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比嘉 正一
(ひが・まさかず)
琉球大学農学部卒
専門分野:昆虫・植物

小嶋 麻沙代
(こじま・まさよ)
琉球大学大学院農学研究科卒


沖縄の観光地は東南植物楽園

住所:沖縄県沖縄市字知花2146
TEL:098-939-2555
MAIL:info@sebg.co.jp
http://www.sebg.co.jp/

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豪華で目立つのに

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スペクタグラブラ Bougainvillea 'Spectaglabra'
英名 Paper flower
オシロイバナ科 熱帯米原産

 1月17日から開催される、春らんまん「花楽祭」に向けて栽培されている ブーゲンビレアの珍しい品種が開花している。名前はスペクタグラブラ。
 導入歴は不明だが、そうとう昔から鉢植えで栽培され続けている。苞は大型で濃ピンク、豪華で目立つ。欠点は年1回の開花で、他の品種に比べて花持ちが良くない。そのため繁殖は行われずほんの数鉢しかなく、ましてや販売用はない。
 来園者が観賞できるのは、「花楽祭」の期間中前半になる。バックヤードのブーゲンビレアに花芽がたくさんついてきたので、ディスプレイが楽しみになってきた。

 東南植物楽園のホームページにアクセスした全ての皆様、このブログを定期的に見ていただいた方々、旧年中はありがとうございました。良い年をお迎えください。
 引き続き、来年も見てください。
比嘉正一

sebg | 2008年12月31日 08:30 | Comment (0) | Trackback (0)

ヒラヤーチーに欠かせないのがシマニラ

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具にシマニラ、紅ショウガが入っている
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冬場は葉の裏にサビが入ることが多い。春先に刈り込み新しい葉を出させる。
ニラAllium tuberosum Rottl.
方言名 チリビラ、ジービラ、キリビラ、ビラ
英名 Gynmight,Chinese chive,Chinese Leek 中国名 韮
ユリ科 日本、中国、東南アジア原産

 事務所女性職員がヒラヤーチーを持ってきた。なんでも、有名なところで客が多く美味しいとの評判とのことだ。以前にも数回持ってきていたので、味は覚えていた。「ヒラヤーチー持ってきたよー」と聞いたとたん、うかつにも生唾を飲み込んでしまった。
 ヒラヤーチーに欠かせないのがシマニラ。スーパーなどに売られている立派なニラではなく、家庭菜園で植えられているシマニラが良い。どこが、どう違うのかと言うと、独特の香り、それに栽培条件が厳しくてもよく育つこと。岩盤の上に残ったわずかに土の上、ベランダ、水はけの良すぎる砂地等乾燥の激しいところでも立派に育つ。なんといっても、古くから強壮の食材、疲労回復に役立つ野菜として重宝されてきた。園ではアグリファームで栽培されている。
 どれ、一つ「美味い」。堪能した後「ヒラヤーチー」談義に花が咲いた。卵を入れるのか入れないのか、シーチキン、ニンジンを入れるとか、醤油、ソースで食べるとか、シマトウガラシ、紅ショウガの薬味を使うとか。料理の百戦錬磨の女性職員の言葉の嵐に圧倒されてしまった。
比嘉正一

sebg | 2008年12月29日 08:15 | Comment (0) | Trackback (0)

どれくらい大きくなる

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ソウギョ(草魚)Ctenopharyngodon idellus
コイ科 中国

 錦が池には大きなソウギョが棲んでいる。放たれて20数年が経過しているといわれているが、放流年月は定かではない。
 放流の目的は池に垂れ下がる雑草の除去で、当初の目的は達成されているのであろう。池周辺は荒れていない。実は草を食べるのではなく、来園者がコイへのえさやりのときに、混じって現れ、一緒に食べている。体長約70cmの大物たちが数匹、エサがまかれるとゆうゆうとやってきて、大きな口で吸い込んでいく。コイたちも負けじと小回りを生かして、ソウギョの上にのるようにしてエサを吸い込んでいるときもある。
 こうしたエサの争奪戦を見るのは、来園者に大変喜ばれていて、光景を見ては次々とエサの自動販売機に小走りする。
 中国では体長2mにも達するという。これからどれくらい大きくなるのか楽しみだ。大きくなればなるほど、来園者に喜ばれるのは言うまでもない。
比嘉正一

sebg | 2008年12月28日 13:50 | Comment (0) | Trackback (0)

