虫の持つ縁
ウラナミシロチョウ Catopsilia pyranthe
シロチョウ科 沖縄が分布の北限、東洋区に広く分布
「あ、見つけた、小さい、これがちょうになるの」と子どもた
ちが聞いてきた。24日、金曜日に昆虫観察教室を開催したときの
ことだ。周りは成虫が飛び交っているので、説明はしやすい。
「卵は葉の表についている白い小さなとんがったやつ」というと、
お母さんが「へー」と言って、のぞき込んできた。
ウラナミシロチョウとのつきあいは長い。1973年、庭に幼虫の
食べるハブソウの種子を蒔いたのが始まり。毎年初夏に飛来する蝶
の動向を観察するためだ。N先生のすすめで始めたもので、観察記
録は同行誌に投稿し活字になった。この出来事は記録を活字にする
といことは大事と思うことと同時にとても嬉しくて、なお一層虫に
のめり込むことになった。
昨日の夜、大学の友人とその家族が来沖したというので、会いに
行った。何十年ぶりの再会。上手く言葉が出ない。子どもが持って
いる捕虫網と緑の三角管を見つけ、「まだチョウを追っかけている」
と言うと、堰を切ったように言葉が続いた。
この夏は虫の持つ縁が続いている。
比嘉正一

蛹

コバノランタナに訪花

翅の中央に銀紋のある秋型
sebg | 2007年8月27日 09:52

