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比嘉 正一
(ひが・まさかず)
琉球大学農学部卒
専門分野:昆虫・植物

小嶋 麻沙代
(こじま・まさよ)
琉球大学大学院農学研究科卒


沖縄の観光地は東南植物楽園

住所:沖縄県沖縄市字知花2146
TEL:098-939-2555
MAIL:info@sebg.co.jp
http://www.sebg.co.jp/

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記憶の破片が頭のなかをグルグル回っている

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ノボタン(野牡丹) Melastoma candidum
方言名 テーニー、ハンカー、ミーハンチャー、ミーファンカ
ノボタン科 南西諸島、台湾、中国南部原産

 28日、「紫色のきれいな花」と言って来園者が写真を撮っていた。
 去年と同じ「語らい橋」のたもとに生えているノボタンの2株が、満開の時期を迎えていた。
 この植物、酸性土壌を好むので、沖縄島中北部が自然の分布地だ。そのため中部の一部から南部にかけてはジャーガルと呼ばれる中性から弱アルカリの土壌なので、生えていない。しかし、中何部のところどころに大陸から運ばれてきたのであろうニービと呼ばれる酸性土壌がある。リュウキュウマツが生え、ギーマが育ちノボタンもある。ニービのある場所は小さなパッチ状にあって、独特の自然環境であったが最近の開発の波で少なくなった。ニービは細かい砂状なので、子供でも簡単に掘ることが出来るため、よくトンネルを作り中で遊んだことを覚えている。
 クービ、ギーマ、ヤマモモ、バンシルー、シークワーサー、そしてミーハンチャー、山野の珍味を食べた頃はとっても楽しかった。ノボタンの花を見るたびに、記憶の破片が頭のなかをグルグル回っている。


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sebg | 2009年5月31日 11:46 | Comment (0) | Trackback (0)

花群を背景に記念撮影

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コモスス・ベイケリ
学名 Costus comosus (Jacq.)Roscoe var.bakeri(Schum.) Mass
科名 ショウガ  
原産地 メキシコ、中米

 花木園の東側、ヒスイカズラが咲いているパーゴラを過ぎたあたりで、コモスス・ベイケリの黄色い花が目立ち始めた。
 導入暦は不明。同僚に聞いてみると、20数年ほどではないかと言う。私が園に来たときはすでにあり、松かさ状の苞が目に焼くつくほど印象的な植物だった。熱帯花木が好きで、数十回も通った海洋博覧会記念公園の熱帯ドリームセンターに、20数年前の当時あったかどうか記憶に残ってないが、沖縄ではかなり珍しいものであったはず。今でも植木市などでは見かけることがなく、ごくたまに愛好家が栽培しているに過ぎない。
 株分けで増えるので、長年にわたって増殖された苗が園内数箇所に植えられている。それぞれに暑さの続く夏の期間独特の花を咲かせ続けるので、彩には欠かせない花木の一つだ。来園者の人気は高く、花群を背景に記念撮影する方は多い。
 もうすぐコモスス・ベイケリの満開の時期を迎える。梅雨が開け、ジリジリ肌に刺す太陽の光の季節がやってくる。


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sebg | 2009年5月29日 08:42 | Comment (0) | Trackback (0)

この夏、美しいスイレンの花を愛でるチャンス

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ジャックウッドNymphaea 'Jack Wood'
スイレン科 園芸品種

 ネッタイスイレンの濃ピンクの花が、来園者に喜ばれている。
 6月1日から開催される「第4回蓮まつり」に向けて、スイレンの品種展示が最終段階を迎えている。ポリネシアンレイクの西側に特設会場を設けて設置しているが、今回目を引くのが販売苗用に作られて木枠の栽培場。品種ごとに数鉢から数十鉢があって、早くも開花していて、花数も多い。そのため、散策する来園者が足をとめて観賞している。
 ジャックウッドは2006年4月導入。ピンク系統が多い熱帯スイレンの中でも、赤味の強い数少ない一つ。性質は丈夫で、花上がりもよく、気温の高い11月まで楽しめる。
 去年より販売用の苗は、品種・数とも多いと聞いている。スイレンは誰でも簡単に育てることが出来る。この夏、美しいスイレンの花を愛でるチャンスです。

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sebg | 2009年5月27日 09:58 | Comment (0) | Trackback (0)

