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比嘉 正一
(ひが・まさかず)
琉球大学農学部卒
専門分野:昆虫・植物

小嶋 麻沙代
(こじま・まさよ)
琉球大学大学院農学研究科卒


沖縄の観光地は東南植物楽園

住所:沖縄県沖縄市字知花2146
TEL:098-939-2555
MAIL:info@sebg.co.jp
http://www.sebg.co.jp/

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昔の色についていけているのか

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後藤勝美先生の講演

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再現した色

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香月茂樹先生の講演

昔の色についていけているのか

 28日午後、最新のみどりに関する講演会が本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で行われたので、参加した。
 講演は「平安の色 延喜式にみる染料植物 1300年前の栽培技術に我々はついていけているのか」と題し京都薬科大学講師後藤勝美先生が、古くに制定された律令(当時の政治、文化や生活に必要なことが書かれていた百科辞典)に記載されていた内容を解いて、現代で再現できるのか漢方についても加味しながら詳しく解説した。色鉛筆や絵の具の色で現代人は色に対する認識をしているが、昔の人々は自然にある色に対し細やかな識別を行い、色彩豊かな染色をしていたとも話し、現代人が失いつつある自然の色を再認識させられた。延喜式を再現した染め織物も展示され、美しい色に参加者は見とれていた。
 二つ目は「話題の有用植物」について、(独)医薬基盤研究所薬用植物資源研究センターの香月茂樹先生が、最近はやりのバイオ燃料に使われている植物や薬用、疾病・中毒、土壌保全、食品、生活に利用されているもの等をユーモア溢れる解説を交えながら講演した。
 なかでも注目を集めたのが餅を包むゲットウの葉、鹿児島ではアオノクマタケランは使わず雑種のクマタケランの葉が柔らかいのでこれを使う。ゲットウはごわごわして幅がなく使わないといい、参加者から沖縄ではやっぱりゲットウを使うと発言があった。スーパーから買ってきたジャガイモをそのまましばらく置いておくと皮が緑になり芽ができる。芽をきれいに採らず中毒してしまう。ホウレンソウも生で食べてしまうと中毒するし、モロヘイヤの莢を食べるとよくない、反芻動物の牛とかは死んでしまうこともあると話した。
 二つの講演とも、大変興味深く聞き入り植物の底力を再認識させられた。何度か参加しているが、いつも良い。次の講演が楽しみだ。


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sebg | 2009年3月29日 09:57 | Comment (0) | Trackback (0)

良い花を期待

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Hibiscus cv.
アオイ科 園芸品種

 園に入ってすぐのワシントンヤシ並木の側に、ハワイアン系ハイビスカスのいろいろな品種が植え込まれた。
 もともと「風楽風遊の森」に栽培展示されていたが、拝観休止に伴い移植先を探していたところ、この場所になった。入り口に近く、トラムに乗車した方々にも見ていただける等の利点が植える場所の選定理由になった。
 新芽が伸びて開花するまでは、もうしばらくかかると思うが、きっと良い花を咲かせるものと期待している。

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sebg | 2009年3月27日 08:07 | Comment (0) | Trackback (0)

ナスが越冬、果実の収穫はじまる

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収穫が近い実

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丈夫そうな株たち

ナスSolanum melongena
方言 ナースビ、ナシビ、
英名 Egg Plant
ナス科 インド原産

 ナスといえば夏から秋にかけての野菜。ところが美の里わくわくファームに植えてある丸いナスは暖かい2月から開花をはじめ、丸い果実が肥大、3月中ごろから収穫が始まった。はしりのナスはレストラン「ボタニカ」に提供、調理された各料理は昼食する方々に喜ばれている
 このナス、去年の初夏に植えられ順調に生育、かなりの収穫量をレストラン「ボタニカ」に供給した。かなり丈夫なようで、暖冬の影響もあってかかなりの株が冬を越してきた。担当者は「こんなに丈夫だとは、肥料をやれば実つきもよくなるはず」とにニコニコしながら実を収穫しながら話してくれた。
 小枝には蕾がたくさんあって、花も咲いていたので、これから収穫量は増えていくと思う。

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sebg | 2009年3月26日 09:25 | Comment (0) | Trackback (0)

野菜専用ンムノファー

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生育中の野菜専用ンムノファー

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栽培中の葉はミツマタ、ハート型もあり色も赤っぽいものから黄緑色まで様々

