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比嘉 正一
(ひが・まさかず)
琉球大学農学部卒
専門分野:昆虫・植物

小嶋 麻沙代
(こじま・まさよ)
琉球大学大学院農学研究科卒


沖縄の観光地は東南植物楽園

住所:沖縄県沖縄市字知花2146
TEL:098-939-2555
MAIL:info@sebg.co.jp
http://www.sebg.co.jp/

沖縄の食文化として根付いている

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赤く色づいた果実

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順調に育ち、たくさんの実をつけている
シマトウガラシ Capsicum annuum
方言名 コーレーグースー
ナス科 南アメリカ原産

 レストラン「ボタニカ」のわきに植えられたシマトウガラシが鮮やかな赤色に色づいて、来園者の目を楽しませている。
 少し前、園芸関係者を案内していたときの出来事。「あ、これがシマトウガラシね」と言って、青い果実をとり、ためしなのか、少しなめた。本人はどうなのか分からないが、数名に奨めてなめさせた。舌にのせたとたん、みなびっくりして「辛い」を連発。一人は咳き込んでいた。内地で普通に栽培されているトウガラシと同じと思ったようだ。
 夏から秋口にかけて色づいた果実は、陰干しにして乾燥し、細かく砕いて料理に使っている。今年も何度か採取したが、雨が多く、なかなか上手くいかずカビが生えて廃棄もした。今年は例年になく雨が多い。乾燥して砕いたものは利用が幅広い。野菜炒め、パスタ、和え物、カレー、豆腐料理等、あらゆる料理に使う。管理職員の数名は泡盛、酢漬けにして薬味に使っている。刺身類、その他の料理に使い分けている。多量に1年分をと仕込みするそうだが、次の果実が実る夏までにはなくなっているそうだ。
 昨日、泡瀬の海でタコを取ってきたので、夕食は妻がシマトウガラシを使った和え物にしてくれた。美味しかった。シマトウガラシは、こうして沖縄の食文化として根付いているということを来園者に解説したかったが、もう出来なくなった。

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sebg | 2010年10月24日 08:19 | Comment (0) | Trackback (0)

緑の隙間からピンク色が見えた

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隙間から見えたピンク色の苞

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株が充実していてよく育っている

ハルウコンCurcuma longa L.
別名 キョウオウ、ムラサキガジュツ
方言名 ヤマウッチン

 11日、ポリネシアンレイクの西側に展示されている熱帯スイレンの状態を見に行ったら、緑の隙間からピンク色が見えた。
 今までウコンだと思っていたが、咲いて初めてハルウコンだと知った。通常開花は5月中旬頃だ。なぜ今頃咲いたのか考えていたら、最近の雨の多さに起因しているのかも知れない。5月中旬は雨が多く、湿潤。この頃の状態と似ているのだと勝手に解釈した。
 ハルウコンは一昨年に植えたらしく、開花は初めて。株が充実していて、育ち具合も良いので、適した場所なのだろう。来年の5月は、もっと開花するはず、楽しみになってきた。

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sebg | 2010年8月13日 08:03 | Comment (0) | Trackback (0)

濃い緋紅色の小さな花

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小さな花だが濃い緋紅色が目立つ

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アップで見るときれいだ

ベニバナサルビアSalvia coccinea
英名 scaret sage,Texas sage
シソ科 南北米、メキシコ原産

 レストラン「ボタニカ」の側のハーブガーデンに、濃い緋紅色の小さな花が目立って咲いている。
 シソ科のベニバナサルビア。園では今まで馴染みがなかったが、今年の春先にこの地に植えられて、ガーデンの一員になった。
 通常、園芸的には1年草だが、沖縄では多年草。現在草丈は30センチ余り。葉は卵型で縁にノコギリ状に切れ込んでいる。葉に触れると表面に毛がある。茎の先端についている花序には節ごとに花や蕾がついている。
 みるからに性質はかなり丈夫なようで、過酷な夏の期間、ずっと咲き続けると期待している。 

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sebg | 2010年4月30日 08:32 | Comment (0) | Trackback (0)