観賞用だけでなくいろいろな利用がある

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サオトメショウMusa ornata
別名 リンゴバショウ、サオトメバナナ、ヒメバショウ
英名 Flowering Banana
バショウ科 モーリシャス諸島原産

 ピンク色の苞をもつバナナの仲間が咲いていた。名前はサオトメショウ。
 東南植物楽園の北側、サトウキビ、パイナップルの小さな畑の近くに防風林にしている自然林があってその境に植えられている。日当りはよくないので、ちょっと細長く伸びて、通常のバナナの仲間に比べて小さく見える。
 高さ2メートルほど、花序は下垂せず垂直に伸びて開花し、苞が横に開き翼に見える。通常、観賞用に栽培するが、余り普及してなくて少し珍しい部類に入る。手元の資料に薬効成分が書かれていたので紹介する。大腸炎、痢病の快復時期に未熟の果実、または花苞の中の子房を三枚肉と煮て食べる。解熱には地下の塊茎のしぼり汁を盃の一杯、茎(仮茎)のしぼり汁なら飯茶碗の一杯を服用する。
 観賞用だけでなく、いろいろな利用がされるのなら人気がでて植えると思うが、バナナの仲間は実のつく方が良いようで、観賞用は好きな人だけが細々と栽培しているにすぎない。生け花展でサオトメショウやビジンショウの花序を使っているのを見たことがあり、素晴らしかった記憶がある。


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sebg | 2009年5月25日 14:56 | Comment (0) | Trackback (0)

南から飛んできた仲間がいるに違いない

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クロマダラソテツシジミChilades pandava
シジミチョウ科 フィリピン原産

 アレー、クロマダラシジミじゃないか。久しぶりと声をかけてしまった。
 20日、オオゴマダラの幼虫の食べるホウライカガミの鉢植えの除草していたら、1頭の小さなシジミチョウが目の前に止まった。すぐに名前が分かったので、急いでカメラを取りに行って撮影したのがこの1枚。
 石垣、宮古では今年すでにたくさん飛んでいて、5月はじめには古宇利島にいることが知人より情報が入っていた、4月から5月にかけてのソテツの新芽の時期には園内も含めて各所で気になってそれなりに注意を払っていた。一昨年、去年と続き今年もやってきたのだ。昨日、読谷村のソテツ好きの友人宅に行ったら、庭に飛んでいるではないか、早速、いるよと友人に告げたら、成虫は今日から飛んでいるとのこと。もしかしてと、ソテツの新葉をみたらなんと小さな幼虫たちがどっさりいた。大切なソテツコレクションを守るために駆除すると言う。
 あの小さなチョウに遠くまで飛ぶ、飛翔力があるとは思えない。なのに、ここ数年毎年やってきている。南の昆虫たちは、南風に乗ってやってくると誰かが言っていた。飛んできた仲間がもっといるに違いないので、探してみよう。


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sebg | 2009年5月24日 10:57 | Comment (0) | Trackback (0)

晩秋から再び咲き始める

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モナラベンダー Plectranthus cv. 'Mona Lavender'
シソ科 南アフリカ原産

 ショッピングパラダイスからポリネシアンレイクに下る途中の花壇にラベーダー色の小さな花が終わりそうだ。名前はモナラベンダー。
 草花は苦手だ。手元にある資料を探しても見当たらないので、そのままにしていたら、問い合わせていて知人よりメールが届いていた。
 この植物、管理職員が植木市で苗を求めて花壇に植え育ててきた。何でも花付きよく、丈夫で長持ちするから選んだそうだ。
 モナラベンダーはシソ科、プレクトランツス属の交配種で南アフリカの植物園で作出された園芸品種。
 これからの暑い時期は花がなく、気温の下がる晩秋から再び咲き始める。試験的に植えたので数は少ない。長期間、きれいな花が咲くことが分かったので、これから増やして欲しいと思う。
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sebg | 2009年5月22日 08:40 | Comment (1) | Trackback (0)

5月下旬まで開花が続きそう

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ヒスイカズラ Strongylodon macrobotrys
英名 Jade Vine
マメ科 ルソン島原産

