記憶の破片が頭のなかをグルグル回っている


ノボタン(野牡丹) Melastoma candidum
方言名 テーニー、ハンカー、ミーハンチャー、ミーファンカ
ノボタン科 南西諸島、台湾、中国南部原産
28日、「紫色のきれいな花」と言って来園者が写真を撮っていた。
去年と同じ「語らい橋」のたもとに生えているノボタンの2株が、満開の時期を迎えていた。
この植物、酸性土壌を好むので、沖縄島中北部が自然の分布地だ。そのため中部の一部から南部にかけてはジャーガルと呼ばれる中性から弱アルカリの土壌なので、生えていない。しかし、中何部のところどころに大陸から運ばれてきたのであろうニービと呼ばれる酸性土壌がある。リュウキュウマツが生え、ギーマが育ちノボタンもある。ニービのある場所は小さなパッチ状にあって、独特の自然環境であったが最近の開発の波で少なくなった。ニービは細かい砂状なので、子供でも簡単に掘ることが出来るため、よくトンネルを作り中で遊んだことを覚えている。
クービ、ギーマ、ヤマモモ、バンシルー、シークワーサー、そしてミーハンチャー、山野の珍味を食べた頃はとっても楽しかった。ノボタンの花を見るたびに、記憶の破片が頭のなかをグルグル回っている。
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sebg | 2009年5月31日 11:46

