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比嘉 正一
(ひが・まさかず)
琉球大学農学部卒
専門分野:昆虫・植物

小嶋 麻沙代
(こじま・まさよ)
琉球大学大学院農学研究科卒


沖縄の観光地は東南植物楽園

住所:沖縄県沖縄市字知花2146
TEL:098-939-2555
MAIL:info@sebg.co.jp
http://www.sebg.co.jp/

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新たな楽しみの発見

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eldorado1.jpg
弁の先に紅が入る

エルドラドNymphaea cv.Eldorado
スイレン科 園芸品種

 27日、ポルネシアンレイクの西側にあるネッタイスイレン栽培場に花を見に行ったら「こんなにきれいに咲いているのに」と訴えているかのような、開花だ。これは見逃せない。
 なかでも、2009年7月に知人と品種交換したエルドラドの状態が良い。解説には「レモンイエローの花色、葉に茶色のざらついた感じの模様が入る。エルドラはスペイン語で黄金郷の意味を持ち、鮮やかな花色が名前の由来になった」とある。確かに夏は鮮やかなレモンイエローだった。ところが、朝夕が涼しくなるにつれて花は大型になり、咲きはじめ弁の先にわずかに紅が入るではないか。撮影した後に、管理スタッフに尋ねたら「夏と秋では花色がだいぶ違う」との証言。面白くなってきた。ただでさえ、品種間の微妙な花色違いが楽しいのに、新たな楽しみの発見で、またネッタイスイレンの魅力が加わった。
 エルドラドの生育状態をみるかぎり、今後も開花を続けそうで、他の品種も含めて11月一杯は楽しめそうだ。

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sebg | 2009年10月31日 08:33 | Comment (0) | Trackback (0)

今がチャンス、ぜひ見て欲しい

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ガードレールに干されたイネ

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刈り取り前のイネ

イネOryza astiva
別名 イナ
方言名 イナ、クミ、フミー、マイ、ンニ
英名 Rice
イネ科 東南アジア~インド原産

 昨日、金武町伊芸で刈り取ったイネを干しているのに出会い感激した。
 やんばるに用事で出かけて、たまたまのタイミング(心の中でヤッター)。この地域に沖縄に数少ない田んぼがあることは良く知っていて、通るたびに育ち具合が気になっていた。一期作は、刈り取った後干したイネもなく少し悔しかった。2期作目の実りに出会い、念願の撮影ができた。
 イネは1年生の草本、人の口にする作物として最古、アジアにすむ人々の主食。生産は小麦についで多い。
 私が小学校2年生の頃、田んぼに入りイネを植えてことがある。収穫したのち脱穀機を足で動かしたこと、種籾があったこと等、かすかに記憶している。
大学生の頃、名護市羽地、伊平屋、伊是名、久米、渡嘉敷、与那国、西表、石垣島で田んぼを見たが、いずれも田園風景が良かった。しかし、これらもなくなったかだいぶ減ったと聞いて、なんか寂しい。
 小学校では水をはったプランターに植えて、体験学習をしていることが多い。そのため、イネという作物を知っている子供たちは多いのに、田んぼを知っているのは以外に少ない。今がチャンス、ぜひ見て欲しい。

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sebg | 2009年10月30日 09:03 | Comment (0) | Trackback (0)

二重花序の多い時期

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豪華な二重花序

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最も多い花序

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この時期花序のほとんどが二重花序

レッドジンジャーAlpinia purpurata
別名 アカボゲットウ(赤穂月桃)
英名 Red Ginger
ショウガ科 南太平洋諸島モルッカ~メラネシア、ミクロネシア原産

 「すごいねー、これ」。来園者の夫婦の声。
 花木園で花序の腋からまた花序がでてきたレッドジンジャーを撮影していたときのこと。「毎年、いくつかこのような咲き方をするのですが、今年は例年になく多い。お客さんラッキーです」と答えた。
 この付近で、数えると数十もある。このところの夜の気温の低下で、苞の赤色がいっそうさえて見える。いつも見慣れている光景とはいえ、何度見回してもいい。まして、初めてみる方々には別世界に見えるに違いない。
 この二重花序の多い時期は12月一杯までは観賞できる。今年はいつになくすごく、写真撮影にもよい。年賀状にもいかがですか。