 ヒスイカズラが今年2回目の満開を迎えていて、来園者に喜ばれている。県内にファンがいるらしく、わざわざこの花を見るために仲間同士でやってきたグループがあった。
 花は去年の遅くからぽつぽつ咲き始め、2月が例年より暖かく早くも本格的に咲き、3月に入ると満開を迎えてしまった。本来なら4月上旬にピークが来るのだが、4月中旬にはポツリポツリ
になってしまい、少しがっかりしていた。ところが、4月下旬に入ると気温の上昇とともに数多くの花序がでて、再び伸びてきた。ついに5月ゴールデンウイークには開花が多くなり、中旬に入り満開を迎えている。
 「何度見ても飽きない」と言ってカメラつき携帯電話で撮影していたご婦人方、落ちた花を拾っては、「家族や友達に見せる」と言って数個ずつ持ち帰った。
 梅雨の風雨での花落ちが心配だが、まだまだ花序は残っている。下旬までは何とか開花は続きそうだ。


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sebg | 2009年5月21日 09:10 | Comment (0) | Trackback (0)

年中無休

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ホウライカガミに産み付けられた卵

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孵化したら葉の裏から食べはじめ、泡を作る

オオゴマダラIdea leuconoe clara
方言名 シンブンチョウ、バカチョウ
マダラチョウ科 奄美以南の沖縄、東南アジアに分布

 「タッチ、オーケー」と大きなオオゴマダラの幼虫を持ち、こどもたちの指に触れさせたら、みんな大喜び。
 18日、花と蝶の館にいる虫たちの世話にきたら、基地内の小学校のこどもたちが数名いて、オオゴマダに夢中になっていた。卵もあるし、幼虫もいるよと手招きして、ホウライカガミについている様子を見せたら、笑顔がこぼれた。さらに、どうも手のひらに乗せてみたいとの希望を察知し、1匹つまんで女の子に。そしたら次々と手のひらを差し出してきた。
 黄金の蛹に驚き、幼虫に触れたことを喜び「サンキュー」と出て行った。
 花と蝶の館で子供たちが蝶を捕まえようとすると、親が「触ったらダメよ」と言う。近くにいたら、「触らせてください、捕まえても良いですよ」と言っている。虫を捕まえようとする衝動は、子供たちの本能、いかんなく発揮させたいと思っている。いまから卵、幼虫、蛹、成虫の多いシーズンに入る、駐車場のすぐわきにあるので、いつでも入ることが出来る。しかも年中無休。


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sebg | 2009年5月20日 08:51 | Comment (0) | Trackback (0)

ポリネシアンレイクに蓮開花

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蓮を観賞する来園者

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ペリーズジャイアント・サンベースト

ハスNelumbo nucifera
ハス科 中国、インド原産
英名 Lotus  中国名 蓮

 17日、ポリネシアンレイクでも蓮が開花を始めた。黄色い大型の「ペリーズジャイアント・サンベーストと蓮らしい「巨椋の瑞光(おぐらのずいこう)」だ。
 ちょうど日曜日と好天に恵まれ、親子連れや地域会で訪れた花好きの方々が観賞していた。また、熱帯スイレンも花数が多くなり、花色も豊富になってきた。全部の品種が開花するまでにはまだだが、6月に入るとそろい踏みの予想だ。
 池の中には数え切れない蕾が、やりのようにたっている。今年は開花が若干早くなりそうだと思っていた。今月下旬にはまとまった花が咲く。


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sebg | 2009年5月18日 08:44 | Comment (0) | Trackback (0)

蓮の開花1号

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ハスNelumbo nucifera
ハス科 中国、インド原産
英名 Lotus  中国名 蓮

 15日、第1号のハスが開花した。予想どうり品種は「台湾大紅」の八重咲きで、他の鉢も蕾が出てきたので、次々と開くと予想している。
 順調に生育してきたのは天気がよく日照に恵まれてきたことと、栽培が上手くできるようになったことがあげられる。メイン会場のポリネシアンレイクも立葉が繁茂し、早くも蕾が水面から伸びている箇所もある。
 もう一つの主役スイレン類も順調に開花してきているので、6月1日から始まる「第4回蓮まつり」には、多くの花が期待できそうだ。蓮好きな方々から、花はいつ咲くのかと、問い合わせがちらほら入ってきた。
 もう直ぐ入梅入り、今年は雨が少ないのではと心配されるが、日照もほしい。本番まで欲張りな日々が続く。

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sebg | 2009年5月17日 09:59 | Comment (0) | Trackback (0)

子供たちの理科離れ

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赤い角をだした幼虫

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脱皮直後の若令幼虫

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もうすぐ蛹になる終令幼虫

シロオビアゲハPapilio polytes
アゲハチョウ科
 奄美大島,沖縄島,伊平屋島,伊是名島,久米島,宮古島,
多良間島,石垣島,竹富島,小浜島,黒島,新城島,西表島,
鳩間島,波照間島,与那国島

