「甘くて美味しい」との評価

収穫したアセローラ

真っ赤に熟していました
アセローラ Malpighia glabra
別名 バルバドスザクラ、バルバドスチェリー
英名 Barbados cherry
キントラノオ科 熱帯アメリカ、西インド諸島原産
7日、園の東側防風林の中にビー玉ほどの真っ赤な実をつけた木があることに気がついた。ちょうど車を運転しながらだったので、そのときは降りて確認しなかった。
その日の昼休み、管理職員に「あれはなに」と聞いてみると、「いつの頃だったか覚えていないが昔から生えているアセローラだヨ」との答えが返ってきた。早速行って見ると、なるほどそうだそうだと納得。収穫して洗った後に冷蔵庫へ。冷えた頃に女性職員へ試食提供、「甘くて美味しい」との評価だった。喜んでもらえるのは嬉しい。
今日は、収穫から数日たっているので赤く色づいている実があるはず。時間を見つけて行ってみることにしよう。
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sebg | 2010年10月12日 08:23
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甘い実がつく木

小さなピンクの花

小枝、太枝とあらゆるところで花がついている
ゴレンシ Averrhoa carambola
別名 カランボラ、スターフルーツ
英名 Carambola,carambo,Blimbing
カタバミ科 マレイ原産
先日、花木園にハナショウガの色づき具合を見に行ったら、ゴレンシの小枝・太枝のいたるところに小さなピンク色の花が咲いていた。
そういえば9月中旬頃は毎年のように花の満開の時期。昔に比べて果実の実る成木も少なくなったが、それでも晩秋には枝も折れんばかりに、5陵の独特の果実をつけてくれる。この木をかわきりに、数箇所ある生育地に行くと、どれも花をつけていた。結実すると、今年も豊作になる。
20数年ほど前、熱帯果樹の苗を生産する方を訪ねたときのこと。このゴレンシの普及に力を入れていた。すっぱい実の品種が多い中で、甘い品種があり、接木で増やしていた。枝がよく伸びるので、棚仕立て、生垣仕立てを提案し、庭の狭い家庭用に鉢植えでの栽培も提案していた。沖縄は観光が中心なのでこの甘いゴレンシは人気になるはずだと力説していた。
ゴレンシの実の時期になると、マスコミに取り上げられるようになってきた。熱帯果樹の普及を夢見て挑戦している方々の報われる結果だ。ちなみに登場したこのゴレンシは甘い実がつく木だ。
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sebg | 2010年9月18日 08:25
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生物たちの食卓観察も面白い

赤く色づいてきたドラゴンフルーツ
ドラゴンフルーツ(果皮赤果肉白) Hylocereus undatus
別名 レッドピタヤ
英名 Dragon fruit
サボテン科 メキシコ~ブラジル北部にかけて原産
昨日のこと、きれいな赤に染まった果実がズラリ。いよいよドラゴンフルーツの最盛期に近づいた。
今年は、6月30に蕾を撮影、その後7月下旬の満月に一斉に開花した。通常より雨の多い時期が続き、実の太りに影響はないかと心配していたが、ごらんのとおり例年より数は多いようだ。園内のドラゴンフルーツは来園者が見学するための展示なので摘果はしない。そのため農場のものよりやや小さめだ。
熟してきたら蜂などの昆虫、野鳥がついばみ、付近の生物たちの恵みになる。生物たちの食卓観察も面白い。見ごろは8月いっぱい。
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sebg | 2010年8月12日 08:40
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レモン色になるまでついてくれたらと思う

実はだいぶ大きくなってきた
レモンCitrus limon
英名 lemon
中国名 檸檬
ミカン科 インド原産
8月1日、春先に咲いていたレモンの花が実を結び大きくなっているかどうか見に行った。
去年に引き続きで、今年は株がやや大きくなり実のつき具合よく数も多い。緑の葉に隠れがちだが、数えたら十数個もある。果実は少年野球のボールよりもやや小さめで、もう少し大きくなりそうだ。
職員とレモン談義をしていたら、「家の庭にたくさん実ったことがあったが、香りはいまひとつ、すっぱみも弱かった。そういえば皮もきれいな黄色ではなく実も大きかった」と詳しく説明してくれた。沖縄でよく栽培されているのはマイヤーレモンと呼ばれているもので、たぶんそれだと思う。雨が多く気温の高い湿潤な沖縄の気候はレモンの栽培には不向きと考えられている。
園のレモン、去年はいつのまにかなくなっていたが、今年はあのきれいなレモン色になるまでついてくれたらと思う。
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sebg | 2010年8月 6日 07:58
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ビー玉ほどからピンポン玉ほどの蕾が無数

蕾が膨らんできたドラゴンフルーツ

今年もたくさんの実がつくと予想されるドラゴンフルーツの植栽
ドラゴンフルーツ(果皮赤果肉白) Hylocereus undatus
別名 レッドピタヤ
英名 Dragon fruit
サボテン科 メキシコ~ブラジル北部にかけて原産
6月30日、そろそろ蕾はどうなのだろうと薗の東側で展示してあるドラゴンフルーツを見に行った。
予想どおり、各枝からはビー玉ほどからピンポン玉ほどの蕾が無数に出ている。開花は中旬~下旬、実の収穫が8月中旬頃と見ている。ちょうどトラムに乗っている来園者からも良く見えるので、この時期の話題になることが多い。
農場でも蕾がたくさんでてきたと言っていた。実が熟すのをカラス、ヒヨドリ、スズメバチやその他の生物たちが待ち望んでいる。全部を防ぐのは困難なので、犠牲になるのはしかたがないと言う。
マンゴ、パラミツ、パンノキ、そしてドラゴンフルーツ、魅惑の熱帯果実のシーズンに入ってきた。全てを味わいたい気持ちがある。せめて、ドラゴンフルーツの袋かけの手伝いをして、少し痛んだ完熟実をねらってみますか。
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sebg | 2010年7月 5日 08:17
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狙われているようだ

葉を食べていた成虫

小枝に潜んでいた成虫
ゴマダラカミキリAnoplophora malasiaca
カミキリムシ科 日本全域に分布
昨日、園内各所に育つシークワーサー(ヒラミレモン)の生育具合を見に行ったら、食害するゴマダラカミキリを見つけた。目を凝らして、木全体をくまなく探したら、あと2匹見つけた。
ゴマダラカミキリの食害を受けていたシークワーサーは、去年の8月にも成虫がいて、幹から幼虫の食べている証拠、粉も出ていた。なんとか取り除いたが、どうやら狙われているようだ。
園内には十数本も実がつくシークワーサーが生育している。幹に幼虫が入り食害すると、大きな木でも枯れることがある。しばらくは、一週間ごとにパトロールすることにした。
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sebg | 2010年5月24日 10:26
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ユニークなトゲ、何の役目だろう

二又、さらに二又に別れたユニークなトゲ

トゲだらけの新芽
オオバナカリッサ Carissa grandiflora
別名 ナタールプラム
英名 Natal Plum,Red Num-num 中国名 大花仮虎刺
キョウチクトウ科 南アフリカ原産
レストラン「ボタニカ」のわきにあるガーデンの一角に育つオオバナカリッサの新芽の伸長に伴い、新トゲもたくさんでてきた。
このトゲ面白い。葉は対生でその腋から同じように対生にでて、先が二又に別れさらに二又にでている。なぜそうなったのかよく分からないが、好奇心をそそるには十分。ハワイでは垣根に使うというから、目隠しとともに外敵の進入よけもかねている。
通常トゲは植物のもつ防衛機能の一つとして考えられる。外敵はもちろん、サボテンのように乾燥に耐えるためのもの、さらには他のものに絡まって勢力を伸ばすのにも役立っている。
オオバナカリッサのこのユニークなトゲ、何の役目だろうと想像してみてください。
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sebg | 2010年4月 1日 08:16
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ユニークなトゲ、何の役目だろう