やっぱり不思議空間が好き

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レモンライム Philodendron oxycardium cv.Lemon Lime
サトイモ科 中央米原産の園芸品種

 風楽風遊の森の奥深くにちょっとした不思議空間がある。
 サトイモ科のツル植物レモンライムの繁茂している場所で、ヤシの幹にツルが張り付き、特有のレモンイエローの葉が日陰で輝いて見える。特に気温が落ちてくるこの時期はきれいだ。
 レモンライムの育つこの場所は15年ほど前から見ているが、変わらずに順調なことから、最適なのだろう。観葉植物だと鉢植えで観賞するのが普通なのだが、自然に振舞う姿も植物園ならではの贅沢かもしれない。
 ここ数日間毎日のように見ているが、飽きがこない。やっぱり不思議空間が好きなのだろう。
比嘉正一

sebg | 2008年12月27日 09:47 | Comment (0) | Trackback (0)

キンレイジュの花の黄色がまぶしい

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キンレイジュ Stenolobium stans
ノウゼンカズラ科 中米、熱帯アフリカ原産
英名 Yellow bells 中国名 黄鐘花

 いま、キンレイジュの花の黄色がまぶしい。
 例年だと、大陸の高気圧の影響で琉球列島がそのヘリにあたり、雲が多く気温も低く小雨の多い日が続く。だが、このところ好天に恵まれ、日中の気温も高く花もいろいろな種類がよく咲いている。
 特に来園者の目に留まっているのがキンレイジュ。数多くの枝には、黄色の鐘がこれまた数多くついている。
 この調子だと年を越して正月まで咲いてくれそうだ。 
比嘉正一

sebg | 2008年12月26日 09:22 | Comment (0) | Trackback (0)

付近一帯にはびこることが予想される

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セイタカアワダチソウ Solidago altissima
キク科 北米原産

 パルミエールに向かって左手の片隅に、セイタカアワダチソウを見つけた。沖縄島では、そんなに繁茂してなくて、たまに見かける程度だ。園周辺にはまだみたことがなく、おそらく初めてだと思う。
 花は鮮やかな黄色で、遠くからでもよく目立ち、園芸用に導入された理由も分かる。日本ではセイタカアワダチソウが路傍や畑の雑草の王様のようだが、同じ北米原産でシロノセンダングサが沖縄では王様だ。繁殖力は両方ともすごく、他の植物の生育を妨げるのも似ている。
 この一株から、付近一帯にはびこることが予想されるが、沖縄での勢力拡大がうまくいってないことから、そんなに心配しなくて良いようだ。
比嘉正一

sebg | 2008年12月25日 08:59 | Comment (0) | Trackback (0)

路面に真っ赤な集団

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アカヘリカメムシLeptocoris augur
ヒメヘリカメムシ科 琉球列島、台湾、中国、マレー

 東南植物楽園の東側、道路沿いの植え込みを見に行ったら、路面に真っ赤な集団を見つけた。この集団、近づいてよく見るとカメムシの集まりだった。最初は赤いペンキをこぼしているみたいにしか思っていなかったので、カメムシの集まりにびっくり、いくつもあった。
 面白いと思い撮影した。名前が分からないので、虫に詳しい知人に画像をメールで送って教えてもらった。アカヘリカメムシという名前が分かり、奇主植物にフウセンカズラ、アカギモドキ、タイワンモクゲンジなどがあるという。該当するのはタイワンモクゲンジで、周囲にたくさん生えているので、何らかの原因で離脱、路面に集団を作ったと思うが、詳しい原因は分からない。
 赤のクリスマス色のカメムシ集団を見つけ、昨日の夜から行われている「クリスマスパラダイス2008」にたくさんの来園者が来ることを暗示しているようだった。
比嘉正一

sebg | 2008年12月24日 08:55 | Comment (0) | Trackback (0)

これから、接してみることにしよう

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イソギクDendranthema pacificum
キク科 日本原産

 「黄色い花が咲き出したのはなんて名前ですか」と職員に尋ねられた。草花は苦手で調べてみると言って、10日余りも過ぎてしまった。 
 この草花、トラムステーションの近くにあって、キクの葉に似ていて白っぽく、深い切れ込みがあり、かなり特徴的だ。
 形状からイソギクだと判明した。これまで園に植えられたことがなく、足元の植え込みに変化を出したいと考えて植えられたのだろう。思惑は達成しているように見える。
 新しいもの、珍しいものには興味があるのだが、イソノギクにはなかった。これから、接してみることにしよう。
比嘉正一

sebg | 2008年12月23日 09:17 | Comment (0) | Trackback (0)

