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一気に数個も揃って咲いた


アルバードグリーンバーグ Nymphaea cv Albert Greenberg
スイレン科 園芸品種
東南植物楽園「ポリネシアンレイク」西側で栽培しているネッタイスイレンの品種、アルバードグリーンバーグの待望の開花が始まった。
この品種は昨年の7月に導入され、バックヤードで育てられていた。今年は早くから葉がよくでて株が充実、早々の開花につながった。
品種の名前はアルバート・グリンバーグ氏に因んでつけられた。特徴は、花色が鮮やかなサンセットカラーになることだ。花弁は幅広く、きれいなカップ状になる。葉全体に茶色の模様入り、開花がなくとも十分観賞できる。
一気に数個も揃って咲いたので、栽培管理している担当者もびっくり。だだ、特徴の鮮やかな弁の色にはまだまだなので、気温の上昇と共に濃くなるのだと期待している。
比嘉正一
sebg | 2008年4月30日 13:56
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開花は貴重な体験


オオキンバイザサ Curculigo capitulata (Lour.) O.Kuntze
英名 palam grass 中国名 大葉仙茅
コキンバイザサ科 熱帯アジア、オーストラリア原産
花木園に育つオオキンバイザサ数株が、小さな黄色の花を咲かせている。
この植物、導入暦がはっきりしない。植えて10年ほどたっていて、当初は誰もがヤシの苗だと思っていた。導入し植えた本人が、園を退職し素性が分からなかったのだ。
短い根茎がある。根出葉は長さ1m余りにも達し、ヤシの葉状で長い葉柄がある。地際からでた花茎には褐色の毛がついている。花は黄色で頭状花、夏期に咲く。
キンバイザサの仲間を見る機会はたいへん少ない。確か、花を見たのは30数年前のことだと思う。オオキンバイザサの開花は貴重な体験になった。
比嘉正一
sebg | 2008年4月28日 10:43
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新芽や花がちゃんとついているのか気になる


セイシボク(青紫木)Excoecaria cochinchinensis
中国名 紅背桂花
トウダイグサ科 ベトナム原産
風楽風遊の森のスイレン池側に植えてあるセイシボク(青紫木)に、新芽・新葉がでてきた。
2000年に導入、池周辺を彩る観葉植物として現在地に数株が植えられた。
台風の襲来で、枝・葉が何度もやられたが、そのつど回復してきた。
本土では観賞用に、通常温室で栽培されている。高さ2m、葉は対生し、先がとがり、長さ6-12cm。表面は緑色で裏面はきれいな青紫紅色になる。
導入された植物が元気に育ち、新芽や花がちゃんとついているのか気になることが多い。
比嘉正一
sebg | 2008年4月27日 10:55
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今年も咲いた

オウゴンジュCybistax donnell-smithii
別名 ゴールドツリー
英名 Gold tree
ノウゼンカズラ科 メキシコ、グアテマラ
ゴールドツリーが去年の4月に引き続き、今年も咲いてくれた。3本の樹冠は黄金色に輝いている。
2000年に導入され、現在地に植えられたので、馴染むのか、台風に耐えられるのか等心配されたが、管理職員の努力もあり、順調に生育している。
今後はもう少し枝・葉をつけて、図鑑等に載っているような樹冠いっぱいの開花を望んでいる。
比嘉正一
sebg | 2008年4月25日 09:06
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虫は続いてみることが多い


ウラナミシジミ Lampides boetieus
シジミチョウ科 奄美,沖縄,久米,宮古,多良,石垣,西表,
鳩間,波照間,与那国、日本、東南アジアに分布
花木園に育つアメリカセンナの蕾に、ウラナミシジミが産卵した。
この小さなシジミチョウ、マメ科植物の蕾、若莢を求めてさすらう蝶として知られている。春、エンドウ等のマメ類の栽培とともに北上し、夏には北陸まで達するらしい。だが、秋になり気温の低下とともに発生する場所が南下し、勢力を南の方で過ごす。
先日、実家を訪ねたら、採りたてのエンドウマメをいただいた。調べてみると、数匹のウラナミシジミの幼虫がマメの中に体を三分の二ほど食い入っていた。そのまま持ち帰り飼育してみたいと思ったが、家人が大騒ぎするのでやめた。
気がついた虫は続いてみることが多い。産卵を見たので、幼虫も観察できるに違いない、数日後再び見に行きたいと思う。
比嘉正一
sebg | 2008年4月24日 09:08
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触れるとかゆい