二又、さらに二又に別れたユニークなトゲ

トゲだらけの新芽
オオバナカリッサ Carissa grandiflora
別名 ナタールプラム
英名 Natal Plum,Red Num-num 中国名 大花仮虎刺
キョウチクトウ科 南アフリカ原産
レストラン「ボタニカ」のわきにあるガーデンの一角に育つオオバナカリッサの新芽の伸長に伴い、新トゲもたくさんでてきた。
このトゲ面白い。葉は対生でその腋から同じように対生にでて、先が二又に別れさらに二又にでている。なぜそうなったのかよく分からないが、好奇心をそそるには十分。ハワイでは垣根に使うというから、目隠しとともに外敵の進入よけもかねている。
通常トゲは植物のもつ防衛機能の一つとして考えられる。外敵はもちろん、サボテンのように乾燥に耐えるためのもの、さらには他のものに絡まって勢力を伸ばすのにも役立っている。
オオバナカリッサのこのユニークなトゲ、何の役目だろうと想像してみてください。
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sebg | 2010年4月 1日 08:16
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冬期の結実肥大は珍しい

パラミツの巨大な果実

樹上の太枝にも大きな果実がついている

大きな果実をつけいるパラミツの木
パラミツArtocarpus heterophyllus
別 名 ナガミパンノキ、ナンカ、ジャックフルーツ
英 名 Jackfruit,Jakfruit,Jaca
中国名 波羅密、優珠雲、天波羅
クワ科 インド、マレイ原産
昨日に引き続き、日中の気温が24度ほどになりそうなので熱帯果樹の話題。
美の里わくわくファームの作業小屋に生えているパラミツに、巨大な果実が実っている。通常、冬期の結実肥大は珍しい。
もともとこの木は良く実ることで職員の間では知られている。去年の夏も十数個もつき、農場体験に訪れた方々がたいへん驚いていた。
去年の晩秋についた果実は、徐々に肥大し、大きいものでごらんのとおり人の頭の2倍はあり、沖縄で昔から作られているトウガンより大きい。重さは10kgを越えていて、まだ肥大が続きそうだ。幹に4個、見上げて高さ3mほどの太い枝に4個ついている。
太枝についた果実を見て、「落ちてきたらどうなるのだろう」と心配する女性職員の声。「近いうちに、直売店の店頭のディスプレイに使われるかもしれないよ」と答えた。
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sebg | 2010年2月27日 08:03
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家庭果樹ムム

開花中のモモの花

開花と同時に新葉も展開し始める
モモPrunus persica Batsch
方言 ムム、キームム
英名 Peach
バラ科 中国原産
モモの花が咲いているのを、園の近くで見つけた。
ウメ、ヒカンザクラが新緑になる今頃咲くのは知っていたので、機会あるごとに民家の庭の植物を物色していた。ただ、もう満開を過ぎていて、残りの花のようだ。
沖縄で栽培されているモモは市販されている大きなものとは違う。いわゆる原種に近いようで、古くに中国から入ってきたと考えられている。果実の表面には細かい毛があり、大きさはピンポン玉ほどで、楕円形。緑の果実が熟してくると果柄の部分付近が赤く色づき、成熟のサインとなる。
ムムはかつてどの家庭でも植えられていた。きれいな花が咲き、その花にはミツバチやメジロがやってくるし、おやつの実ができる季節感のある家庭果樹だった。しかし、最近急速に減ってきた。新しい花木、果樹の導入で、家庭植物が劇的に変化してきているからだ。
順調であれば6月~7月上旬には成熟する。今度は実のり具合が楽しみになってくる。「ムムは生育が早く実生から2年目で開花結実する」らしいと言ったら、一昨年だったか園内にも植えられた、その株を見に行ったら花が終わり葉がいっぱいだった。
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sebg | 2010年2月24日 09:07
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両方、たくましい

屋根の軒から見えるドラゴンフルーツの緑の茎

屋根に茎は1メートル余り伸びていた
ドラゴンフルーツ(果皮赤果肉白) Hylocereus undatus
別名 レッドピタヤ
英名 Dragon fruit
サボテン科 メキシコ~ブラジル北部にかけて原産
トラムステーション屋根に這っているカエンカズラの花を観察しに行ったら、屋根の縁からサボテンが見えた。少し高い場所からのぞいたら、緑の茎が屋根に伸びていた。
「前から生えているよ、もう6年くらいになるかなー」、トラムスタッフの声。気がつかなかった。なんでも、伸びすぎて、トラムの屋根にかかるので、一部取り除いたとも言っていた。
その話を昼休み中の管理スタッフとしていたら、「木のウロやビョウタコノキの葉の付け根にも見たことがある」との情報があった。さらに、「鳥が食べた糞が落ちて生えたのでは」との解説もあった。
生えている株をニコニコしながら眺めて「いつドラゴンフルーツが食べられかな」と女性スタッフの声。両方、たくましい。
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sebg | 2010年2月20日 08:31
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この赤い葉、なんていうの

赤く紅葉したウミブドウの葉

遠くからでもよく目立つ
ウミブドウ Cocoloba uvifera
別名 ハマベブドウ
英名 Sea Grape,kino,platterleaf,seaside grape
中国名 海葡萄
タデ科 西インド諸島、アマゾン流域
「この赤い葉、なんていうの」と来園者の女性の質問。「ウミブドウという名前です」と答えたら、「え、これにあのアミブドウがつくの」と疑問の声。「いや違うのです、みなさんがよく知っているのは海草のウミブドウ、これは観賞用の植物で、果実がブドウのように実ることからつけられています」と説明した。
ちょうどサボテン山向いに生えている赤く紅葉したウミブドウ付近を通過中のことのやり取りで、同じ仲間なのであろう方々がハイビスカスの色やオオベニゴウカンに興味深深。二人連れが写真を撮ろうとしたので、私がかわりにシャッターを押した。液晶画面で確かめた一人は、花を背景によく映っていたのであろう、とても喜んでくれた。
この付近に数本生えていて紅葉しているのは3本。残りの木もこれから気温が下がってくるので、紅葉するかもしれない。今度は青空を背景に、撮影したらもっときれいに写るかもしれない。見ごろは、気温が上昇する3月初めくらいまでと予想している。
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sebg | 2010年1月24日 07:54
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体験ではこの実が大活躍している

黄色になっている実もある
シキキツCitrus madurensis
別名 月橘、四季成金柑、四季橘、金橘、四季桔、カラマンシー
英名 calamondin
ミカン科 中国南部原産
「ああ、酸っぱい」、皮に色がついているので甘いと思った。
美の里わくわくファームの農場の一角に、シキキツの実がたくさん実っていたのを知っていたので、農場主にことわって1個もいで食べてみた。シークワーサーの熟した味だと想像していたのに、ぜんぜん違う。
このシキキツ、体験に使うシークワサーの代用になるからと数年前に苗を求めて植えたもの。翌年には実がつき始めたが、少ない。その後スクスク生長し、実つきもよくなった。木が大きくなると実のきれることはない、いつでもついている。特に去年の秋につけた実は多く、黄色くなっているものもある。この色づきだと野鳥の被害があるのだろうと思っていたら、酸っぱいので食べないようだ。そのかわり、農場内にあるシークワーサーの熟した果実は甘いので野鳥に食べられているとのこと。
農場主は「体験ではこの実が大活躍している。体験者がもいで料理の酸味づけに使ったりしている」と、自慢げに話してくれた。
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sebg | 2010年1月 8日 08:48
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この丸い実、なんですか

