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比嘉 正一
(ひが・まさかず)
琉球大学農学部卒
専門分野:昆虫・植物

小嶋 麻沙代
(こじま・まさよ)
琉球大学大学院農学研究科卒


沖縄の観光地は東南植物楽園

住所:沖縄県沖縄市字知花2146
TEL:098-939-2555
MAIL:info@sebg.co.jp
http://www.sebg.co.jp/

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一度眺めては再び見上げてしまうのが日課

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タイワンモクゲンジ Koelreuteria elegans
英名 Flame Golden-rain Tree,Chinese-rain Tree
ムクロジ科 台湾、ジャワ島

 「青空に映えてきれいだなー」、と毎日のように見てしまうタイワンモクゲンジの果皮のかたまり。
 園内や周辺は、緑の冠の上に柔らかなピンク色のかたまりがとても目立っている。毎日のように昼食をとる管理棟の周囲にも植えられていて、一度眺めては再び見上げてしまうのが日課だ。ここでも、台風がなかったので伸び放題、緑陰もあり涼しいのだが、もうしばらくすると落葉し、落ち葉だらけになるので、「掃除がたいへん」だと管理職員はぼやく。
 ピンクが茶色に変色する頃にはクリスマスイベントがやってくる。タイワンモクゲンジの近くでは、もくもくとイルミネーションの電球をチェックする管理職員たちがいた。
比嘉正一

sebg | 2008年10月31日 08:36 | Comment (0) | Trackback (0)

ピンクパールはまだまだ花を咲かせている

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ピンクパールNymphaea 'PinkPearl'
スイレン科 園芸品種

 今年6月に導入したネッタイスイレンのピンクパールが、とても美しい花を咲かせている。
 導入してまもなく少し大きめの鉢に植えられ、展示され開花もしてそれなりに来園者に喜ばれていた。蓮祭り終了してしばらくの後に、栽培管理者が直径1.5mほどの沖縄特有の水タンクを改良した水鉢を設置し、その中に入れた栽培したところ、みるみる内に株は大きくなり、大きな花を咲かせ始めた。
 ピンクパールは花弁元は白っぽく、先に行くほど色が濃くなり、全体ではやや淡くなる。花弁数が多く、ネッタイスイレンの中でも多花性の品種とされで、大株にすると花数も多くなり、大きくなるようだ。 
 スイレンの多くの品種の花数が少なくなり、株も小さくなっているなかでピンクパールはまだまだ花を咲かせている。
比嘉正一

sebg | 2008年10月30日 08:48 | Comment (0) | Trackback (0)

水中の小さな生物を捕らえて栄養にする

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タヌキモ Utricularia japonica
タヌキモ科 北海道~九州、南西諸島に分布

 ネッタイスイレンを栽培している大きな水槽にかわいらしい黄色い小さな花を見つけた。
 調べてみると、食虫植物のタヌキモらしい。スイレンを栽培している全ての鉢にあるのではなく、十数あるうちの数個に花は咲いている。花序は水中から十センチほど伸びて、花を数個つけている。花の直径は1cmにも満たないが、鮮やかな黄色い花は、割りに遠くからでも目立っている。
 水中の葉には捕虫嚢があって、水中の小さな生物を捕らえて栄養にするとある。和名は狸藻の意味で、全体の形がタヌキの尾に似ていることからつけられている。ただ、沖縄にはタヌキがいないので、確認できない。
 最近、毎年のように花を咲かせていて、今年は数が多い。水中の藻が多いと、スイレンの成長を妨げるので撤去する。しかし、十分に成長すれば影響が少なく、タヌキモはボウフラを捕えるので有益だし、かわいい花を咲かせるので、ほっとくのがいいようだ。
比嘉正一

sebg | 2008年10月29日 08:52 | Comment (0) | Trackback (0)

今年の秋はバナナセセリの活動が活発

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バナナセセリ Erionota torus
セセリチョウ科 中国南部,マレ-半島,インドシナ,インド北部に分布