花をつまんだ

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淡青色の小さな花は蜜が豊富

ローズマリー Rosmarinus officinalis
別名 マンネンロウ、マンルソウ
英名 Rosemary
シソ科 地中海沿岸原産

 記念撮影箇所として人気のあるラッキーガーデンで、ローズマリーの淡青色の小さな花が咲いている。往来が多い所なので、目ざとく見つけた来園者らは、デジタルカメラで撮影する方もいる。
 ローズマリーはハーブの仲間として導入してから10年ほどたち、レストラン「ボタニカ」でも使われるようになった。下草としても利用価値のあることから、園内数箇所に植えられて、来園者からも好評だ。バックヤードで育てている若枝を数本家に持ち帰り、ほんとうに料理に使えるかどうか家人に頼んで魚料理に使ったら、香りよく美味しかった。
 花は蜜も豊富なのか蜜蜂の訪問も多く、撮影した日も数匹がいた。翌日も見に行ったら、やはり数匹が花から花へと歩いていた。葉が食べられるのなら、花もと、ついつまんでしまった。

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sebg | 2010年1月27日 08:23 | Comment (0) | Trackback (0)

今年は苗を作ろうと思っている

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1円玉ほどの緑の果実がついていた

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周囲には肥大途中の果実がいくつもあった

インドヤコウボク Nyctanthes arbort-tristis
別 名 ヨルソケイ
英 名 Tree of Sadness ,Night Jasmine
中国名 夜花

 先日、花木園にインドヤコウボクの花のつき具合を見に行ったら、1円玉ほどの緑の果実がついていた。
 高さ3m、幹の直径10cm、枝ぶりのよい成木。夏遅くから多くなった芳香のある白い小さな花は、晩秋にはさすがに少なくなっていた。花が多いとき、香りがよいので、来園者を案内するときには必ずと言ってよいほど、体験してもらっている。
 このインドヤコウボク、世間一般には馴染みが薄く苗が売られてないようで、ほんとに少ないのだが販売の問い合わせがあった。実が熟したら、次世代のために種子を採取し蒔いて、今年は苗を作ろうと思っている。

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sebg | 2010年1月23日 08:07 | Comment (0) | Trackback (0)

発芽して生長するのが楽しみになってきた

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ワサビノキの莢

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莢の中に入っていた種子

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薄い翼をもった種子たち

ワサビノキMoringa oleifera
別名 モリンガ 
英名 horseradish tree
ワサビノキ科 インド原産

 先日、友人からワサビノキの種子の入った莢をいくつかもらった。
 以前から欲しいので探して欲しいとお願いしていたもので、手元に届いたときはちょっと嬉しかった。
 莢は緑のものと茶褐色に乾燥したものがあり、長さ25-40センチ、幅2センチほど。茶褐色の莢を割ると薄い翼のついた種子が数個入っていた。
 欲しかったのは、葉に栄養価の高い成分が含まれているとのことで、あっちこっちで栽培があり、販売され始めたからだ。どっちかというと時流に流されやすいたちなので、種子から育ててみたいという思いが強い。
 友人によると発芽は遅いと言っていた。もう少し暖かくなってから撒くのがよいのかもしれないが、もどかしいので昨日鉢に10個ほど撒いた。発芽して生長するのが楽しみになってきた。

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sebg | 2010年1月15日 09:46 | Comment (0) | Trackback (0)

やわらかくて甘い香りがすごくいい

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ビンロウジュ Palmae catechu
英名 Betel-nut Palm
ヤシ科 マレーシア、熱帯アジア原産

 やわらかくて甘い香りがすごくいい。散策して気持ちいい。
 ポリネシアンレイクの西側に広がるビンロウジュの林で、一斉の開花が始まったのだ。緑色の果実が少し黄色に色づき始めたばかりなのに、もう開花。真夏なのに、季節は秋の入口に入ったようだ。そういえば、朝の日の上りが遅くなり、落ちるのが早くなっている。
 ビンロウジュの多量の花の香りを長期にわたって楽しめるのは、日本広といえども東南植物楽園だけしかないと自負している。もちろん、開花の期間はなるべく行くようにしている。
 ずいぶん前の話だが、マレーシアから来た留学生が花をサラダに使うと言っていた。開花の際にはいつも思い出しているが、まだ食べたことはない。今年こそは。