緑の丸い果実

蔓の量の割りに実が多い
クダモノトケイソウ Passiflora edulis
別名 パッションフルーツ
英名 Passion fruit
トケイソウ科 ブラジル南部原産
「この丸い実、なんですか」と、スタッフに聞いてくる方が絶えないというので、解説の札を作った。
駐車場の東側にある直売店のパーゴラに、クダモノトケイソウいわゆるパッションフルーツの実がけっこうついている。
苗を植えたのは5月頃だったか、4本ある柱に1本ずつ。夏には棚に這って日除けになるはずであった。しかし、蔓はいっこうに伸びなかった。植えた担当者は肥料をたっぷり入れたのに伸びない、品種かなーと首をひねった。しかし、気温の下がり始めた10月、いつの間にか丸くて緑の果実がついているではないか。近くのパルミエールギャラリのスタッフは「たくさんの花が咲いていた。次々とミツバチが飛んできていた。そのおかげだと思うよ」と丸い実を指差して話した。蔓の量の割に多くの果実がついているのが、多くの方が驚きのようだ。実と実の間が数センチと込み合っているところもある。1個の大きさは野球ボールよりやや小さめ。
「いつ食べられる」とバスの運転手。「実はまだ青いので、熟すのは年明けになるはず」と答えた。
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sebg | 2009年11月30日 08:22
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種子が路面に散乱

種子が離脱し始めた果実

種子がすべて落ちた果実

路面に散乱した種子
ビヨウタコノキ Pandanus utilis
別名 アカタコノキ、フチベニタコノキ
英名 Common screw pine
タコノキ科 マダガスカル原産
朝早く、園内を散策中、ビョウタコノキの種子が路面に散乱していた。
この植物、タコ足状の太い根、太い枝、うずを巻いてついている幅広で長い葉、加えてドリアン状の果実。育つ姿が独特なので、特異な景観作りに使われている。
果実は「食べられるの」と質問する方は多く、「かじったら硬かったと」と回答している。沖縄の海岸に育つ同じ仲間のアダンの実は熟したら甘く、かじられるとも説明している。多くの昆虫がやってくることからもよく分かる。だが、ビョウタコノキは熟しても甘くならない。
果実から種子が離脱しているのを観察できるのは、数ある植物園でも園は特殊だ。果実は長い期間見られ、離脱はじめ、終わり、落ちた種子が路面に落ちている状態、運が良いと、植え込みから発芽している子苗も見ることができる。
ただ、こうした観察を楽しむのは、来園する方でもほんの一握りに過ぎない。路面に落ちた種子を拾い育てている方もいるようで、たまに育て方など質問が来ることがある。
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sebg | 2009年11月19日 08:03
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フランス料理の前菜に使われた

美味そうでしょう

多くの実をつけた木
ゴレンシ Averrhoa carambola
別名 カランボラ
英名 Carambola,carambo,Blimbing
カタバミ科 マレイ原産
美味そうなので、果実をもぎ取りかじった。「すっぱい、かなりすっぱい」
どうりで、オオコウモリや他の鳥などが食べないはずだ。
美の里わくわくファームの畑の路肩に高さ4mほどのゴレンシの木が残っていて、黄色く熟した実がかなりたくさんついている。熟した果実は地面に落ちて発酵していて、よい香りもしていた。
じつはこのゴレンシ、酸っぱいことは分かっていた。畑にするために多くの植物たちが移動や除去が行われたが、この木だけはまぬがれた。もしかして日当りがよくなれば実も甘くなるかもしれないと思ったかもしれない。しかし、残念ながら同じままだった。だが懲りたわけではない。園にはアレンジに長けた女性職員がいるのを思い出した。採取してあずけてみよう。
結果はどうであれ、楽しみだ。20数年前、フランス料理の達人にこの酸っぱいゴレンシの実を渡したところ。前菜に使われたのを思い出した。
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sebg | 2009年11月18日 08:18
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パラミツの種を食べるプロジェクト

茹でた種

堅い種皮をむいて食べる

10kgほどの果実、50個余りの種がとれる
パラミツArtocarpus heterophyllus
別 名 ナガミパンノキ、ナンカ、ジャックフルーツ
英 名 Jackfruit,Jakfruit,Jaca
中国名 波羅密、優珠雲、天波羅
クワ科 インド、マレイ原産
「クリのようだ」、「イモにも似ている」美味しい。みな、絶賛。
昨日の昼休みに昼食をしていたら、管理スタッフが茹でたパラミツの種をかごに入れて持ってきたので、試食してみての感想。事務所職員にもと、十数個持ち帰り、冷蔵庫へ。そして本日、試食させたら、美味しいとの返事が返ってきた。
種を食べたいとのプロジェクトは、果実が少し大きくなった初夏だった。夏には多量の実がついたにもかかわらず、誰も手を出さずにいた。理由は熟してからの果実の扱いで、かなり臭う。素手だと、何度石鹸で洗ってもなかなか落ちないので、躊躇していた。最後の1個ということで、これはやらないということで意を決した有志が果実を解体、種を取り出し茹でたのだ。幸い、熟してなく臭いもなかったとのこと。
プロジェクトは成功した。種を取り出して食べるだけだったが、悪臭という難局を乗り切ったのだ。はたした、来年もチャレンジするかは分からない。このようにして植物園のエピソードは語り継がれていくことになる。
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sebg | 2009年11月 5日 09:14
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シークワサー地図

トラムコースのシークワサーの実

直径2cmぐらいが収穫の時期
ヒラミレモンCitrus depressa
方言名 シィクワシャー、シークワーサー
ミカン科 沖縄、台湾に分布
「じゅーすつくろうね」と妻の声。
昨日休日だったので、山野を散策、あらかじめ目をつけていてシークワーサーがちょうど採りごろになっていたので、収穫し家に持って帰ったのだ。
緑色の果実を二つに割り果汁をしぼり、水で薄めて、好みの甘さにして飲むが、いまは砂糖をいれない。真夏はこれが一番と今でも思っている。
園内には果実のついた木が数本あり、実り具合がそれぞれ違う。1本はトラムのコースに入っていてシークワサーについて解説しているので、車中から果実を見つけて指差している光景をしばしば見る。地域を担当している数人は実り具合を把握していて、昼休みに話題にすると、どこの木は多い、向こうの木は少ないなどの情報が飛び交い、使い方や料理にも及び、実に楽しい。
ここ、数日シークワサーの日々がつづいている。園内、住んでいる近く、いつも散策している山野、頭のなかにシークワサー地図が出来てしまっている。もう一つ理由があって、ミカンの葉を食べるアゲハチョウの仲間の卵や幼虫を見るためでもある。
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sebg | 2009年8月26日 08:40
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ドラゴンフルーツ

