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比嘉 正一
(ひが・まさかず)
琉球大学農学部卒
専門分野:昆虫・植物

小嶋 麻沙代
(こじま・まさよ)
琉球大学大学院農学研究科卒


沖縄の観光地は東南植物楽園

住所:沖縄県沖縄市字知花2146
TEL:098-939-2555
MAIL:info@sebg.co.jp
http://www.sebg.co.jp/

秋の役者たちがそろい

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目立つピンクの果実

タイワンモクゲンジ Koelreuteria elegans
英名 Flame Golden-rain Tree,Chinese-rain Tree
ムクロジ科 台湾、ジャワ島

 この前まで咲いていた黄色い花の後に目立ってきたのが果実。ピンク色でとても目立つ。
 ちょうど、東南植物楽園入り口近くの案内板でもピンク色の果実が絵になっていたので撮影した。ピンク色の果実がたくさんになってくると、やっと猛暑の続いた沖縄も涼しくなってくる。いわゆる指標のような果実だ。
 画像には写ってないが北から渡ってきたサシバが、電柱の先端に止まっていた。30分後まだいる、1時間後に飛び去った。秋の役者たちがそろい、徐々に晩秋に向かう植物園ならではの光景だ。

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sebg | 2010年10月15日 08:06 | Comment (0) | Trackback (0)

ユッカが実生3年目で咲いた

yuccasp.jpg
実生3年目で咲いたユッカ

ユッカの一種 Yucca sp
リュウゼツラン科

 昨日、近くの農民研修センターで植木市を見に行ったときのこと。いろいろな面白植物を見て回っていたら、「ユッカが実生3年目で咲いたヨ。名前分かる」との出店した知人の園芸主。
 早速見に行ったら、掲載した画像のように鉢植えで見事に咲いていた。葉はこの仲間特有の長くて厚く、先は鋭くとがっている。おまけに縁には斑が入っている。種子を購入して栽培したそうで、Yuccaの仲間としかなく種名は分からずじまい。実生からだと十数年、あるいは数十年してからでないと開花しないとまで言われていたので、あまりにも珍しいので園芸仲間に実情を聞きまくっているそうだ。
 植木市はしばらく行われるので、咲いている株はそのまま展示される。近くには苗も売られていた。興味のある方はのぞいてみるとよい。他にも興味を惹かれるものありました。

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sebg | 2010年10月 6日 07:59 | Comment (0) | Trackback (0)

こんどこそ、採取して撒いてみよと思う

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真っ赤な莢に黒い種子がはじけていた

アカサヤネム Pithecellobium confertum
別名 エバーフレッシュ
マメ科 マレー、スマトラ原産

 昨日、真っ赤な莢に真っ黒の種子がはじけていて、ちょっときれいだと思ったので撮影した。
 莢の主はアカサヤネム。バックヤードで観賞用に飾るために鉢栽培している。ギンネムに似た頭状の花序から花火のように飛び出て咲いていたので、果実は楽しみにしていた。結実した数個の莢は緑だったが10日ほど前に赤くなり、そして昨日はじけていた。
 以前にも数個の種子がついていたが、不覚にも採取するのを忘れてしまっていた。こんどこそ、採取して撒いてみよと思う。

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sebg | 2010年9月17日 08:26 | Comment (0) | Trackback (0)

色を作ってくれる最強の彩り植物

jyvawhite.jpg
黄色の葉が池を背景に目立っている

ジャワホワイトAcalypha wilkesiana .cv.Java white
トウダイグサ科 熱帯アジア

 アカリファの仲間「ジャワホワイト」が、単調になりがちな園内に彩りを添え、最近目立っている。
 多いのは入ってワシントンヤシ並木の池側の生垣沿い。数株植えられていて、いずれも黄色がよく発色し、池を背景に記念撮影する方々も、利用している。
 ジャワホワイトの導入暦は定かでない。園内が作られた当初からニシキアカリファはふんだんに使われていたのに対し、黄色系は利用が限られてきた。
 アカリファの仲間は挿し木で簡単に増やすことが出来、土質を選ばずよく育ち、枝・葉の充実もよく、色を作ってくれる最強の彩り植物だ。いつも、もう少し使って欲しいと言っている。

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sebg | 2010年8月23日 08:10 | Comment (0) | Trackback (0)

いまや外国産植物だらけ

iwatabakosp2.jpg
紫色の花が咲いていた

iwatabakosp.jpg
園内では道端の植物として定着

シソモドキHemigraphis alternate
英名 red ivy,red-flame ivy
キツネノマゴ科 マレーシア東部原産 

 7月24日、花木園の通路沿いでいつも気になっている小さな植物に紫色の花が咲いていたので撮影した。
 実はこの植物、知人から教えられるまで名前や素性が分からなかった。ハウス内の露地、鉢植え、ちょっとした木陰に生えている。十数年前からいつか調べようと思っていたのだが挫折、今までになってしまった。
 資料によると、グラントガバーに使われるとのこと。葉は熱帯的なので地面付近の色つけにはいいのだろう。
 園芸植物として使われていたのに、そのまま放置、野生化したものは多い。在来と進入したもの、東洋のガラパゴスと言われた島はいまや外国産植物だらけになったのだと、シソモドキをあらためて見に行ったら思った。

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sebg | 2010年7月28日 08:39 | Comment (0) | Trackback (0)

沖縄人は庭に植えない

potosu3.jpg
樹上から大きなつるが垂れ下がる

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這っている樹木より大きな葉を広げている

オウゴンカズラScindapsus aureus
別名 ポトス
英名 Pothos,Golden Pothos
サトイモ科 ソロモン諸島原産

 目に入る育つ植物群を切り取ると「ここはどこ」と言ってしまうほど、ジャングルの場所がある。
 園の東側にはポトスがシノブノキ、クスノキの大木にからまり伸びて大きな葉広げ、たくさんのつるを上空から垂れている光景が見られる。もちろんポトスをヤシや樹木の幹に這わしているところは何箇所もあるのだが、ここは別格。来園者を案内する機会があり連れて行き見せると、「温室の中にこんな場面は作れないかなー」ともらす方もいる。
 誰でも知っている馴染みの観葉植物。観賞用として栽培されているツルや葉はコンパクトだが、野外で自由にしていると瞬く間に大きく育ち、葉の直径1mにも達する。そのため沖縄人は庭に植えない。

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sebg | 2010年7月23日 08:30 | Comment (0) | Trackback (0)

