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魅力は何と言っても大きな白色の苞

白色の苞が目立つ
ムッセンダ・ディワタMussaenda 'Diwata'
アカネ科 園芸品種
ポリネシアンレイク東側、トラム通行路沿いに植えられたムッセンダ・ディワタがいま見ごろだ。
2009年10月導入。すぐさま現在地に植えられ、今のところ順調に育っている。魅力は何と言っても大きな白色の苞。遠くからでもよく目立ち、まさに熱帯花木という雰囲気だ。花はというと苞の中央に橙黄色で小さくついている。
今日、昼前から台風7号の暴風域に入る予想で、抜けるのが夜になるとのこと。心配なのはこの仲間が強い風に弱いこと。枝・葉がよく茂り、花序も大きいので風をまともに受けすぎるためだ。台風の直撃は久しぶり、他の植物も含めて被害が最小になることを祈るばかりだ。
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sebg | 2010年8月31日 07:50
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花を見に行くと言うより、蜜を求めてやってくるチョウに感心がある

蜜を求めてやってきたウスキシロチョウ

サイクリングをしながら近くを通る来園者ら

花は長い花序を順序よく咲いていく
チリメンナガボソウStachytarpheta dichotoma
クマツヅラ科 アメリカ原産
夏はじめに、長く伸びた枝の切り戻しが行われ、再び伸びた枝先に青紫色の小さな花が満開し、来園者やチョウたちに喜ばれている。
咲いている場所はポリネシンレイクの西側、ティフォノドルムの群落わきだ。沖縄ではあまり栽培されてないせいか、近くを管理している職員に名前を尋ねる人も多いと聞いている。
花を見に行くと言うより、蜜を求めてやってくるチョウに感心がある。これからが開花の本番、園の小さな名物になってくれるのではと期待している。
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sebg | 2010年8月30日 07:59
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青年時代にタイムスリップ

チャバネセセリの幼虫の巣

幼虫の食べ痕
チャバネセセリPelopidas oberthueri
セセリチョウ科 奄美大島,沖縄,伊平屋,伊是名,久米,渡名喜,
宮古,伊良部,下地,池間,大神,来間,石垣,竹富,
小浜,黒,新城,日本、東南アジアに広く分布する
今日はちょっとマニアックな話。
8月25日、路傍を歩いていたときのこと。ふと目をやったイネ科のセイバンモロコシの葉にセセリチョウ科のチャバネセセリの幼虫の巣を見つけた。一瞬にして、虫に夢中になっていた青年時代にタイムスリップ。
懐かしいというどころではない。巣の形、葉の食べた痕跡、他に巣はないのか、と探してしまった。
実はこのチョウ、チョウとは思えないとても地味。そのため調べる人は少ない。幼虫はイネ科の多くを食べると当時の図鑑には掲載されていて数種の植物の名前が載っていた。知識のなさからこの植物が分からない。仕方がないので、植物図鑑を探しても分からず、生物の先生にも協力してもらったが、一部判明したに過ぎなかった。
転機は大学に入ってから、周囲の植物の名前が全て分かるのではという人物に出会えたからだ。常に金魚の糞みたいに一緒に野山を歩き知識を習得。チャバネセセリの幼虫が食べているイネ科植物の名前が次々と分かるのは、植物だけでなくチョウにものめりこむきっかけだった。
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sebg | 2010年8月29日 08:03
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芝生上を歩く楽しみが出来た

メキシコハナヤナギに口吻を伸ばすヒメシルビアシジミ
ヒメシルビアシジミZizina otis
シジミチョウ科 トカラ列島以南の南西諸島
昨日、三日月小屋近くのヤシが開花していたので見に行ったら、メキシコハナヤナギに蜜を吸いにやってきた小さなシジミチョウを見つけた。
ソテツの葉を食べるクロマダラソテツシジミとそれより一回り小さいマメ科植物に発生するヒメシルビアシジミだ。ちょうどメキシコハナヤナギがたくさん咲いていて、一つ一つ訪問しては口吻を伸ばすのだが、周りがうるさい。両種とも数匹が飛びかっていて、せっかく食事していても落ちつかない。直ぐにちょっかいが入ったり、近くを飛んだりする。雌が飛んでくると、2ー3匹の雄が追飛と、かなりにぎやかだ。
芝地に前かがみになり、その様子を目で追いかけ、体を動かしたりしているおじさんはかなり奇妙なのかもしれない。来園者らが不思議そうな顔をして通り過ぎて行った。
ヒメシルビアシジミは芝生に生えるマメ科のマルバダケハギで発生している。数は秋口に向けて増えてくるので、芝生上を歩く楽しみが出来た。
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sebg | 2010年8月28日 08:20
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終日嬉しい気分

