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比嘉 正一
(ひが・まさかず)
琉球大学農学部卒
専門分野:昆虫・植物

小嶋 麻沙代
(こじま・まさよ)
琉球大学大学院農学研究科卒


沖縄の観光地は東南植物楽園

住所:沖縄県沖縄市字知花2146
TEL:098-939-2555
MAIL:info@sebg.co.jp
http://www.sebg.co.jp/

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見つけた瞬間は胸が高鳴った

sironofuiri.jpg

シロノセンダングサ Bidens pilosak var. radiata
別 名 アワユキセンダングサ
方言名 サシグサ
キク科 戦後帰化、北米原産
 奄美大島、徳 徳之島、沖縄本島、 宮古島、 石垣島に分布する。

 先日、散策中きれいなシロノセンダングサの斑入りを見つけた。今までにもこの類の斑入りは見てきたが、一番ではないかと思う。
 知人に斑入り植物愛好家が数人いて、何度もヤンバルをはじめとする山中や近くの野山を一緒に歩き回ったことがある。第三者からみれば、無駄な時間と金をかけて何をしているのかと言われるかもしれない。しかし、なにか発見したいといつもロマンに満ちた冒険と見つけた喜びの高揚感がたまらない。もちろん、園の職員にも好きなのがいて、見つけた斑入り植物の出来不出来を論議することもある。
 見つけたシロノセンダングサは、斑入りでは上等な類だが、よく見つかるので評価は低い。そのため、持ち帰り自慢にはしなかったが、見つけた瞬間は胸が高鳴った。

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sebg | 2010年7月30日 08:23 | Comment (0) | Trackback (0)

シロツメクサの葉上にキチョウの幼虫

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葉と同じ色のキチョウの幼虫

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シロツメクサの群落中に幼虫がいます、見つけてください

キチョウEurema hecabe
シロチョウ科
奄美大島,沖縄島,伊是名島,宮古島,水納島,石垣島,
竹富島,小浜島,黒島,新城島,西表島,鳩間島,
与那国島,北大東島,南大東島、本州,東洋熱帯に広く分布

 7月11日、那覇市の末吉公園で植物や昆虫を観察に行ったら、シロツメクサの葉上にいるシロチョウ科のキチョウの幼虫を見つけた。
 この日は晴れ、強烈な太陽が降り注ぐ午後、キチョウの雌がシロツメクサの群落上を低く飛んでいた。時折、降りて葉に卵を産むしぐさをしていたので、観察しようとしゃがんだ。すぐに葉に産み付けられた卵を見つけることができた。注意深く見ていると葉が食べられている。これはと思い、目を凝らし、見つめる先に葉と同じ色をした幼虫を見つけることが出来た。さらに付近を捜したら、2匹も見つけることが出来た。
 やったー、と立ち上がったら、立ちくらみがした。じつは園内でもシロツメクサが生えているときに、キチョウが卵を産むのと、幼虫を見つけようとしたが失敗していたから、嬉しい観察になった。

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sebg | 2010年7月29日 08:29 | Comment (0) | Trackback (0)

いまや外国産植物だらけ

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紫色の花が咲いていた

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園内では道端の植物として定着

シソモドキHemigraphis alternate
英名 red ivy,red-flame ivy
キツネノマゴ科 マレーシア東部原産 

 7月24日、花木園の通路沿いでいつも気になっている小さな植物に紫色の花が咲いていたので撮影した。
 実はこの植物、知人から教えられるまで名前や素性が分からなかった。ハウス内の露地、鉢植え、ちょっとした木陰に生えている。十数年前からいつか調べようと思っていたのだが挫折、今までになってしまった。
 資料によると、グラントガバーに使われるとのこと。葉は熱帯的なので地面付近の色つけにはいいのだろう。
 園芸植物として使われていたのに、そのまま放置、野生化したものは多い。在来と進入したもの、東洋のガラパゴスと言われた島はいまや外国産植物だらけになったのだと、シソモドキをあらためて見に行ったら思った。

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sebg | 2010年7月28日 08:39 | Comment (0) | Trackback (0)