良いことずくめ

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ローズマリー Rosmarinus officinalis
別名 マンネンロウ、マンルソウ
英名 Rosemary
シソ科 地中海沿岸原産

 風楽風遊の森のハーブガーデンに、ローズマリーの小さな青い花が咲いていた。近づきよく見ると、なんともかわいらしい花だ。
 数年前にはほんの少ししか植えられてなかったが、他のハーブ類が衰退していくなかでローズマリーだけは、だいぶ増えた。来園する方々は、この植物のよい香りを知っていて、葉に触れては芳香を楽しんでいる。
 資料には次のことが書かれていた。
 小潅木で、高くならない。葉の下面に綿毛があり芳香がある。葉から香油を採取し、香料や石鹸を作る。ウースターソースの香味料の一つ。花からとった蜂蜜は最上級品とされる。葉は肉・魚類の臭み消しに使用、相性は豚肉がよい。乾燥した葉のお茶は脂肪の消化を助ける作用があるので、こってりとした食事に良い。
 良いことずくめのハーブなのに、家庭で栽培し頻繁に使っているとの情報はない。家人が使っているのを見たこともない。スーパーやチャンプルー市場等に販売されているので、少なからずは使っているのだろうとは思う。
 どれ、一枝家に持ち帰り、今日の鍋にひそかに入れてみようか。
比嘉正一

sebg | 2008年12月22日 08:14 | Comment (0) | Trackback (0)

ローソクノキの果実が熟し始めたら、オリイオオコウモリが食べているようだ

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食べられたローソクノキの果実
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豊作の果実

ローソクノキParmentiera cereifera
英 名 Candle Tree
中国名 桐花樹
ノウゼンカズラ科  パナマ原産

 豊作のローソクノキの果実が熟し始めたら、オリイオオコウモリが食べているようだ。
 10月から咲き始めた花は11月に入ると、遠くからでも目立つほどの果実を実らせた。来園者は口々に「食べられるの」と聞くので、「かじったらまずかった。他の動物だったら食べるかもしれない」と答えていた。
 果実に食べ後が見つかったのは2週間ほど前からだ。もともとアコウ、ガジュマル、バナナ、レンブ、レイシの果実がつくと、近くの森からやってきて食べていたので、ローソクノキが食べられるのは時間の問題だと思っていた。
 知人によれば、オリイオオコウモリは数が減少してきており、大切に保護してほしい哺乳類だと言う。園の果実や新芽が、食べ物の供給に役立っている。
比嘉正一

sebg | 2008年12月21日 08:12 | Comment (0) | Trackback (0)

イタジイの実を見ながら

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イタジイの実
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イタジイ林

イタジイCastanopsis sieboldii
別名 スダジイ
方言名 シィ、シィギ、シィージャーギー、シィージャ
ブナ科 日本、沖縄、東南アジアに分布

 「こうやって、歯で割って食べるんだ」といって、シイの実を歯で割って中味を食べた。懐かしい味がした。続いて、興味津々とみていた職員が歯で食べて感想を言った。「そんなに美味いものではない、炒ったら美味しいかも」
 金武町屋嘉に行く機会があり、山手のほうにイタジイが生えているのを知っていたので、車を止めて探したら実が見つかった。多くは実っていなかったが、他の鳥などに食べられた形跡があった。ずいぶん昔のことだが、山の調査でシイの実を多量に拾い、ポケットに入れて割って食べたことがある。実には虫が入っているのもあったりして、懐かしい想い出だ。
 東南植物楽園の土は赤色、ヤンバルの土だ。リュウキュウマツがよく成育し、パイナップルがよく実り、イジュが多いことから、かつてイタジイの林だったかもしれない。オオシマゼミ、ニイニイゼミ、オキナワカブトムシもいるので証拠はある。イタジイの実を見ながら、人間が開発する前の自然林を想像してみると、豊かな生物相だったに違いないと、また妄想してしまった。
比嘉正一

sebg | 2008年12月19日 16:41 | Comment (0) | Trackback (0)

赤茶色新芽

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クロヨナPongamia pinnata
方言名 クロユーナ、ハビロ、ウカファ、ウカバ、ウカハ
英名 Karum tree,Poonga-oil tree
マメ科 琉球列島、東南アジアに分布