イワカワシジミに見られている感じ
イワカワシジミ Artipe eryx okinawana
シジミチョウ科
奄美大島,徳之島,沖永部島,沖縄島,古宇利島,伊江島,
渡嘉敷島,阿嘉島,久米島,宮古島,多良間島,石垣島,
小浜島,西表島,波照間,与那国島に分布する。
ドキッとした。翅が濃い緑色したシジミチョウ科のイワカワシジミがトベラの葉に止まっていてじっとしている。その距離約30センチ。
ヒメクマヤナギの周囲をキチョウの雌が産卵するしぐさをしていたので、産み付けられていた卵を探していたときのことだった。白い卵は見つかり、終令幼虫を見つけるおまけまでついた。
キチョウの卵探しを終えても、まだ静止していたので、じっと見つめると、なんとなくイワカワシジミにも見られている感じ。カメラを取り出し3カット撮影、4カット目を押そうとした瞬間、視界から消えてしまった。そんなこともあって幼虫の食べるクチナシの実のつき具合はどうなのだろうと気になり、数本調べた。いずれの株も豊作だ。これからも大好きなイワカワシジミが見られるはずだと、終日嬉しい気分になった。
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sebg | 2010年8月27日 08:16
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種子の模様がハート型

センナリホウズキの草姿

緑色のホウズキがいくつもついていた

種子にハート型の模様がついている
センナリホウズキPhysalis angulata
ナス科 南アメリカ原産
サンダンカの仲間の成育状況を調べていたら、小さなホウズキを見つけた。今まで園外で見ていたので、ちょっとビックリ。
センナリホウズキは1年生草本の帰化植物。高さ40cm前後に育つ。和名の千成酸漿は、ホウズキ状の果実がたくさん実るのでつけられたとあり、確かに畑や荒地に生えていたものは沢山ついていた。
去年、種子の模様がハート型と言って持ってきた女性職員がいた。「あれー知らなかったの、こんなだよー」と持ってきた。見つけたセンナリホウズキも同じ種子がつくのか確かめることにしている。
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sebg | 2010年8月25日 09:22
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色を作ってくれる最強の彩り植物

黄色の葉が池を背景に目立っている
ジャワホワイトAcalypha wilkesiana .cv.Java white
トウダイグサ科 熱帯アジア
アカリファの仲間「ジャワホワイト」が、単調になりがちな園内に彩りを添え、最近目立っている。
多いのは入ってワシントンヤシ並木の池側の生垣沿い。数株植えられていて、いずれも黄色がよく発色し、池を背景に記念撮影する方々も、利用している。
ジャワホワイトの導入暦は定かでない。園内が作られた当初からニシキアカリファはふんだんに使われていたのに対し、黄色系は利用が限られてきた。
アカリファの仲間は挿し木で簡単に増やすことが出来、土質を選ばずよく育ち、枝・葉の充実もよく、色を作ってくれる最強の彩り植物だ。いつも、もう少し使って欲しいと言っている。
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sebg | 2010年8月23日 08:10
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園芸植物から帰化植物になった典型的な例

紫色のきれいな花

群落を作ることが多い
ヤナギバルイラソウ Ruellia brittoniana
キツネノマゴ科 メキシコ原産
錦が池の北側、ヒスイカズラに行く手前の垣根沿いに1日数輪だった紫の花が、ここにきてまとまって咲き出した。名前はヤナギバルイラソウ。
草姿は細長い葉に、高さ30~50cmのこれまた細い茎の頂に直径4cm程の花を数輪つけている。咲いている様子を見る限りきゃしゃな草花に見えるが、とんでもない。最近、道路沿い、空き地、公園の通路沿いの垣根の根際、畑の周囲、民家庭園の隙間等、ありとあらゆる場所に生えている。園芸植物から帰化植物になった典型的な例だ。画像のかわいい紫の花が咲かないかぎり、なかなか気がつかないほどに、沖縄の土地に馴染んでしまった。
咲き終わった茎の頂には紡錘形の小さな果実が無数についていた。もちろん、この中にはたくさんの種子が入っていて、蒔けば生えてくる。来園者はきれいな紫の花を見て、果実を持ち帰るのであろうと思った。
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sebg | 2010年8月22日 08:02
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ハート型なのでLove Vineとも呼ばれている