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sebg | 2009年8月15日 08:08 | Comment (0) | Trackback (0)

魚料理に使いたい

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ハナショウガZingiber zerumbet
英名 Wild Ginger,Bitter Ginger
ショウガ科 インド、マレーシア、ポリネシア

 余り目立たない黄色い小さな花が、今最盛期だ。通常、ハナショウガの穂は赤だが、今回紹介するのは緑色でぜんぜん目立たない。どちらかと言うと、コレクター向きの植物だ。
 穂は6月頃からニョキニョキと出始め、7月初旬から黄色い小さな花を咲かせ続けている。開花は夏の期間は継続して咲き続けるが、ショウガと同じように秋遅くには地上部が枯れるとともに、穂も朽ちる。
 根茎は薬用、食用と紹介されているので、いつか食べようと狙っている。株分けする秋遅くに、まず魚を釣り、魚料理に使いたいと思っている。

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sebg | 2009年8月 1日 11:34 | Comment (0) | Trackback (0)

自家製のゴマにあこがれ

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ゴマ(胡麻)Sesamum indicum L.
Sesame,Gingile
ゴマ科 熱帯アジア原産

 「みのりわくわくファーム」の農場で、ゴマの白い花が満開し、はじめてみる光景に少し心がおどっている。大好きなゴマだからだ。
 種を蒔いたのは2月とのこと、通常もう少し遅くに蒔いて9月収穫なので、
ファームのものは早くなるはず。
 ゴマは1年生草本として知られている。高さ80cmほどに生長するとあるが、ファームの株は高くても50cmほどだ。夏に白~淡紅色の花が咲き、果実は長さ3~4cm、熟すと裂ける。中に小さな種子が多く入っていて黒と白色とのこと。種を炒り、ゴマ塩、ゴマ和え、菓子原料に使う。搾った良質の油は食用として利用される。テンプラ、サラダ油、などに適し、若芽はおひたし、和え物として食べる。
 「ゴマは簡単で育てやすいから、蒔いた。厚めに蒔きすぎたので株間が少し狭いので、ほんとうは間引きしないといけない」と栽培している担当者は、話す。収穫はいつと聞いたら、「自然と分かるはず」と余裕。
 上手くいったら、少し種子を分けてもらおうと思っている。自家製のゴマにあこがれてしまうなー。

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sebg | 2009年7月12日 09:20 | Comment (0) | Trackback (0)

小さな卵に似た実

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ヤコウボク夜香木 Cestrum nocturnum
方言名 ヤコークワ
英名 Night jessamine  中国名 夜香樹
ナス科 西インド諸島

 小さな卵のような真っ白の果実が、ビッシリついているヤコウボクを見つけたので撮影した。
 実が付いているのはレストラン「ボタニカ」の通路沿いで、よく目立ち、なんだろうと覗き込む来園者もいる。
 もともと生えていなかったが、種子を鳥が運んできたのであろう、いつの間にか苗が生長し、花を咲かせてたくさんの実をつけた。数年前から花がついているのを見ていたが、これまでこんなについたことはなく、よほどタイミングが良かったのだと推察する。
 このように園内では、目的とした植物を植えなくても様々な繁殖方法で生育していることがよくある。ヤコウボクは好んで植えなくても、簡単に増えてしまった例だ。


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sebg | 2009年4月24日 17:17 | Comment (0) | Trackback (0)