記念撮影スポットにまさに華を添える

simasangoananasu5.jpg
目立つピンクの花序

シマサンゴアナナス Aechmea fasciata
英名 Urn plant
パイナップル科 ブラジル原産

 この色はやはり目立つ。シマサンゴアナナスの花序が出揃い開花を始めた。
 ダイオウヤシ区の北側、通称「滝口」で大きなハマイヌビワ、ホルトノキの樹影下にパイナップル科が数種植えられているうちの一つ。
 この場所にパイナップルの仲間が植えられたのは、10年ほど前。装飾用にと鉢植えされてハウスにあったものや、他の場所にバラバラに植えられていたので、1箇所に集めようと思われたからだ。今では、周遊するトラムのコース近くとあって、真夏に咲く色鮮やかなパイナップルの仲間は重宝している。 
 岩の隙間から水が流れるように工夫されていて、よどみには熱帯スイレンも開花しる場所なので、来園者からは好評。この記念撮影スポットにまさに華を添えるシマサンゴアナナス、8月いっぱいは咲いてくれそうだ。

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sebg | 2010年7月26日 08:35 | Comment (0) | Trackback (0)

8月一杯咲き続けると見ている

safuranmodoki10.jpg

サフランモドキ Zephyranthes carinata
方言名 グシイ、ヂクヂク
中国名 菖蒲蓮、風雨花
ヒガンバナ科 ジャマイカ、キューバ、メキシコ、グアテマラ原産

 昨日、楽しみにしていたサフランモドキは満開を少し過ぎていた。ここ数日の風雨のせいなのだろう。
 蕾が目立ち始めたのは10日ほど前。数が多かったので期待は大きかった。今まで多かったブーゲンブレアフィールドの斜面縁もやはり咲いてくれていた。さらに、他にはないかと散策したら、知らないうちに園内数箇所に独立した個体が花をつけていた。
 去年からポリネシアンレイクのキッズガーデン側に長さ20mほどの列植えがあって、咲くとなかなかの見ごたえ。トラムに乗っている来園者からも好評のようだ。
 株が充実しているので蕾はこれからも次々と出て、8月一杯咲き続けると見ている。

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sebg | 2010年7月25日 09:35 | Comment (0) | Trackback (0)

交尾を観察するのは久しぶり

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ふと、見上げるといた

ツマムラサキマダラ Euploea mulciber barsine
マダラチョウ科 沖縄島,石垣島,西表島,波照間島,与那国島、東南アジアに分布

 7月20日北中城村の山林で、マダラチョウの仲間のツマムラサキマダラの交尾を見つけた。今まだ十数年に渡って数多くの個体を見てきたが、交尾を観察するのは久しぶり。
 手前の明るい固体が雌で黒っぽいのが♂。見つけたのは偶然、食痕があったのでイシガケチョウの幼虫を見つけようとイヌビワの新葉を見ていたところだった。終令幼虫を1匹、黄色くて小さい卵もあった。そんな観察を続けていて、ふと見上げるといたわけだ。
 交尾した個体は、まもなく産卵をすると思う。ツマムラサキマダラは、真夏から少しずつ個体が増加し秋から晩秋にかけて増える。南からやってきて棲みついて十数年、そろそろ沖縄の蝶として認知されてもいい頃だ。

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sebg | 2010年7月24日 09:35 | Comment (0) | Trackback (0)

沖縄人は庭に植えない

potosu3.jpg
樹上から大きなつるが垂れ下がる

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這っている樹木より大きな葉を広げている

オウゴンカズラScindapsus aureus
別名 ポトス
英名 Pothos,Golden Pothos
サトイモ科 ソロモン諸島原産

 目に入る育つ植物群を切り取ると「ここはどこ」と言ってしまうほど、ジャングルの場所がある。
 園の東側にはポトスがシノブノキ、クスノキの大木にからまり伸びて大きな葉広げ、たくさんのつるを上空から垂れている光景が見られる。もちろんポトスをヤシや樹木の幹に這わしているところは何箇所もあるのだが、ここは別格。来園者を案内する機会があり連れて行き見せると、「温室の中にこんな場面は作れないかなー」ともらす方もいる。
 誰でも知っている馴染みの観葉植物。観賞用として栽培されているツルや葉はコンパクトだが、野外で自由にしていると瞬く間に大きく育ち、葉の直径1mにも達する。そのため沖縄人は庭に植えない。