ピンクのハート型したガク

今年中にアーチ一を覆ってくれるはず
アサヒカズラAntigonon leptopus
別名 ニトベカズラ
英名 Chain-of-love,confederate vine,corallita,coral vine,love vine
中国名 珊瑚藤
タデ科 メキシコ西部
ピンクのハート型をした小さな花がつき出した。名前はアサヒカズラ。常緑のつる性熱帯花木だ。
アサヒカズラは花茎の先がまきひげ状になり、植物・構築物に絡まって伸びていく。花弁を思わせるのはガクでピンク色。ハート型なのでLove Vineとも呼ばれている。
このアサヒカズラ、ずいぶん前から駐車場のナツメヤシに絡ませて、毎年のように開花し、来園者を楽しませてきた。ところが、ヤシが枯死し撤去されたのだが、アサヒカズラはそのままにされてきた。園内に移植してはとの提案があり、この春ポリネシアンレイクの北通路側のわきに植えられた。根がしっかりしてないのか伸びがわずかだったが、真夏に入り急激に伸びてきた。そしてとうとう開花するまでに生長してきた。
この調子で伸びてくれると、来年は小さなピンクハートを背景に記念撮影できるまでになりそうで楽しみになってきた。
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sebg | 2010年8月21日 08:23
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花にはわずかに香り


開花は今がちょうど最盛期、毎日数輪咲いている
アーノッティアヌスHibiscus arnottianus A.Gray
アオイ科 オアフ島原産
2回目の導入で何とか咲いたハイビスカスの原種がある。名前はアーノッティアヌス。真っ白の花弁中央に長い花柱を持ち、さわやかさが際立つ。
現在高さ1.2m余り。若い茎・葉、ガク、花柱に軟毛がある。葉は卵形で、葉先に小さな鋸歯のでることがある。花弁は白、稀に淡い桃色になることがある。花柱は長く花冠から長く飛び出るので、目立つ。花にはわずかに香りがある。
最初に導入したのは2003年4月。養生ハウスでしばらく育てられて、園内に植えられたが台風の被害で枯死。2回目は2009年の5月。画像で紹介した株だ。現在順調に育っているので、今年も台風が来なければ、来年も今のようにきっと咲いているはずだ。
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sebg | 2010年8月20日 08:31
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蝶たちが朝食会

大きなナガサキアゲハが小さな白花に

ツマムラサキマダラ、仲間たちと並んで

ジャコウアゲハ、クロマダラソテツシジミ、クロツバメが見える
タイワンウオクサギPremna corymbosa
方言名 ウギチ、クサラーバー、プサナギ
クマツヅラ科 各島に分布
ん、なんか動く気配。見上げるとナガサキアゲハのような蝶が樹冠で花の蜜を吸っているようだ。
昨日、久しぶりに山野に行き散策と生物観察を行ったときのこと。タイワンウオクサギの白い小さ花に沢山の蝶たちが朝食会を開いていた。
タイワンウオクサギは海岸や低地に育つ小高木。潮風に強いので防風・防潮林に使われる。若葉はクサギと同じように食べられる。
朝食会に参加していた蝶たちはツマムラサキマダラ、オオゴマダラ、ジャコウアゲハ、イシガケチョウ、クロマダラソテツシジミ、ナミエシロチョウそれに昼間飛ぶ蛾、マダラガ科のクロツバメ。
以前から真夏に咲いているこの植物に、昆虫たちが蜜を求めて集まるというのは、虫屋によく知られていた。そういうことかと納得し、目の前で繰り広げられると、嬉しくなってしばし見とれていた。
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sebg | 2010年8月18日 08:21
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ハイビスカス原種の一つが開花

小ぶりの花が開花していた

夏に急に伸びてきた
ヒビスクス・ワイメアエ・ハナラエHibiscus waimeae var.hannarae
アオイ科 ハワイのカウアイ島原産
昨日、久しぶりにハイビスカスの原種を展示した箇所に育ち具合を見に行ったら、小ぶりのピンク色をしたワイメアエ・ハナラエが開花していた。
2009年5月に導入、今年の春先にポリネシアンレイクのハイビスカス展示箇所に植え込まれた。当初は生長する気配がなく、弱いのではと考えられたが、暑さが厳しくなるにつれて成長、次々と枝を出してきたところだった。
もう少し白っぽいと思ったが、花弁に赤と桃色がのり、花のつき方も良い。丈夫ならば、小型の多花性ハイビスカスとして垣根や縁取りに使えると思った。
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sebg | 2010年8月16日 07:55
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とてもきれい、どうやって咲いているの

