沖縄県民のお茶「さんぴん茶」
マツリカJasminum sambac
方言名 ムイクワ
英名 Arabian jasmine 中国名 茉莉、茉莉花
モクセイ科 東南アジア原産
この所の強い風でマツリカの花がだいぶ散ってしまった。もと
もと、散りやすい性質なのか、ちょっとした風雨で落ちてしまう。
香りはどうなのかと時々ひろっては、職員等に香りを楽しんでも
らっている。
1999年4月導入。風楽風遊の森の「ハーブガーデン」に直ぐに
植えられ、その年の夏から開花してくれた。半蔓性の小低木。葉は
広卵形で長さ7cm、幅3cm余りで表面は光沢がある。花は淡黄白、
径2cm前後、花弁が4〜9枚あり、枝先に咲かせる。
沖縄県民のお茶「さんぴん茶」はマツリカの花の香りが使われて
いるという。少し調べてみた。マツリカの主成分はジャスモンJasmon
と呼ばれるもので、花を包種茶Pouchong teaの香りつけに用いる。
茶に芳香をつけるには、天候によって左右されるが通常9〜10時間、
茶層の上に生花を広げて覆い、十分香りが移ったのちに除去する。そ
の他には葉、花をもんでこう薬に代用し、インドでは神経を鎮める効
果があるとものとして使われる。ハワイの香水ピケカはマツリカから
作られている。など、良いことずくめの植物の用だ。また、インドネ
シア、フィリピンの国花という。
本文を書いている最中に、あの独特の芳香を思い出した。今日は寄
り道して、落花を拾ってみよう。
比嘉正一

sebg | 2007年8月19日 08:48