タイワンキドクガEuproctis taiwana (Shiraki)
ドグガ科 琉球列島、台湾
おっと、危ない。ホウライカガミの鉢植えの除草をしていたら、葉裏にタイワンキドクガの幼虫がついていた。
幼虫は毒毛を持ち、触れると発疹し、たいへんかゆい。毒毛は卵塊、蛹、マユにもついている。被害のあったときはガムテープ等で毒毛をとる。水道水で洗い流す。かゆみ止め軟膏、ステロイド含有軟膏をぬる。かゆみがひどい、皮膚の湿疹のひどいときには病院に行く、などの処置が必要。
初夏から夏にかけては、いろいろな植物の伸びる時期で、園内は除草・剪定の時期と重なり、かなりの頻度で管理している職員が被害にあう。発生の時期は3~12月で、オオバナソシンカ、フイリソシンカ、ヒカンザクラ、ベニバラボロギク、オニタビラコ、ホウライカガミ、ツルソバ等、かなりの数の植物の葉を幼虫は食べる。そのため、被害を防ぐのは不可能に近い。
虫の被害の多いシーズンに入る。少しでも被害を少なくするよう、職員にも注意を呼びかけている。
比嘉正一
sebg | 2008年4月23日 16:03
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小型で性質も強く、栽培初心者にお勧め


ダウベニアーナNymphaea 'Daubeaiana'
別名 ドウベニアナ、ドゥベン
スイレン科 園芸品種
ポリネシンレイクの西側、第3回蓮祭りの準備をしている熱帯スイレンの品種、ダウベニアーナの花がたくさん咲いて、来園者の目を楽しませている。
この品種は2006年4月、「蓮祭り」開催のために導入。導入当初の夏から花つきがよく、元気が良いので栽培担当者からも好評を得ていた。
古い品種の一つとして知られていて、1863年フランス人のドウベニーにより作られたとのこと。花色は白をベースにほんのりとブルーがのる。小型で性質も強く、栽培初心者にお勧めだ。葉の中央にムカゴをつけるので繁殖も簡単にできる。
スイレンの各品種の植え替えが終わり、展示に向けて本格的な栽培が始まっている。はやくもいろいろな品種が咲き、毎日が楽しみになってきた。
比嘉正一
sebg | 2008年4月22日 08:53
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夏に向けての大切な作業

除草
園内の至る所で除草や芝刈りなど、夏に向けての管理作業が行われている。これを怠ると、台風シーズンに被害が大きくなるので、大切な作業だ。
特に、最近の適度な雨と気温の上昇でほんとうによく育ち、毎日のように多量の枝・葉や雑草が取り除かれていく。また、新芽・新葉がでて枯れ葉も多くなり、これも毎日の日課のように開園前には片付けられている。琉球石灰岩の石積みも見ての通り、植物が良く育っているので、けっこう大変だ。
「少ない管理職員で、こんな広い園内を管理しているのですか」と関係者からよく質問される。事前に次の管理が分かっているので、効率よくできるとだと思う、と応えている。
比嘉正一
sebg | 2008年4月21日 08:29
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台風で倒れないか心配


アカバナボンバックス Pseudobombax ellipticum
英名 Shaving-brush tree
パンヤ科 メキシコ、中米原産
東南植物楽園の通称「四つ階段」の右側に育つアカバナボンバックスの木々の先に、紅色のブラシ状の花が咲き始めた。
樹高14mほど、胸高直径50cm余りあり、園内では大きな木の部類に入る。開花は葉が出る前に咲き始めていて、5月上旬まで続く予想。開花前の蕾や、開花した花が落ちていたので、オリイオオコウモリが花や蕾を食べているかもしれない。しかし、枝先には開花した花がついていたので、花の観賞は十分できそうだ。かなりの高さに開花しているので、ぜひ大きく見たいという方は双眼鏡を持参してほしい。
現在、園内にはこの木1本しかなく、台風で倒れたらどうしょう、と私や管理職員は心配している。
比嘉正一
sebg | 2008年4月20日 10:46
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花芽が伸びてきた


ハスNelumbo nucifera
ハス科 中国、インド原産
英名 Lotus 中国名 蓮
今年の「蓮祭り」のために、3月上旬に植え替えや準備が行われてきた数株に待望の花芽が数個伸びてきた。
例年に比べて雨が適度に降り、晴れの日も多く、気温も高い。今まで日照不足になりがちだったが、今年はまだ不安がない。栽培管理がなれたのだろうか、こころなしか蓮も元気が良い。
ポルネシアンレイクの蓮も立葉がでて、あたり一面緑に覆われてきた。池このまま順調に行けば、6月1日の祭り初日にはかなりの数の蓮の花を観賞できそうだ。
比嘉正一
sebg | 2008年4月18日 10:18
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タキイ種苗㈱より苗が届いた