誰もが、「コレ、ナニ」とびっくりする

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黄緑色の葉は美しい

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池中に育つラクウショウ

ラクウショウTaxodium distichum
別名 ヌマスギ
英名 Pond Cypress、swamp cypress
スギ科 アメリカ東南部原産

 ヤナギのような黄緑色の緑陰が池にかかり、きれいな景観作りに一役買っているちょっと変わった樹木がある。
 ポリネシアンレイクの池中に3本育ち、名前はラクウショウ。マングローブ各種以外で、水の中に育っているのが珍しく、誰もが、「コレ、ナニ」とびっくりする方が多い。同じラクウショウで錦が池のほとりに育つ同じ樹令の木は大木なのに対し、池中の3本はそれほど太ってない。どうも1年中水の中は育ちが悪いようだ。
 1年のうちで今が一番、葉がきれいでバランスが良い。台風さえこなければ、しばらくは観賞できそうだ。

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sebg | 2010年7月21日 08:47 | Comment (0) | Trackback (0)

緑のカーテン

asagaomidori.jpg
生長が早いアサガオ


アサガオIpomoea nil var.japonica
ヒルガオ科 園芸種

 園の北側にあるトラム停留所「クレッセントカフェ」を夏の強い日差しから守るためにアサガオの緑のカーテンが出来つつある。
 このアサガオ、毎年のように保育園の園児たちが植えたものの子孫たちで、今年は管理職員が蒔いて苗を育て植えつけた。
 撮影したのは6月29日、昨日様子を見に行ったら、この倍には生長しているのではと思うほど繁茂していた。花はと言うと、やはり朝顔というだけあって昼前にはしぼんでしまっていた。

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sebg | 2010年7月 8日 08:48 | Comment (0) | Trackback (0)

いつのまにか

h-gurabura.jpg
いつのまにか植えられていたヘテロプテリス・グラブラ

ヘテロプテリス・グラブラ Heteropterys glabra
キントラノオ科 南米原産

 7日、ポリネシアンレイクの西側の散策路のハイビスカスの植え込みに、なにか見慣れない色を見つけた。よく見るとヘテロプテリス・グラブラのピンク色に染まった種子だった。 
 バックヤードで長年養生され、とくに目立った活躍はできないだろうとデビューしてなかった植物が、1株だけだかいつのまにか植えられていたのだ。
 2007年11月にこのブログで紹介したので、あれからずっと私だけが毎年のように見ていたのが、ついに来園者の目に触れることになった。

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sebg | 2010年6月 9日 08:33 | Comment (0) | Trackback (0)

開花までには十数年を要する

henetsuken3.jpg
遠くから黄色に見える花

henetsuken4.jpg
花序には階段状に交互に花の塊がつく

ヘネッケンAgave fourcroydes
英名 Henequen
リュウゼツラン科 メキシコ原産

 リュウゼツランの仲間、ヘネッケンの花が最盛期を迎えている。とは言っても、一般の来園者は見上げるばかりで、花を近くでみることは出来ない。
 錦が池の東側、通称バンカーに細長い電柱のような花序が高さ5mほどの高さまで伸びている。4月中旬頃から咲き始めた花は、下方から次第に上に向かって徐々に咲き続けている。花の数からして多量の種子ができることは間違いない。さらに咲き終わった場所に果実だけでなく、殊芽も多く付く。
 繁殖は種子ではなく殊芽を小さな鉢に植えて育てる。生長するに従い、次第に鉢を大きくする。しかし、露地に植えて大株になり、開花までには十数年を要すると担当者は言っていた。

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sebg | 2010年5月23日 07:56 | Comment (0) | Trackback (0)

ツバキの幹に見慣れない植物が寄生していた

hinokibayadoligi.jpg
株は大きくいくつもあった

hinokibayadoligi1.jpg
若い寄生株


ヒノキバヤドリギKorthalsella japonica
ヤドリギ科 関東以西の本州、九州、沖縄、ヒマラヤ、マレーシアに分布

 珍しい植物を見つけた。なんとなしに見たツバキの幹に見慣れない植物が寄生していた。
 4月25日、午後から休みをとりシーミーへ。墓には少し早く着いたので、しばらく付近を探索。墓の周囲には様々な植物が植えられていて、世相を反映しての植物たちの移り変わりが見える。十数年前までには考えられなかった花木類が植えられていることもある。ヒノキバヤドリギは垣根にしていたツバキのいくつかの枝に寄生していた。 
 資料によると「ヒノキバヤドリギはツバキをはじめとするツバキ科の他、イヌツゲ、モチノキ等にも寄生する。高さ10~13cm。幹は節が多く、全体的に緑色。常緑樹林内に生える。名前は、緑色の茎葉がヒノキに似ることからつけられた」とあった。
 この植物を見つけたのは、数回しかない。それもだいぶ前だったので、ほんとうに嬉しい。場所も近いので、直ぐ見にいける。加えて撮影したのは初めてだ。

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sebg | 2010年5月 7日 08:57 | Comment (0) | Trackback (0)

開花の本番はこれから

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真っ赤なビロード状の花

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各枝先には蕾がついている

ローゼル Hibiscus sabdariffa
別名 ロゼルソウ、
英名 Roselle ,Indian sorrel,Jamaica Sorrel  
アオイ科 西アフリカ原産

 真っ赤だ、花弁はビロード状で、やわらかそうな感じ。
 レストラン「ボタニカ」の南側、ハーブ類が植えられた一角にローゼルが育ち待望の花が咲いたのだ。導入は2009年5月。バークヤードからこの場所に植えられたのは、今年の春の初めだった。
 植えられたハーブ類は種ごとの生長の違いはあるが、どれも順調だ。特に期待されていたローゼルが開花し、かなり嬉しい。
 初花に続き、各枝には蕾が数多く見られる。開花の本番はこれからだ。

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sebg | 2010年4月22日 08:37 | Comment (0) | Trackback (0)

葉で扇が作られる

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葉は夏の必需品扇が作られていた

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開花後、緑の実をつけるが園内で見たことはない


ビロウ Livistona chinensis var.subglobosa
別名 トウビロウ、アジマサ
方言名 クバ
英名 Chinese fan palm
ヤシ科 中国南部、台湾、九州、琉球列島