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sebg | 2010年7月23日 08:30 | Comment (0) | Trackback (0)

「青い額」を撮影

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青い「額」みえますか

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いつもはこんなかんじで止まっています


アオビタイトンボ Brachydiplax chalybea flavovittata
トンボ科 九州、南西諸島に分布

 週末蓮祭りでにぎわっていた会場は、昨日の朝だれも散策する人はなくひっそり。そのせいかトンボ科のアオビタイトンボは接近しても逃げません。
 このトンボの特徴の「青い額」を撮影したく、いつも追いかけていたのですが、気配を感じると、射程内にはいつも入りません。追いかけても、翅のついているものに勝てるわけもなく、それに池に育つ蓮の葉や蕾にとまるので、そこには行けません。
 そういうことで待望の「額」をゲットしたので、嬉しくて、来園者のかわりに池中に作られた散策路を歩き回り、ハスの花をじっくり観賞した。

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sebg | 2010年7月22日 08:23 | Comment (0) | Trackback (0)

「青い額」を撮影

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青い「額」みえますか

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いつもはこんなかんじで止まっています


アオビタイトンボ Brachydiplax chalybea flavovittata
トンボ科 九州、南西諸島に分布

 週末蓮祭りでにぎわっていた会場は、昨日の朝だれも散策する人はなくひっそり。そのせいかトンボ科のアオビタイトンボは接近しても逃げません。
 このトンボの特徴の「青い額」を撮影したく、いつも追いかけていたのですが、気配を感じると、射程内にはいつも入りません。追いかけても、翅のついているものに勝てるわけもなく、それに池に育つ蓮の葉や蕾にとまるので、そこには行けません。
 そういうことで待望の「額」をゲットしたので、嬉しくて、来園者のかわりに池中に作られた散策路を歩き回り、ハスの花をじっくり観賞した。

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sebg | 2010年7月22日 08:23 | Comment (0) | Trackback (0)

誰もが、「コレ、ナニ」とびっくりする

rakuusyou.jpg
黄緑色の葉は美しい

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池中に育つラクウショウ

ラクウショウTaxodium distichum
別名 ヌマスギ
英名 Pond Cypress、swamp cypress
スギ科 アメリカ東南部原産

 ヤナギのような黄緑色の緑陰が池にかかり、きれいな景観作りに一役買っているちょっと変わった樹木がある。
 ポリネシアンレイクの池中に3本育ち、名前はラクウショウ。マングローブ各種以外で、水の中に育っているのが珍しく、誰もが、「コレ、ナニ」とびっくりする方が多い。同じラクウショウで錦が池のほとりに育つ同じ樹令の木は大木なのに対し、池中の3本はそれほど太ってない。どうも1年中水の中は育ちが悪いようだ。
 1年のうちで今が一番、葉がきれいでバランスが良い。台風さえこなければ、しばらくは観賞できそうだ。

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sebg | 2010年7月21日 08:47 | Comment (0) | Trackback (0)

園内で発生を繰り返している、すこし珍しいチョウ

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名前のとおり地色が黒の成虫、白の斑紋が目立つ

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巣から頭をだして葉を食べる幼虫


クロセセリNotocrypta curvifascia
セセリチョウ科 琉球列島、台湾、インドシナに分布

 最近、園内で発生を繰り返している、すこし珍しいチョウがいる。幼虫、成虫を見つけたので紹介する。
 名前はクロセセリ。セセリチョウ科の一種で、チョウの仲間ではマイナーな部類で、好きな人は少ない。
 クロセセリの幼虫が食べる植物はショウガ科の仲間。ゲットウ、クマタケラン、レッドジンジャーなど。特にゲットウを好み、初夏から秋にかけて葉を綴って巣を作り、棲みながら葉を食べて生長し、やはり葉の裏で蛹になる。
 巣から頭をだして葉を食べるのを見つめていたら、急に食べるのをやめた。どうやら気配を感じたらしい。しばらくじっとしていると、再び食べ始めた。