カリブラコア・セレブレーションCalibrachoa celebration
ナス科 南米原産
カリブラコアの苗がタキイ種苗㈱より届いた。はじめてみる苗に、どこに植えるのか、栽培方法は、土作りは、開花期間はなどと、管理職員に尋ねられ、困ってしまった。
この苗、タキイ種苗㈱が各植物園に送付している新品種等の無償提供のFAXが届き、応募したところ到着したもので、数回目になる。
苗の話を各リーダーに話したところ、すぐに1箇所は植えることになった。育て方のカードがあるので参考にするとのこと。開花はどれくらい続くのか、楽しみにしている。
比嘉正一
sebg | 2008年4月17日 08:54
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サールグワーが目立ってきた


ハスオビコブゾウムシDesmidophorus crassus
方言名 サールグワー
ゾウムシ科 沖縄諸島、八重山諸島、台湾に分布
ハイビスカスの新芽・新葉が伸びる時期、決まって食害するゾウムシが今年も発生した。
名前はハスオビコブゾウムシ。ハイビスカスの葉がしおれたり、折れたりしているので、遠目からでも被害を受けたのが分かる。新芽一つに1匹、しがみついているので、1株に数匹から十数匹もいる。指で摘まんでいくと、十数分でかなりの数になる。捕まえられたショックでしばらく動かないので、手のひらから逃げない。集めた成虫は、池にいるコイの餌にと放り投げている。
サールグワーが目立ち、ゲットウの花が咲き、イジュが咲けば、もう夏だ。長い、夏がやってくる。
比嘉正一
sebg | 2008年4月16日 08:43
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種子は蒔いて苗を作る予定


ヤタイヤシButia yatay (Mart.) Becc.
英名 jelly palm,yatai palm
ヤシ科 アルゼンチン、パラグアイ原産
久しぶりに黄色い花を咲かせたヤシがある。今までにも咲いたことはあるが、ずいぶん前のことだ。
ヤシの成長点をアタックするタイワンカブトムシの被害で、東南植物楽園のヤシ科植物は、ずいぶんひどい目にあい、枯れた種類も多い。ヤタイヤシの仲間も被害を受け、1株だけになってしまった。
ヤタイヤシは寒さに強いヤシとして知られている。幹は高さ6mに成長し、直径50cm近くにも達する。羽状葉は長さ2m余り、小葉が規則的に並び、裏面は青緑色になる。花序はほうき状に発達し長さ70~90cmほど。花は黄色。果実は黄~橙色、長さ3cm 余り、熟すと食べられる。
果実は、前に食べたはずなのに味を忘れてしまった。成熟した実はもちろん食べるが、種子は蒔いて苗を作る予定にしている。
比嘉正一
sebg | 2008年4月14日 16:22
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導入バンダの子孫


バンダ Vanda cv.
ラン科 園芸品種
ランの一種、オレンジ色のバンダがこれまで似ない開花で来園者を喜ばせている。
咲いているのは、東南植物楽園の東側、通称「ガジュマル区」に育つ大きなガジュマル数本の幹や枝に着生させた数百株だ。
このバンダ、1991年にタイからバンダの交配種を導入、育った株を切り離し、株を増殖して着生させてきた。株を切り離し、縄で枝や幹に縛りつけるだけで、水・肥料は一度も与えない、自然任せで根がでてしっかりと株を支える。これまでに大きな台風が襲来し、強風で剥がれ落ちた株もあったが、これらは再び縄でしばられて固定されてきた。
園内、至る所に咲いているバンダは最初に導入された子孫、これからも園内を彩る大事な花の一つだ。
比嘉正一
sebg | 2008年4月13日 09:10
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少々厄介だが、花の形が面白い

ホシアサガオIpomoea triloba L.
ヒルガオ科 南アメリカ原産
星の形をした小さなアサガオが咲き始めた。園の周辺には外国から侵入し、帰化した植物も多く、ホシアサガオもその一つ。
1年生つる植物。つるは他の植物などにからまって伸びて、ノアサガオのように繁茂する。葉は卵円形のものが多く、時々3つに分かれる。花は淡紫色のロート型で真上から見ると星のように見える。
栽培している植物にもからまって育つので、少々厄介だが、花の形が面白いので、それなりに楽しんでいる。
比嘉正一
sebg | 2008年4月12日 09:07
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どうしよう