収穫

大きさや痛みがないか選別

1個の多きさは手の平より大きい
ドラゴンフルーツ(果皮赤果肉赤) Hylocereus costaricensis
別名 レッドピタヤ
英名 Dragon fruit
サボテン科 ニカラグア、コスタリカ原産
ドラゴンフルーツ(果皮赤果肉白) Hylocereus undatus
別名 レッドピタヤ
英名 Dragon fruit
サボテン科 メキシコ~ブラジル北部にかけて原産
昨日の午前、「美の里ワクワクファーム」でドラゴンフルーツの収穫を体験した。
ドラゴンフルーツが収穫期を迎えたとの情報があったので、きれいな果実の実り具合を撮影に行ったら、「収穫がたいへんなので手伝って」との主の声。
すでに小嶋学芸員が収穫をしており、1個ずつ丁寧にハサミを入れていた。面白そうなので参戦、夢中でハサミを動かした。3人で約1時間30分ほど動いたら汗まみれになってしまった。後で聞いたら150kgもあったとのこと。まだ、50kg程残っているので、いつでも汗を流しにきてと、期待されてしまった。試しに割れたものを試食、ほんのり甘く真夏の味がした。糖度は13度、まずまずでもっと増すとのこと。収穫は今回で2回目、9月中旬には3回目が行われる。
収穫したドラゴンフルーツは直ぐにレストラン「ボタニカ」、フルーツパーラー、直売所に直行。レストランではブッフェのデザートに、フルーツパーラーではジュース、生食、贈答用に、直売所では青果として販売される。
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sebg | 2009年8月16日 08:50
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ココヤシの実です


ココヤシ Cocos nucifera
英名 Coconut palm 中国名 椰子、椰標
ヤシ科 熱帯原産
「少し見上げてみてください、ココヤシの実です」と、来園した方々に案内したら、感嘆の声がした。
レストラン「ボタニカ」の腋に2本育っているココヤシに大きな果実がついていて、少し人気だ。散策しながら気づいた方は、カメラで撮影していることもあり、撮影後に声をかけたら、「初めて見た。ラッキーだ」と喜んでいた。
ココヤシはヤシ科植物で最も重要な栽培果樹。熱帯地方の景観を特徴づけるヤシ類の代表で、沖縄でも観賞用に栽培されている。
果実は飲料、化粧品、石鹸、マ-ガリン、料理材料、菓子等の生活必需品として利用されている。芽の出た果実は、室内鑑賞用として根強い人気がある。花は、雌雄同株で大きな円錐花序を出し上方に雄花、下方に雌花を付ける。
台風8号が発生、明後日が再接近の予想。せっかくついたココヤシの実、強風に持ちこたえてくれたら嬉しい。
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sebg | 2009年8月 5日 08:16
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見事なので「わくわく冒険隊」のコースに入れたい

10個しか写ってないが、木の後ろについている

どっしりと重そうな果実
パラミツArtocarpus heterophyllus
別 名 ナガミパンノキ、ナンカ、ジャックフルーツ
英 名 Jackfruit,Jakfruit,Jaca
中国名 波羅密、優珠雲、天波羅
クワ科 インド、マレイ原産
これは、すごい。果実を数えてみると全部で12個もあった。
花木園に育つ数本あるパラミツの1本が、ものの見事に大きな実をつけたのだ。例年だと数個なのだが、今年は一番の出来だ。
初夏から花の数が多く、どれくらいの実をつけるのか楽しみにしていた。しばらく見に行ってなかったので、多くの結実は嬉しい。
実を撮影していると、「大きいですね、コレなにですか」と聞く、観光客。パラミツと言う果物で食べられることを説明すると、「こんなに大きい果物ははじめて見た」と、記念撮影をした。
余りにも見事なので、夏休みイベント人気アトラクション「わくわく冒険隊」のコースにぜひ入れたいと思っている。
sebg | 2009年7月21日 08:51
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今年も数回味見をする予定

野球ボール大の果実

枝もたわわの実
ヤマトゲバンレイシAnnona montana
英名 Mountain soursop 中国名 山刺蕃茘枝
バンレイシ科 西インド諸島原産
「あれーなに」「果物みたい」と丸くて小さなトゲのある果実を指差し、珍しそうに通り過ぎていった。
サボテン山向かいのヤマトゲバンレイシ2株、去年に引き続いて野球ボール大の果実が枝もたわわに実っている。
熟すのは9月頃と見ているが、今年も味見をしたいと思っている。と言うのも、知人の話では不味いと思って試食してなかったらいつまでたっても「不味い」がインプットされていて手を出さない。毎年タイミングを計ってみると良いとの「ガチマヤーの王道」とのアドバイスがあった。
もちろん、今年も数回味見をする予定だ。
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sebg | 2009年7月10日 08:50
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実がよくつくことが分かれば

レモンCitrus limon
英名 lemon
中国名 檸檬
ミカン科 インド原産
春先に咲いていたレモンの小さな苗に、子供のこぶし大の画実が1個ついていた。
この苗は2007年4月に導入、すぐさま植えられて育てられてきたが、葉もぐりバエの攻撃で、葉が上手く展開できず、生育もよくない。それでもすこしずつ生長して花も咲いてくれた。
東南植物楽園のある地域はシークワサー、タンカン、カーブチ等のミカンの産地と物知りに聞いたことがあるし、周辺にはまだミカン栽培農家もわずかにいる。いろいろなミカン類の苗がテストで植えられていて、どの程度生長するか管理担当者から注目されている。
このレモン、生長し実がよくつくことが分かれば、さらに植えると担当者は意気込んでいる。
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sebg | 2009年7月 9日 09:09
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ミニパイナップルの花


ミニパイナップルAnanas nanus
別名 ヒメパイン、ミニパイン
パイナップル科 ブラジル、スリナム原産
ショッピングパラダイスの腋にある植え込みで、ミニパイナップルの筒状の青紫色の花が咲いていた。
ミニパイナップルは十数年前から観賞用に鉢植え、ディスプレイ用、アレンジメント用に栽培されてきた。長さ8-10cm、直径4-6cm程の小さなパイナップルは青いまま収穫すると、そのまま観賞できることと長持ちすることが評判になり、沖縄観光土産に定着してしまった。パイナップルと同じ繁殖方法で、果実の頭の葉のある部分を挿し木すると、繁殖も可能だ。そのため、観賞用に栽培している人も少なくない。
長期間、果実・葉を楽しむのもよいが短期間の花の観賞も見所と思う。ぜひ咲かせてみてください。
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sebg | 2009年7月 6日 08:53
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毎日の日課

ナンヨウザクラMuntingia calabura
別名 ニホンミザクラ
英名 Calabura,Jamfruit,West Indian cherry
シナノキ科 熱帯アメリカ原産
「おー、ついている」とつい声を出してしまった。この前白い花がたくさん咲いていたので、いつ赤い実がつくのか楽しみにしていた。ナンヨウザクラの果実が赤く熟していたのだ。
このナンヨウザクラがたくさんついたのは去年の夏。あれから1年後、木は伸びすぎたので半分剪定されたが、残った枝・葉に花を咲かせ、花にはミツバチが訪問していた。早速採取し、取れたての実を口に放り込んだら、懐かしい甘い味がよみがえってきた。そして、手は果汁で少しベトついた。いつものことで、山野でもそうなのだが、見つけて口に放り込むことは子供のときと代わってない。無心に喜び、無心に食べて満足。
事務所職員にもと20数個採取し、冷蔵庫へ置いた。また、食べた感想を聞いてみたい。糖度を計ったら13度、去年は14~15度あったので、これから甘くなるのだろう。
ハスの花は毎日見ている。これからは、オオゴマダラの飼育に続いて毎日の日課にナンヨウザクラも加えることにした。
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sebg | 2009年6月22日 08:50
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パパイアの品種「ソロ」の初めての収穫