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sebg | 2010年7月17日 07:18 | Comment (2) | Trackback (0)

発生は続くのか、そのまま消えてしまうのか

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ほんと、久しぶりシロノセンダングサに訪花したアオタテハモドキの雌

アオタテハモドキJunonia orithya
タテハチョウ科 沖縄,久米,宮古,石垣,竹富,小浜,
   西表,波照間,与那国島、台湾,中国に分布

 7月11日、やっと見つけた。
 ムシ仲間から「アオタテハモドキ」を材料に研究しているので、たくさんいるところを教えて、との依頼があったので、アッチコッチ探したのだが、とうとう見つけることが出来ないでいた。
 今年に入って見たのは数個体。あんなに沢山いたのに、どうしてなのかは不明。これから秋にかけて増えるかもしれないという方もいる。このように、南からやってきて十数年沖縄に棲みついたチョウが、突然いなくなることがあるらしい。発生は続くのか、そのまま消えてしまうのか。
 動向がきになるので、しばらく観察を続けることにしている。

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sebg | 2010年7月16日 08:41 | Comment (0) | Trackback (0)

幼虫がクモに襲われていた

oogotenteki.jpg

シマササグモ Oxyopes macilentus
ササグモ科 本州南岸から琉球列島に分布

 7月8日、マダラチョウ科オオゴマダラの幼虫が食べるホウライカガミに水をやりに行ったら、幼虫がクモに襲われていた。
 早速、撮影した画像を知人のクモの研究家に送信したところ、ササグモ科シマササグモということが分かった。撮影はしてないが、今までにもなんどかクモに襲われているのを見てきたが、同種なのか別種なのかは覚えていない。また、スズメバチも狩りをするので、今の時期のオオゴマダラの幼虫は敵が多い。
 卵、若令がアリに、少し大きくなったらクモ、スズメバチ、さらに大きくなったらヤドリバエ、加えて病気になることもある。真夏にオオゴマダラが無事成虫になるには、障害が多い。

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sebg | 2010年7月15日 08:38 | Comment (0) | Trackback (0)

来園した方には喜ばれるのでは

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さわやかな黄色が良い

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花弁は垂れ下がった先についている

キバナヨウラクGmelina philippensis
別名 トゲヨウラク
英名 Purple Bulang,Hedgehog
クマツヅラ科 フィリピン、ミャンマー、タイ原産

 キバナヨウラクはどうなっているのだろうと久しぶりに見に行ったら、黄色い花が咲いていた。
 伸びた枝からホップがぶら下がるように、さらにその先に黄色い花弁がのぞいているので、とてもさわやか。しばし眺めていたら、強い日差しで頭が暑くなっていた。
 このキバナヨウラク、咲いている様子を園内管理している職員に見せてデビューさせようとしたが、実現していない。実は夏に咲く花で黄色は多く、別の色が欲しいのだそうだ。それでも咲いている様子は来園した方には喜ばれるのではと思っている。

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sebg | 2010年7月14日 08:45 | Comment (0) | Trackback (0)

植物が開花するたびに、訪問する花が違う

mamiuranaminagami.jpg
ナガミボチョウジに訪花したアマミウラナミシジミ


アマミウラナミシジミkurava kurava septentrionalis
シジミチョウ科 奄美,喜界,沖縄,伊平屋,慶留間,久米,
  宮古,多良,石垣,竹富,小浜,西表,
  鳩間,波照間,与那国島に分布する

 5月21日に紹介したアマミウラナミシジミの幼虫たちが多量に羽化し、乱舞が続いていた。同地を何度も訪れ観察を続けている。
 なかでも興味をそそられたのが、成虫の訪花。もちろん蜜を吸うためで、実に様々な植物が開花するたびに、訪問する花が違う。今までシロノセンダングサ、モクタチバナ、ギョクシンカ、ツルソバ、タイワンウオクサギの花を訪問してきたのを見てきた。7月2日、薄緑色の小さな花が咲くナガミボチョウジに群がっているのを見ることができた。付近は十数匹が花の周りをウロウロし口吻を花に伸ばしていた。
 7月11日に観察に行ったときには、今まで成虫の数は1時間当たり100頭を越えていたが50頭余りと減ってきていた。次いくときは何頭見られるのか、行く末が楽しみになってきた。