鮮やかな黄色の花

人の手と比べると花の大きさが分かる
タヌキモ Utricularia japonica
タヌキモ科 北海道~九州、南西諸島に分布
今年も黄色の鮮やかで小さな花が目だって咲いていて、熱帯スイレンを見にきた人々から好評の声がでている。カメラつき携帯電話で撮影していた方が「とてもきれい、どうやって咲いているの」と不思議そうに眺めていた。
名前はタヌキモ。スイレンの鉢にわずかに残っていた株が、展示スペースの水面を広げ、日当りも良好なことからタヌキモの生育にとって最高のコンディションがと整っているのであろう。蓮祭り後半頃から咲き出し、今では満開の状態で連日開花数が増えている。
スイレンの展示が一段落する10月頃には黄色い小さな花も終了。来年は展示とともに再びサプライズが登場することになる。
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sebg | 2010年8月15日 08:12
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淡い黄色の花弁の先にさわやかなブルーの色

微妙な色の組み合わせがたまらない

花つきはいいようで、蕾がついている
ムーン・ビームNymphaea 'Moon Beam'
スイレン科 園芸品種
淡い黄色の花弁の先にさわやかなブルーの色、スイレン好きにはたまらない色の組み合わせが咲いている。
名前は「ムーン・ビーム」。蓮祭りの終了した7月中旬に導入した新品種の熱帯スイレンだ。ここ数年、毎年のように数種のスイレンを追加してきたが、ここで一般受けする花色から、ちょっとマニア向けもいいのではと選ばれた。
花の大きさは直径14cm前後、葉の模様はほとんどなくグリーン色。花つきは良いようで、次の開花を待つ蕾がついている。
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sebg | 2010年8月14日 08:27
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緑の隙間からピンク色が見えた

隙間から見えたピンク色の苞

株が充実していてよく育っている
ハルウコンCurcuma longa L.
別名 キョウオウ、ムラサキガジュツ
方言名 ヤマウッチン
11日、ポリネシアンレイクの西側に展示されている熱帯スイレンの状態を見に行ったら、緑の隙間からピンク色が見えた。
今までウコンだと思っていたが、咲いて初めてハルウコンだと知った。通常開花は5月中旬頃だ。なぜ今頃咲いたのか考えていたら、最近の雨の多さに起因しているのかも知れない。5月中旬は雨が多く、湿潤。この頃の状態と似ているのだと勝手に解釈した。
ハルウコンは一昨年に植えたらしく、開花は初めて。株が充実していて、育ち具合も良いので、適した場所なのだろう。来年の5月は、もっと開花するはず、楽しみになってきた。
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sebg | 2010年8月13日 08:03
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生物たちの食卓観察も面白い

赤く色づいてきたドラゴンフルーツ
ドラゴンフルーツ(果皮赤果肉白) Hylocereus undatus
別名 レッドピタヤ
英名 Dragon fruit
サボテン科 メキシコ~ブラジル北部にかけて原産
昨日のこと、きれいな赤に染まった果実がズラリ。いよいよドラゴンフルーツの最盛期に近づいた。
今年は、6月30に蕾を撮影、その後7月下旬の満月に一斉に開花した。通常より雨の多い時期が続き、実の太りに影響はないかと心配していたが、ごらんのとおり例年より数は多いようだ。園内のドラゴンフルーツは来園者が見学するための展示なので摘果はしない。そのため農場のものよりやや小さめだ。
熟してきたら蜂などの昆虫、野鳥がついばみ、付近の生物たちの恵みになる。生物たちの食卓観察も面白い。見ごろは8月いっぱい。
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sebg | 2010年8月12日 08:40
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ヘラクレスオオカブトムシとコーカサスオカブトムシの横綱同士の戦いには熱が入る