まだ馴染めない

koliander.jpgkoliander1.jpg

コリアンダーCoriandrum sativum
別名 コエンドロ
英名 Coriander
セリ科 地中海沿岸

 「美の里わくわくファーム」の農場で白い小さな花が咲いていたので撮影した。栽培担当者に名前を聞くと、コリアンダーだと返事が来た。レストラン「ボタニカ」用にと栽培していて、パーティー等でつけあわせに使っているとのこと。
 コリアンダーは全草に臭気がある。葉をちぎって鼻に近づけると独特の臭気がした。別の知人に聞くと、「この香りがたまらん、くせになる」とも言っていた。高さ30cmほどに生長していて、どの株も小さい白い花を咲かせている。資料によると、「生葉を香味料に、魚・肉料理のそえ、油で炒め物にもする。果実はコエンドロジツと呼び薬用。古代エジプト時代から利用され、古くに中国に入り、日本には10世紀以前に渡来したが、香味料として日本人の食生活に馴染みがなく普及しなかった。」と書かれていた。しかし、食生活の多様化で、スーパーや道の駅などの農産物販売所にも売られているので、広く普及していると見ていいだろう。
 ただ、ガチマヤーの私はまだ馴染めない。イーチョーバー(ウイキョウ)の葉を生でかじるのにどうして。


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sebg | 2009年3月19日 08:46 | Comment (0) | Trackback (0)

ナーヒンカメーには参った

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ウイキョウFoeniculum vulgare
方言名 イーチョーバー、ウイチョウ、マンニンイーチョー
英名 Fennel 中国名 茴香
セリ科 地中海沿岸、西アジア原産

 「テンプラしたら美味しいよ、レストランでは魚料理等に使っている」と栽培している担当者がイーチョーバーについて話してくれた。
 美の里わくわくファームの畑には、数年前から担当者出身の島、宮城島産のイーチョーバーが栽培されている。レストラン、体験などに使うためで、手間がかからない丈夫で育てやすいハーブだという。
 ウイキョウは宿根草。茎は直立し、2mあまりに生長するとあるが沖縄で栽培されているのは全体的に小ぶり。全草に芳香があり、葉をつんで香味料や薬料理に使われる。また、葉を泡盛につけて薬用酒にもする。
 20数年ほど前、東村で農家の話を聞く機会があり、緑色した冷たいゼリー状のおやつが出された。とても体に良いとすすめられ、口に放り込んだらいままでにない食感と不味さが口中いっぱいになってしまった。何とか飲み込んだが、「ナーヒンカメー」〔もっと食べなさい〕と言われたのには参った。
 これがきっかけで、今までガチマヤーの私は手を出さなかったが、確かにテンプラは美味しかった。次は魚料理に入れてみようと思った。宮城島産は違うイーチョーバーかもしれない。

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sebg | 2009年2月16日 09:08 | Comment (0) | Trackback (0)

ベニノキの果実は、青空に映えてたいへん美しい

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真っ赤なベニノキの果実

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青空に映えて美しい

ベニノキ Bixa orellana
英 名 Achiote,Annatto Tree,Lipstick Tree
中国名 紅木
ベニノキ科 熱帯アメリカ

 真っ赤なベニノキの果実は、青空に映えてたいへん美しい。11月に咲いた花が次々と結実、果実が日増しに大きくなり、園内でひときわ目立っている。
 このところの陽気は初夏、なんと最高気温23度Cもあり、ラジオでは八重山が25度Cを越えて夏日だったと言っていた。ただ、暖かさも今日までで、明日からは通常の気温に戻るらしい。
 ベニノキの果実は、園内に3種類が植えられている。黄色、緑、紅の三つで中の種子を取り巻く赤色素は同じ。それぞれの果実の熟す時期に違いがあり、早いのは通常の紅、続いて緑、最後に黄色が熟する。種子を蒔いてもらい、苗に違いがあるか確かめたら、黄色の実のつく苗はやはり茎が黄色っぽかった。緑と通常の紅は区別が難しかった。今回も種子を採取し、もう一度蒔いて確かめたいと思っている。
 紅色の果実は、熟す3月末まで観賞できる。
比嘉正一

sebg | 2009年1月21日 13:52 | Comment (0) | Trackback (0)

良いことずくめ

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ローズマリー Rosmarinus officinalis
別名 マンネンロウ、マンルソウ
英名 Rosemary
シソ科 地中海沿岸原産

