
って咲いている。黄色の小さな花が、緑の中に際だっている感
じだ。
高さ数3mほどに達する常緑の蔓性の低木。葉は奇数の羽状の
複葉で光沢がある。花は黄色、径2cm前後、枝の先端にまとま
って咲く。開花は初夏から夏にかけてで、時に群れ咲く。
導入歴は不明。私が園に来たときにはすでにあった。どっちか
というと脇役で、いつも片隅に植えられていた。ところが、数年
前にハーブガーデンに植えられてからは、好評だ。
比嘉正一

sebg | 2007年8月15日 09:10
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花もきれいで、果実も面白い形
オレンジティベティアThevetia peruviana var.aurantiaca
キョウチクトウ科 熱帯アメリカ
風楽風遊の森の「ハーブガーデン」の奥まった所に、高さ4mほどに
育ったオレンジティベティアがオレンジ色の花を咲かせている。目線よ
り、高いので咲いているのに気がつかない。
花は、甘い香りを放つ観賞用の植物。葉は無柄で光沢があって細長く、
長さ15cm、幅が0.6cmくらい。花は初夏から初冬にかけて咲き、と
くに盛夏にたくさん咲く。果実は三角形のおもしろい形をしていて、緑
色をした紙風船がぶら下がっている感じだ。あっちこっちの枝先に小さ
いのが実り始め、秋には大きくなる。
花もきれいで、果実も面白い形、一石二鳥の観賞用植物なのだが、沖
縄の民家にはほとんどない。
比嘉正一

sebg | 2007年8月13日 09:04
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ちょっと変わったハイビスカス
ハワイアン・フラッグ Hibiscus cv. 'Hawaiian Flag'
アオイ科 園芸品種
ちょっと変わったハイビスカスが咲いている。名前はハワイ
アン・フラッグ。見た目にはハイビスカスの花と、だいぶ違う。
花は、八重咲きの真っ赤な花弁がねじれて、白斑が入ってい
る。類似するハイビカスはなく、小輪の珍しい品種と思う。
2002年4月導入。定植当初から生育はよく、特に気温の高い
夏の時期の花数は多い傾向だ。近くにはいろいろなハイビスカ
スの品種が咲いているので、葉が同じでしょうと言って初めて、
納得する方もいる。
比嘉正一

sebg | 2007年8月12日 08:28
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子ども目線
イシガケチョウCyrestis thyodamas mabella
タテハチョウ科
沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,竹富島,黒島,
小浜島,新城島,西表島,鳩間島,波照間島,与那国島;
本州,淡路島,四国,九州,対馬,種子島に分布する。
イヌビワの葉裏にイシガケチョウの蛹を子どもが見つけた。6日の
月曜日、午前11時から約1時間、昆虫観察教室を開催中のことだ。
イヌビワは高さが1mほどの高さだったので、子どもの目線には入
りやすかったのだろう。事前にチョウの画像数種をカラー印刷したワ
ークシートを配布していて、ちょうどイシガケチョウの成虫がイヌビ
ワの葉裏に止まったこともあり特徴を説明したところだった。
オオジョロウグモの大きさに驚き、オオゴマダラ、ツマムラサキマ
ダラ、ウラナミシロチョウ、キチョウ、カバマダラの幼虫を観察、ま
たもや子どもの一人がカバマダラの蛹を見つけ歓声を上げた。大人よ
り子どもの目線の方が虫を見つけやすいのだと、改めて思った。
比嘉正一

sebg | 2007年8月11日 11:27
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桃色月桃
モモイロゲットウAlpinia purpurata cv.
英名 Pink Ginger
ショウガ科 園芸品種
桃色月桃の花が目立っている。東南植物楽園の「花木園」の
中にレッドジンジャーが数多く植えられていて、その中にポツ
ンといった感じで数本の桃色の花序がある。
桃色月桃は美しいピンク色の苞をつけるレッドジンジャーの
園芸品種で、沖縄ではあまり見かけない。切り花用として選抜
されたようで、なかなかの色だと思うのだが、管理職員の人気
はいまいちだ。
何時の日か、列植された桃色月桃が注目されるかもしれない。
比嘉正一

目立つ桃色の花序

桃色月桃の草姿
sebg | 2007年8月10日 08:29
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トム・ヤム・クンの材料の一つ
ナンキョウAlpinia galanga
別名 カー
ショウガ科 熱帯アジア原産
風楽風遊の森のハーブガーデンに、ナンキョウの花が今年も咲い
ている。毎年、真夏に数個の花序がでて、白の花弁にうす茶色の筋
の入った、かわいらしい花を次々と咲かせていく。
1999年4月に導入し、すぐに植えられた。沖縄の気候にあってい
るのか順調に生育、花を咲かせるまでになった。
導入した職員の話では、タイの名物料理「トム・ヤム・クン」の
材料の一つで、ショウガの用に使うと言っていた。一度、ショウガ根
をかじったが、あのショウガの独特の辛味はなく、爽やかだった。ま
だ十分に育ってないせいなのだろう、大きく育ったらまたかじってみ
ようと思った。
比嘉正一