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sebg | 2010年7月13日 08:47 | Comment (0) | Trackback (0)

心強い味方の花木

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サルスベリ(百日紅) Lagerstroemia indica
方言名 アンバーギィ、ファゴーギー
英名 Crape Myrtle,Indian Lilac 中国名 紫薇
ミソハギ科 中国南部原産

 真夏の花の定番、サルスベリが満開の時期を迎えている。クマゼミ、リュウキュウアブラゼミの合唱を聞きながら、赤、ピンク、白といったサルスベリの花をめでながら汗をかく散策も、さわやかな気持ちにさせてくれていいもの。
 咲いているところは園の東側のトラムの通行路沿い。そのほか、数箇所で見られる。特に手入れをしているわけではないが、ほんとうに丈夫で、乾燥にも強く、剪定もしないのに適度な樹形も整ってくれる。ガーデンを管理しているものにとっては、心強い味方の花木だ。
 いつもなら台風がやってきて、枝についている蕾もろともなくなってしまうが、襲来がなければ8月上旬頃までは咲き続けそうだ。

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sebg | 2010年7月12日 08:19 | Comment (0) | Trackback (0)

吸水

usukikyousui.jpg
吸水するウスキシロチョウたち

ウスキシロチョウ Catopsilia pomona
シロチョウ科 東南熱帯に広く分布

 目の前を馴染みの白っぽいチョウが飛んでいった。「少し多いなー」と思って、飛ぶ姿を目で追っていると、地面に降りた。そこに目をやると、なんと数匹がとまっている。
 昨日の昼下がり、いつものようにオオゴマダラの幼虫は元気か調べに行った帰りの出来事だった。ぬれた地面には数頭がかたまるようにいて、盛んに口吻を伸ばして吸水している。近づくと、気配を察して飛び立つが、じっとしているとまたやってきた。ウスキシロチョウは雌雄がいて銀斑のあるもの、とムモン型もいる。雌には褐色斑の発達した個体もきている。混じって、ウラナミシロチョウもいる。
 いつもは遠くに早く飛んでいるチョウが、手掴みできる距離に何頭もいると、つい「標本にしようかな」と思うが、明日も観察したいと気持ちもあったので採集はやめた。

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sebg | 2010年7月10日 07:21 | Comment (0) | Trackback (0)

久しぶりに数が多い大満開

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大満開のハナチョウジ

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赤い筒状の花が群れて咲いている

ハナチョウジ Russelia equisetiformis
ゴマノハグサ科 メキシコ原産

 錦が池のほとりの数箇所で、赤い小さな筒状の花が満開し、来園者を喜ばせている。
 赤い花の正体はハナチョウジ。年に数回満開するが、久しぶりに数が多い大満開で池面にも赤色が映り、更に美しく見える。
 実はこの時期、いつも台風がやってきてせっかく咲いていた花が吹き飛ばされていたが、天気図を見る限り、しばらくは発生しそうにもないのは嬉しい。散策の楽しみはなんといってもいろいろな花の色や形を見ることで、歩くたびに目に映る景色がどんどん流れていくのが良い。
 ハナチョウジ、しばらくは咲きつづけそうなので、真夏の散策は歩き出す勇気がいると思うが、その価値は十分あるはずだ。

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sebg | 2010年7月 9日 08:15 | Comment (2) | Trackback (0)

緑のカーテン

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生長が早いアサガオ


アサガオIpomoea nil var.japonica
ヒルガオ科 園芸種

 園の北側にあるトラム停留所「クレッセントカフェ」を夏の強い日差しから守るためにアサガオの緑のカーテンが出来つつある。
 このアサガオ、毎年のように保育園の園児たちが植えたものの子孫たちで、今年は管理職員が蒔いて苗を育て植えつけた。
 撮影したのは6月29日、昨日様子を見に行ったら、この倍には生長しているのではと思うほど繁茂していた。花はと言うと、やはり朝顔というだけあって昼前にはしぼんでしまっていた。