 夕暮れ時に、バナナの周囲をモースピードで飛ぶ昆虫にであった。
 しばらく眺めていたが蜂、蛾、それとも蝶なのか正体が分からない。10分ほどたってから、葉に止まったようなので、薄暗い中探してみた。シルエットを見つけた、紛れもないバナナセセリだ。急いで車に戻りカメラをつかみ、撮影したのがこの画像だ。
 目はフラッシュで赤く輝いている。この写真を見ても、だれも蝶とは言わないほど蛾てきだ。まず、薄暗い中、もしくはもっと暗くても飛び回り、日中は飛ばない。
 職員の一人は「家の庭で栽培しているバナナの葉を巻く虫が多くなった、あれなに」。1980年代に入ってきたベトナムあたりにすんでいる蝶だよというと。「ほんとに」という言葉が返って来た。もう一人は、「俺の家の近くのバナナの葉も巻いていた」。どうも、今年の秋はバナナセセリの活動が活発で、成虫も多くなり、姿を見る機会が多くなりそうだ。
比嘉正一

sebg | 2008年10月28日 16:08 | Comment (0) | Trackback (0)

果実の収穫も多いと期待している

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ローゼル Hibiscus sabdariffa
別名 ロゼルソウ、
英名 Roselle ,Indian sorrel,Jamaica Sorrel  
アオイ科 西アフリカ原産

 バックヤードで栽培しているローゼルに待望の花が咲いた。
 これまで、園内に赤紫色の品種を観賞用に植えているが、ローゼルティーをパーラーで出していることもあり、果実採取用の品種を探していた。幸い、園芸店で苗を求めて、実家で鉢植えしているものがあったので、去年種子を採取し、今年の春に播種し育ててきた。
 鉢植えで育てていて、現在5株。高さ2mほどに成長し、数多くの枝にはたくさんの蕾がついているので、果実の収穫も多いと期待している。
比嘉正一

sebg | 2008年10月27日 08:43 | Comment (0) | Trackback (0)

再び春にキラキラと飛び回っているのか、興味深い

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ルリウラナミシジミJamides bochus
シジミチョウ科 東南アジア、八重山諸島に分布

 昨日、浦添市の浦添大公園に行く機会があり、リュウキュウハギの花を楽しんでいたら、小さな蝶が蜜を求めてやってきた。
 よく見ると、シジミチョウ科のルリウラナミシジミ。盛んに蜜を得ようと口吻を伸ばしていた。
 この蝶、前翅長が13~15mmで翅の裏は地味な波模様だが、表は金属光沢のある青紫色に輝いている。林縁部に無数の個体が群れ飛ぶ様は、キラキラと輝いて、しばらく見とれるほどだ。今年は大発生の年で園や周辺にもいるし、本部町、南城市、那覇市、西原町でも見た。
 沖縄も暖かい冬が続いている。このところ、毎年のようにタイワンクズ、クロヨナの花の開花にあわせて数を増やしている。ルリウラナミシジミは寒さ乗り切り再び春にキラキラと飛び回っているのか、興味深い。
比嘉正一

sebg | 2008年10月26日 08:39 | Comment (0) | Trackback (0)

満喫した気分にさせたい

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有料ツアーが好評

 10月から有料の園内ツアーが始まり好評だ。
 今までにも、「風楽風遊の森」を中心に解説つきのツアーがあり、それなりに人気があった。ちょっと狭い通路を通るので、人数が多いと声が聞こえない、解説する植物が見えない等の不便があった。
 しかし、今回からは東南植物楽園の受付から花木園を中心としたツアーに場所を変更。コースは通路が広いので大人数でも大丈夫。スピーカーもフリーハンドにした。当初、ツアーを担当するメンバーの中には「解説する植物の内容に不安」との声があり、ツアーのあるたびに研修をすることで解決することにしている。
 「面白かった」、「ためになった」、「またきたい」との声も参加者からある。
 ツアーメンバーは、来園者が帰る頃には、笑顔がこぼれるような満喫した気分にさせたいと意気込んでいる。
比嘉正一

sebg | 2008年10月24日 08:42 | Comment (0) | Trackback (0)

もっとたくさん確認したい

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アサギマダラParantica sita
マダラチョウ科 奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,竹富島,
 黒島,西表島,鳩間島,波照間島,与那国島,北大東島,南大東島,
 北海道,本州等に分布する。

 この秋、はじめてのアサギマダラを見つけた。
 北からやってきたのは間違いないが、どこからなのだろう。翅には茶色のしみもついていて、長く生きて長距離を旅してきたことが推察される。シロノセンダングサの花に口吻を伸ばして蜜をすっていて、すぐに隣の花に移動することを繰り返している。よほどおなかがすいているのか、近づいても驚かない。すぐ近くにきて初めて、飛び立った。
 ミーニシ(新北西、9月下旬頃から吹き始める北東の季節風)とともに、サシバなどの渡り鳥と同じように島伝いに南下することが、マーキング調査でわかっており、南大東島、与那国、台湾でも本州でマークされた個体が見つかっている。もっと南下するのではとの専門家の意見もある。
 いよいよ大量飛来のシーズン、去年は長崎、福島などでマークされた個体を採集して大興奮した。今年はもっとたくさん確認したいと張り切っている。
比嘉正一

sebg | 2008年10月23日 08:49 | Comment (0) | Trackback (0)