 園の北東側「見晴らしの丘」でビロウに黄色い花が咲いていた。
 気温の上昇するこの季節から、ヤシ類の本格的な点検が始まる。枯葉の除去、タイワンカブトムシの食害を防ぐために魚網を生長する部分にまきつける作業を行う。攻撃されるヤシの種類はあらかじめ分かっているので、1本ずつ丁寧に行われる。クバも攻撃されるヤシの一つで、花がつく前後のため、咲く前に除去されることもよくある。そのため、花が咲いている状態が見られるチャンスは少ない。
 ビロウというよりクバの名前のとおりがよい。琉球列島に自生する数少ないヤシの一つ。純林を作る傾向が強く与那国、伊平屋、渡嘉敷島等にクバ林があり御獄・拝所に植えられていて、天の神様が高いクバをつたって地上へ下ると信じられている。
 クーラー、いや扇風機が出回る前、クバはとても大事にされていた。田舎の家の庭には1本植えられていて、夏になる前に葉で扇(オージ)が作られていた。作り方はいたって簡単、葉柄を手で握る長さに切り、葉も扇状にするだけ、乾燥させれば出来上がり。扇を半分にし、柄に飾りつけもされていた。また、強い日差しをさえぎる帽子(クバガサ)も作られていた。
 開花後、ビー玉ほどの球形をした緑の果実をつける。花が除去される園内ではまだ見たことはない。

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sebg | 2010年4月 7日 08:56 | Comment (0) | Trackback (0)

園の北側に移植

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移植のための掘り取りが行われた

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移植直後、無事に育って欲しい

ラフィアヤシRaphia farinifera
英名 raffia palm
ヤシ科 マダガスカル原産

 今年1月に紹介したラフィアヤシが、園の北側のヤシ類の多くが展示されているエリアに植えられた。
 移動は以前から計画されていたが、タイミングがあわずいままでになっていた。今回は移植の時期を梅雨前にと考えて、ベストな状態で望んでいる。幸い今日から1週間ほど雨が続き、かん水の心配はないし、気温も高めで推移する予想だ。
 ヤシの仲間でもっても葉が長いことで知られているので、注目されることは間違いない。移植のために葉先が切られているが、本来はもう少し長い。夏には新葉が伸びてくれることを期待したい。

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sebg | 2010年4月 2日 08:13 | Comment (0) | Trackback (0)

キバノタイワンレンギョウの刈り込み

karikomi2.jpg
刈り込みされたキバノタイワンレンギョウ

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刈り込みバサミを使用

キバノタイワンレンギョウ Duranta repens 'Golden Leaf'
英 名 Golden Leaf
クマツヅラ科 フ園芸品種

 先日、ショッピングパラダスの側、ポリネシアンレイクに下る通路沿いのキバノタイワンレンギョウの刈り込みが行われていた。
 「冬なのに、植物が傷まないのか、回復は大丈夫」と心配されがちだが、3月に入り暖かくなると、一気に回復し新芽が伸び新葉の展開するのにあわせた作業だ。気温が上昇してくると、一気に黄緑色が映えてくる。
 キバノタイワンレンギョウは名前のとおり、葉が黄緑色のタイワンレンギョウの園芸品種。導入は20年前くらい前で、挿し木で簡単に増えることと新芽・新葉がきれいなので、沖縄中に一気に広まった。性質は強健で土壌を選ばずよく育ち庭木、垣根のみならずトピアリー、鉢植えの観葉植物としても活用されている。
 よく伸びるということは、剪定の間隔が短いということで、初夏から秋までは芝刈りとともに大事な作業になる。

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sebg | 2010年2月19日 09:45 | Comment (0) | Trackback (0)

いつか役に立つ

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紅色に熟した実

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熟して落ちた赤い実と強風で落ちた青い実

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実生苗

ニューカレドニアフィジーノヤシ Veitchia arecina
ヤシ科 ニューカレドニア原産

 先日、パティオの東側の通路沿いに植えられているニューカレドニアフィジーノヤシの各々に、紅色になった果実がたくさんついていて、熟したものが地面に落ちていた。見つけたのでつい、拾いに行ってしまった。
 かつてこのヤシは、日本に少ないということで、種子ができたら農場で種まきが行われ苗が作られてきた。しかし、ここ数十年、園内外への需要や農場の利用目的の違いで行われてこなかった。ここ最近、ヤシの苗はないですかとの問い合わせがポツリぽつりと来るようになり、数年前から再び種子が蒔かれ、苗が作られている。
 種子ができたら採取する習性はなくならない。種を収集して蒔く機会がなくても、集めてしまう。「いつか役に立つ」、その思いだけで動いてしまう。

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sebg | 2010年2月16日 08:50 | Comment (0) | Trackback (0)

本当にサボテン、そっくりです

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小さなかわった花をつけるユーフォルビア・デイトニー

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花期は長く、春遅くまで咲き続ける

ユーフォルビア・デイトニーEuphorbia deightonii
トウダイグサ科 熱帯西アフリカ原産

 「この小さな花かわっているねー」と去年の12月20日に行われたフォトコンで、熱心にカメラに収めている方が言った。「サボテンではないのですよ、これどっちかというとポインセチアに近い」と説明すると、えっとした顔でこっちを見た。
 熱帯アフリカでも乾燥地に生育するユーフォルビア・デイトニーが、今年も小さな花を咲かせて、熱心な植物ファンを喜ばせている。日本には少ないとのことで、以前は挿し木で増殖され、園内のいたるところに植えられていたが、痛い刺と白い汁でかぶれるのと、花が美しくないとの理由なのか減ってしまった。今では大株の2つしかない。
 このように、植物園では新旧の入れ替わりがあり、時代とともに移り変わっていく。ただ、久々に来園し昔を懐かしみ、やっぱりこの景観が良いという方もいる。
 新年になっても咲き続けているユーフォルビア・デイトニーの花期は長い。興味のある方はぜひ確認を、本当にサボテン、そっくりです。

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sebg | 2010年1月16日 08:29 | Comment (0) | Trackback (0)

足元に植える彩り植物

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販売されているアカバセンニチコウ

akabasennichikoo1.jpg
順調に生育している

アカバセンニチコウAlternanthera dentata 'Rubiginosa'
別名 アルテルナンセラ、アルテルナンセラ・デンタタ 'ルビギノサ'
ヒユ科 ブラジル原産