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sebg | 2010年7月 8日 08:48 | Comment (0) | Trackback (0)

ようやく咲いてくれたサンヨウボタンヅルだ

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白い花を咲かせているサンヨウボタンヅル


サンヨウボタンヅルClematis alsomitrifolia Hay.
別名 オキナワセンニンソウ
キンポウゲ科 沖縄各島

 6月24日、社員駐車場からブーゲンビレアの栽培ハウスに向かっていたら、緑の葉をつけたツル植物に白い花が咲いているのを見つけた。
 「ようやく咲いてくれたサンヨウボタンヅルだ」と、声に出さない小さな感激の心の声をだした。じつは、数年前から苗があるのは知っていて、夏になるといつ咲くのか気になり、数回は足を運んでいた。咲いている量から、まだまだ若い株で来年の夏には、樹冠一杯に咲くことは間違いない。
 サンヨウボタンヅルは園芸植物で有名なクレマチスの仲間で野生種。本土から導入した品種が沖縄で思うように育たず、花もよく咲かない。この難問を解決しようと沖縄の育種家が取り込んでいる。その成果がこの前の農民研修センターの植木市で披露されていた。自慢の花を見せながら、満面の笑みを浮かべ「どうだ、美しいだろう」自慢していた。
 近い将来、沖縄野生種と交配された彩り豊かなクレマチスがどの家庭でも咲いているかもしれないと、ふと思った。

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sebg | 2010年7月 7日 09:11 | Comment (0) | Trackback (0)

訪花

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花から飛びさるシロオビアゲハ

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花に近づくシロオビアゲハ

シロオビアゲハPapilio polytes
アゲハチョウ科
 奄美大島,沖縄島,伊平屋島,伊是名島,久米島,宮古島,
多良間島,石垣島,竹富島,小浜島,黒島,新城島,西表島,
鳩間島,波照間島,与那国島に分布する

 アゲハチョウ科のシロオビアゲハはブッソウゲやテイキンザクラなど赤い花が大好き。この前の昼下がり、テイキンザクラの花の蜜を吸いにやってきた瞬間を撮らえた。
 遠くのテイキンザクラの周囲を飛んでいる2頭のシロオビアゲハを見つけた。気ずかれないないようにそっと。夢中で花の周囲を飛び回る二人(2頭)。しばら飛び回るのを見て、さらに接近してシャッターをきった。ようやく人の気配を察してか、遠くに飛び去ってしまった。
 そういえば、毎年11月頃行われている子供たちの優秀な科学コンクールで、朝早くから丸1日、ブッソウゲの花の下で、訪花する蝶の種類や数を調べる研究発表があったのを思い出した。

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sebg | 2010年7月 6日 08:29 | Comment (0) | Trackback (0)

ビー玉ほどからピンポン玉ほどの蕾が無数

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蕾が膨らんできたドラゴンフルーツ

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今年もたくさんの実がつくと予想されるドラゴンフルーツの植栽

ドラゴンフルーツ(果皮赤果肉白) Hylocereus undatus
別名 レッドピタヤ
英名 Dragon fruit
サボテン科 メキシコ~ブラジル北部にかけて原産

 6月30日、そろそろ蕾はどうなのだろうと薗の東側で展示してあるドラゴンフルーツを見に行った。
 予想どおり、各枝からはビー玉ほどからピンポン玉ほどの蕾が無数に出ている。開花は中旬~下旬、実の収穫が8月中旬頃と見ている。ちょうどトラムに乗っている来園者からも良く見えるので、この時期の話題になることが多い。
農場でも蕾がたくさんでてきたと言っていた。実が熟すのをカラス、ヒヨドリ、スズメバチやその他の生物たちが待ち望んでいる。全部を防ぐのは困難なので、犠牲になるのはしかたがないと言う。
 マンゴ、パラミツ、パンノキ、そしてドラゴンフルーツ、魅惑の熱帯果実のシーズンに入ってきた。全てを味わいたい気持ちがある。せめて、ドラゴンフルーツの袋かけの手伝いをして、少し痛んだ完熟実をねらってみますか。