これからが最盛期

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コバノセンナ Cassia coluteoides
英名 Scrambled eggs
マメ科 熱帯アメリカ原産

 東南植物楽園の秋を代表するお約束の濃黄色の花、コバノセンナが咲き出した。
 咲いている場所は、錦が池の辺で、トラムステーションや並木大橋からも見え来園者の目を楽しませている。
 残暑の続く沖縄だが、園では「ケーンケーン」とかん高くオオシマゼミ、「ジーワジーワ」とクロイワツクツクの秋のセミが最盛期でうるさく鳴き、周辺にはススキの穂も出始めている。朝、夕の風はつめたくなり、なんとか昼寝が心地よくなってきた。
 花はこれからが最盛期で、緑の葉が隠れるほどに咲き誇る。終わる頃には、もっと涼しくなっていると思う。
比嘉正一

sebg | 2008年10月20日 08:46 | Comment (0) | Trackback (0)

「どう、幼虫の色と模様きれいでしょう」

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キョウチクトウスズメDaphnis nerii
スズメガ科 タイ~インド、アフリカに分布

 14日、キョウチクトウスズメの幼虫をキョウチクトウ科のニチニチソウで見つけた。全部で4匹、茎に静止したり、葉を食べている幼虫もいた。
 9月の中旬頃、「今年はあっちこっちでキョウチクトウスズメがいて、どうやら発生を繰り返しているようだ、羽化したての個体を標本にした、きれいでしょう」と自慢げに標本を見せられた。また、知人より「幼虫の写真を使いたいのでほしい」との希望があった。そのため、公園や路傍に生えているニチニチソウを見つけては、幼虫探しをしていた。
 毎年のように南方から飛来する迷蛾として知られていて、ときには冬を越し、1年中見られることもあるようだ。
 体長は40mmほどで、翅に緑、灰色、ピンク色の紋様が迷彩に入りとても美しい。幼虫はキョウチクトウをはじめ、ニチニチソウ、アデニウム等のキョウチクトウ科を食べる。
 「どう、幼虫の色と模様きれいでしょう」と画像を職員の一人に見せると、「ひとそれぞれ」とかわされてしまった。
比嘉正一

sebg | 2008年10月19日 08:41 | Comment (0) | Trackback (0)

ヤシの葉が何十年間で一番良い

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ヤシのある景色

 秋の天は高い、空気が澄んでいるのか、いわゆるヌケがよいのか、ヤシの育つ姿がとてもきれいに見える。
 東南植物楽園はヤシがたくさんある植物園。1年中青々と育ち、沖縄中どこを探しても、この景観だけはないのが自慢だ。しかし、毎日見ていると慣れてしまいがちだが、ある日のある時間帯に、なんともいえない美しさに出会ってしまう。
 そんなときに撮影したのが、紹介する2枚。なんとか、伝えたいと思ったのだが、腕が悪いのか平凡になってしまった感がある。
 今年は台風の被害がないのでヤシの葉が何十年間で一番良い。撮影するのでしたら、今が一番です。
比嘉正一

sebg | 2008年10月17日 08:38 | Comment (0) | Trackback (0)

苞は赤紫色、長い期間枝についている

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タカサゴBougainvillea cv.
オシロイバナ科 園芸品種

 ブーゲンビレアの品種、タカサゴが咲き出した。園ではかなり前に導入されていて通称「台湾種」と呼んでいた。
 グラブラ系の品種。苞は赤紫色、先がとがりきれいに開かず、半開きで上向きでなく、横から下向きに垂れ下がる。開花が終わっても苞は長い期間枝についていて、落ちずにそのまま茶色に変色してから落下する。開花は秋に集中し、1回咲きだが多花性。生育は旺盛で、鉢植えに適しているが、刺は鋭く扱いに注意が必要。
 輪鉢で栽培されており、株は大きく、枝の数も多い。各枝には無数の蕾が準備されていて本格的な開花が始まり、ブーゲンビレア各品種の開花の幕開けになる。
比嘉正一

sebg | 2008年10月16日 08:35 | Comment (0) | Trackback (0)