サツマイモIpomea batatas
別名 カライモ、カンショウ、バンショ、リュウキュウイモ
方言名 ウム、ウムカンダ、ンム
英名 Sweet potato,Sweet potato vine,Yam 中国名 甘藷
ヒルガオ科 南米原産

 ンムノファー(サツマイモの葉)のこと。
 私の世代まで子供の頃(今でも時々食べている)、ンムノファーは日常に野菜として常食されてきた。野菜が不足する夏は重宝で、畑にいくらでもあり、すぐに調達できる利点がある。
 ンムはベニイモ等多くの品種があり、野菜専用があるのを実は十数年前には知った。ヤエヤマカズラや各地域で野菜専用の栽培が継続されてきたのだ。実情を職員数名、ばあちゃん達に聞いてみた。ンムは蔓を挿し木すれば簡単に繁殖できるので、どこそこに美味しいのがあると聞くと譲り受けたり、手に入れたら譲ったりして、広まってきたとのことだ。そういえば、数年前までシモンイモの葉が我が家でブームになり、しばらく食べ続けていたが、最近ご無沙汰だ。
 美の里わくわくファームに植えられた野菜専用ンムノファーは、クセがなく美味しいと栽培担当者は話す。レストラン「ボタニカ」に供給される日は近い。

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sebg | 2009年3月25日 11:47 | Comment (0) | Trackback (0)

桃色の花が満開

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遠目には桜のように見える

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ほんのり甘いかおり、蘭の花にも似ている

フイリソシンカ Bauhinia variegata
英名 Orchid Tree,Mautain Ebony 中国名 羊蹄甲
マメ科 インド、ビルマ、中国原産

 第二駐車場のわきの数本のフイリソシンカが桃色の花を満開に咲かせ、レンタカー利用者など来園者から喜ばれている。遠目に見ると、まるで桜が咲いているように見えるらしい。
 2月初め頃よりぽつぽつと咲いていたが、3月中旬の気温の上昇とともに開花数が多くなり、ここ数年で一番の花つきだ。
 ちょうど今頃が見ごろで、春の嵐がなければ、しばらくはフイリソシンカの桃色が楽しめる
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sebg | 2009年3月23日 17:29 | Comment (0) | Trackback (0)

大いに期待

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蕾が多いので毎日赤い花が咲く

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真上から見ると赤い時計

ベニバナトケイソウ Passiflora coccinea
トケイソウ科 ベネズエラ、ボリビア原産
英名 Scarlet Passion Flower

 今年も真っ赤な美しい花はバックヤードで咲いていて、蝶や他の虫たちが独占していた。
 1月中旬頃から咲き始めた花は、3月中旬まできれなく咲き続けている。蔓もよく伸びて、葉・つぼみもたくさんついている。周りの植物を整理したのが原因なのか、付近の鉢物で一番勢力が強く、我が物顔だ。
 挿し木をしているようだが、思ったよりよくない。それでも数鉢が鉢に植えられていたので、今年はもっと増殖し、園内展示に華やかさを添えるものだと大いに期待している。


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sebg | 2009年3月22日 15:55 | Comment (0) | Trackback (0)

カリフラワーはあるかなー

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きれいな黄色のカリフラワーの花

カリフラワー(ハナヤサイ)Brassica oleracea
別名 ハナカンラン
英名 Cauliflower  中国名 花耶菜 
アブラナ科 ヨーロッパ西岸地域原産

 カリフラワーの黄色い花が、美の里わくわくファームの野菜畑で目だって咲いていた。
 去年の秋に苗が植えられ、収穫した残りが咲かせている。かわった品種らしくラベルには「バイオレットクイーン」とあり紫色で茹でると、通常の緑になる。葉はモンシロチョウに食べれていて、卵・幼虫とも見つけることが出来、成虫は乱舞していた。
 食べる部分は、茎の頂に花の蕾が肥大した花の塊、花球だ。資料によると、ヨーロッパでは18世紀頃より知られ、日本には明治初年に伝来した。利用は花球をゆでて西洋料理に広く用い、テンプラ、汁の実など和食にも使っている。今では、広く普及し、よく食べられる野菜の一つ。
 去年は、ばあちゃんが植えていたので、毎週のように収穫し、恩恵にあずかった。明日は久しぶりに、顔を見せに行ってみよう。カリフラワーはあるかなー。黄色い花の時期かもしれない。