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sebg | 2010年7月 5日 08:17 | Comment (0) | Trackback (0)

香りに誘われて

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香りの良いリュウキュウテイカカズラの花

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待ち伏せするハラビロカマキリ

リュウキュウテイカカズラTrachelospermum asiaticum
キョウチクトウ科 沖縄各島に分布

 6月20日、浦添大公園で久しぶりにリュウキュウテイカカズラの開花を見つけ、駆け寄った。
 花の香りは甘い。その香りに誘われて、虫たちは訪問してないか、丁寧にみていたら、目の前にこちらをジッと見ている大型の虫。ハラビロカマキリだ。どうやら花に来る虫たちを狙って待ち伏せているようだ。しばらく様子を見る。だが、なにもやってこない。強烈な太陽が頭をジリジリと焦がしているように思えたので、観察は中止した。
 リュウキュウテイカカズラは、沖縄の野山に普通に見ることの出来る半つる性の木本植物。壁や垣根、裸地に這わして緑化に使える花木として紹介している本もあり、花の香りも良い。
 虫を捕らえる瞬間を見たかったが残念。次は何日後になるか分からないが、咲き続けていたら、もう少し粘ってみようと思う。

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sebg | 2010年7月 4日 07:16 | Comment (0) | Trackback (0)

確かに知識で取り組むことが大事

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白い大きな花が開いたチョウセンアサガオ

tyousenasagao.jpg
開花した株、これから生長し花数も多くなる


チョウセンアサガオDatura metel L.
ナス科 インド原産

 初夏に苗が植えられたチョウセンアサガオが開花をはじめた。
 植えられたのはポリネシアンレイクの東側の植栽帯。この場所はこれまでヒマワリ、コスモスをはじめとする草花が彩りを添えてきた。通路沿いでトラムに乗っている来園者からもよく見えているし、グリースロープからの緑一色からカラーに変わる場所として、重要な位置を占めている。
 チョウセンアサガオは高さ1.5mになる1年草。葉は卵形から広卵形で鋸歯がある。花は基本白色で14~20cm。果実は球形で刺がある。海外では薬用に栽培され、麻酔薬として使われてきた。この仲間では最も普通に栽培されている。
 ずいぶん前だが「チョウセンアサガオに接木したナスを食べて中毒した」との情報が入った。何でも、好奇心旺盛な園芸愛好家が同じナス科なので接木はできるし、チョウセンアサガオ本体ではないので大丈夫と思ったらしい。ところがどういうわけか、結果は食べて中毒。以前は、普通の知識として親や親戚、取り巻く人たちが食べてよい、いけない等危険な生物について教えてもらっていた。ところが最近、山野草・オーガニックブームで自然のものに対する注目が高まり「食べる」が人気だ。
 確かに知識で取り組むことが大事だと、チョウセンアサガオ事件を思い出した。

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sebg | 2010年7月 2日 10:04 | Comment (0) | Trackback (0)

頭部に長い触角があるのでツノトンボの名前

okinawatunotonbo.jpg
コブミカンの小枝に止まるオキナワツノトンボ

オキナワツノトンボSuphalomitus okinawensis
ツノトンボ科 沖縄、宮古、石垣、西表島に分布

 なんだろう、トンボみたいだけど頭に触覚がある。近づいてよく見ると、以前も見たことがあるツノトンボだった。
 6月26日、園の東側の三日月小屋近くにミカン科コブミカンが春先に植えられたので生育状態を見るために訪れた。そのコブミカンの小枝の先に止まっていた。
 姿がトンボに似ていて、頭部に長い触角があるのでツノトンボの名前がついている。幼虫はトンボと違い、体が幅広く扁平で雑木林に生息する。園や周辺は生息地として向いているのであろう。幼虫は葉の上で獲物(小昆虫)を待ち伏せて捕らえ食べる肉食性の昆虫だ。
 肝心のコブミカンはというと、1株は葉がまったくついていず生育が心配だが、残りの3株は順調。葉を1枚ちぎり香りを楽しみ、もう一度オキナワツノトンボを見てからここを後にした。

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sebg | 2010年7月 1日 08:28 | Comment (0) | Trackback (0)