スイレンの大きな果実と種子

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ブルーギガンティア Nymphaea gigantea
スイレン科 オーストラリア原産

 ネッタイスイレンの種子の出来具合を見に行ったら、ブルーギガンティアにピンポン玉ほどの果実が実っていた。
 花だけに気を取られ、水中にある果実は見ていなかった。だいぶ前から果実はいくつもついていたようで、近くにいた担当職員は「他のスイレンに比べて種子も大きい、とりあえず蒔いて翌年発芽するかどうかテストしてみる」と話していた。
 池に植え込んだ株が枯死した経緯もあるので、当分は株を鉢に植えて大き目の容器で栽培することにしている。株が増えれば、再び池の中に植え込んでもよいと思う。
比嘉正一

sebg | 2008年10月13日 07:53 | Comment (0) | Trackback (0)

まさに野草の姫様

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ツルボScilla scilloides
別名 参内傘(さんだいがさ)
方言名 ガラサーウム
英名前 Japanese Jacinth,Chinese Scilla
ユリ科 北海道南西部から南西諸島、台湾、中国東北部から四川省に分布

 東南植物楽園の一番大きなガジュマルの生えているすぐ近くの芝地にツルボが咲いていた。
 今までに園内で咲いているのを見るのは初めてで、どうやって生えたのか不明だ。花は薄紫色で小さいが、とてもかわいくて、まさに野草の姫様って感じだ。
 方言でガラサーウム(烏芋の意味)、別名で花の咲く様が傘に似ているので、参内傘(さんだいがさ)とつけられている。
 昨日、浦添市の浦添大公園に行く機会があり、日当りの良い草地にツルボがたくさん咲いていた。上空にはサシバが滑空していて、いよいよ暑い沖縄も涼しくなる秋の始まりを感じた。
比嘉正一

sebg | 2008年10月12日 09:27 | Comment (0) | Trackback (0)

未知の世界を探検している気分

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ウスキシロチウの幼虫
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ウスキシロチョウの蛹

ウスキシロチョウ Catopsilia pomona
シロチョウ科 東洋熱帯に広く分布

 ナンバンサイカチの新葉に無数の幼虫がついているのを見つけた。この幼虫は、シロチョウ科のウスキシロチョウであることは人目で分かった。
 ナンバンサイカチは年に数回新芽を出すようだが、そのつどこの幼虫に食べられるので、成長は遅くなりがちだ。幼虫の食害がなければ、成長が早く、見事な樹形になり、腕ほどの幹になると、夏には黄色い花のシャワーを見せてくれる。一時は食害がひどく、なかなか花の咲く木が少なかったが、ここ数年開花株が増え、園の職員からも、どこそこで咲いていてとの情報が入るようになった。
 蝶は大好き、ナンバンサイカチも好きな花木、どっちも良いと答えると「虫の良い」との、苦言が耳に入る。しかし、どっちもこまめに観察することによって自然がどのように保たれているか見えるような気がする。食害や台風の被害の少ないときはよく花が咲くし、逆に被害が大きいと花の数は少なくなる。幼虫は鳥やその他の動物の食料になり、食物連鎖になるわけだ。などと、かってに妄想している。
 あ、葉の裏に蛹の殻を見つけた。さらに丁寧の葉裏を探していると、1個の蛹を見つけ、写真を撮った。未知の世界を探検している気分になっていた。
比嘉正一

sebg | 2008年10月10日 08:41 | Comment (0) | Trackback (0)

生育場所の確認をする習慣

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エランセムモドキPseuderanthemum atropurpureum 'Tricolor'
英名 Purple False Eranthemun
キツネノマゴ科 ポリネシア原産

 エランセムモドキの枝先に小さなピンク色の花を見つけた。今まで、花はたまに咲くとしか思っていなかったので、さほど気にもしていなかった。改めてみると、なかなか良い。
 花弁はピンク色で長楕円形。枝先にある花序には蕾が数多くあり、連続して咲くようだ。植物全体が赤みを帯びていて、主に庭園や公園、学校の花壇に観賞用として植えられていることが多い。
 20年ほど前だったか、「エランセムモドキを探してくれ」との知人からの要請があった。なんでも沖縄に南方から飛来した蝶の食草で採卵したいのだそうだ。初めて聞く名前で、名前が覚えにくいし、探すあてもなかった。図鑑等で植物全体像をつかみ、機会があるたびに知人に尋ねたが、見つからなかった。それから、数ヶ月、学校の花壇にそれらしき植物。もちろん採卵には間に合わなかった。エランセムモドキを見つけると、たまに当時を思い出し、生育場所の確認をする習慣がついている。
 花を撮影した後も、咲くのは10月だったのか、きれいな花だと感心し、しばらく眺めていた。
比嘉正一

sebg | 2008年10月 9日 08:59 | Comment (0) | Trackback (0)