収穫する栽培担当者

収穫された果実
パパイア Carica papaya
方言名 パパヤー
英名 papaya 中国名 番木瓜
パパイヤ科 南米原産
美の里わくわくファームにパパイアの果実を撮影に行ったら、ちょうど収穫している最中だった。
品種は「紅妃」と「ソロ」で、後者は初めて。去年の春先に種子を蒔いて苗を作り、ハウス内に定植し育てられてきた。手探りで栽培したので、出来はまあまあと、担当者は話す。
収穫された果実は直売所と基地内で行われるフェアで販売される。また、通信販売担当者は、「果実が熟すのを待ってもらっている方々がいるので知らせます」とのことで、沖縄産のパパイアはフルーツとして人気のようだ。
ただ、栽培ハウスが小さく本数も少ないので、収穫次第終了とのこと。もともと目的としているレストランへの青果提供は続くので、今後の別の品種の育ち具合が気になるらしい。
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sebg | 2009年4月22日 13:42
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ローソクノキの果実が熟し始めたら、オリイオオコウモリが食べているようだ

食べられたローソクノキの果実

豊作の果実
ローソクノキParmentiera cereifera
英 名 Candle Tree
中国名 桐花樹
ノウゼンカズラ科 パナマ原産
豊作のローソクノキの果実が熟し始めたら、オリイオオコウモリが食べているようだ。
10月から咲き始めた花は11月に入ると、遠くからでも目立つほどの果実を実らせた。来園者は口々に「食べられるの」と聞くので、「かじったらまずかった。他の動物だったら食べるかもしれない」と答えていた。
果実に食べ後が見つかったのは2週間ほど前からだ。もともとアコウ、ガジュマル、バナナ、レンブ、レイシの果実がつくと、近くの森からやってきて食べていたので、ローソクノキが食べられるのは時間の問題だと思っていた。
知人によれば、オリイオオコウモリは数が減少してきており、大切に保護してほしい哺乳類だと言う。園の果実や新芽が、食べ物の供給に役立っている。
比嘉正一
sebg | 2008年12月21日 08:12
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赤、黒紫色の実が大豊作



セイロンマンリョウ Ardisia elliptica
別名 コウトウタチバナ
ヤブコウジ科 台、マレーシア、フィリピン原産
風楽風遊の森ではセイロンマンリョウの赤、黒紫色の実が大豊作、初冬の園内に彩りを添えている。これらの実は野鳥たちの大事な食料になることは間違いない。
毎年のように実はつくが、今年ほどの豊作は初めて。このブログに頻繁に登場する台風被害がないからだ。枝・葉が充実するため、花もたくさん咲き、多量の結実につながった。
野鳥たちが食べた果実は、糞とともに種がばらまかれる。こうして生えたであろう苗が、園内あちらこちらに育ち、結実している。なんか野鳥天国になりそうな気配がしてきた。
比嘉正一
sebg | 2008年12月14日 08:47
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甘い、皮がむきやすい、香りがよい

コミカンCitrus sp.
ミカン科 原産は不明
コミカンという名前のミカンを本部町伊豆味の知人よりいただいた。
大きさは直径5cmほどで、見た目はシークワサーをやや大きくして果皮の色を鮮やかにした感じだ。ミカンの中味もより大きく、しっかりしていて大きい。クガニーをもっと品質よくした感じだ。
皮をむいたら、さわやかな柑橘系の香りが充満。シークワーサーに似ている。果汁はたくさん入っていて、十分甘く、一気に10個も食べてしまった。
がちまやーなので一人で食べようと思ったが、評価が出来ないので事務所・管理職員に食べてもらい感想を聞いてみた。甘い、皮がむきやすい、香りがよい等の返事が返ってきた。
知人が言うには「2、3年前から出始めた新しいミカン。伊豆味で出回っている。しばらくはある」とのことだ。
比嘉正一
sebg | 2008年12月 9日 09:39
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シークワーサーの日

ヒラミレモンCitrus depressa
方言名 シィクワシャー、シークワーサー
ミカン科 沖縄、台湾に分布
「これ、シークワサーですよ」と、大阪から来たという観光客に説明したら、「ほー、これが、採ってもいいか」と聞いてきた。「熟すのを待っている鳥がいるのですよ」と言うと、「そうか」と言って、会話を楽しんだ後、仲間と残念そうに見ては指差していた。
このシークワサーの実のついている木は、東南植物楽園の一番奥、通称「サボテン山」の近くに生えている。高さ2m余り、大きな木でないが果実は30個ほどついている。苗を植えたものではなく、鳥が種子を運び、自然に生えたものだと、管理職員たちは言っていた。
通路沿いに生えているため、実が目立ち始めてからトラムツアーの解説にも、登場してきて乗客に人気を集めている。シークワサーの名前はテレビ等のマスコミで紹介されてから、名前はよく知っているが、どんなミカンなのか知らない人がほとんど。直径2cmほどの小ささにがっかりするひと、緑色のまま使うことに感心すること、黄色く熟すと甘いことに感心を示す人、様々だ。
8日の土曜日、山で小さなシークワーサーの木に3個ついているのを見つけ採取し、その香りを豆腐にかけて楽しんだ。その後たずねた、母の家では濃厚なシークワーサージュースをご馳走になった。シークワーサーづいている日だった。
比嘉正一
sebg | 2008年11月10日 08:07
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細身のパパイアに6個もの大きな果実


パパイア Carica papaya
方言名 パパヤー
英名 papaya 中国名 番木瓜
パパイヤ科 南米原産
細身のパパイアに6個もの大きな果実がついている。高さ1.5m、幹の太さは直径5cm余りで、どうみてもアンバランス。果実は大きいもので1kg、小さいものでも500gは越える。
来園者は「こんな小さくて細いのに実が大きくなるの」とびっくりした声を上げては通り過ぎる。
苗は去年の秋に種子を播種して作られ、春先に植えられた。半日陰で、日当りはよくない。土が固く条件が悪いため、他の苗に比べて一番成長が遅かった。
昼食の休憩中に「この品種はものすごく実がつく、ばぁちゃんの畑でもう90kgを2回も収穫している。実が多すぎるので、適当に切り落としている」と話したら、苗を作った職員は「そうだろう、この品種は野菜用で、誰でも作れるのだよ」と、パパイアの品種について熱く話してくれた。
まだ暑いので実はこれからも太るに違いない。どれくらいになるか、見守ることにしよう。
比嘉正一
sebg | 2008年11月 7日 08:52
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シマバナナは強風に弱い、ピンチだ


シマバナナMusa × paradisiaca 'Latundan'
バショウ科
久しぶりにアグリファームの野菜を見に行ったら、でシマバナナが充実した実をつけていた。
このシマバナナは担当している職員が今年の春、自宅から苗を持ってきて植え込んだもので、数株が房をつけていて、いずれも太っており見事なできだ。今年はシマバナナの豊作の年、新聞ではこれまでにない安値だそうで「シマバナナファン」にはうれしい。
フィリピンの東海上に台風14号があり、北上中。シマバナナは強風に弱い、ピンチだ。
比嘉正一
sebg | 2008年9月22日 08:28
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シィクワシャーの代用に


シキキツ(四季橘)Citrus madurensis
別名 カラマンシー
英名 calamondin
ミカン科 中国南部原産
小さなすっぱいミカンがつき始めた。名前はシキキツ、なんでも一年中花が咲き実をつけるのだそうだ。
シキキツの育つ場所は、東南植物楽園一番北側のバナナ、バンジロウ、ドラゴンフルーツなどの果樹が栽培されているところで、その片隅に高さ50cmほどでまだ小さい。果実はビー玉ほどの大きさで、青切されて販売されているシィクワシャー(ヒラミレモン)よりやや小さめ。
沖縄ではシィクワシャーの代用に出来ないかと、栽培している方が多い。しかし、酸味は十分なのだが、独特の香りが薄く、使う人は少ないと聞いている。
比嘉正一
sebg | 2008年9月17日 09:01
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真っ赤なミズレンブ