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sebg | 2009年3月20日 11:52 | Comment (0) | Trackback (0)

まだ馴染めない

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コリアンダーCoriandrum sativum
別名 コエンドロ
英名 Coriander
セリ科 地中海沿岸

 「美の里わくわくファーム」の農場で白い小さな花が咲いていたので撮影した。栽培担当者に名前を聞くと、コリアンダーだと返事が来た。レストラン「ボタニカ」用にと栽培していて、パーティー等でつけあわせに使っているとのこと。
 コリアンダーは全草に臭気がある。葉をちぎって鼻に近づけると独特の臭気がした。別の知人に聞くと、「この香りがたまらん、くせになる」とも言っていた。高さ30cmほどに生長していて、どの株も小さい白い花を咲かせている。資料によると、「生葉を香味料に、魚・肉料理のそえ、油で炒め物にもする。果実はコエンドロジツと呼び薬用。古代エジプト時代から利用され、古くに中国に入り、日本には10世紀以前に渡来したが、香味料として日本人の食生活に馴染みがなく普及しなかった。」と書かれていた。しかし、食生活の多様化で、スーパーや道の駅などの農産物販売所にも売られているので、広く普及していると見ていいだろう。
 ただ、ガチマヤーの私はまだ馴染めない。イーチョーバー(ウイキョウ)の葉を生でかじるのにどうして。


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sebg | 2009年3月19日 08:46 | Comment (0) | Trackback (0)

年をとったのかなー

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ミツバチの好きなシロツメクサの花

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芝生の中に群生するシロツメクサ

シロツメクサTrifolium repens L.
別名 オランダゲンゲ、シロクローバー
英名 white clover,white dutch clover
マメ科 ヨーロッパ原産

 芝生の中に生えていたシロツメクサにたくさんの白い花が咲きだし、ミツバチが蜜を求めて来ていた。
 もともと生えていなかったが、数年前から少しずつ増えてきた。どこから来たのかは不明で、もうしばらくしたら芝刈りと共に刈り取られる。多年草となっているが夏場は消え、12月の気温の下がる頃に葉がではじめ、2月からちらほら咲き始める。
 通称クローバーの名前で呼ばれている多年草で、牧草として広く世界中で栽培されている。日本には江戸時代にオランダ船からもたらされたとある。沖縄にはいつごろ入ったのか分からないが、1970年代頃の記憶にはない。ただ、道路工事が盛んになり法面にシロツメクサが植えられ始めた時期に、爆発的に広がったのではないかと思う。テレビで幸運の四葉のクローバーなどと紹介されたときに、だいぶ探したがシロツメクサ自体が見つからなかった。
 時々四葉のクローバーのことを思い出すが、花を見るだけで探す元気はない。年をとったのかなー。

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sebg | 2009年3月17日 11:18 | Comment (0) | Trackback (0)

ものすごく充実した時間

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いつ見ても飽きない花

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鉢植えをスタンドにしたディスプレイ

ヒメキランソウ Ajuga pygmaea
シソ科 日本、沖縄、台湾に分布

 「沖縄の海岸に生えているよ。今でも見つかる。ピンクの花もある」とヒメキランソウを撮影していたら、40代の男性が声をかけてきた。
 昨日は天気がよく絶好の行楽日和、県内・米国人の家族連れが多く来園し、思い思いに楽しんでいた。その中でもカメラで花を撮影している一行があったので、一緒に花の特徴等を解説していたら、声をかけてきた。その男性は年間フリーパスを持っていて、植物園が好きで何度も来ていること、野生植物に詳しく、リュウキュウコザクラが咲き出した等も情報を提供してくれた。
 ヒメキランソウはトラムステーション近く、並木大橋の芝生、花木園、直売店の鉢植え等で満開だった。毎年咲いているのを見ているのだが、何度見ても新鮮で心動かされる。
 花を撮影に来た女性たちの一行、そして植物好きな男性、接する時間は少しだったが、ものすごく充実していたと思う。
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sebg | 2009年3月16日 14:01 | Comment (0) | Trackback (0)