 クロヨナに赤茶色新芽が出ているのに出会った。
このクロヨナ、職員の一人が種子を拾ってきて播種。長い間苗木として鉢植えにされていたのを、防風林にと数本露地に植えられたもの。もともとの自生種なので生育は良好、枝葉も充実、順調に生育している。
 沖縄の海岸付近に自生する樹木で、ときに純林も作るときがある。潮風に強いことから、防風防潮林として大切にされているところもある。この利点を生かして最近では公園樹、街路樹、海近くの緑化に使われている。10月に咲く薄紫色の蝶型の花は、甘い香りを放つので、満開時にはあたり一面に漂う。
 方言のクロユーナは樹皮が黒くてユナに生えているという意味。ユナとは海辺近くこと。ハビロは葉が蝶の翅に似ていることからつけられた。
 園の周囲にはクロヨナがないので、生育を大事に見守りたい。開花するのを楽しみにしている。
比嘉正一

sebg | 2008年12月18日 08:35 | Comment (0) | Trackback (0)

日陰で昼寝をしたいと夢見ている

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ローズウッドTipuana tipu (Beanth.) O.Kuntze.
別名 ティプアナ・ティプ
英名 Rosewood,Pride-of-Bolivia
マメ科 南ブラジルからボリビアに原産

 ローズウッドがようやく生長をはじめ、本来の日陰樹になりつつある。
 この植物、2002年5月にハワイより園長が導入したもの。数年、苗木は養生ハウスで育てられた後、現在の大ガジュマル横に植えられた。当初は生育が悪く、枝・葉が間のびするようなので管理する職員の評判はよくない。幸い、幹も多少だが太ってきており、将来が楽しみになってきた。
 植物園では種子から、あるいは苗から育てられることが多く、なかなか成長した本来の姿を見ることは難しい。種類によっては相当の歳月がかかるのは覚悟しなくてはならない。
 ローズウッドの日陰で昼寝をしたいと夢見ている。
比嘉正一

sebg | 2008年12月17日 09:00 | Comment (0) | Trackback (0)

マーオーファは真の野菜

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ハルノノゲシSonchus oleraceus
方言名 マーオーファ、フツナジュー
キク科 ヨーロッパ原産

 ハルノノゲシを撮影するために園の近くで探していたら、明らかに栽培している光景にであった。
 いわゆるアタイグワー(庭や付近で、数種類もの野菜類を自家用栽培する場所)で、この場所にはチキナー、フーチバー、ジービラ等が植えられている。もちろん雑草として生えているものもあって、すでに黄色い花を咲かせているものもあった。
 1年生草本、畑や荒地、路傍の雑草。沖縄では気温の下がる10月下旬頃より目立ち始め、12~2月頃が旬で美味しい。小さい頃はよく食べていて、時期になると畑に生えているのを採取するよう、いいつけられていた。食用にするには、まだ育ちはじめで若い頃がよく、花序がでたら葉がかたくなり美味くない。苦味が強いので、ジューシーや汁の具、炒め物にして食べていた。方言のマーオーファは、真の野菜を指し、よく食べていたのだろう。フツナジューのジューは青野菜の意味。
 みずみずしいマーオーファを見ていたら、つい収穫する気分になった。ただ、持ち帰っても「だれが食べるねー」と家人に言われるだけだと、思いとどまった。
比嘉正一

sebg | 2008年12月15日 08:38 | Comment (0) | Trackback (0)

赤、黒紫色の実が大豊作

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セイロンマンリョウ Ardisia elliptica
別名 コウトウタチバナ
ヤブコウジ科 台、マレーシア、フィリピン原産

 風楽風遊の森ではセイロンマンリョウの赤、黒紫色の実が大豊作、初冬の園内に彩りを添えている。これらの実は野鳥たちの大事な食料になることは間違いない。
 毎年のように実はつくが、今年ほどの豊作は初めて。このブログに頻繁に登場する台風被害がないからだ。枝・葉が充実するため、花もたくさん咲き、多量の結実につながった。
 野鳥たちが食べた果実は、糞とともに種がばらまかれる。こうして生えたであろう苗が、園内あちらこちらに育ち、結実している。なんか野鳥天国になりそうな気配がしてきた。
比嘉正一
 

sebg | 2008年12月14日 08:47 | Comment (0) | Trackback (0)

また、花を愛でるより団子になってしまった

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ホソバワダン Crepidiastrum lanceolatum
方言名 ンジャナ
キク科 沖縄の各島々に分布