アメリカフウロGeranium carolinianum L.
漢名 野老鶴草
フウロソウ科 北アメリカ原産
鉢植えの除草をしていたら、今年はけっこうよく育っている野草が目にとまり、名前を調べてみた。
北アメリカ原産の帰化植物、1年草とあり、薬草とでた。高さ10~20cmほどに育ち、茎には細かい毛が生えていて、葉は手のひら状に深く裂けている。パッと目には観賞用の園芸植物にも見える。花は淡い桃色で小さい。低地の雑草で、畑周辺、荒地に多い。風邪、リュウマチ、慢性腸炎に使う薬草としても紹介されていた。
うりずんの季節になるといろいろな植物が元気良く育つ。そのため、この時期の除草はけっこう手間がかかる。アメリカフウロの育ち具合もなかなか良く見栄えも良い、目的としている苗が覆われている、どうしよう。
比嘉正一
sebg | 2008年4月11日 08:27
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見ているけど気がつかない



ナンヨウリュウビンタイ Angiopteris palmiformis
リュウビンタイ科 奄美、沖縄、石垣、西表、与那国島に分布
方言名 シシバー、ンマパイバラピ
ナンヨウリュウビンタイの数株に大きなゼンマイがでてきて、辺りが別世界の様相になっていてきれいだ。
ゼンマイが見られるのは東南植物楽園の東側、ユスラヤシ林内に育つヘゴ林の中だ。いつもならほんの少しだけなのだが、今の時期は数が多く見応たえがある。ヒカゲヘゴのゼンマイも目立つが、ナンヨウリュウビンタイも負けてはいない。
毎日のように園内を見ているのだが、新しい発見がある。見ているけど気がつかないのかも知れない。今日は、バックヤードに行ってみるとしよう。
比嘉正一
sebg | 2008年4月10日 08:28
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はじめての結実


タベブイア・ヘテロフィラ Tabebuia heterophylla
ノウゼンカズラ科 ブラジル原産
タベブイア・ヘテロフィラにはじめての果実がついた。長いもので30cmあまりあり、細長く毛がない。
今まで開花しても、果実がここまで大きくなるのはなかった。受粉がうまくいって発芽能力のある種子ができているものだと確信している。というのも、3月には今までにない花数があり、花にはミツバチがたくさん訪問していたからだ。花木に詳しい知人らが言うには、発芽した苗は翌年の春には開花する。何でも、高さ30~50cmの苗でも開花するのが、ヘテロフィラの特徴なのだと、興味あるコメントもあった。
隣の株は赤茶色の葉を茂らせていた。株が充実すれば、結実する株も多くなり種子もたくさん取れると思う。今後に期待がかかる。
比嘉正一
sebg | 2008年4月 9日 13:51
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顔が笑っていた


トマトLycopersicum esculentum
別名 アカナス
英名 Tomato 中国 小金瓜、番柿
アグリファームのトマトが最盛期を迎えていて、毎日レストラン「ボタニカ」で使われている。
トマトの品種は「スーパーファーストトマト」。去年の秋に苗が植えられて育てられてきた。病虫害を防ぐために、ハウス内で、目の細かいネットを張ってのトンネル栽培。土作りも丁寧に行われていて、順調に生育、育ちすぎるぐらいに伸びている。初めての多量栽培は、大成功だ。植え付けのときから、栽培方法、品種の特性、肥料、病害虫と資料を読み、農協の専門家や経験者から知識を得てきたと、栽培担当者は言う。
トマトはビタミンAの豊富な野菜として知られていて、レストランのブッフェでも大人気。栽培担当者は「毎日だよ、たいへんさー」という割には、顔が笑っていた。
比嘉正一
sebg | 2008年4月 7日 08:57
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園の財産


ブーゲンビレアBougainvillea cv.
英名 Paper flower
オシロイバナ科 熱帯米原産
ミスト室でブーゲンビレアの挿し木が行われている。例年、様々な品種2千本ほどが挿し木され、発根し苗になるのは90%ほどとのことだ。
最近のブーゲンビレアブームで、今期はかなりの数の開花株が販売された。そのため、今年は3千本が挿し木され、減った数を補う。繁殖される品種は、次の条件で多少が決まる。園内を飾るのに使うので、花つきがよく、強健で育てやすい。四季咲性で、年に数回咲かせることができる。ナーサリーで販売もしているので、売れ筋を数多くする。
挿し木は3~4月に行われ、葉が十分に展開し、根が十分でたら小さな鉢に植えられる。育苗場所で肥料、水を与え成長し根が発達しだい、次々に鉢を大きくしていく。高温期の成長は早く、10~11月には開花し、園内を飾り、販売されるまでになる。
挿し木の成功が、今後のブーゲンビレアの花数に影響するので、担当する職員は熟練を要する。こうした担当者がいるのも園の財産なのだと思う。
比嘉正一
sebg | 2008年4月 6日 08:33
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タイナンプはどの生物に賞味されるのでしょう