 駐車場の直売所隣にある「花と蝶の館」で、アゲハチョウの仲間、シロオビアゲハの幼虫を飼育している。
 昨日のこと、幼虫の食べるシィクワシャー(ヒラミレモン)の葉がしおれてきたので取替え作業をしていたら、ちょうど親子の見学者がやってきた。興味がありそうなので「沖縄にいるアゲハチョウの仲間、シロオビアゲハの幼虫です」と説明したら、「アゲハチョウだって」と小さな子が答えた。「触ってみる」と幼虫を取り出したら、親子で腕を縮めてしり込みしてしまった。通常なら、親が「なにも怖くないから触ってごらん、いい経験なのだから」といいそうだが、そのまま帰ってしまった。
 ちょうど知人と子供たちの理科離れが話題にしたところだったので、親の方が深刻に考えないといけなと思った瞬間でした。幼虫をつついて、角がでることも説明し、臭いも経験して欲しかったのに、残念。


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sebg | 2009年5月15日 09:33 | Comment (0) | Trackback (0)

植え込み方法思案中

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半球状に咲いた花

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蕾も鮮紅色できれいだ

ボタンクサギClerodendrum bungei Steud.
英名 Rose Glory-bower
クマツヅラ科 中国南部~西部原産

 ブーゲンビレアの苗を育てるハウスの横で、いつの間にかボタンクサギの花が咲き、甘い香りを漂わせていた。
 導入は2000年頃で、苗はしばらくバックヤードで養生された後、花がきれいで香りのあることから早速園内に植えられた。ところが、予想しなかったところから次々と苗が出現し、地下茎で広がる繁殖力の強さに管理職員から反発を買ってしまった。そのため他の展示植物に影響があるので撤去され、再びバークヤードに戻ってきた。
 ここでも特徴の繁殖力の強さを遺憾なく発揮、水・肥料を与えなくても毎年きれいな淡紅色で半球状の花を咲かせ、芳香を発している。
 他の植物に影響を与えないように、植え込み時には鉢植えをそのまま地中に埋め込むか、コンクリートの壁を準備するのか思案中だ。

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sebg | 2009年5月14日 08:28 | Comment (0) | Trackback (0)

特異な姿が観賞用として優れている

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1株だけになったゴヘイヤシ
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ゴヘイヤシLicuala spinosa
葉柄に鋭いとげが並ぶ

別名 トゲゴヘイヤシ
Spiny Licuala Palm
ヤシ科 マレーシア原産

 先日、バークヤードに育つヤシを見に行ったら、数多くあったゴヘイヤシが探す限り1株になっていた。
 名前のとおり、葉柄にはノコギリ状に鋭い刺がならんでいる。種名のスピノーサはトゲの多いという意味だ。生育すると茎幹は株立で高さ4-5mに達するとあるが、園ではせいぜい1.5mくらいだ。自生地では群生するとあり、かつて園でも多数群生していた。
 ところが鋭いトゲのあるヤシ類は他にもあったが、来園者からきらわれ、栽培管理者の怪我も絶えなかった。そのためかヤシを含め、トゲのある植物たちが敬遠されてきた。
 ゴヘイヤシは特異な姿が観賞用として優れていると思う。いつの日か鉢栽培で観葉に使われるかもしれない。


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sebg | 2009年5月13日 09:16 | Comment (0) | Trackback (0)

目玉模様のついた親指大の蛾の幼虫

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目玉模様のついた幼虫

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幼虫の顔、モスラだ

セスジスズメTheretra oldenlandiae (Fabricius)
スズメガ科 日本全土、東南アジア、中国に分布

 これ見てと指差された茎には、茶褐色の体色に目玉模様のついた親指大の蛾の幼虫がいた。さらに他の茎にも2匹いた。早速撮影。
 花の咲いたクササンダカの鉢植えを、バックヤードから園内の装飾にと移動準備中だった管理担当者の職員に声をかけたら、虫好きの私にこの幼虫はなにと聞いてきた。分からないので、知人に聞いてみると返事した。
 撮影した画像を知人にメールで送信。セスジスズメ、多食性との返事がきた。図鑑にはホウセンカ、サトイモ、ヤブカラシをはじめとするいろいろな植物の葉を食べるとあった。成虫は5~10月。掲載されている成虫を見るとジェット機が駐機している姿に似ている。たぶん、見たことがあると思う。
 そういえば去年の今頃、ショッピングパラダイスからポリネシアンレイクに下る斜面の花壇に植えてあったクササンダンカにゴロンゴロンといった感じで幼虫がいた。管理職員が気づいたときには、茎が目立っていたとの話だった。
もちろんすぐさま、殺虫されてしまった。