 レストラン「ボタニカ」のキッチンガーデンに、ホソバワダンの黄色い花が咲いている。
 小さなハーブガーデンなのだが、十数種も植えられていて季節ごとに様々な顔を見せるので、通っていて楽しい。ホソバワダンはさらにその一角のほんの一握りなのだが、黄色の塊がまぶしく輝いている。
 12月に入り寒暖が繰り返しで、次第に涼しくなってきた。それにともないンジャナの季節がやってきた感じだ。もちろん数回は食べた。コーレーグース(シマトウガラシ)の酢漬けの準備は、同僚が準備していて万端。
 また、花を愛でるより団子になってしまった。
比嘉正一

sebg | 2008年12月12日 09:32 | Comment (0) | Trackback (0)

十数年で一番良い状態

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カユプテ Melaleuca leucadendra
英名 River Tea Tree,Paper Bark,Weeping tea tree
フトモモ科 オーストラリア~ニューギニア原産

 カユプテの独特の樹形が、秋空に映えて例年になく良い。
 理由は、去年・今年と大きな台風がなく、枝・葉が充実繁茂しているせいだ。樹皮も発達し、ふかふかで、触ると気持ちが良い。白い花もつきがよく、9月下旬から咲き続けている。
 ここ、十数年で一番良い状態と言える。そのせいか、1週間に一度くらいのペースで見に行っている。
比嘉正一

sebg | 2008年12月10日 08:32 | Comment (0) | Trackback (0)

甘い、皮がむきやすい、香りがよい

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コミカンCitrus sp.
ミカン科 原産は不明

 コミカンという名前のミカンを本部町伊豆味の知人よりいただいた。
大きさは直径5cmほどで、見た目はシークワサーをやや大きくして果皮の色を鮮やかにした感じだ。ミカンの中味もより大きく、しっかりしていて大きい。クガニーをもっと品質よくした感じだ。
 皮をむいたら、さわやかな柑橘系の香りが充満。シークワーサーに似ている。果汁はたくさん入っていて、十分甘く、一気に10個も食べてしまった。
 がちまやーなので一人で食べようと思ったが、評価が出来ないので事務所・管理職員に食べてもらい感想を聞いてみた。甘い、皮がむきやすい、香りがよい等の返事が返ってきた。
 知人が言うには「2、3年前から出始めた新しいミカン。伊豆味で出回っている。しばらくはある」とのことだ。
比嘉正一

sebg | 2008年12月 9日 09:39 | Comment (0) | Trackback (0)

紫黒色になることからアイカズラ

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ソメモノカズラMarsdenia tinctoria var.tomentosa
ガガイモ科 沖縄の各島々に分布

 近くの野山を散策中にソメモノカズラの果実が割れ、種子が散布する様子に出会った。
 果実は長さ5cmほどの紡錘状で一対ずつ、節についていた。果実が見つかった場所は群落を形作っていて、辺りにはたくさんの果実がついていた。果実は緑のまま熟すようで、少しだけ果皮が乾いたようなものからはじけ、小さな種子に白くて長い綿毛がついていた。割れた果実からは、綿毛が風に乗り、小さな種子を運んでくれるというわけだ。
 名前の由来は、植物体を傷つけると紫黒色になることからアイカズラ(ソメモノカズラ)とつけられたようだ。
 晴れた昼下がり、野山を散歩すると綿毛がとんでいるかもしれません。
比嘉正一

sebg | 2008年12月 8日 08:48 | Comment (0) | Trackback (0)

ホバリングする蛾

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オキナワクロホウジャクMacroglossum corythus
スズメガ科 琉球列島、台湾、インド~オーストラリアにかけて分布


 クササンダンカ、ランタナの花たちを訪れては蜜を吸うためにホバリングする蛾が目立ってきた。
 晴れの日の気温が上昇する昼前後が活発で、チョウと同じように次から次の花へと移動する。花の中央に、長い口吻を伸ばして空中に静止する姿は、「すごい」の一言。太い体にははばたきに必要な強い筋肉と仕組みがあるのだろう。
 ホウジャクの仲間としてわかってなかったので、知人に尋ねたら体の模様から、普通に見ることの出来るオキナワクロホウジャクだろうとのことだ。
 別のホウジャクの仲間もいるのか、探してみたい。
比嘉正一

sebg | 2008年12月 7日 10:12 | Comment (0) | Trackback (0)

完成時に満開する対比が面白い

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11月26日蕾のついた株
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11月26日蕾
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11月30日開花が始まった
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12月2日だいぶ開花した