 風楽風遊の森のハーブガーデンに、ローズマリーの小さな青い花が咲いていた。近づきよく見ると、なんともかわいらしい花だ。
 数年前にはほんの少ししか植えられてなかったが、他のハーブ類が衰退していくなかでローズマリーだけは、だいぶ増えた。来園する方々は、この植物のよい香りを知っていて、葉に触れては芳香を楽しんでいる。
 資料には次のことが書かれていた。
 小潅木で、高くならない。葉の下面に綿毛があり芳香がある。葉から香油を採取し、香料や石鹸を作る。ウースターソースの香味料の一つ。花からとった蜂蜜は最上級品とされる。葉は肉・魚類の臭み消しに使用、相性は豚肉がよい。乾燥した葉のお茶は脂肪の消化を助ける作用があるので、こってりとした食事に良い。
 良いことずくめのハーブなのに、家庭で栽培し頻繁に使っているとの情報はない。家人が使っているのを見たこともない。スーパーやチャンプルー市場等に販売されているので、少なからずは使っているのだろうとは思う。
 どれ、一枝家に持ち帰り、今日の鍋にひそかに入れてみようか。
比嘉正一

sebg | 2008年12月22日 08:14 | Comment (0) | Trackback (0)

年末に判明

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コーヒーCoffea arabica
英名 Coffee,common coffee 中国名 珈琲樹
アカネ科 エチオピア原産

 去年の10月下旬だったか、コーヒーノキの実が赤く熟してきたので、収穫・焙煎までやろうと、栽培担当者と話したのに実現しなかった。
 昨日の昼休み、今年も赤い実が豊富についたことが話題になり、年末にどうしても美味いコーヒーが飲みたいと、話が再燃した。
 実の乾燥は自然に、焙煎はフライパン、豆は砕く機械を使う。この計画、昼休みのネタだけで終わるのか、年末に判明する。
比嘉正一

sebg | 2008年11月28日 08:30 | Comment (0) | Trackback (0)

デリスの挿し穂が順調に生育

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デリスDerris elliptica
方言名 ダラス
英名 derris,tuba root
マメ科 インドからニューギニアにかけて原産

 去年の夏に久米島の知人から送ってもらった、デリスの挿し穂が順調に生育している。
 デリスは、近代農薬が出回る前の自然農薬として知られている。作物や動物に対して毒性が弱く、成分が速やかに分解され、残留性もない。しかし、安価な農薬は効き目が早く、便利だったので急速に普及、デリスの栽培は手間がかかるためか消えていった。
 大型のツル性の木本で、他の植物にからみついて成長する。小葉は長楕円形で10個前後。新芽・新葉は暗紅色で、とてもきれい。観葉植物としても使えるかもしれない。
 この植物をはじめて見たのは西表島の白浜で1976年頃、集落の周辺や学校近くの荒地に群生していた。さらに干立でも群生地を見つけた。探したのは、この植物の葉を食べるセセリチョウ科の一種、テツイロビロウドセセリの生息地を調べるためだった。近代農薬の前の自然農薬であることが分かったのはだいぶ後だ。
 久米島にあることは、ずいぶん前に旧友より聞いていたので、今でも残っていることに少し驚いた。なんでもササ(魚毒)として使う習慣があって、畑に栽培していたとのことだ。
 十分に成長したら、ためしに使ってみようと思う。
比嘉正一

sebg | 2008年11月27日 10:21 | Comment (0) | Trackback (0)

ドングリの形をした実がついた

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ニッケイ Cinnamomum sieboldii
方言名 カラキ、カラケ、ハラギ
英名 cinnamon
クスノキ科 徳之島、沖縄島、久米島、石垣島に分布する。

 久しぶりにハーブガーデンの近くを通ったら、ニッケイの葉をかじりたくなった。あの独特の辛味と香りが好きだからだ。
 あれ、なんと果実がついている。マテバシイの実をふた周りほど小さくしたようなドングリの形をしている。いままで、花は咲くのだがなかなか結実しなかった。結実する樹齢になってないのだと、勝手に思っていた。
 もっとないのか探したら数個見つかった。熟したら蒔いてみようと思う。
比嘉正一

sebg | 2008年11月 6日 08:16 | Comment (0) | Trackback (0)