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ようやく採取した根

ニッケイ Cinnamomum sieboldii
方言名 カラキ、カラケ、ハラギ
英名 cinnamon
クスノキ科 徳之島、沖縄島、久米島、石垣島に分布

 剪定バサミで小さな根を切り落としたら、ニッケイ独特の芳香がした。
 ハーブガーデンに植えてある高さ5m、幹の直径25cmにも生長した株の移植が行われので、一番香りの強い根を探しに行ったら、すでに埋め戻された後で少ししか見つからなかった。掘った管理職員からは「もっと早く来ればよかったのに、ものすごくよい香りがした」と笑顔で話してくれた。それでも数本の根を探したので大満足だ。
 余分な土を洗っている最中、根の皮から発しているのであろう芳香がたちこめ、懐かしい気分になった。小さなノコで根を切りそろえたら、ノコくずがまた香った。もったいないので、事務所職員数名にも香りを楽しんでもらったら、よい香りとの評判だ。
 「ドリップしたらいいかも」との提案があった。もちろんやってみることにしている。

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sebg | 2009年3月15日 15:36 | Comment (0) | Trackback (0)

美味しいに決まっている

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見事なトマト、明日収穫かな

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農家でないのだが栽培は上手い

トマトLycopersicum esculentum
別名 アカナス
英名 Tomato 中国 小金瓜、番柿

 アグリファーム改め「美の里わくわくファーム」の栽培ハウスでトマトの収穫が始まった。
 園のレストラン「ボタニカ」に供給する目的で栽培されていて、去年に引き続き2回目。去年と違うのは6品種余りの植え付けで、様々な色と形のトマトが収穫できそうなことだ。苗を植える前に苗床の整地と虫除けのネットが厳重に張られた。と言うのも、蛾の幼虫が侵入し果実をだいぶ食べられてしまい、後半は収穫できなかったからだ。苗は1月初旬に植えつけられ、苗床の状態が良いせいかすくすく成長し、花を咲かせ見事な果実をつけてきた。
 収穫初日の昨日は5kg、日をおって収穫量は増していくとのこと。味はどうなのと聞くと「丹精こめた、美味しいに決まっている」との返事だった。


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sebg | 2009年3月13日 16:04 | Comment (0) | Trackback (0)

全体的にバランスがいいのは台風が来る前まで

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株立して樹形のきれいなセネガルヤシ

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クリーム色した花

セネガルヤシPhoenix reclinata Jacq.
別名 カブダチソテツジュロ
英名 Senegal date palm
ヤシ科  アフリカ、マダガスカル原産

 セネガルヤシにクリーム色の小さな花の集団が咲き始めた。花には蜜や花粉を求めてミツバチをはじめとする昆虫たちが訪れている。
 東南植物楽園のやや中央、通称セネガル区というセネガルヤシ中心のエリアがあり、数株が育っている。その中のいくつかが花穂をだしていて、一つに5個ほどつけているものもある。
 セネガルヤシは幹が株立し、いくぶん傾いて育っていて、高さ6m余りに育つとされている。園のものは高さ3m余りほどで、そんなに高くない。葉はきれいな羽状複葉で長さ2.5~7m。葉柄に長さ10~15cmの鋭い刺がついていて、枯葉等の除去やタイワンカブトムシの被害を防ぐネット設置する際に、とても厄介だ。油断していると手や腕に刺さり痛い。
 このセネガルヤシ、沖縄では普及してなく珍しいヤシに入る。株立して葉が美しく、全体的にバランスがいいのは台風が来る前まで。


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sebg | 2009年3月12日 11:57 | Comment (0) | Trackback (0)

少しメロメロだ

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キヌラン Zeuxine stceteumatica
ラン科  日本、台湾、フィリピン原産

 待望のキヌランが咲いた。小さな花の咲く取柄がないであろう植物の魅力に、少しメロメロだ。
 園内各所の芝生でキヌランが生えてきているのは、数箇所で確認していた。去年と同じ場所での生育は大丈夫なのかと気をもんでいたが、雨が降り続いていたので、しばらく観察に行ってなかった。昨日、ようやく晴れたので足早に行ってみたら、咲いているではないか。緑の芝生から、高さ5~10cmほどに紫かかった茶色の葉をつけて、だんだんにほんとうに白い小さな花をつけている。
 夢中で撮影したのがごらんの写真だ。
 「野生ラン」という言葉の響きに反応する貴方、同類です。