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sebg | 2009年10月29日 08:40 | Comment (0) | Trackback (0)

昔、その昔、高校生の頃であった蝶

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決め手になった青みがかった独特の翅の色

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花の蜜に夢中の個体

ウスアオオナガウラナミシジミCatochrysops panormus
シジミチョウ科 台湾、フィリピンに分布、沖縄では迷蝶

 ん、なんかあやしい、急いでカメラを取り出し撮影したのが紹介する画像。
 最初はクロマダラソテツシジミの古くなった個体だと思っていた。やっぱり不安なので、知人に画像見せたら、すっきりした。ウスアオオナガウラナミジミだった。決め手になったのは、翅の表面の青みがかった独特の色だ。
 数十年ぶりの出会いは一瞬で終わってしまった。撮影した箇所を何度も行き来したが、再び現れることはなかった。画像を見せた知人から、「ウスアオオナガウラナミジミ」がいたよと聞いていたので、時間を見つけて行ったのだ。なんと先週、この場所は訪れていて、同じようにタイワンクズの花穂を食べるシジミチョウの一種ルリウラナミシジミの多量のキラキラした乱舞を見とれていた同じところだ。もう一種いるのを見落としていた。
 昔、その昔、高校生の頃、那覇市の末吉公園でこの蝶に最初に出会った。蝶に詳しい友がいて、いろいろと教えてくれた。この蝶はとても珍しいので大切にしたほうが良いとアドバイス。なにもかもが、新鮮なのでわくわくした気分の連続だったことを覚えている。
 もっときれいな写真を撮りたいので、次の休みには時間を作って行きたいと思っている。

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sebg | 2009年10月28日 09:42 | Comment (0) | Trackback (0)

ラッキーガーデンに飾られ、好評

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記念撮影をする来園者

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シーサーと一緒もある

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カラフルな背景見本

カラフルな場所

 バックヤードの色彩豊かなブーゲンビレアが咲き始めたので、記念撮影場所のラッキーガーデンに飾られ、好評だ。
 ディスプレイに使われている大半は、11月1日から始まるフェアに向けて栽培されてきたもので、3年目を迎える。約3週間飾られてから、次に開花したものに変えられるが、開花は来年の3月まで続くので、途切れることはない。ただ、バークヤードで管理している担当者は、戻ってきた株の花の残りの除去、傷ついた枝・葉の処理、施肥と大忙しだ。このメンテナンス次第で次の開花の是非が決まるので、重要な作業が続く。
 ここ数日、台風20号の影響で曇りと雨続きだったが、今日は青空になりそうで再び、ラッキーガーデンはカラフルで絶好の記念撮影場所になる。

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sebg | 2009年10月26日 08:09 | Comment (0) | Trackback (0)

いろいろ楽しめる散策ベストシーズン

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ハスが刈り取られた池

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ボートに乗りカマで刈り取る

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パピルス刈り取りとり作業


いろいろ楽しめる散策ベストシーズン

 ようやく日中がしのぎやすくなったので、ポリネシアンレイクの清掃が急ピッチで進められている。
 今年はハスが順調すぎるぐらい繁茂、生育終了後の枯葉も半端ではありません。池をきれいにすることと、翌年の順調な生育を促進するため。それに加え、パピルスも繁茂しているので、刈り取られた。
 ハスの刈り取りはボートに乗り、柄のついたカマでかられる。いつもなら胴着をつけて通常のカマで刈り取っていくのだが、ハスの鋭いトゲで胴着に穴があく事後が相次いだので、この方法がとられた。池の清掃と整理は、広いので、しばらくはかかる。
 水面にはバン、カイツブリが泳ぎ、アヒルが散策路を歩いている。池面から浮いた場所にはミシシッピーアカミミガメが日光浴をしている。コサギが芝生の上を静かに歩きながら、ついばんでいる。バッタを食べているのか。
 猛暑のつづいた夏、ようやく涼しくなった園内は、園内管理の作業風景、生物たち、秋の花々たちが出迎えてくれる。いろいろ楽しめる散策ベストシーズンだ。

sebg | 2009年10月25日 08:13 | Comment (0) | Trackback (0)