 ポルネシアンレイク、ハイビスカスの植栽近くにちょっと難しい名前の草花が植え込まれた。アルテルナンセラなんとか。舌を噛みそうな名前だ。
 秋に葉が赤紫に発色し、足元の彩りになるとのもくろみでスタッフが植えた。販売している方が言うには、土質を選ばず丈夫でよく育ち、挿し木も容易とのこと。こうした性質の植物は、園のスタッフには最も好まれる。秋から初夏までは、足元を彩る草花をはじめとする色物の植物はよく育つ。しかし、5月の中旬頃から10月にかけては、余りにも暑さが過酷になり、よほど管理がよくないともたない。そのため、この時期の足元に植える彩り植物の探索はつねに続けている。
 現在のところ、アカバセンニチコウはすこぶる順調。はたしてこの植物、来年の夏に役目を果たし生き残れるのか、彩りを添える役目を果たすのか楽しみだ。好評だと、一気に増えることは間違いない。

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sebg | 2009年12月19日 08:32 | Comment (0) | Trackback (0)

広い園内に存在感を示したモヨウビユ

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真っ赤に色づいたモヨウビユ

moyoubiu4.jpg
クリスマスカードに出来るくらいきれいだ

モヨウビユAlternanthera ficoidea
英名 copper alternanthera,snowball
ヒユ科 メキシコ、アルゼンチン原産

 11月24日の午後、パティオの北東側にある花壇に真っ赤に染まった一角が目立っていた。
 赤の主はモヨウビユ。ちょうど去年にも紹介したが、やはりコツコツとさしきして増やしたものがあらたに植え込まれた場所で、同じように気温の低下とともに赤色が増してきた。
 いつものことだが、鉢植えで育ててる苗の最大の難関は長い夏で、強い日差しと乾燥で絶えてしまうこともある。幸い、なんとか乗り越えたものたちが園内デビューするわけで、これから年明けにむけて、成果が楽しみになってきた。
 去年と今年の2度にわたって広い園内に存在感を示したモヨウビユ。管理者同志の人気も高いので、これからも増えることは間違いない。

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sebg | 2009年12月 3日 08:24 | Comment (0) | Trackback (0)

濃緑色に黄色の斑が入る

psndanussanderi.jpg
散策路側でもトゲがないので大丈夫

パンダヌス・サンデリPandanus sanderi
別名 ニシキタコノキ
タコノキ科 インドネシア東部、ソロモン諸島原産

 タコノキの仲間は樹形が特異なので、園内ではよく使われている。しかし、葉の縁に鋭いとげがあるので、管理スタッフからはすこし嫌われ気味だ。
 ところが、姿がきれいでトゲがないものもある。これがパンダヌス・サンデリで、もちろん管理スタッフからは好評。来園者が散策するすぐ近くにも使えるし、枯葉を取り除く際もたいへんスムーズだ。
 性質は強健で土質を選ばずよく育つ。高く伸びず、葉は長さ80cm、幅5cm前後、濃緑色に黄色の斑が入り、とても美しい。
 どちらかと言うと花木に比べて脇役なのだが、しっかりと園の彩りを添えるのに大いに役立っている。

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sebg | 2009年10月23日 11:42 | Comment (0) | Trackback (0)

受難の多い樹木

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果実が割れて綿が見える

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葉は掌状で樹形も良い

パンヤノキCeiba pentandra
別名 シロキワタ、カポックノキ
英名 Kapok Tree
パンヤ科 熱帯米

 先日、花木園に行った際になにげなく見上げたら、パンヤノキの枝に果実が割れて綿が見えていた。
 パンヤノキは落葉性高木、花は梅雨時期に咲き白~淡紅色。果実は絹糸状の繊維が入っていて、カポック(パンヤ)と呼ばれ、種子油も食用に使われることから、東南アジアで栽培されていると資料にあった。
 沖縄にも導入されて公園、庭園、街路樹にと盛んに植えられた時期があった。ところが、花のきれいなトックリキワタが注目されはじめ、外見上そっくりなパンヤノキは大半が切り倒されてしまった。また、観葉植物として広く知られているカポックはウコギ科のヤドリフカノキのことで、葉が掌状で似ていることかららしい。
 樹形がきれいで良質の綿と食用油もとれる有用植物なのに、花がきれいでないと切り倒され、名前をパクラレ受難の多い樹木だ。そう言えば、30数年前植木市で、パンヤノキの苗をトックリキワタだと言って売っていたのを思い出した。

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sebg | 2009年9月14日 09:07 | Comment (0) | Trackback (0)

ティフォノドルム群落に、実りの秋

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株の頂上には紡錘形の果実がついている

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熟した果実は果皮が破れ種子が見える

ティフォノドルム Typhonodorum lindleyanum
サトイモ科 マダガスカル、タンザニア原産

 大きなサトイモの頂上から紡錘形の果実がたくさんぶらさがっている。
ポリネシアンレイク西側のティフォノドルム群落に、実りの秋がやってきた。 初夏から真夏にかけて開花、秋から晩秋にかけては次々と果実が熟してくる。熟した果実は、果皮が破れ、黄色い種皮に包まれた種子がポロポロと落ちる。池中に落ちた種は翌年の初夏には発芽し、新たな苗になる。
 6月に開催された蓮祭りで、蓮を観賞する方々はもちろん多かったが、この巨大なティフォノドルムも撮影する方々もいた。白い花が咲いた後、こんな果実がつくとは思っても見なかったに違いない。
 サトイモ科ファンのみなさん、今が果実の時期ですよ

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sebg | 2009年9月 9日 07:59 | Comment (0) | Trackback (0)

種子採取には根気が必要

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地面に落ちた完熟果実と果肉がとれた種子

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熟した果実は黄色味を帯びている

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多くの果実を実らせたトックリヤシ

トックリヤシMascarena lagenicaulis
英名 Bottle Palm
ヤシ科 レユニオン島、モーリシャス原産

 昨日、アツバノボタンの花の具合を見に行ったらトックリヤシの果実が熟していて、地面に落ちていた。ちょうど蒔くのにちょうど良い種子に見えた。
 トックリヤシは園内のいたるところに並木として植えられていて、メインのヤシとして大切にされてきた。枯葉がでれば除去され、タイワンカブトムシの食害があれば直ぐに対応し、調子の悪い株は植え替えられてきた。だが、ここ十数年前から種子を採取し播種できなかったためか、園内に植えるちょうどよい若い株が枯渇してきた。そのため、数年前から果実を採取しは苗が作られているが、生長が遅いため植え替える大きさにはいたってない。
 栽培担当者は「トックリヤシの種子は完熟してないと発芽しない。房ごと完熟せず、徐々に数個ずつなので、種子採取には根気が必要だ。一斉に発芽しないので、鉢あげするのにも面倒」と話す。
 今年はトックリヤシブーム。販売担当者はコンスタントに注文が入ってくるとニコニコ顔。もともとヤシの苗では人気があり、年間を通して販売されている。