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sebg | 2009年3月11日 08:29 | Comment (0) | Trackback (0)

ヘネッケンが開花したらいよいよ「うりずん」

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電柱のように長く伸び花序

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葉先がするどく大型剣山のように見える

ヘネッケンAgave fourcroydes
英名 Henequen
リュウゼツラン科 メキシコ原産

 今年もヘネッケンの花序が長く電柱のように立っていて、来園者から注目を集めている。
 1月頃より伸びてきて、3月はじめには高さ4mほどに生長している。もうしばらくすれば開花がはじまるものと思われる。今年は2本だが、次に控えている株が大きいので、来年の本数は増えると思う。
 資料によれば葉から繊維が採れ、幹の汁を絞ってテキーラの原料に使うとある。だが、沖縄では利用目的とした栽培はなく、観賞用として植えられているに過ぎず、園外ではめったに見ない。
 園に育つリュウゼツランの仲間では最大。魅力は幹から規則正しく伸びた細長葉が多数密につき、先が鋭くなっている独特な姿にある。大型剣山のようにも見える。
 ヘネッケンが開花したらいよいよ「うりずん」、梅雨前のさわやかなシーズンは熱帯の花々の競演が繰り広げられる。


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sebg | 2009年3月10日 14:40 | Comment (0) | Trackback (0)

ターゲットの一つ

nangokunejibana1.jpgnangokunejibana.jpg

ナンゴクネジバナSpiranthes sinensis Ames
方言名 ムデクバナ、アイナーフサ
ラン科 沖縄各島に分布

 園内各所の芝生になんともかわいらしい花が咲きだした。名前はナンゴクネジバナ。
 花序は高さ10~15cm、らせん状に白~ピンク色をした花をつけていて下の方から順序よく咲いていく。方言のムデクバナは花穂がゆれる花の意味とのことらしい。確かにカメラから覗いた花穂はゆれていて、なかなかピントが合わなかった。
 季節を感じさせる花として、ナンゴクネジバナは山野草愛好家に人気だ。花の時期ともなると専門の雑誌に特集されるほどで、展示会なども行われている。一時期、毎週の休みは山野草愛好家の知人と一緒に、島中を歩き回ったことがある。ターゲットの一つとしてナンゴクネジバナも入っていて、花の色、葉の形や斑入りなど、様々な変わりものを探索した。膨大な時間と費用をかけた割に、得られたのは自然を満喫した満足感だけだったが、糧になっているのは間違いない。
 おや、この花は色が濃いなー。知人に聞いてみよう。


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sebg | 2009年3月 8日 17:00 | Comment (0) | Trackback (0)

タンポポの種子

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陽の光に反射して光るタンポポ

seyyotanpopo.jpg
近くにいくつもあった

セイヨウタンポポ Taraxacum officinale
方言名 タンププ
英名 common dandelion
キク科 ヨーロッパ原産

 タンポポの種が集まった頭を見つけた。朝日にあたりキラキラしているので撮影した。
 春の花のイメージが強いが、初夏までわりに長く咲いている。咲き終わったら種子が目立つようになり、春の強い風が吹くと、ほんとに小さな種がついたパラシュート部隊が一斉に飛び立つのをよく見かける。高校生の頃まで、道端にあるタンポポの種子に息をフッと吹いて遊んでいたし、今でも時々やる。
 知人が葉は食べられるし、根は炒ってコーヒーの代用にしたという話を思い出した。調べてみると面白いことが分かった。属名のタラクサクムは苦い。オッフイキナレは薬という意味とのことだ。ヨーロッパでは実際に健胃剤、利尿剤に使われ、日常的に栽培し食べている。また、栽培用の大葉などの品種も紹介されていた。
 ん、いい事ばかり書いてある。よし、タンポポを食べるぞと、心に思ったが実行するかどうか不安なので、昼休みに同僚を誘ってみよう。
 もちろん、撮影した後はタンポポの種子を飛ばして行方をしばらく眺めていた。


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sebg | 2009年3月 6日 08:55 | Comment (0) | Trackback (0)

あれ、なんですか、食べられるのですか

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トックリキワタ Chorisia speciosa
別名 トックリノキ、ヨッパライノキ、ナンベイザクラ
英名 White Floss-silk Tree,Drunken Tree
パンヤ科 ボリビア、ブラジル原産