ヘラクレスオオカブトムシがコーカサスオオカブトムシを挟んで持ち上げた
子供たちが大声援
「がんばれー」と甲高い子供たちの声が会場に響き渡る。
夏休みイベントの一つカブトムシ、クワガタムシを対決させるk-oneバトルが人気だ。金曜日午後、土・日曜日は午前と午後に1回開催していて、声援する子供たちは数人から十数人、大人たちも混ざる。
ヘラクレスオオカブトムシとコーカサスオカブトムシの横綱同士の戦いには熱が入る。南米チャンピオンとアジアの最強がぶつかるので、迫力は満点。ひいきのヘラクレスがだいたい勝利するが、コーカサスの圧力に屈して、逃げるときもある。マンデブラリス、スマトラオオヒラタの戦いもすごい。バチバチと、音がなり響くほど強力なあごで締め付けるので、子供たちの応援にも熱が入る。勝負を決しても、挟んだ相手をなかなかはなさない時もある。最後に、勝利したヘラクレスとの記念撮影もあるので、たいへん喜ばれている
釣堀、ゲーム、体験教室、わくわく探検隊と自由研究に活用できるものが沢山用意されているので、家族でぜひ来園して欲しい。
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sebg | 2010年8月11日 08:20
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台風シーズン前の剪定

剪定されたラクウショウ

剪定前のラクウショウ
ラクウショウTaxodium distichum
別名 ヌマスギ
英名 Pond Cypress、swamp cypress
スギ科 アメリカ東南部原産
数日前、ラクウショウの剪定が行われた。これまで何回か実施されてきたが、今回は大幅な枝・葉が切り落とされた。
錦が池のほとりに生えているのは高さ8mほどの3本、幹の太さは直径40cmを越えている。これまでは大きな台風の来るたびに、適度な枝折れがあり、葉も吹き飛ばされてきたが、ここ数年なかったことが、大きな剪定になった。
今日台風4号が発生、宮古島付近を北上、園のある沖縄島中部も15m/s以上の強風域に入った。今後北上、久米島の西側を通過する見込みだ。台風シーズンの被害を防ぐには剪定作業は不可欠、勢力が小さいので被害は少ないと思うが、やはり事前に行うことに越したことはない。
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sebg | 2010年8月 9日 08:04
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真夏はやっぱりこの花

燃えるように咲いているコバノサンダンカ

生育よく群れて生長し花をさかせる
コバノサンダンカの一品種 Ixora coccinea L.
アカネ科
真夏はやっぱりこの花、コバノサンダンカ。強烈な日差し、乾燥にも強く葉も隠れるくらいに満開になり、花期も長い。
昨日、ラッキーガーデンに咲いている花を撮影に行ったら、「美ら島沖縄総体2010」で来沖している高校生や父兄らもおりこの花を背景に、記念撮影している場面に出会った。他でも、はじめて沖縄に来る方も多かったのであろう、いろいろなところで記念撮影していた。
ここ数日雨が多い。植物たちにとっては恵みの雨で、コバノサンダンカをはじめとする花木類にとってもよく、仲間のスーパーキング、サンダンカ、サーモンピンクのフレーゼリ、キバナサンダンカもよく咲いている。
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sebg | 2010年8月 8日 08:14
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小さな生物のドラマがいつでも見ることの出来る園内

静止するアオモンイトトンボ

羽化したばかりの個体を食べるアオモンイトトンボ
アオモンイトンボIschnura senegalensis
方言名 センスルー
イトトンボ科 日本全土、沖縄、東南アジア、アフリカに分布
8月1日、熱帯スイレンの開花状態を調べに行ったら、アオモンイトトンボがスイレンの花に止まっているのを見つけた。
1匹は花弁が白っぽく、雄蕊が黄色のトレイルブレイザーに。付近を縄張りとしているのだろう、体全体が小さいのに、大きな目はめまぐるしく動いていた。もう1匹は花弁が青紫のキングオブサイアムに。なんと、羽化したばかりであろう仲間の個体を食べていた。同じ容器のなかで数匹のヤゴを飼育するとトモグイすることは知っていたが、羽化した個体を食べるとは、初めて観察した。
このように、小さな生物のドラマがいつでも見ることの出来る園内は最高だ。そう言えば、トンボ好きの知人が「コフキを見つけて」と言っていたなー。
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sebg | 2010年8月 7日 08:21
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レモン色になるまでついてくれたらと思う