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sebg | 2009年5月11日 08:44 | Comment (0) | Trackback (0)

イセリアカイガラムシ

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イセリアカイガラムシLcerya purchasi
ワタフキカイガラムシ科 熱帯、本州、琉球列島に分布

 9日午後、第二駐車場のフェンスに絡まっているコバノハスノハカズラの蔓についている白い大きなカイガラムシを見つけた。
 名前が分からなかったので、知人に問い合わせたところイセリアカイガラムシとの返事だった。
 このカイガラムシ、日本では最大で体長6mmにも達する。日本には1911年にアメリカから、沖縄には1926年に侵入した。農作物にも被害を与えることから外虫扱いされることもある。モクマオウの仲間には好んでつくことが知られている。そういえば、学校の校庭や家の周辺に生えているモクマオウ(トキワギョリュウ)に、白い塊の集団がそれこそたくさんついていたのは、たしかこのカイガラムシだった。
 イセリアカイガラムシを久しぶりに見て、確実な名前を知ってから再び画像を確認したら、小学校の校庭、海遊び、家の周辺などがカラーでよみがえってきた。


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sebg | 2009年5月10日 08:30 | Comment (0) | Trackback (0)

導入から7年目やっと開花

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スキデアーナHeliconia schiedeana
英名 Hardy Lobster Claw
バショウ科 メキシコ原産

 6日、バックヤードで栽培しているヘリコニアの仲間に珍しい花が咲いていたので撮影した。名前はスキデアーナ、初めての開花だ。
 この植物、2002年5月にハワイから導入した花木の一つ。現在高さ2m余りに成長し、葉もずいぶんと茂り、大型ヘリコニアの貫禄十分だ。着いた当初は根茎で、当時はこれで根がでて十分に育つのか心配した。鉢植えにした多くは芽がでず枯死。しかし、スキデアーナは元気ではないが、小さな芽をのばしてくれた。その後の生育も順調ではなく、数年後にバックヤードの露地に植えられた。毎年の台風被害も切り抜けてきて、導入から7年目やっと開花する株に生長した。
 これから暑くなるので生育もよくなり、他の株からも開花するのが出てくるはず。楽しみだ。

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sebg | 2009年5月 8日 09:56 | Comment (0) | Trackback (0)

アオスジアゲハの吸水

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青いプラスチックに反応する雄

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仲間でないことを知ったのか飛び去る雄

アオスジアゲハGraphium sarpedon
アゲハチョウ科 日本、南西諸島、台湾、東南アジアに広く分布

 5日、アオスジアゲハが青いプラスチックを仲間と間違えて接近する光景にであった。
 社員駐車場の片隅で蓮祭りに向けて蓮が栽培されていて、地面に水がこぼれ落ちてしみている状態になっている。ちょうど付近に青いプラスチックが落ちていて、仲間が吸水していると思ったのであろう、盛んに付近に下りては口吻を伸ばしていた。カメラを持ってシャッターを切ろうとするわずかな瞬間に飛び立ってしまった。
 いまごろの季節、やんばるでは川原にしみでて水や水溜り付近でたくさんの雄の集団が朝日を浴びて吸水することがある。園ではまだ数が少なく、数匹程度だが、生態は一緒なのだと思った。

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sebg | 2009年5月 6日 08:31 | Comment (0) | Trackback (0)

ンジャダキがついに開花

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ホウライチクBambusa glaucescens
方言名 インザダキ、ウビダキ、クーダキ、ンジャダキ
イネ科 中国原産

  4月17日現在、蕾だったンジャダキがついに開花、最盛期を迎えた。
 開花は4月下旬からで、はじめちらほらだったが5月の連休に入り数がおおくなった。情報を知り、知人が撮影に来た。見るのは2回目だとのこと。
 そうだ、事務所に開花した枝を持っていって見てもらおうと一枝折、花瓶に入れた。それぞれに花の感想を聞いてみた。「はじめて見た」、「へーこれが」、「以前にも見たことがある」、「きれいでない」、「どこが花」、意外に感動はない。「何十年に1回ほどしか見られない」、と言うと。「そうなんだ」と、改めて見るのは一人だけだった。
 こっちの世界に引き込むのは少し難しい。