8種の住人

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離れの住人たち

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ガジュマルアパート全景


ガジュマルアパートの住人たち

 東南植物楽園の東側、通称ガジュマル区に「ガジュマルアパート」はある。
アパートが出来たのは35年ほど前、当時住人はいなかった。
 先日このアパートを訪ねたら、8種の住人がいた。
 ビカクシダはおそらく古いのだろう、数株が居ついている。シマオオタニワタリは一番大きく占拠し、堂々としている。マツバランはそのシマオオタニワタリに間借りしているように見える。オオイタビは太い幹にへばりついてすこしずつ占拠を広げている。バンダは住んでそんなにたってないのであろう、株はまだ大きくなく花は咲いていない。新人はハゼノキで、高さ3mほどの高さの見晴らしの良い場所に50cmほどに育っている。ヒメユズリハも近くに住居を構えている。離れにはリュウキュウマツもいる。そして、発芽している不明の住人もいた。
 熱帯雨林では1本の木にたくさんの植物が育ち、昆虫等様々な生物が多様に暮らしているらしい。園でそんな木に出会ったような気がした。しばらくガジュマルアパートは目が離せない。

sebg | 2009年10月24日 09:06 | Comment (0) | Trackback (0)

濃緑色に黄色の斑が入る

psndanussanderi.jpg
散策路側でもトゲがないので大丈夫

パンダヌス・サンデリPandanus sanderi
別名 ニシキタコノキ
タコノキ科 インドネシア東部、ソロモン諸島原産

 タコノキの仲間は樹形が特異なので、園内ではよく使われている。しかし、葉の縁に鋭いとげがあるので、管理スタッフからはすこし嫌われ気味だ。
 ところが、姿がきれいでトゲがないものもある。これがパンダヌス・サンデリで、もちろん管理スタッフからは好評。来園者が散策するすぐ近くにも使えるし、枯葉を取り除く際もたいへんスムーズだ。
 性質は強健で土質を選ばずよく育つ。高く伸びず、葉は長さ80cm、幅5cm前後、濃緑色に黄色の斑が入り、とても美しい。
 どちらかと言うと花木に比べて脇役なのだが、しっかりと園の彩りを添えるのに大いに役立っている。

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sebg | 2009年10月23日 11:42 | Comment (0) | Trackback (0)

仮称サーモンピンク

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苞は少し濃ピンク色

saamonpink1.jpg
苞は小型で細長い特徴がある


サーモンピンクBougainvillea cv.
オシロイバナ科 園芸品種

 「この品種、なんて名前」と、植物の販売をしている直売所のスタッフが聞いてきた。見に行ったら、名前がまだ判明してないやつ。後で調べるから、しばらく待ってくださいと返答した。
 確か以前にも調べたが分からなかった、とりあえず手元にある資料ひっくりかえしたが分からず。バークヤードでブーゲンビレアを挿し木から開花まで完成品を栽培している担当者に意見を求めた。サーモンの系統との返事で、品種の名前はついてない。協議の結果、名前なしでは整理ができないのでとりあえず仮の名前をつけることになった。サーモンピンクでどうか、すぐに同調。安直だが、仮の名前がきまった。
 じつはブーゲンビレアの品種区別に困っている。「ブーゲンビレアカタログ」という品種の冊子は発行されているが、掲載されている品種の色が微妙で画像だけでは無理、載ってないものもある。さらに、長い間の栽培で枝代わりも出て、嬉しいのだが、思うように開花しないし、繁殖が難しい等、難問もあり、生産販売までは至ってない。
 このように仮称サーモンピンクから、いろいろに品種が咲き、販売されている。品種コレクションに興味のある方は一度、足を運んでください。

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sebg | 2009年10月22日 13:54 | Comment (0) | Trackback (0)