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sebg | 2009年8月23日 08:41 | Comment (0) | Trackback (0)

性質のよい株はみんな同じように知っているようだ

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バナナ状の房をよくつける株

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房がはじけて種子がのぞいている

ルリゴクラクチョウカStrelizia nicolai
バショウ科 南アフリカ原産

 バックヤードを担当している職員を訪ねたら、ルリゴクラクチョウカの種子を採取していた。
 バナナ状の房が花の咲いたように三つに開いて、橙色の綿に包まれた真っ黒の大豆ほどの大きさの種子があった。7月20日に掲載したゴクラクチョウカに似ているので同じ仲間なのだと実感した。なんでも、鉢植えの観賞用にと播種するとのこと。
 種子を採取したであろう株を訪ねたら、またはじけたのか橙色の綿に包まれた黒い種子がのぞいていた。花がよく咲く、種子をよくつける、等性質のよい株はみんな同じように知っているようだ。

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sebg | 2009年8月19日 08:05 | Comment (0) | Trackback (0)

雄花大開花が話題

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simananyousugi.jpg

シマナンヨウスギAraucaria heterophylla
別名 コバノナンヨウスギ 
英名 Norfork Ialand Pine,Australian pine,House pine
ナンヨウスギ科 南太平洋ノーフォーク島

 シマナンヨウスギの雄花大開花が話題になっている。
 5月はじめから目立ち始めた緑の細長い花序が、中旬頃から次々と茶色になり緑の葉の中で目立っている。6月に入ると開花もピークを過ぎたのか、少なくなった木もある。
 もともと園内のシマナンヨウスギは毎年のように開花していたが、多くの木にこんなに咲くのは初めてだ。大開花の要因は今のところ不明。台風の襲来が2年続けてなく、株が充実したこと、春先の雨が少なく開花に適した天候が続いたこと、開花株になってきたなど、様々な推測ができる。
 円球形の球果は、これからだと思うがまだ見えない。いつもなら真夏に大きくなって台風で落ちることが多い。大豊作になるかもしれないので、しばらくは大きなシマナンヨウスギを見上げる日々になる。

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sebg | 2009年6月 5日 16:51 | Comment (0) | Trackback (0)

特異な姿が観賞用として優れている

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1株だけになったゴヘイヤシ
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ゴヘイヤシLicuala spinosa
葉柄に鋭いとげが並ぶ

別名 トゲゴヘイヤシ
Spiny Licuala Palm
ヤシ科 マレーシア原産

 先日、バークヤードに育つヤシを見に行ったら、数多くあったゴヘイヤシが探す限り1株になっていた。
 名前のとおり、葉柄にはノコギリ状に鋭い刺がならんでいる。種名のスピノーサはトゲの多いという意味だ。生育すると茎幹は株立で高さ4-5mに達するとあるが、園ではせいぜい1.5mくらいだ。自生地では群生するとあり、かつて園でも多数群生していた。
 ところが鋭いトゲのあるヤシ類は他にもあったが、来園者からきらわれ、栽培管理者の怪我も絶えなかった。そのためかヤシを含め、トゲのある植物たちが敬遠されてきた。
 ゴヘイヤシは特異な姿が観賞用として優れていると思う。いつの日か鉢栽培で観葉に使われるかもしれない。


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sebg | 2009年5月13日 09:16 | Comment (0) | Trackback (0)

ベニノキの果実を収穫

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収穫した果実

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果実が割れて種子が見えているものもあった

ベニノキ Bixa orellana
英 名 Achiote,Annatto Tree,Lipstick Tree
中国名 紅木
ベニノキ科 熱帯アメリカ

 語らい橋の近くに育つベニノキの果実が茶色になり、一部割れていたので収穫した。収穫した果実は種子を取り出して、種子交換や苗の育成に使おうと思っている。
 以前に採取した種子は、栽培担当者に渡したところりっぱな苗が作られ、園内に植えたり、販売に使われた。まだ一部残っているので、鉢植えで開花させ果実を実らせる予定だ。真っ赤な実のついた鉢植えは観賞価値が高まり、室内でも飾れるかもしれない。また、染色の体験もあるので、テスト用として提供する予定だ。
 染色素材として有用なベニノキ、これからも活用方法を探りたいと思っている。


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sebg | 2009年5月 2日 08:02 | Comment (0) | Trackback (0)

わずかに将来性

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将来優良株の見込みのある不定芽

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1ヶ月前にたくさんの花が咲いた

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高さ3m近くの花序をだして開花する親株


アガベ・ベネズエラAgave cundinamarcensis
リュウゼツラン科 コロンビア

 サボテン山に育つ通称アガベ・ベネズエラが開花した花序後に、不定芽がたくさんついてきた。
 実はこの植物、以前から名前が気になっていて、知人らに聞いてもまともな答えが返ってこなかった。手元にある資料にも掲載がなくて困っていたら、ネットにたくさんあるとの指摘があった。なんと、最近流行の観葉植物だったのだ。そのため名前も学名もネットにあるものを採用した。種名のcundinamarcensisは'コロンビアの'という意味なので、コロンビアが原産地と考えられる。
 観葉植物として販売されているのは斑入りで、きれいな黄斑があり全体的に形も良いので、人気があるのだろう。たまたま観葉植物を生産している農場を見学する機会があり、そこにもアガベ・ベネズエラがあった。生産者でありながらいろいろ珍しいものがあり、素晴らしいコレクションの中に様々な斑紋をもつ株があった。
 良いものを見たので、早速不定芽の中に価値あるものはないかと物色しに行ったら、多くに斑はなく、わずかに将来性のあるのが見つかった。

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sebg | 2009年5月 1日 09:34 | Comment (0) | Trackback (0)

付近に彩りを添えているガク

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ショウジョウアナナナスAechmea weilbachii var.leodiensis Andre

パイナップル科 ブラジル原産

 ココヤシ広場の東側、パイナップル科を集めたコーナーにショウジョウアナナナスの淡い紫色の花が群れている。
 毎年、この時期に一斉に花序が伸びて咲いてくるのだが、花の命は短く、通常観賞しているのは赤紫色のガクの部分。ただ、ガクの色は長期間ついているので、十分楽しめる。
 ちょうど群れているところはトラムが通過する場所なので、目ざとい来園者は一時停止する場所から、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話で撮影にやってきてははしゃいでいる。
 今までポツポツだったが今年は一斉開花、付近に彩りを添えているし、人気なのでしばらくついていてほしいと思っている。