収穫時期がいつなのか気になってきた

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ローゼル Hibiscus sabdariffa
別名 ロゼルソウ、
英名 Roselle ,Indian sorrel,Jamaica Sorrel  
アオイ科 西アフリカ原産

 10月27日に紹介したローゼルの花は、すぐにしぼみ赤いガクが目だって太ってきた。
 ここ数日、ハーブティーやジャムにするガクの収穫時期がいつなのか気になってきた。ネットや本を調べてみたが、はっきりとしたことが書いていない。開花後、何日目、ガク肥大がどのくらいとか具体的なことが曖昧だ。そこで、実際に使用している乾燥ものをパーラー担当者に見せてもらった。果実はとられてガクの部分だけがあり、酸味のある独特の香りがした。
 試しに数個採取、ガクをかじったらすっぱい。果実を取り除き、ガクの部分をコップに入れてお湯で注いでもらった。色はさわやかな赤色、一口含んだらやっぱりすっぱみが口中に広がった。 
 もうしばらくしたら、果実を採取しガクを乾燥してみようと思う。乾燥したら色がよく出るのか確かめることにしたい。

sebg | 2008年11月 5日 16:53 | Comment (0) | Trackback (0)

果実の収穫も多いと期待している

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ローゼル Hibiscus sabdariffa
別名 ロゼルソウ、
英名 Roselle ,Indian sorrel,Jamaica Sorrel  
アオイ科 西アフリカ原産

 バックヤードで栽培しているローゼルに待望の花が咲いた。
 これまで、園内に赤紫色の品種を観賞用に植えているが、ローゼルティーをパーラーで出していることもあり、果実採取用の品種を探していた。幸い、園芸店で苗を求めて、実家で鉢植えしているものがあったので、去年種子を採取し、今年の春に播種し育ててきた。
 鉢植えで育てていて、現在5株。高さ2mほどに成長し、数多くの枝にはたくさんの蕾がついているので、果実の収穫も多いと期待している。
比嘉正一

sebg | 2008年10月27日 08:43 | Comment (0) | Trackback (0)

ハーブガーデンのガジュツ、今年も長持ちしてくれ

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ガジュツ Curcuma zdoaria
英語 zedary  中国名 我術
ショウガ科 インド原産

 毎年、梅雨の時期に咲いてくれるようになったのはガジュツの花。風楽風遊の森のハーブガーデンにひっそりと咲いていました。
 ウコンの仲間は葉や花が咲いた後は、根茎だけが地中に残り、地上部分が枯れてしまうので、忘れがちだ。育っていた場所は確かこの辺だったと思うということもしばしば。地上部分が枯れている間は、他の植物が生えているので余計に分かりにくい。初々しい新芽や花芽が伸びてくれると、あそうだったと嬉しくなってくる。
 ウコンの仲間の花もちはたいへんいい。切花として売られているクルクマは(確か妻が1本100円で買ってきた)我家の花瓶で1ヶ月余りも、ピンク色の苞の色はあせず保ってくれた。たいへん重宝したことを覚えている。
 ハーブガーデンのガジュツ、今年も長持ちしてくれと思う。
比嘉正一
 

sebg | 2008年6月 4日 08:29 | Comment (0) | Trackback (0)

ゲットウの香り袋「サシェ」

sasye.jpgゲットウのサシェの外観 sasye1.jpg 袋にはゲットウの実と葉を乾燥したものが入っている
ゲットウAlpinia zerumbet
方言名 サンニン
英名 Shellflower,Shell Ginger 台湾名 月桃
ショウガ科 沖縄、台湾原産

 東南植物楽園の通販部門「沖縄時間」より、ゲットウの香り袋「サシェ」が完成したと持ってきた。
 ポプリに使う実は、去年の10月、園の周辺に実ったものを収穫して「沖縄時間」に提供したもの。収穫した後、室内で乾燥、ゲットウ独特の香りが持続しているのかどうか確認したところ、ずっと残っていた。香りが持続するならと商品化に向けて、試行錯誤していたようだ。完成したゲットウの「サシェ」は通販で販売するとのこと。
 ちょうど、園内のゲットウも咲き始めていて実にタイムリー。車内のカー香水の代用にと考えているが、ムーチーを思い出してよだれが止まらないかもしれない。
比嘉正一

sebg | 2008年5月 2日 08:59 | Comment (2) | Trackback (0)