受け付け前で撮影する方が増えた

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受け付け前ディスプレイ

 受付前のディスプレイ作りが行われていたが、ほぼ完成した。
 バスから降りた来園者は駐車場から入園口まで、少し殺風景だったのだが、だいぶにぎやかになった。
 使われている資材は、10年ほど前に園長がバリ島からし入れた物。数年たった頃から古びた感じになり、雰囲気がでている。それに、どれも植物との相性が良いように見える。
 ガルーダを設置している途中でも、面白いのか記念撮影をする来園者もいた。今では、受け付け前で撮影する方が増えたのは言うまでもない。

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sebg | 2009年10月21日 08:32 | Comment (0) | Trackback (0)

背中にドクロマーク

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クロメンガタスズメAcherontia lachesis
スズメガ科 本州、九州、屋久島、沖縄島、台湾、中国、マレー、インド

 10月1日、「アリにたかられてかわいそうだから、この木につけた」と言って女性氏スタッフが大きなスズメガらしき幼虫を指差した。早速、撮影、詳しい知人に問い合わせてみた。
 数日後、返事がきた。なんでもクロメンガタスズメとのこと。早速、調べてみたら、いろいろなことが面白い。まず、成虫の背中にドクロマークがついている、ミツバチの巣箱に入り込み蜜を盗む、深入りしすぎて蜜まみれで死亡したのが見つかることもある、果実を吸い被害を与えることもある、幼虫は多くの植物を食べる割に個体数が減ってレッドデータに載せた地域もある等、興味は尽きない。
 知人に食べていた植物を尋ねられたが、残念ながら判明しなかった。沖縄でもめったに見られない、珍しい蛾だという。成虫が見つかったら、すぐに名前を教えてくれた知人に知らせたいと思っている。

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sebg | 2009年10月19日 13:24 | Comment (0) | Trackback (0)

さすが、ソーローウーマー

okinawananafusi.jpg

オキナワナナフシEntoria okinawaensis
方言名 ソーローウーマー
トガリナナフシ科 琉球列島、屋久島

 13日、ハイビスカスの実のつく株を探索中、バンシルー(グワバ、バンジロウ)の葉に違和感のある物体があった。
 近くでよく見るとソーローウーマー、久しぶりと心で声をかけた。枝に静止していたら見つかることもなかったのに、葉にいたせいだ。おそらく好物のバンシルーの葉を食べるためにいたのであろう。
 見つけた嬉しさで静かに騒いだ。葉をゆらしたり、写真を撮ったりしていたが本体は微動もしなかった。さすが、ソーローウーマーと感心した。

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sebg | 2009年10月17日 08:24 | Comment (0) | Trackback (0)

古くに中国から渡来

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花の周辺は甘い香りがする

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花は紅紫色できれい

リュウキュウハギLespedeza liukiuensis Hatusima
方言名 アニハギ、ハギ、ハヂ
マメ科 中国原産?

 2週間ほど前に、ブーゲンビレアフイールドに開花しているリュウキュウハギが数株植えられた。
 順調に生育、紅紫色の小さな花を無数に咲かせ続けていて、来園者を喜ばせている。
この植物、琉球の名前がついているが産地ではないらしい。と言うのも、莢ができ種子を誰も見たことがない。繁殖はもっぱら挿し木。古くに中国から渡来したのであろうと考えられていて、挿し木で生きながらえてきた。
 高さ2mほどの低木で、枝が数多く出てこんもりした姿になる。葉は楕円形で長さ2.5~4cm。花は紅紫色、3~6、9~11月の2回咲く。開花時には花もきれいなのだが、あたりが甘い香りに包まれ、すがいがしい気分にさせてくれる。観賞用に学校校庭、庭園、公園、道路、生垣に使う。また、家畜の飼料、畑の緑肥にも使っていたとのこと。
 よく見る観賞用植物だったが、沖縄中どこも最近急激に減ってきている感じがする。20年数年ほど前の植木市では常連の植物だったが、最近姿を消していた。ところが、この前に沖縄市農民研修センターで行われていた植木市で鉢植えが出たので、管理スタッフが求めてきた。
 華やかではないが小さな花は、近くでみるときれいだし、香りも良い。晩秋まで咲くと思うので、来園の際にはぜひ見ていただきたい。

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sebg | 2009年10月16日 08:52 | Comment (0) | Trackback (0)

熟したバナナの訪問者

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ウスイロコノマチョウ Melanitis leda
ジャノメチョウ科

奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,竹富島,小浜島,西表島,
波照間島,仲神島,与那国島,北大東島,南大東島、北海道,本州,
四国,九州,東洋区に広く分布する。


 10月10日の午後、ポリネシアンレイクの池中の島に育つバナナが熟していて、目玉模様がある夏型のウスイロコノマチョウが訪問していた。
 「熟したバナナをバンが食べているので見たらよい」と、管理スタッフに言われて、観察に行ったら鳥はいなくて、蝶が来ていた。このバナナは古くに導入されたミニサバという品種。丈夫でよく育ち、きびしい環境でもバナナを実らせて、オオコウモリをはじめとする生物たちの食物になっている。こうした生物たちが食べた後に糖分が発酵したら、昆虫たちの出番。朝早くや夕方にウスイロコノマチョウが訪れ、盛んに口吻を伸ばしている。蛾、いろいろな甲虫類、クワガタもきていた。
 バナナはまだ残っている。ほんとうにバンがバナナを食べるのか、観察に行きたいと思っている。

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sebg | 2009年10月15日 08:55 | Comment (0) | Trackback (0)

ハネセンナにさやができた

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緑のさやが目立ち始めた

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夏中咲いていた黄色い花はもうすぐ終わる

ハネセンナ Cassia alata
別名 ハネミセンナ
英名 Candle Bush
マメ科 南米、西インド諸島原産

 キャンドルブッシュの黄色い花が満開を過ぎ、さやが目立ち始めた。
 和名はこのさやの特徴からつけられた。細長く羽のようなので、別名のハネミセンナも同様。英名は黄色い花の花序がローソク状に咲き、潅木になるのでついている。いずれも植物の特徴をとらえていて、目のつけどころが面白い。
 現在、ポリネシアンレイクのほとり1箇所しか生育がないので、何らかの原因で枯死したら、なくなってしまうという危機感から、数年前から挿し木で増殖している。成功し、高さ3mあまりに育ち、よく咲き、さやもついている。さらに増やしたいと思い、数本鉢にさしている。というのも、園にはブームがあり、流行りだすと植えるのだが、いままであったものが、時々消えるということもあった。
 実はもう一つの目的、シロチョウ科のウスキシロチョウの世代交代の観察も兼ねている。現在のところ、卵・幼虫がいて、付近を成虫が飛び回っている。1年を通してチョウが飛び回る園を目指しているので、さやに種子ができたら翌年の春に蒔いてみたいと思う。

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sebg | 2009年10月14日 08:53 | Comment (0) | Trackback (0)

目が縦長で大きく愛らしい

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タイワンツチイナゴPatanga succincta
別名 セスジツチイナゴ
バッタ科 琉球列島、台湾、中国、インドシナ、インドに分布

 10月1日、シークワーサーの葉にシロオビアゲハの卵や幼虫がいないか調べに行ったら、タイワンツチイナゴの幼虫が止まっていた。
 このバッタ、体が小さいのに目が縦長で大きく愛らしい。幼虫であることは分かるが、さて名前が分からない。早速詳しい知人に問い合わせて知った次第。
 資料によると、日本にいるバッタ科では最大級、翅端まで84mmにもなる固体がいるという。1年中成虫が見られ、草丈の高い草原、サトウキビ畑にすんでいる。
 子供の頃から見ている大きなバッタはコレだったのだ。そういえば、追いかけて、捕まえ、足や翅をちぎって遊んだ記憶がある。大きくて足の力が強いので、しっかりつかんでないと、逃げられることもあった。
 次は、成虫を探して捕まえてみよう。手の中で暴れる感触がいいだよなー。

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sebg | 2009年10月12日 08:32 | Comment (0) | Trackback (0)