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sebg | 2009年4月27日 16:50 | Comment (0) | Trackback (0)

見ごろは短い

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輝いて黄金色に見える新葉

トックリキワタ Chorisia speciosa
別名 トックリノキ、ヨッパライノキ、ナンベイザクラ
英名 White Floss-silk Tree,Drunken Tree
パンヤ科 ボリビア、ブラジル原産

 トックリキワタの新芽・新葉がまぶしいくらいに輝いている。
 毎年のように落葉を繰り返しながら、新しい葉が展開するときはとても感動的だ。特に今年は良いということではないが、観賞期間は短く、直ぐ葉の色は緑になり、普通になってしまう。そう、見逃してしまうと、感動はやってこない。
 植物園にいても、1週間歩かないと景観の様子がだいぶ変わっていることもよくある。「うりずん」はちょうどめまぐるしく変わる時期で、木々は瞬く間に枝葉を広げ、花が開いたと思ったら、結実していることもある。
 トックリキワタの果実は割れて、白い綿がぶら下がり、強い風が吹くと、飛び散り、風に乗って遠くまで運ばれこともある。後、1週間もすれば新葉の時期は終わることだろう。見ごろは短い。


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carp09 | 2009年4月13日 13:40 | Comment (0) | Trackback (0)

園からの絶滅は防げた

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ムラサキオモトRhoeo spathacea 
方言名 アカウムト、ウムトゥ
英名 Purple-leaved spiderwort,Oyster plant,Boat Lily
中国名 紫万年青
ツユクサ科 ツユクサ科

 小さな純白の花が咲いているのを、並木大橋を渡りきった右手で見つけた。
きれいな紫色した二枚貝状の苞葉から花が出ていて、小さいのによく目立つ。
 名前はムラサキオモト、基本種よりもやや小型なのでワイセイムラサキオモトとも呼んでいる。多肉質の常緑多年草で、通常グランドカバー、鉢植えとして利用されている。葉の表面は暗緑色、裏面は暗紅紫色なので、観賞用に向いている。高温多湿を好み、繁殖は実生、株分けで行う。
 十数年前までは、園のグランドカバー植物として数多く使われていた。補植のためにバックヤードでも植えられていて、常に植え替えが出来るようになっていた。ところが、好みが変わったのか、最近ぱったり使われなくなり、消えつつある植物の一つだった。
 去年、管理職員の一人がわずかに鉢植えで残っていたのをグランドカバーとして植えた。再びブームになるかは分からないが、園からの絶滅は防げたということだ。


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sebg | 2009年4月12日 10:47 | Comment (0) | Trackback (0)

全体的にバランスがいいのは台風が来る前まで

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株立して樹形のきれいなセネガルヤシ

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クリーム色した花

セネガルヤシPhoenix reclinata Jacq.
別名 カブダチソテツジュロ
英名 Senegal date palm
ヤシ科  アフリカ、マダガスカル原産

 セネガルヤシにクリーム色の小さな花の集団が咲き始めた。花には蜜や花粉を求めてミツバチをはじめとする昆虫たちが訪れている。
 東南植物楽園のやや中央、通称セネガル区というセネガルヤシ中心のエリアがあり、数株が育っている。その中のいくつかが花穂をだしていて、一つに5個ほどつけているものもある。
 セネガルヤシは幹が株立し、いくぶん傾いて育っていて、高さ6m余りに育つとされている。園のものは高さ3m余りほどで、そんなに高くない。葉はきれいな羽状複葉で長さ2.5~7m。葉柄に長さ10~15cmの鋭い刺がついていて、枯葉等の除去やタイワンカブトムシの被害を防ぐネット設置する際に、とても厄介だ。油断していると手や腕に刺さり痛い。
 このセネガルヤシ、沖縄では普及してなく珍しいヤシに入る。株立して葉が美しく、全体的にバランスがいいのは台風が来る前まで。


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sebg | 2009年3月12日 11:57 | Comment (0) | Trackback (0)

ヘネッケンが開花したらいよいよ「うりずん」

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電柱のように長く伸び花序

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葉先がするどく大型剣山のように見える

ヘネッケンAgave fourcroydes
英名 Henequen
リュウゼツラン科 メキシコ原産

 今年もヘネッケンの花序が長く電柱のように立っていて、来園者から注目を集めている。
 1月頃より伸びてきて、3月はじめには高さ4mほどに生長している。もうしばらくすれば開花がはじまるものと思われる。今年は2本だが、次に控えている株が大きいので、来年の本数は増えると思う。
 資料によれば葉から繊維が採れ、幹の汁を絞ってテキーラの原料に使うとある。だが、沖縄では利用目的とした栽培はなく、観賞用として植えられているに過ぎず、園外ではめったに見ない。
 園に育つリュウゼツランの仲間では最大。魅力は幹から規則正しく伸びた細長葉が多数密につき、先が鋭くなっている独特な姿にある。大型剣山のようにも見える。
 ヘネッケンが開花したらいよいよ「うりずん」、梅雨前のさわやかなシーズンは熱帯の花々の競演が繰り広げられる。


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sebg | 2009年3月10日 14:40 | Comment (0) | Trackback (0)

ビョウタコノキの根にビカクシダ

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ビョウタコノキの根にしっかりと張り付いたビカクシダ

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大株になってほしいと期待する

ビカクシダPlatycerium bifurcatum
英名 Common Staghorn Fern
ウラボシ科 豪州、ニューギニア原産

 最近、ビョウタコノキの根周りにいろいろな植物の種子が発芽、苗が目立ってきた。なかでも面白いのがビカクシダの子株。
 ヤシ、樹木の幹には条件がよいと着生するようになってきていて、見事な大株まで育っている。いままでビョウタコノキの根付近にはなく、小さな苗があってもよく育ってこなかった。しかし、今回は違うようだ。しっかりと根付き、特有の形にもなってきている。
 近い将来、ビョウタコノキの根ぎわ近くにビカクシダの大株が出現することになるかもしれない。ちょっとかわった景観が出来たらと期待している。
比嘉正一

sebg | 2009年2月 9日 08:28 | Comment (0) | Trackback (0)

地際や幹をもっと飾ってくれると願っている

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ヘデラ・グレイシャーHedera helix cv.Glacier
別名 アイビー
英名 ivy
ウコギ科 欧州、北アフリカ、西アジア原産