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sebg | 2009年5月 5日 08:20 | Comment (0) | Trackback (0)

自慢したいシャコガイの手洗い場

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設置工事中

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完成


シャコガイの手洗い場

 2日、パルミエール体験ギャラリーの建物すみにちょっと変わったデザインの手洗い場が設置された。
 いろいろな体験をした後に手洗いをする目的で設置されたのだが、直売所にも近く、来園者が気軽に使えることになりそうだ。
 通常、市販のものがそのまま使いそうだが、園は違う。大きなシャコガイをそのまま使用。他にもトイレの手洗い場やディスプレイ等にも使われていて、気に入った来園者が「とても珍しいので売ってくれ」と言ってくることもある。
 大きなシャコガイの手洗い場、自慢しても良いと思った。

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sebg | 2009年5月 4日 08:22 | Comment (0) | Trackback (0)

好条件での開花

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葉も隠れるくらいに満開したサンデリアーナ

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デジタルカメラで撮影して壁紙にしてみてはどうだろう

サンデリアーナ Bougainvillea glabra 'Sanderiana'
英名 Paper flower
オシロイバナ科 熱帯米原産

 駐車場の西側にある乗務員・添乗員休憩所両サイドのブーゲンビレア'サンデリアーナ'が満開、来園者に人気だ。
 もともと年に数回、満開する優良株で今回もお約束の開花になった。おりしもゴールデンウィークの期間中の開花とあって、家族連れでカメラを構えての記念写真を撮る方も多い。花つきの良いのは、日頃の管理も良いのだが、日当りがよく、水はけも良い好条件がそろっているからなのであろう。
 6日まで、ブーゲンビレアの栽培教室、園芸無料相談室が直売所前で行われている。植物園、秘伝?の栽培技術を伝授致します。

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sebg | 2009年5月 3日 07:53 | Comment (0) | Trackback (0)

ベニノキの果実を収穫

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収穫した果実

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果実が割れて種子が見えているものもあった

ベニノキ Bixa orellana
英 名 Achiote,Annatto Tree,Lipstick Tree
中国名 紅木
ベニノキ科 熱帯アメリカ

 語らい橋の近くに育つベニノキの果実が茶色になり、一部割れていたので収穫した。収穫した果実は種子を取り出して、種子交換や苗の育成に使おうと思っている。
 以前に採取した種子は、栽培担当者に渡したところりっぱな苗が作られ、園内に植えたり、販売に使われた。まだ一部残っているので、鉢植えで開花させ果実を実らせる予定だ。真っ赤な実のついた鉢植えは観賞価値が高まり、室内でも飾れるかもしれない。また、染色の体験もあるので、テスト用として提供する予定だ。
 染色素材として有用なベニノキ、これからも活用方法を探りたいと思っている。


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sebg | 2009年5月 2日 08:02 | Comment (0) | Trackback (0)

わずかに将来性

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将来優良株の見込みのある不定芽

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1ヶ月前にたくさんの花が咲いた

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高さ3m近くの花序をだして開花する親株


アガベ・ベネズエラAgave cundinamarcensis
リュウゼツラン科 コロンビア

 サボテン山に育つ通称アガベ・ベネズエラが開花した花序後に、不定芽がたくさんついてきた。
 実はこの植物、以前から名前が気になっていて、知人らに聞いてもまともな答えが返ってこなかった。手元にある資料にも掲載がなくて困っていたら、ネットにたくさんあるとの指摘があった。なんと、最近流行の観葉植物だったのだ。そのため名前も学名もネットにあるものを採用した。種名のcundinamarcensisは'コロンビアの'という意味なので、コロンビアが原産地と考えられる。
 観葉植物として販売されているのは斑入りで、きれいな黄斑があり全体的に形も良いので、人気があるのだろう。たまたま観葉植物を生産している農場を見学する機会があり、そこにもアガベ・ベネズエラがあった。生産者でありながらいろいろ珍しいものがあり、素晴らしいコレクションの中に様々な斑紋をもつ株があった。
 良いものを見たので、早速不定芽の中に価値あるものはないかと物色しに行ったら、多くに斑はなく、わずかに将来性のあるのが見つかった。

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sebg | 2009年5月 1日 09:34 | Comment (0) | Trackback (0)