年中咲く熱帯スイレン

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浮いている子苗

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きれいな青紫の花

ミセスMEランディグNymphaea cv.Mrs.Martin E.Randig
スイレン科 園芸品種

 先日、ポリネシンレイクの一角でミセスMEランディングの子苗がいくつか浮いているのを見つけた。
 本種は葉の中央にムカゴができる熱帯スイレンのグループ。種や株分けで繁殖するだけでなく、栄養体で子孫を残す、いわゆるクローンを作る。夏に生長した大きな葉からは、これまた大きなムカゴができる。晩夏になると、ムカゴから生長した苗が浮かびながら、根を下ろす場所を探す戦略だ。
 熱帯スイレンのほとんどは、暖かい沖縄の冬でも葉を枯らし休眠に入る。しかし、本種は例外で、気温の低い時期でも葉があり小さいながらも美しい青紫の花を咲かせてくれる。そのため、熱帯の雰囲気作りに、たいへん重宝している。

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sebg | 2009年10月11日 08:26 | Comment (0) | Trackback (0)

芝生で弁当を広げる光景が増えてくる

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芝刈りできれいになったスロープ

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広いのでエンジン付きの芝刈り機が活躍する

芝刈り

 現在、園内各所で芝刈りが行われている。
 あまり知られてないことなのだが、ほぼ1年中、1~2カ月おきに行われている。冬にも芝刈りと聞くと、来園者ほぼ100%の方々がビックリする。
 真夏の雨が少なく芝の伸びも鈍化していたが、台風18号の影響の雨で急に伸びだした。今やっておかないと、伸びすぎてしまい、次の芝刈りに厄介なので伸び具合は常に見ているようだ。誰かが、ゴルフ場みたいと言っていたが、芝の管理は欠かせない作業の一つだ。
 もうすぐ、秋の遠足、行楽シーズンが始まる。陽射しも少しずつ柔らかになってきて、心なしか風も涼しい。晴れる日の多い秋、園内は1年中でもっとも過ごしやすい時期を迎え、きれいな芝生で弁当を広げる光景が増えてくる。

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sebg | 2009年10月 9日 14:28 | Comment (0) | Trackback (0)

まあ、かわいい

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ゼフィランサス・ロセアZephyranthes rosea
ヒガンバナ科 グアテマラ、西インド諸島原産

 「まあ、かわいい」と足元に咲いたピンクの花をカメラで撮影した。
 語らい橋のたもとに植えられたゼフィランサス・ロセアが咲いていて、さほど大きな群落でもないのに、それなりに人気がある。ちょうどトラムが停車する場所で、ツアーに参加した来園者が写真を撮ったり、コイのエサやり、飲み物の購入、名物のモズクソバを試食したりと、思い思いに過ごす場所でもある。
 おりしも、10月に最盛期を迎えるオオシマゼミのケーンケーンとけたましく鳴き、ジーワジーワとクロイワツクツクも参戦し、にぎやかなところでもある。
 この小さな人気者の花は、しばらくは観賞でき、花の終わる頃には、猛暑の続いたこの夏もようやくきっと涼しくなっていると思う。

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sebg | 2009年10月 8日 08:23 | Comment (0) | Trackback (0)

トラムの通る沿線に植えられる予定

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ムッセンダ・ディワタ

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ムッセンダ・クイーン・シルキット


ムッセンダ・ディワタMussaenda 'Diwata'
ムッセンダ・クイーン・シルキットMussaenda 'Queen Sirkit'
アカネ科 園芸品種

 10月2日、金曜日から開催されている沖縄市農民研修センターの植木市で、ムッセンダの園芸品種2種を購入した。
 ムッセンダ・ディワタは苞が大きく純白で、遠くからでもよく目立ち、緑の中によく映える。生産者は、他の品種に比べて挿し木の成功率が低い、仕立てればきれいになるという。ムッセンダ・クイーン・シルキットはムッセンダ・ロセアに似ているが淡い桃色が目に優しい。丈夫で育てやすいとのこと。
 これらはしばらく養生したのちトラムの通る沿線に植えられる予定で、来年の夏には園内に彩りを添え楽しみが増える。

sebg | 2009年10月 7日 08:44 | Comment (0) | Trackback (0)