ツワブキ Farfugium japonicum
方言名 チーパッパー、チパパ、チパパー、チパンプー
英名 Wax-leaf Plant,Japanese plant 中国名 大呉風草
キク科 日本、台湾、沖縄各島々に分布 

 黄色いツワブキの花が開き始めた。
 11月26日、蕾だったのが12月に入って開き始めたのだ。3年前の12月12日にはかなりの数の花が開いていたので、おそらく中旬には満開に近くなると予想している。
 近くの原野には野生しているものもあって、生育している場所により開花の状態が微妙に違う。先日の知人の話では、本部はもうだいぶ咲いているとのことだった。ヒカンザクラが北部から、山手の方から咲き始めることはよく知られている。ツワブキも同じように、早めに寒にあった場所から開花するのではと思っている。
 クリスマスイベントのイルミネーション設置の進み具合と平行するように、ツワブキの花は開花してくる。毎年、完成時に満開する対比が面白い。
比嘉正一

sebg | 2008年12月 5日 09:03 | Comment (0) | Trackback (0)

来年のオファーに期待

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フイリウコンラッパバナSolandra maxima 'Variegata'
ナス科 園芸品種

 気温が下がってくると様々な植物の葉が色づいてくる。フイリウコンラッパバナもその一つで、紫色のグラデーションがなんとも美しい。
 しかし、園内に植えられているのではなくバッククヤードに数鉢あって、どれも新芽・新葉が数個あってそれぞれに輝くような紫だ。
 この植物、2000年12月、職員がタイから導入した一つ。数多くが園内に植えられたのに、まだ出番がない。性質はウコンラッパバナと同じなので、現在植えられている場所には無理がある。かといって、この大型のツル植物を展示する場所が今のところない。
 導入した当人に聞くと、「沖縄、いや日本でも珍しいのに入る。大切にしてほしい」と言われた。各、管理職員の来年のオファーがあると嬉しい。
比嘉正一

sebg | 2008年12月 4日 08:48 | Comment (0) | Trackback (0)

名前の由来で覚える

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コウトウイヌビワFicus benguetensis
別名 アカメイヌビワ、ギランイヌビワ
方言名 アカカブリ、カーブイ、ハーブイ、クロカブリ
クワ科 奄美、徳の島、沖永部、沖縄、久米、石垣、西表、
    与那国、台湾、フィリピンに分布

 緑が池のほとりに新芽が赤茶色のコウトウイヌビワが生えているのを見つけた。
 高さ約1mに満たないほどで、まだ小さい。成長すると高さ十数メートルに達する高木になる。生えてきたのは、果実を食べた鳥が近くに糞をしたのであろう。しかし、生えてきたのはこの一つだけだ。
 和名の由来は台湾の東側に浮かぶ紅頭島(蘭與)、別名のギランは台湾の宜蘭、アカメは赤芽からきているらしい。方言のカブリ、カーブイ、ハーブイ、カブリは祭事に神女が頭に枝・葉を被ることに由来している。アカ、クロは樹皮が黒いことの意味。
 物覚えの悪い私は、植物の名前や特徴を五感全て使って覚えるしかないので、ちょっとした由来があるのはとてもうれしい。ちなみに、覚え始めはアカメイヌビワだった。
比嘉正一

sebg | 2008年12月 3日 09:12 | Comment (0) | Trackback (0)

食事タイム

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アオスジアゲハGraphium sarpedon
アゲハチョウ科 日本、南西諸島、台湾、東南アジアに広く分布

 アオスジアゲハが蜜を吸い、飛び立つ瞬間をとらえた。
 東南植物楽園の入口には、ランタナの植え込みがあって、天気の良い日には様々な昆虫たちが蜜を求めてやってくる。
 気温が下がってくるこの時期は、昼の温度が上がる時間帯が食事タイムで、クロボシセセリ、イシガケチョウ、チャバネセセリ、ツマグロヒョウモン、ホウジャクの仲間、ナミエシロチョウ等が次々と花から花へとせわしく飛び回っていた。また、陽だまりにはタイワンクロボシシジミ、ルリウラナミシジミ、リュウキュウミスジが葉にとまり、翅を閉じてあるいは翅を開いて陽を浴びていた。
 今日も来ているのだろうか、天気が良いので昼休みに行くことにした。 
比嘉正一

sebg | 2008年12月 1日 08:49 | Comment (0) | Trackback (0)