実はだいぶ大きくなってきた
レモンCitrus limon
英名 lemon
中国名 檸檬
ミカン科 インド原産
8月1日、春先に咲いていたレモンの花が実を結び大きくなっているかどうか見に行った。
去年に引き続きで、今年は株がやや大きくなり実のつき具合よく数も多い。緑の葉に隠れがちだが、数えたら十数個もある。果実は少年野球のボールよりもやや小さめで、もう少し大きくなりそうだ。
職員とレモン談義をしていたら、「家の庭にたくさん実ったことがあったが、香りはいまひとつ、すっぱみも弱かった。そういえば皮もきれいな黄色ではなく実も大きかった」と詳しく説明してくれた。沖縄でよく栽培されているのはマイヤーレモンと呼ばれているもので、たぶんそれだと思う。雨が多く気温の高い湿潤な沖縄の気候はレモンの栽培には不向きと考えられている。
園のレモン、去年はいつのまにかなくなっていたが、今年はあのきれいなレモン色になるまでついてくれたらと思う。
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sebg | 2010年8月 6日 07:58
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樹液には昆虫を酔わせる不思議な力があるのだろう

小枝にしがみつき吸汁するリュウキュウツヤハナムグリ

傷がつき汁がでる場所には数匹があつまる
リュウキュウツヤハナムグリProtaetia pryeri
方言名 カナブー
コガネムシ科 琉球列島、九州南端に分布
7月31日、糸満市山城の「創造の森」で生物を観察中、トベラの小枝に無数に止まっている
リュウキュウツヤハナムグリに出会った。
近づいてよく見ると、樹液がにじみ出ていて無心になって吸っている様子。もちろんトベラ独特のへんな臭いもする。クロイワニイニイ、クマゼミが好きなことは知っていたが、まさかこんなにカナブーが好きだったとは知らなかった。付近にはトベラが数本あって、カナブーがついている木があと1本、枯れている木もある。さらによくみるとクマゼミも止まっていて人の気配を感じていない。簡単に手づかみできた。
どうやら、トベラの樹液には昆虫を酔わせる不思議な力があるのだろう、と太陽に照らされて暑くなった頭を移動させながら考えてみた。
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sebg | 2010年8月 5日 07:56
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ビンロウジュの花が咲いていた

小さな白花の咲く穂のつけ根に小さな果実が見える
ビンロウジュ Palmae catechu
英名 Betel-nut Palm
ヤシ科 マレーシア、熱帯アジア原産
8月2日、ポリネシアンレイク周辺を散策中、甘い香りがするな、まさかと辺りを見回したら、ビンロウジュの花が咲いていた。
いつもなら8月中旬頃からが香り始めるのだが、今年は早々と咲いてくれている株があった。ほかの株はというと、緑の苞に包まれた蕾がだいぶ膨らんでいて、近く開花しそうではある。
緑の果実も橙色に色付きはじめている。橙色に熟した果実と小さな白い花が充満したら、香りに満ちた季節を向かえる。秋には程遠いが、確実に日は短くなってきていて、空も高くなってきた感じがする。
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sebg | 2010年8月 4日 08:10
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葉の裏にかくれんぼ

葉の裏に止まったが前翅が見える

葉の裏に翅を開いて止まる成虫
イシガケチョウCyrestis thyodamas mabella
タテハチョウ科
沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,竹富島,黒島,
小浜島,新城島,西表島,鳩間島,波照間島,与那国島;
本州,淡路島,四国,九州,対馬,種子島に分布する。
「チョウは翅を立ててとまる」という、蛾との区別点が知られているが、例外もある。このタテハチョウ科のイシガケチョウは、翅を完全に開いて止まる。しかも、葉の裏。
7月27日、6月から7月初旬、あれほど多かったイシガケチョウはどうなったのか、近くの山野に行った。第一印象は、少なくなった感じ。成虫は時々飛んでいる。林道を歩きながら、足元から飛び立つこともよくあったが、今回は2回ほどだ。卵や幼虫はというと、少し見つかるが、やはり少ない。そんなとき、葉の裏にかくれんぼするかのように止まる成虫を撮影することができた。
この前、「自由研究で、チョウの観察をしたい」と言ってきた親子がいた。「花に来るチョウを朝から夕方まで記録してはどうだろう」とアドバイスしたが、止まり方を調べるのも面白いと思った。
sebg | 2010年8月 2日 08:29
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バンダの生垣

バンダ Vanda cv.
ラン科 園芸品種
園の東側、トラムコース沿いにバンダの生垣がこの前作られた。
バンダは今までヤシの幹、樹木の幹にくくりつけられ、根が着生して育ってきた。この方法は大成功で、日当りがよければよく開花し、景観作りに一役買ってくれている。さらにと考え出されたのが生垣。
使われた株は100余り。生育は順調で秋には開花し、トラム乗車のみんなを楽しませるものと期待している。
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sebg | 2010年8月 1日 08:27
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