名前の由来

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色づきはじめた果実

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1本の木にいくつかの房がついていた

ショウベンノキTurpinia ternata
方言名 ヤマクネンブ、ウチザラ、ジープタ
ミツバウツギ科 日、沖、台、中原産

 「どうして、この名前がついたの」と観察会に参加した方の質問。確か、樹液が滴り落ちることからだったと思う、詳しいことは分かりません、と答えた。名前がついた理由をすっかり忘れていた。
 後日、調べたら「名前の由来は春先に枝を切ると臭気の樹液があふれ出てくることからつけられた。」とあった。やっぱり、検証すべきで春には枝を切って確かめたい。
 常緑の中高木で、中南部のちょっとした山野には普通に見ることができ、数も多い。葉は通常3個の小葉で、どっちかと言うと少し厚めの感じがする。花は3~5月に集まって咲き白で小さいが、緑の多い場所だとよく目立ち甘く香る。果実は9~11月に朱紅色に熟する。
 ずっと雨らしい雨が降らず、ショウベンノキをはじめとする山野の植物がしおれ気味だった。しかし、前日からの雨で一息ついた。台風18号の接近でさらに雨が降るはず。園、農家、植物にとって恵みの雨になりそうだ。
 果実はとてもきれいな色だったと記憶している。せっかく名前の由来も面白いので、記憶の新しいうちに撮影したいと思っているが、暴風で全て落ちるのではと心配になってきた。

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sebg | 2009年10月 5日 08:35 | Comment (0) | Trackback (0)

目がウロコといった感があった

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商品撮影のテクニックを学ぶ

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道具を使っての撮影


撮影教室

 へー、ふーん、そうなのだ。学ぶことばかり。
 9月27日、写真家を招いて写真撮影を日頃から行っている社員を対象に教室が行われた。
 デジタルカメラの機種・機材、つまみの操作、光の特性と使い方、あらゆる角度からの丁寧な解説と質問に対する答えが、全て新鮮だった。特に、蛍光灯の下での商品撮影のテクニックでは、目がウロコといった感があった。
 成果は各担当しているホームページ、ブログ、カタログ、その他多くの媒体、冊子に反映してくると思う。
 この教室には私も参加した。なるほど、すごいと感心した。しかし、デジタル系の解説書は難解(かってにそう思い込んでいる)なものばかりで、読まない。最低限の操作しか行わず、「シャッターを押せば写る」のオートフォーカスに頼りきっている。たまには操作ダイヤルをいじるのも、新しい発見があるかも、と教室の後にすぐに園内にカメラを持って出た

sebg | 2009年10月 4日 09:49 | Comment (0) | Trackback (0)

スイレンの見ごろも終わりそうにない

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seronpinku.jpg

セロンピンク Nymphaea cv. 'Celon Pink'
スイレン科 園芸品種

 今、ポリネシアンレイクのネッタイスイレンが華やかに咲き誇りまた見ごろを迎えている。 
 蓮祭りが終了した後、鉢植えではダイナミックな生長が期待できないので、広い池中に数種が植えられた。その後順調に生育、株も次第に大きくなり、どの品種も花数が多くなってきている。
 セロンピンクは夜咲きの桃色品種。葉は同じ夜咲きのレッド・フレアーにそっくりで、花の形態も似ていて性質も同じ。花つきがよく、生育期間中花が途切れない。
 10月に入っても日中は涼しくならず、最高気温33度Cを記録した。しばらくは熱帯気候が続きそうで、同じくスイレンの見ごろも終わりそうにない。

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sebg | 2009年10月 2日 10:56 | Comment (0) | Trackback (0)

まさにハイビスカス

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コキオHibiscus kokio
アオイ科 ハワイ島原産

 真っ赤な花がいい。まさにハイビスカス。
 9月19日に植えた苗にもう花が咲いてしまった。高さ50cmにも満たないのに、3個も花を咲かせていて、さらに蕾までもある。
 原種のコキオは、葉が楕円形か卵型、長さ5~9センチ、幅2~5cm、光沢のある緑色。葉の縁はわずかにノコギリ状。花は小さい。花弁は光沢のあるビロード状、直径5cm内外、橙から深紅色まで変異があるとのこと。
 生長するにつれ、枝・葉も増えて花数も増えると思う。原種のわりに、数ある園芸種にも負けない、美しさがある。周囲にもいくつかの原種が植えられている。開花するのが楽しみなので、しばらく通ってみることにした。

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sebg | 2009年10月 1日 09:02 | Comment (0) | Trackback (0)