 いつ見てもすばらしい斑入り植物だと、感心してみているのは受付から入ってすぐのワシントンヤシモドキに這わしてあるアイビー。
 年が明けて、南国沖縄でも日増しに気温は下がってきている。昨日は9度まで下がり、少し寒かった。この気温の低下が斑紋の鮮やかさを増しているような気がする。
 アイビーはこの仲間の代表的な園芸品種。沖縄でも普通に見ることが出来、丈夫で育てやすいので、公園、庭園のグランドカバー、ベランダの彩りにと鉢植えで育てられている。過酷な環境のベランダにも家人が育てているぐらいだから、よほど丈夫なのであろう。
 このアイビー今年は繁茂し、ワシントンヤシモドキの幹の地際や幹をもっと飾ってくれると願っている。
比嘉正一

sebg | 2009年1月11日 08:11 | Comment (0) | Trackback (0)

やっぱり不思議空間が好き

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レモンライム Philodendron oxycardium cv.Lemon Lime
サトイモ科 中央米原産の園芸品種

 風楽風遊の森の奥深くにちょっとした不思議空間がある。
 サトイモ科のツル植物レモンライムの繁茂している場所で、ヤシの幹にツルが張り付き、特有のレモンイエローの葉が日陰で輝いて見える。特に気温が落ちてくるこの時期はきれいだ。
 レモンライムの育つこの場所は15年ほど前から見ているが、変わらずに順調なことから、最適なのだろう。観葉植物だと鉢植えで観賞するのが普通なのだが、自然に振舞う姿も植物園ならではの贅沢かもしれない。
 ここ数日間毎日のように見ているが、飽きがこない。やっぱり不思議空間が好きなのだろう。
比嘉正一

sebg | 2008年12月27日 09:47 | Comment (0) | Trackback (0)

日陰で昼寝をしたいと夢見ている

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ローズウッドTipuana tipu (Beanth.) O.Kuntze.
別名 ティプアナ・ティプ
英名 Rosewood,Pride-of-Bolivia
マメ科 南ブラジルからボリビアに原産

 ローズウッドがようやく生長をはじめ、本来の日陰樹になりつつある。
 この植物、2002年5月にハワイより園長が導入したもの。数年、苗木は養生ハウスで育てられた後、現在の大ガジュマル横に植えられた。当初は生育が悪く、枝・葉が間のびするようなので管理する職員の評判はよくない。幸い、幹も多少だが太ってきており、将来が楽しみになってきた。
 植物園では種子から、あるいは苗から育てられることが多く、なかなか成長した本来の姿を見ることは難しい。種類によっては相当の歳月がかかるのは覚悟しなくてはならない。
 ローズウッドの日陰で昼寝をしたいと夢見ている。
比嘉正一

sebg | 2008年12月17日 09:00 | Comment (0) | Trackback (0)

来年のオファーに期待

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フイリウコンラッパバナSolandra maxima 'Variegata'
ナス科 園芸品種

 気温が下がってくると様々な植物の葉が色づいてくる。フイリウコンラッパバナもその一つで、紫色のグラデーションがなんとも美しい。
 しかし、園内に植えられているのではなくバッククヤードに数鉢あって、どれも新芽・新葉が数個あってそれぞれに輝くような紫だ。
 この植物、2000年12月、職員がタイから導入した一つ。数多くが園内に植えられたのに、まだ出番がない。性質はウコンラッパバナと同じなので、現在植えられている場所には無理がある。かといって、この大型のツル植物を展示する場所が今のところない。
 導入した当人に聞くと、「沖縄、いや日本でも珍しいのに入る。大切にしてほしい」と言われた。各、管理職員の来年のオファーがあると嬉しい。
比嘉正一

sebg | 2008年12月 4日 08:48 | Comment (0) | Trackback (0)

気温が落ちて、葉の色がよくなってきた

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モヨウビユAlternanthera ficoidea
英名 copper alternanthera,snowball
ヒユ科 メキシコ、アルゼンチン原産

 気温が落ち涼しくなってきたと思ったら、モヨウビユの葉が輝くようにきれいになってきた。
 園ではずいぶん前から、縁を彩る植物としてモヨウビユを使ってきたが、ブームとともにしばらく消えていた。良さを知っていた職員の一人がコツコツと鉢の数を増やしてきて、今年の初夏にあちらこちらに植え込んできた。今までコリウス、アカリファ、クロトン、アイチアカ等が色を出すために使っているが、この成功で再びモヨウビユが人気になることと思われる。
 「いい色だねー」と、撮影しながら近くにいた管理職員に声をかけたら「ほんとだなー、最近色がよくなってきた。これだったら使える」と、自信に満ちた声が返ってきた。
比嘉正一

sebg | 2008年11月30日 13:23 | Comment (0) | Trackback (0)

沖縄の珊瑚を連想

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ペペロミア・オブツシフォリアPeperomia obtuifolia
コショウ科 メキシコから南アメリカ北部、西インド諸島に分布
英名 American rubber plant,baby rubber plant,pepper-fance

 ペペロミアが細長い花序を伸ばしている、面白い光景に出会った。
 花序はそれぞれの小枝の先端付近の葉の脇から、長さ10cm余りの棒状に伸びている。濃緑色で光沢のある丸い葉の上に並んでいるので、沖縄の珊瑚を連想してしまった。
 見つけた場所はダイオウヤシ区の北側にある滝口付近。ここは山水風にアレンジされていて、岩の隙間に生えていた。とても丈夫な植物のようで、管理してなくてもなくならず、そのまま元気に育っている。そういえば、釣り鉢や庭園、民家の鉢でもよく見かけたことを思い出した。
 日陰にも強く、斑入り品種もあることから、園内が変化に富んだ景色になるので、もっと使ってほしいと思った。
比嘉正一

sebg | 2008年11月 3日 08:29 | Comment (0) | Trackback (0)

生育場所の確認をする習慣

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エランセムモドキPseuderanthemum atropurpureum 'Tricolor'
英名 Purple False Eranthemun
キツネノマゴ科 ポリネシア原産