ミズレンブSyzygium aqueum
英名 Water apple,Water rose apple
フトモモ科 スリランカ、バングラディッシュ、ミャンマー、ボルネオ島
風楽風遊の森の果樹ハウスに真っ赤なミズレンブの実がつき、来園者に喜ばれている。
果実が赤く色づきはじめたのは8月中旬頃からで、真っ赤に熟しては、地面に落ちて甘い香りが立ち込めている。
ミズレンブは高さ20mに達する高木とされ、沖縄の植木市で売られているのは取り木苗。そのため、樹高がないのに実のつきがよい。果実の色・形は人目を引くが味は淡白、経済的に重要視されてなく、栽培のほとんどが観賞用。果実はコマ状、3cm内外、赤色または白色がある。甘味より酸味、歯切れの良い特殊な歯ざわり。熟すと香りがある。そのまま生食より、サラダの色づけに使われる。
植えてから初めての結実なので、いつまで着果しているのか不明だが、まだ小さい果実もあるので、しばらくは観賞できそうだ。
比嘉正一
sebg | 2008年9月11日 13:19
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ヤマトゲバンレイシの味見



ヤマトゲバンレイシAnnona montana
英名 Mountain soursop 中国名 山刺蕃茘枝
バンレイシ科 西インド諸島原産
ヤマトゲバンレイシが完熟し、あたり一面に独特の芳香を放っている。
ポリネシアンレイクの北側、サンダンカの植栽場所に2本植えられていて、ともに野球からソフトボール大の果実が、十数個ついている。
熟した果実を採取し、冷蔵庫に冷やしてから職員に味見をしてもらった。「香りが独特、パインに似ている、ラムネそっくり」などの意見があった。ただ、美味しいとの感想はなく、やはり一般向けの果樹ではなく観賞用が向いているのだろうと思った。
比嘉正一
sebg | 2008年9月 1日 08:11
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ノニ酒の作り方

販売されていたノニの果実

園で実っているノニの果実
ヤエヤマアオキ Morinda citrifolia
別名 ノニ 英名 Morinda citrifolia
アカネ科 太平洋諸島、沖縄群島原産
先日、南部の農産物直売所に行く機会があり、「ノニ酒の作り方」とラベルのついたノニのパック詰めを見つけた。
内容は「ノニの青い実を水洗いして水を切り、泡盛(35度以上)に漬けると2週間で茶色(エキス分がでて)に変色して、約6ヶ月で飲み頃となる。あなたの活力に良い影響をもたらすでしょう。」と書かれていた。
泡盛の度数が高いのは、最近はやりの度数の低いアルコールでは腐ってしまうことなのだと推察される。エキスとあるのは豊富な栄養素なのだろう。かつて、健康維持のためにと買って飲んだことがあった。長い間冷蔵庫にあった記憶なのだが、改めて「ノニ酒の作り方」を読んで「なんだ、簡単、やってみよう」と思う安直な自分がいることに、園で豊富に実がついているのを見て思った。
比嘉正一
sebg | 2008年8月31日 08:00
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夏の味覚をみんなで味わいたい


バンジロウ(グワバ)Psidium guajava
方言名 バンシルー 中国名 番石榴
英名 guava、apple guava、common guava
フトモモ科 熱帯米原産
中味は白だけど甘いかなー、ピンクが美味いはず。
休憩時間に、こんな会話がでるバンシルーの美味しい季節がやってきた。園内の数本は、去年の台風で倒れて撤去されてしまったが、バックヤードを含めてまだ数本生育していて、それぞれに味が違うバンシルーがつく。
今年のできはまあまあ。果皮が濃緑色から黄緑色になってきたら熟し始めの合図で、果実も落ちやすくなる。熟すのを待っていたのは、野鳥たち、果実を吸汁する蛾の仲間、オオコウモリ、そして我々。
散在する数箇所の木は毎日のように熟すので、2日あけると地面に落ちているのがある。もったいない。なるべく採取して夏の味覚をみんなで味わいたいと思っている。
比嘉正一
sebg | 2008年8月29日 14:48
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美味しく食べる方法はないのか


ケガキDiospyros discolor
別名 クロガキ、オオケガキ、フィリピンケガキ
英名 Velvet apple,Butter fruit,Mabolo 中国名 番柿、鳥柿(台湾)
風楽風遊の森に育つ数本のケガキの果実が今年は豊作だ。ただ、残念なのはバックヤードになっていて、来園者が見られないことだ。
数年前に経費削減を理由に見学コースを狭くした。余りにも広い園を維持するのに、かなりの経費がかかっていたからだ。明るい材料がないわけではない。今年、ケガキの育つ地域があらたに開発され農場に生まれ変わる計画があり、果樹たちは新天地の東南植物楽園内に移植されることになっている。もっと身近に、茶色の毛の生えた面白い柿が観賞できる。
「美味しく食べる方法はないのか」と豊作を見てきた職員から、質問された。今まで、「がちまやー」自称してきたのに工夫をしてこなかった。熟したらかなりの芳香がある。今年こそ美味い食べ方を考えたいと思っている。
比嘉正
sebg | 2008年8月23日 10:21
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栗のように甘い


パラミツArtocarpus heterophyllus
別 名 ナガミパンノキ、ナンカ、ジャックフルーツ
英 名 Jackfruit,Jakfruit,Jaca
中国名 波羅密、優珠雲、天波羅
クワ科 インド、マレイ原産
風楽風遊の森の一番奥、昔見学コースに入っていたパラミツの老木に大きな果実が4個ついた。
1個の重さは7~10kgに達する。この老木、これまでにも20kg近くにの果実をつけたこともあったのでさほど驚くことではないが、久しぶりの数と大きさで健在ぶりがうれしい。果実は9~10月に熟し、甘酸っぱい香りが漂う。しかし、果肉の匂いは別で、ドリアンも似ていて独特だ。
この果実を好んで食していた職員も退職しているので、このまま朽ちることになる。ただ、種子はゆでると栗のように甘いので、食べてみたいと思っている。
比嘉正一
sebg | 2008年8月18日 08:07
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パノノキの実今年の出来


パンノキ Artocarpus incisa
英名 Bread-fruit Tree 中国名 麺果樹
クワ科 太平洋諸島、ポリネシア原産
東南植物楽園受付東側のパンノキの果実が熟して、黄緑色の果皮の間から橙色の果肉を見せている。
去年は大豊作で、果実の重さで枝が折れんばかりだった。今年は、数は少ないものの、1個ずつの大きさは通常より一回り大きい。台湾出身の職員の一人は「沖縄の人はどうしてパンノキの実は食べないの、美味しいのに」と残念そうな口ぶり、近く料理したスープが来るかもしれないと期待している。
実り具合を撮影していたら、来園した年配者が「パラミツですか」とたずねたので、「パンノキ」ですと答えたら、「沖縄でも実がつくのね」と珍しそうに指差しながら、見ていた。
今週あたりから、果実から大豆ほどの種子がぽろぽろと落ちてきそうだ。集めて、塩茹でしてもよいが、ご飯に入れても美味しかった。豆ご飯というよりも栗の甘味が少し足りない感じだ。時間を見つけて拾ってみようと思う。
比嘉正一
sebg | 2008年8月17日 08:10
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しばらくぶりに味見してみますか