 「あれ、なんですか、食べられるのですか」と来園者に聞かれた。葉のない枝々に、卵よりふた周りほど大きい楕円形の果実がぶら下がっているのを見て、近くを通りかかった私に尋ねてきた。
 トックリキワタの果実で、食べられません。4月頃に割れて白い綿が飛び出し、丸くて白い球体がぶら下がります。と答えたら、「ふーん」となんとなく半分納得した感じだったたが、引き続き次のように話した。
 今年は果実が多いのです。というのも、去年の晩秋に花が多かったからです。初夏には果実が割れて、白い綿の塊が木々にぶら下がるのです。その後綿に包まれた種子がフワフワと落ちてきます。
 「いい話を聞きました、旅の思い出になりました。ありがとう」と丁寧にお礼をいただいた。これから来園するみなさん、近くのスタッフにぜひ質問してください。植物園を楽しんでください。

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sebg | 2009年3月 5日 08:33 | Comment (0) | Trackback (0)

開花予想は的中

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キバナサラカSaraca thaipingensis
英名 Yellow Saraca
マメ科 マレー、タイ原産

 花木園に育つ今年のキバナサラカはすごい。木全体の小枝・幹に次々と蕾の塊ができて開花しはじめたのだ。
 2月はじめにはすでに咲いていたが、下旬にはかなり目立ち、来園した方々からも「あの花きれい」との声を聞いていた。3月に入るとさらに開花は多くなりこれまでにない花のある景観になっている。
 「花楽祭」の花の一つとして紹介したとおりになり、開花予想は的中。見ごろは下旬までと見ている。
比嘉正一


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sebg | 2009年3月 4日 08:36 | Comment (0) | Trackback (0)

ミツバチの独り言

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昼寝をしているミツバチ

セイヨウミツバチ
ミツバチ科 日本、ヨーロッパに分布

 園の東側の明るい場所に植えられたクメノザクラの生育状況を見に行ったら、数株が少ない花を咲かせていた。一つの花がなんか不自然なので、よく見るとミツバチが花の中央にすっぽりはまっているではないか。
 死んでいないかと確かめるために指でつついてみると、わずかに動く。どうやら蜜や花粉集めに疲れたのか、昼寝をしているようだ。そういえばこのところの暖かさ、いや暑さは2月にしては異常だ。
 沖縄市の北西部に位置する園の周囲は緑がいっぱいで、農地も多い。そのため養蜂家も多いのであろう。ミツバチは園内に1年中いて、咲き変わる花々を訪れている。
 「アロエ、ヒカンザクラ、オオベニゴウカン、ピンクボール、カエンカズラその次はヒスイカズラだ」、と昼寝をしているミツバチの独り言が聞こえてきた。

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sebg | 2009年3月 2日 08:00 | Comment (0) | Trackback (0)

「直売所」と「花とチョウの館」がリニューアルオープン

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旬のブーゲンビレアは満開

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入り口は日除け棚がありイスが置かれている

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花とチョウの館はまだオオゴマダラが少ない

華やかなブーゲンビレアが人気

 本日、ブーゲンビレアやハイビスカス、ヤシの苗を販売している「直売所」とオオゴマダラのいる「花とチョウの館」が、駐車場の側にリニューアルオープンした。
 ちょうどブーゲンビレアの開花シーズンと重なり、入り口は赤、紫、ピンクの花でディスプレイされ、とても華やかだ。オープン初日は日曜日とあって、路行く車が色鮮やかな花に誘われ止め、バスの運転手やガイド、タクシーの乗務員さんらが、あまりの花のにぎやかさに釣られ見学している。もちろん、来園者も見ていて、買った鉢物の郵送の手続きなどをしていた。
 残念ながら、チョウはシーズンではなく十数匹いるのだがハウスが大きいのと、曇りで飛ばない。チョウは夏に向けて徐々に増えていく。ヘラクレスオオカブトムシとオオゴマダラの蛹が展示されていて、子供や大人も大喜び、デジタルカメラや携帯電話で撮影していた。
 二つの施設は隣同士、植物は車横付けで買えるので便利。夏にはチョウの種類も増えるので、見学するのには良い。これからの季節は行楽シーズンに入る。ドライブ途中にぜひ寄って見てください。


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sebg | 2009年3月 1日 16:19 | Comment (0) | Trackback (0)