sebg | 2007年8月 9日 09:05
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思いこみ
ダーセイ Zingiber zerumbet 'Darceyi'
ショウガ科 園芸品種
真夏のちょうど今頃がハナショウガの開花なので、咲き具合を
調べに行ったら、まだ見たことのない花が咲いていた。草姿から、
ハナショウガだと思いこんでいたのに、別の花が咲いていたのだ。
文献をあさってもなかなかでてこない、もしかしてハナショウガ
の園芸品種かも。予想は半分的中、どうやらハナショウガにクリー
ム色の斑の入る品種、「ダーセイ」のようなのだ。ただ、特徴の葉
の斑入りがない、これからでてくるのか。しばらく通ってみること
にした。
このようにここにあったはずなのに、とか、この植物だったはず
なのにが、意外に多い。よく調べるしかない。
比嘉正一


sebg | 2007年8月 8日 16:29
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植物達はたくましい
スーパーキングIxora ×'Super King'
アカネ科 園芸品種
スーパーキングが眩しく咲いている。台風4号の過ぎ去った園内は、
花が乏しかった。だが、植物達はたくましい。状態のいい咲き方では
ないが、徐々に咲いてきている。
ス−パキングは、サンダンカの仲間では最も花の美しい種類として
知られ
鉢植え、花壇などに使われている。花は輝きのある濃赤色で花序がき
れいな半球形状になる。四季咲きに近く、葉が大きく、光沢がある。
ス−パキ−ングはイクソラ・ダッフィ−(I.duffii)と他種との雑種
と考えられている。
台風後、ぜんぜん降らなかった雨もようやくにわか雨が降るように
なった。この状態が続けば、スーパーキングだけでなく熱帯の花々は
回復し花を咲かせてくれると思う。
比嘉正一
sebg | 2007年8月 5日 09:31
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夏休みの質問
オオフタマタクワガタHexarthrius mandibularis
クワガタムシ科 インドネシアに分布
フタマタクワガタでは最大、体長100mm余りに達し、とにかく
かっこいい。特にスマトラ島の南部に多く、現地の採集人はキバの
形から「水牛」と呼んでいると文献にあった。
人気の理由はもちろんキバが大きいことだが、飼育もやさしく、
価格もそれほど高くない。長生きさせるコツは単純事だが、毎日見
てあげることと食料切れがないことのようだ。
カブトムシ、クワガタムシの展示コーナーにいると、昆虫その他
生物に関するいろいろな質問がある。子ども達の質問はいつも新鮮
でハッとさせられることが多い。これから続く夏休み、どんな質問
が来るのか楽しみにしている。
比嘉正一


sebg | 2007年8月 4日 09:20
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パンノキの果実豊作
パンノキ Artocarpus incisa
英名 Bread-fruit Tree 中国名 麺果樹
クワ科 太平洋諸島、ポリネシア原産
パンノキの果実が今年は大豊作だ。7月13日の台風で、園一番の
パンノキの撤去があったほど被害は大きかったが、残った木に多量
の果実が残っていたのだ。果実に橙色の斑がでているのが熟してい
るあかし、収穫の合図だ。
沖縄では観賞用に栽培しているだけで、食べる習慣はない。だが、
園では毎年夏になると管理職員が食べ方を伝承してきた。一度、この
ブログで紹介したが、沖縄で食べる人が増えるようにと改めて掲載し
てみよう。
熟した果実は収穫した後、冷蔵庫に1日ほど入れておく。理由はそ
のまま庖丁を入れると、果実から出る汁がゴム質なので切れなくなり
ゴムを落とすのに苦労するからだ。冷蔵庫から取り出した果実の皮を
むくときは、包丁に食用油を事前に塗っておくことがゴムの付かない
コツだ。
簡単なパンノキスープのつくり方。果実は皮をむき、サイコロ切り
にして、水を入れた鍋に豪快にいれて煮る。種子も美味しいのでその
まま入れる。スープの味は煮干し、鶏、塩、胡椒など好みに整える。
スープがトロリとしてきたらパンノキスープのできあがり。とろりと
したスープで子供でも食べやすく、美味しさと栄養満点。
比嘉正一

収穫時期の果実

各枝枝にたわわの果実
sebg | 2007年8月 3日 09:16
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大きな「カニ」のような大アゴ
ブケットフタマタクワガタHexarthrius buquettii
クワガタムシ科 西ジャワに分布
フタマタクワガタの仲間は、ずいぶん前から展示に使っていたが、
本種を導入したのは去年のこと。セアカ、オオフタマタのような大
きな特徴があるでもないが、大きな「カニ」のような大アゴが気に入
ったからだ。
体長は60〜85mm、体色が真っ黒で大アゴが発達し割に大きくて
少し迫力がある。
「あ、セアカだ、マンデブラリス(オオフタマタのこと)だ」と歓声
をあげてみるが、ブケットをみると「これ、なに」との質問がきた。
ブケットフタマタクワガタ、愛称がカニと言うんだと話すと、ふーん
と言い、もう次のクワカダを見ていた。虫好き子どものすごい集中力
に感心させられた。
比嘉正一

sebg | 2007年8月 1日 08:56
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