ククイノキAleurites moluccana
別名 ククイナット
英名 Candle nut,Indian walnut 中国名 石栗
トウダイグサ科 マレーシア原産
園内に育つククイノキに、ピンポン玉よりふた周りほど大きい果実がたくさんついている。
通常だとこの時期に台風がきて、果実は強風で落ちて木に残るのは少なくなるのだが、今年はまだ襲来がないので、多く残っている。もともと成長が早く枝・葉が繁茂し、そのために台風で適度に折れていた。しかし、今年は他の植物たちもそうなのだが、枝・葉がきれいで緑に溢れている。
種子は油材作物として紹介されていて、調味料として使われとある。調味料は核を焼いて粉にトウガラシ、コショウを加えて糊状にするとのことだ。核を割って仁を取り出し食べたことがある。クルミに似ていて美味。食べ過ぎると油が強いから、腹を壊すので注意するようにといわれたこともある。核は硬く、ハンマーで強くたたかないと割れない。この硬い性質を利用して、園では加工品も作ったことがある。
9月に入ると果実は成熟し自然に落ちて果肉がとれ、硬い種子が散らばる。しばらくぶりに味見してみますか。
比嘉正一
sebg | 2008年8月11日 08:21
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パイナップルが黄色く熟してきた

パイナップルAnanas comosus
方言名 タイナンプ、パイン
英名 Pineapple 中国名 鳳梨
パイナップル科
4月5日に掲載した園内のパイナップルが黄色く熟してきた。果実は、市販のものよりやや小ぶりだが、色つやといいなかなか良い。
パイナップルの育つ場所は、パパイヤ、バナナ、ドラゴンフルーツ、グワバ、シィクワシャーといった沖縄ならではの果実が実っているので、割と人気があり、記念撮影する方々も多い。
栽培管理をしている一人は「昔、園はパイナップルを栽培して果実を販売していた。この地域はパイナップル畑が多く、生産に向いている。良い品種がないか探しているところだ」と、初めての果実の良い出来に満足した顔で話していた。
比嘉正一
sebg | 2008年8月 3日 08:16
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受粉に寄与


パパイア Carica papaya
方言名 パパヤー
英名 papaya 中国名 番木瓜
パパイヤ科 南米原産
東南植物楽園の一番奥、緑が池のほとりにパパイヤの雄花が満開、あたり一面に芳香を放っている。
この株は、植えたものではなく、いわゆるウティミー(鳥などが果実を食べて糞とともに種子が落ち発芽して生育したもの)で、生育がよく株も充実しているので、たくさんの実がつくと期待されていた。しかし、花には子房がないので膨らまない。雄株だったのだ。しかし、花だけは数多く咲き蕾も多いので、園内だけでなく近くの雌株の受粉を助けてくれているのであろう。
アグリファーム、園内のいずれのパパイヤの株は無数に果実をつけていて、豊作が予想されている。すごいのは1株で80個も実をつけていた。もしかして、この雄株の花粉が寄与したかもしれない。
比嘉正一
sebg | 2008年8月 1日 14:50
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「ナンヨウチェリー」の愛称をつけたかったのに

ナンヨウザクラMuntingia calabura
別名 ニホンミザクラ
英名 Calabura,Jamfruit,West Indian cherry
シナノキ科 熱帯アメリカ原産
バックヤードで育てている、ナンヨウザクラの実が淡い紅色に熟してきたので採取した。果実は直径7mmほどで球形、サクランボにそっくり。
もともと苗として鉢植えにしていたが、成長が旺盛でそのまま地面に根を下ろし育っている。高さは2mほどで、四方に枝葉を広げていて、付近の主といった感じだ。花は4~5月に咲いていたので、実が大きくなり熟すのを心待ちにしていた。
採取した果実は、早速会う方々に試食してもらい、感想を聞いてみた。美味しい。まずい。風味がへん。甘い。などがあった。糖度は14度とスイカ並みに甘かった。試食した一人は「ファーマーズに並んでいて、今まで見たことがない果実だったので、食べられてうれしい、甘くて美味しい」と話してくれた。
美味しければ新商品になるかもしれない、と思ったが試食の感想はバラバラだった。「ナンヨウチェリー」の愛称をつけたかったのに、残念。
比嘉正一
sebg | 2008年7月 4日 14:35
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豊作の当たり年だ


レンブ Syzygium samarangense
別名 オオフトモモ、ジャワフトモモ
英名 Java apple,wax apple,Jambosa 中国名 洋蒲桃、連霧
フトモモ科 マレイ原産
今年のレンブは豊作の当たり年だ。去年は実の時期に台風が襲来して、成熟したのはわずかだった。
6月はじめに開花した花は、どの木も数が多く、豊作が予想される。この時期に来る台風もまだなので、どの実も落ちないでしっかりと枝についている。
ただ、オオコウモリの食い散らかしは、相変わらずで、少し食べた果実が木の下で散乱している。
木が大きいので、果実の場所までハシゴをかけてあった。管理している職員の了解を得て、実り具合を検査したら、果実特有の香りと果汁はしっかりしていて、十分食べられた。ただ、完熟まではもう少しのところだ。
比嘉正一
sebg | 2008年7月 2日 16:03
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種子は蒔いて苗を作る予定


ヤタイヤシButia yatay (Mart.) Becc.
英名 jelly palm,yatai palm
ヤシ科 アルゼンチン、パラグアイ原産
久しぶりに黄色い花を咲かせたヤシがある。今までにも咲いたことはあるが、ずいぶん前のことだ。
ヤシの成長点をアタックするタイワンカブトムシの被害で、東南植物楽園のヤシ科植物は、ずいぶんひどい目にあい、枯れた種類も多い。ヤタイヤシの仲間も被害を受け、1株だけになってしまった。
ヤタイヤシは寒さに強いヤシとして知られている。幹は高さ6mに成長し、直径50cm近くにも達する。羽状葉は長さ2m余り、小葉が規則的に並び、裏面は青緑色になる。花序はほうき状に発達し長さ70~90cmほど。花は黄色。果実は黄~橙色、長さ3cm 余り、熟すと食べられる。
果実は、前に食べたはずなのに味を忘れてしまった。成熟した実はもちろん食べるが、種子は蒔いて苗を作る予定にしている。
比嘉正一
sebg | 2008年4月14日 16:22
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タイナンプはどの生物に賞味されるのでしょう


パイナップルAnanas comosus
方言名 タイナンプ、パイン
英名 Pineapple 中国名 鳳梨
パイナップル科
東南植物楽園の通称「四つ階段」向かって右側の小さなパイナップル畑に育つ株に、花の集合体が育ってきた。
このパイナップル、職員が一昨年の4月に国頭村のパイナップル畑の脇に捨てられていたものを苗にし、現在育つ場所に植えられた。かつて、沖縄農業の基幹作物としてもとはやされたサトウキビ、パイナップル。自由化でちょっと昔の華やかさはないが、沖縄に良く育つ作物には変わりはない。来園者の要望もたびたびあったことから、付近にはパパイヤ、ドラゴンフルーツ、バナナ、シィクワシャー等の各種ミカン類、バンジロウが植えられている。沖縄でよく見られる果樹が栽培展示されている所だ。
パイナップルは世界中の熱帯で栽培され生食、缶詰用に利用されている。大衆の果物として、世界的に流通する経済性のある作物としての価値が高い。缶詰用より土産用としての生果の生産が半分以上を占め、早出しのハウス栽培も行われている。
カラス、ヒヨドリ、コウモリと果実の熟するのを待つライバルは多い。はたしてタイナンプはどの生物に賞味されるのでしょう。
比嘉正一
sebg | 2008年4月 5日 10:41
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開花からチェックしている