パイナップルAnanas comosus
方言名 タイナンプ、パイン
英名 Pineapple 中国名 鳳梨
パイナップル科
東南植物楽園の通称「四つ階段」向かって右側の小さなパイナップル畑に育つ株に、花の集合体が育ってきた。
このパイナップル、職員が一昨年の4月に国頭村のパイナップル畑の脇に捨てられていたものを苗にし、現在育つ場所に植えられた。かつて、沖縄農業の基幹作物としてもとはやされたサトウキビ、パイナップル。自由化でちょっと昔の華やかさはないが、沖縄に良く育つ作物には変わりはない。来園者の要望もたびたびあったことから、付近にはパパイヤ、ドラゴンフルーツ、バナナ、シィクワシャー等の各種ミカン類、バンジロウが植えられている。沖縄でよく見られる果樹が栽培展示されている所だ。
パイナップルは世界中の熱帯で栽培され生食、缶詰用に利用されている。大衆の果物として、世界的に流通する経済性のある作物としての価値が高い。缶詰用より土産用としての生果の生産が半分以上を占め、早出しのハウス栽培も行われている。
カラス、ヒヨドリ、コウモリと果実の熟するのを待つライバルは多い。はたしてタイナンプはどの生物に賞味されるのでしょう。
比嘉正一
sebg | 2008年4月 5日 10:41
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ジョウトウハナグワーヌサチョウッサー、ヤーカイムッチケーラナ


ユウゲショウ Oenothera rosae
アカバナ科 北米南部~南米原産原産
いろいろな苗を育てている農場の一角に、いつの間にかユウゲショウが育ち紫紅色の花が咲いていた。
高さ20-40cmに成長する、多年性の草本。花は直径1.2cm前後、淡紅~紫紅色で実にかわいらしい。18世紀にヨーロッパに入り、日本には明治に観賞用として入った。沖縄にはやはり観賞用として持ち込まれ、栽培されていたのが帰化した。
「ジョウトウハナグワーヌサチョウッサー、ヤーカイムッチケーラナ」。意味は良い花が咲いている、家にもって帰ろう。ユウゲショウをはじめて見た知人が言った言葉だ。咲いているのを見る限り、やっぱり栽培しているように見える。
比嘉正一
sebg | 2008年4月 3日 13:42
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お気に入りの場所

ミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)Trachemys scripta elegans
英名 Common Moorhen
ヌマガメ科 アメリカ南部原産
ミドリガメがポリネシアンレイクで、バンと仲良く日光浴をしていた。
カメは2匹いたが、人の気配を感じたのか池の中に入った。この場所は、かつてバンの巣が何度かあったところだ。池の中に作られた像の足元は、雛を襲う猫や蛇類等の外的から守るのに都合が良いのかも知れないし、カメにとっては日光浴にお気に入りの場所のようだ。
もともと池にはカメガいなかった。飼えなくなってかわいそうということで、園の池に持ってきたのか、野外に逃れたのがいついてしまったのか定かではないが、いつの間にか数多くがすみついた。
カメが日光浴をしている光景はのどかだが、カメが増えて池の中の生物の様子が変わることを懸念している。
比嘉正一
sebg | 2008年4月 2日 09:53
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答えは決まっている


ニシキアカリファAcalypha wilkesiana 'Musaica'
英名 Giant Redleaf
トウダイグサ科 ニューブリテン島
東南植物楽園の入り口から入ってすぐの東側に、ニシキアカリファの垣根が高さ1m50cm、長さ約100mに渡って赤銅色に染まっている。
葉の長さは8cm前後、幅4cm前後、赤色の地色に桃、赤銅色がモザイク状に入る。沖縄では生垣、公園、庭園によく使われている。
来園者は珍しいらしく、「派手な垣根だねー、沖縄だよねー」と言ってくれる。説明する機会があって「垣根にブッソウゲも植えるが、アカリファも良く植えている。理由は彩りの目的があり、さらに飼っているヤギが良く食べる。ヤギの食欲に応えるのに手短で最適のえさだ」というと、ヤギはどうするのと質問してきた。答えは決まっているのに。
こうして、話はいつも脱線する。ちなみに、刺身より汁が大好きだ。
比嘉正一
sebg | 2008年4月 1日 09:39
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