秋の園内が華やかになる

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順調に開花する6号鉢
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今年仕立てられた尺鉢

11月1日からブーゲンビレア祭り

 11月1日から行われるブーゲンビレア祭りの主役、ブーゲンビレアの鉢植えが最終段階の調整に入った。
 今年の1月~3月に行われた、花楽祭「ブーゲンビレア・アロエ花祭り」で導入された2千鉢余りが、6号鉢の誘引支柱仕立て、あるいは1本の支柱したて、さらには尺鉢の仕立てとして準備されてきた。さらには、挿し木で増殖された苗たちが開花し、さらに彩りを添える。
 祭りの開催期間は30日まであり、期間中ブーゲンビレア栽培特別班が育ててきた鉢花がディスプレイされ、秋の園内が華やかになる。さらに、この時期開花する珍しい品種も販売される即売会も開催される。
比嘉正一

sebg | 2008年10月 6日 08:15 | Comment (0) | Trackback (0)

真っ白の雌を羽化させるぞ!

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ナガサキアゲハ Papilio memnon thunbergii
アゲハチョウ科 
奄美大島,沖縄島,久米島,粟国島,宮古島,石垣島,竹富島,西表島,
波照間島,与那国島、本州,四国,九州,対島,種子島,屋久島に分布

 とってもきれいなナガサキアゲハの雌にしばし、見とれていた。羽化したばかりらしく、翅は痛んでない。蜜を求めてテイキンザクラの花から花に飛び回っていて、少し落ち着かない。
 虫仲間から、最近のナガサキアゲハの雌は白くなっているとの話を聞いていたし、何度も見ているのだが、出会うたびに感動してくる。
 これは、飼育してよという、ことなのだろう。来年の初夏には、真っ白の雌を羽化させるぞ!
比嘉正一

sebg | 2008年10月 5日 15:59 | Comment (0) | Trackback (0)

秋の空をバックに、ブルーギガンティアはよく映える

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ブルーギガンティア Nymphaea gigantea
スイレン科 オーストラリア原産

 ポリネシアンレイクの西側で熱帯スイレンの「ブルーギガンティア」が、開花の最盛期を迎えている。
 葉のではじめは、なかなか成長せず、6月1日から始まった「ハス祭り」にはついに開花しなかった。7月に入っても、葉の成長は悪く、8月に入ってようやく蕾がでてきて咲き始めた。9月に入りようやく本番、毎日のように見事な花が咲き、入園者を喜ばせている。
 週末になると、写真愛好家がデジタルカメラで花の撮影にやってくる。他の熱帯の花も良いのだが、スイレンの花は被写体として優れているのであろう、ゆっくり時間をかけて撮影している光景がよく見られるようになった。
 ぬけの良い秋の空をバックに、ブルーギガンティアはよく映える。
比嘉正一

sebg | 2008年10月 3日 16:44 | Comment (0) | Trackback (0)

季節感をつい、喜んでしまっていた

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ハナショウガZingiber zerumbet
英名 Wild Ginger,Bitter Ginger
ショウガ科 インド、マレーシア、ポリネシア

 あ、こんなところにも植えてあったのか。園の東側、通路沿いに沿ってハイビスカスの垣根があり、その外側に真っ赤色した、ハナショガの花穂が目立っていたのだ。
 この付近を担当している職員に聞いてみると、数年前にあまりを植え込んだもので、今年が一番の出来とのことだ。散策する観光客が見つけ、「これ面白い」と、デジタルカメラで撮影する光景があった。
 気温が下がってくると地上部が枯死、根茎が地中に残り、初夏に再び伸びてくる。そのためか、時々どこに植えてあったのか忘れてしまうこともある。ジーワジーワと夏の終わりを告げるセミ、クロイワツクツクが鳴き、ハナショウガの花を見ると、季節感をつい、喜んでしまっていた。
比嘉正一

sebg | 2008年10月 2日 08:19 | Comment (0) | Trackback (0)