テリハバンジロウ Psidium cattleianum
別名 イチゴグワバ
英名 strawberry guava,Cherry guava,China-guava
フトモモ科 南米原産
通称「四つ階段」の小屋の脇に生えている、テリハバンジロウに白い花が咲いているのを見つけた。植えたのか、自然に生えたのかはっきりしないが、果実の実るのは楽しみだ。
高さ6m余りに成長する潅木で、直径3cmほどの球形の果実を実らせる。赤紫に熟すとイチゴに似た香りがあり、酸味と甘味のバランスがよく、美味しい。欠点は種子の多さで、品種改良をすれば、経済栽培もできる。果実が黄色いキミノバンジロウは果実の品質がよく、経済栽培にむいている。成木は低温に強く、-5度Cにも耐えるとされている。
沖縄では観賞用に栽培されているだけで、好まれては植えられてない。時々野生化しているのが見られ、野鳥のえさになっている。ちなみに私はこの果実が大好きで園内にあるテリハバンジロウの実つき具合は、開花からチェックしている。
比嘉正一
sebg | 2008年3月31日 08:48
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ゴールデンピタヤ


ゴールデンピタヤ Selenicerus megalanthus
別名 イエローピタヤ、黄仙密果
サボテン科 ペルー
アグリファームの農場の脇に植えられているゴールデンピタヤに、黄色い果実が数個付いているのを見つけた。
このピタヤは、数年前職員の一人が知人から譲り受けてきたものにで、鉢植えにされていたのを、テスト栽培で露地植えにされた。通常のドラゴンフルーツは数が多く果実の収穫も見込めるので、肥料や水やり、誘引などの手入れが行われているが、ゴールデンピタヤは放置状態。それでも、実をつけてくれた。栽培に手をつけない理由は、刺が鋭いことと、他にやることが多く手が回らないのが、手入れできない理由のようだ。
一度食べたが味を忘れたので、果実の熟するのを見計らって食べてみたいと思う。
比嘉正一
sebg | 2008年3月26日 09:30
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野鳥との競争

ヒカンザクラPrunus campanulata
別名 カンヒザクラ 方言名 サクラ
英名 Taiwan cherry 中国名 鐘花桜
バラ科 台湾、中国原産
東南植物楽園の東側、通称「ガジュマル区」に育つヒカンザクラに多量の青果実が付いているのを見つけた。
去年に比べて、全体的に花数は少なかった。一斉開花もなく株ごとに満開の時期が違っていたのは暖冬の影響なのだと思う。開花の終わった後の新芽
・新葉の展開も株ごとにバラバラで、果実のつき具合も全体的に不作だ。しかし、1株だけ例年通りに花数多く、実つきの多い株があったのだ。
去年は確か4月の上旬に熟したのを食べた。今年は、園内にいる野鳥も多いようなので、足しげく通うことにしている。野鳥との競争だ。
比嘉正一
sebg | 2008年3月 8日 11:37
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天然のアイスクリーム

アテモヤAnnona atemoya
バンレイシ科 交雑種
甘い、果物ではなくまさに天然のアイスクリーム。
アテモヤが冷蔵庫に冷やしてあったので、持ち主の許可を得て試食したのだ。なんでも恩納村で生産されていて、東南植物楽園の通販部門を担当している女性職員が試食用にといただいてきた。果実はソフトボールよりやや小さめ、この仲間の特徴の亀の甲羅状の果皮があって、淡い緑色をしていた。収穫してから追熟が必要らしく、指で果実を押して柔らかいようだったら、熟している証拠だ。
アテモヤはバンレイシとチェリモヤとの交雑種。果肉は多汁、上品な酸味と甘味、香りがよい熱帯の果物として、以前から注目を集めていた。
試食と同時に、種子を採取した。もちろん蒔いて、育てることにしている。実がつくのはいつの事やら。
比嘉正一
sebg | 2008年3月 4日 11:29
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雄花が咲きだした

パラミツArtocarpus heterophyllus
別 名 ナガミパンノキ、ナンカ、ジャックフルーツ
英 名 Jackfruit,Jakfruit,Jaca
中国名 波羅密、優珠雲、天波羅
クワ科 インド、マレイ原産
東南植物楽園の「花木園」でパラミツの雄花が咲きだした。暖かくなり、日長も長くなれば、雌花も咲いてくる。
雌雄同株で太い幹や枝に単性でつける。花と言っても、きれいな花びらはなく、小さな実がつき次第に巨大化する。園内には果実をつける成木が数本あって、真夏に果実が最大になる。
熱帯果樹というより、巨大な実がつく観賞樹として沖縄では人気がある。今年の実はどれくらいつくのか、楽しみだ
比嘉正一
sebg | 2008年1月 9日 10:24
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パパイアは両性果が美味しい

雌果

両性果
パパイア Carica papaya
方言名 パパヤー
英名 papaya 中国名 番木瓜
パパイヤ科 南米原産
パパイアの果実には雄果、雌果、両性果がある。東南植物楽園の奥まったところには雌果、両性果が実っていて注目を集めている。
種子を採取するとき、両親に言われていることかある。果実の先から採取したら雌が多く、柄に近い場所は雄が多い。蒔いた種子から元気よく、早く伸びるのが雄で雌は成長が遅くなる。雌果の実る苗の選別は難しく、大きく育ててから雄株だったことはたびたびあった。
パパイアの品種は今まで栽培されていた古いものから果物、野菜専用などほんとうに様々な品種が導入されている。最近、注目されているのが種子を蒔いたら全ての株に果実が実る品種だ。園で栽培されている品種「紅妃」はこの部類に入る。パパイアは風媒花なので品種の固定は難しいといわれている。ハウスの中で注意深く育てないと、次の種子はいろいろ混ざって雄株もでることになる。
昨日、新しい情報が入った。両性果の果実は雌果に比べて、果肉の食味がよく、独特のにおいもなく、種子が少ないなどの性質が違うらしい。パパイアの栽培は奥が深い。
比嘉正一
sebg | 2007年12月20日 11:11
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シマバナナの実がついた


シマバナナMusa × paradisiaca 'Latundan'
バショウ科
今年の春、東南植物楽園内のバナナ園に植えられたシマバナナが待望の花を咲かせ実がついた。
4月16日のブログで紹介したシマバナナは順調に成長し、現在高さ3m余りに達している。周りには新しい株がたくさんあることから、来年は数株が花を咲かせ実をつけるものと予想している。「良い苗は違うなー」と管理職員は言っていた。
これからは気温の低い時期を迎えるので、食べられるまでに成長するのは翌年の初夏になりそうだ。また、周囲にできた株は掘りとられ、新しい場所に植えられると思うので、シマバナナブームになるはず。
比嘉正一
sebg | 2007年12月 6日 08:10
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ピンク色の小さい花
ゴレンシ Averrhoa carambola
別名 カランボラ、スターフルーツ
英名 Carambola,carambo,Blimbing
カタバミ科 マレイ原産
ピンク色のゴレンシの小さい花が満開だ。直径1cmに
も満たない花が小枝にサンゴの枝のように咲かせている。
花には蜂やその他の昆虫が訪れていたので、豊作は間違
いない。
順調にいけば、10月下旬頃〜12月書樹頃が果実の収穫
期を予想している。果実はスターフル?ツ名前の通り、
果実を切るとの星の形をしている。ただし、カタバミ科
特有のすっぱみがあり、紹介した株はとても酸っぱい実
がなる木で、オオコウモリも食べない。
園のゴレンシの味はだいたい掌握しているが、年によ
って多少の違いはある。今年はどの木が良い実をつける
かそろそろ目星をつけてみるか。
比嘉正一
moblog | 2007年9月26日 09:23
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