バイオリンノキの葉が、橙黄色になった

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バイオリンノキCitharexylum spinosum
別名 スピノスム
英名 Fiddle Wood,zither wood
クマツヅラ科 バルバドス原産

 風楽風遊の森の森のハーブガーデンに植えられたバイオリンノキの葉が、橙黄色になった。緑の中に染まった葉があるので、目立つ。
 このバイオリンノキは2000年11月に小さな苗を導入。成長は良くて、現在3m余りに達している。ハーブガーデンに植えられたのは、花の香りが良いというのが理由だ。香りのよさから公園や寺院の庭に多く植えられるとのこと。英名は材が楽器(Fiddle=バイオリン)を作るのに適していることからつけられた。
 色づいた葉はまだついているので、しばらくは楽しめそうだ。
比嘉正一

sebg | 2008年1月 7日 09:48 | Comment (0) | Trackback (0)

ジャスミンの香りを楽しんだ

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修学旅行生徒の案内

 昨日午前、福井県立若狭高等学校の生徒3人、風楽風遊の森を約1時間案内した。これは、修学旅行に来園する生徒のために特別に設定されたもので、事前に予約されていた。
 これまでにも何度も中学、高校の生徒を案内したが、来園した生徒たちは寒い福井県からとあって、暖かさ、あまりにも違う植物の育つ景観にただただびっくりしていた。
 ヤシの種子の大きさ、花と果実が同時についていること、成長にかかる年月、ハイビスカスのいろいろなこと、ブーゲンビレアのこと、ウコン、ヤエヤマアオキの果実がノニジュースの原料になること、マツリカの花がサンピンチャの花の香りに使われていること等を話した。生徒はジャスミンの仲間が香水の原料になることを話すと、興味があるのか落ちていた花を拾い、香りを楽しんでもらった。
 そのほかに、ポトスの大きいこと、パパイヤの青い果実が食べられることに関心を示し、「花と蝶の館」ではブーゲンビレアの花の美しさに喜び、オオゴマダラのゆっくり飛ぶ姿や捕まえたら死んだふりをする特徴にびっくりしていた。
比嘉正一

sebg | 2007年12月 7日 13:48 | Comment (0) | Trackback (0)

精油は香料や化粧品

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ベチベルソウ Vetiveria zizanioides
英名 vetiver
イネ科 インド原産

 アグリファームの土手に馴染みのない花が咲いている。咲いているといっても、ススキの穂状なので、それほど目立たない。
 名前はベチベルソウ、英名のベチバーが通称として使われている。ハーブを使った料理「トムヤムクン」の材料のひとつとしてハーブガーデンに栽培展示するために1999年4月に導入された。根から抽出される精油は香料や化粧品に使われるとのことだ。
 性質は強健。瞬く間に伸びて、繁茂してしまった。株が大きくなったので、株分けされてアグリファームの土手に植えられた。利用は土手の保護と伸びた草を刈り取って、敷き草に使っている。
比嘉正一

sebg | 2007年11月21日 09:19 | Comment (0) | Trackback (0)

ふわふわの紫花

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メキシカンセージ(アメジストセージ)Salvia leucantha
英名 Mexican sage
シソ科 メキシコ原産

 メキシカンセージの紫の花が咲き出した。レストラン「ボタニカ」の周辺に数種のハーブが植えられていて、その中に混ざって植えられている。
 植えられて数年になっていて、特別な手入れをしているわけではないと管理をしている職員が言うが、良く育ち、毎年のようにふんわりした花を咲かせてくれている。
 園では、手のかからない植物が好まれる傾向が強く、育てにくいのはどうも苦手のようだ。
比嘉正一

sebg | 2007年11月 2日 08:55 | Comment (0) | Trackback (0)