 エランセムモドキの枝先に小さなピンク色の花を見つけた。今まで、花はたまに咲くとしか思っていなかったので、さほど気にもしていなかった。改めてみると、なかなか良い。
 花弁はピンク色で長楕円形。枝先にある花序には蕾が数多くあり、連続して咲くようだ。植物全体が赤みを帯びていて、主に庭園や公園、学校の花壇に観賞用として植えられていることが多い。
 20年ほど前だったか、「エランセムモドキを探してくれ」との知人からの要請があった。なんでも沖縄に南方から飛来した蝶の食草で採卵したいのだそうだ。初めて聞く名前で、名前が覚えにくいし、探すあてもなかった。図鑑等で植物全体像をつかみ、機会があるたびに知人に尋ねたが、見つからなかった。それから、数ヶ月、学校の花壇にそれらしき植物。もちろん採卵には間に合わなかった。エランセムモドキを見つけると、たまに当時を思い出し、生育場所の確認をする習慣がついている。
 花を撮影した後も、咲くのは10月だったのか、きれいな花だと感心し、しばらく眺めていた。
比嘉正一

sebg | 2008年10月 9日 08:59 | Comment (0) | Trackback (0)

トックリランに、多量の種子がついている

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トックリランNolina recurvata
英名 pony tail
リュウゼツラン科 メキシコ 原産

 東南植物楽園ラッキーガーデンに植えられているトックリランに、多量の種子がついている。
 確か6月頃に開花していたと思うが、こんなに種子がついたのは台風が襲来しないせい。開花後風で飛ばされることなく、全て結実してしまった。
 この株の樹齢は、およそ80年と推察されている。もともと株が充実しないと開花結実しないと思われていたが、ここ数年新聞紙上でも開花している様子が時々掲載されるようになった。沖縄に育つ株たちが開花年齢に達してきたのだ。
 以前は、こんなにたくさんの種子がつくことがなかったので、採取し蒔いていたが、今はこんなには無理。朽ちるまで、来園者の観賞に役立ってもらうことにしている。
比嘉正一

sebg | 2008年8月19日 08:23 | Comment (0) | Trackback (0)

新芽を野菜として利用

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パルメットヤシSabal palmetto
別名 アメリカサバル
英名 blue palmettp,cabbage palmetto,cabbage tree
ヤシ科 アメリカ南東部原産

 ポリネシアンレイクの鯉のえさ自動販売機の側に生えているパルメットヤシが、白い小さな花を咲かせている。
 このヤシは園内でも数が少なく、大切にされている一つで、果実が実れば繁殖に使われることになる。幸い花には無数の虫たちが来ているので、受粉は心配ないと思う。
 成長すると幹は高さ20mに達し、直径60cmほどになるとのこと。葉は長さ1~2m、幅1.2~2.2m緑色か緑灰色。葉のつき方はビロウに似ている。南米では、ヤシの茎頂部で未開の幼葉がかたく巻いている部分を切り取り野菜として利用している。パルメットヤシはこの仲間で最も品質がよい。
 「食べられる」「美味しい」と管理職員は言うが、新芽は一つしかないので試すことはできない。ただ、他の太いヤシで食べられるものは多いと聞いて安心した。とにかく、増やすしかない。
比嘉正一

sebg | 2008年6月20日 08:18 | Comment (0) | Trackback (0)

久しぶりに見たので少し感動した

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レフレクサ・バリエガタ・ソングオブインディア
Dracaena reflexa Varigata 'song of India'
リュウゼツラン科 インド、マダガスカル、モーリシャス原産

 風楽風遊の森のショップ近くに植えられたソングオブインディアが、細長い小さな独特の花を咲かせていた。
 この観葉植物、もともと室内を彩るドラセナ類の中で最も人気のある品種の一つ。高さ3mほどに成長し、分岐する。茎はサトウキビに似ていて、葉が輪生する。葉は鮮やかな黄色の斑紋が入る。
 観葉植物として知られているものは、花が紹介されてないことが多い。見る機会の少ないソングオブインディアの花は、久しぶりに見たので少し感動した。
比嘉正一

sebg | 2008年5月 1日 09:09 | Comment (0) | Trackback (0)

開花は貴重な体験

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オオキンバイザサ Curculigo capitulata (Lour.) O.Kuntze
英名 palam grass  中国名 大葉仙茅
コキンバイザサ科 熱帯アジア、オーストラリア原産

 花木園に育つオオキンバイザサ数株が、小さな黄色の花を咲かせている。
この植物、導入暦がはっきりしない。植えて10年ほどたっていて、当初は誰もがヤシの苗だと思っていた。導入し植えた本人が、園を退職し素性が分からなかったのだ。
 短い根茎がある。根出葉は長さ1m余りにも達し、ヤシの葉状で長い葉柄がある。地際からでた花茎には褐色の毛がついている。花は黄色で頭状花、夏期に咲く。
 キンバイザサの仲間を見る機会はたいへん少ない。確か、花を見たのは30数年前のことだと思う。オオキンバイザサの開花は貴重な体験になった。
比嘉正一

sebg | 2008年4月28日 10:43 | Comment (0) | Trackback (0)

新芽や花がちゃんとついているのか気になる

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セイシボク(青紫木)Excoecaria cochinchinensis
中国名 紅背桂花
トウダイグサ科 ベトナム原産

 風楽風遊の森のスイレン池側に植えてあるセイシボク(青紫木)に、新芽・新葉がでてきた。
 2000年に導入、池周辺を彩る観葉植物として現在地に数株が植えられた。
台風の襲来で、枝・葉が何度もやられたが、そのつど回復してきた。
 本土では観賞用に、通常温室で栽培されている。高さ2m、葉は対生し、先がとがり、長さ6-12cm。表面は緑色で裏面はきれいな青紫紅色になる。
 導入された植物が元気に育ち、新芽や花がちゃんとついているのか気になることが多い。
比嘉正一

sebg | 2008年4月27日 10:55 | Comment (0) | Trackback (0)

見ているけど気がつかない

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ナンヨウリュウビンタイ Angiopteris palmiformis
リュウビンタイ科 奄美、沖縄、石垣、西表、与那国島に分布
方言名 シシバー、ンマパイバラピ

 ナンヨウリュウビンタイの数株に大きなゼンマイがでてきて、辺りが別世界の様相になっていてきれいだ。
 ゼンマイが見られるのは東南植物楽園の東側、ユスラヤシ林内に育つヘゴ林の中だ。いつもならほんの少しだけなのだが、今の時期は数が多く見応たえがある。ヒカゲヘゴのゼンマイも目立つが、ナンヨウリュウビンタイも負けてはいない。
 毎日のように園内を見ているのだが、新しい発見がある。見ているけど気がつかないのかも知れない。今日は、バックヤードに行ってみるとしよう。
比嘉正一

sebg | 2008年4月10日 08:28 | Comment (0) | Trackback (0)

答えは決まっている

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ニシキアカリファAcalypha wilkesiana 'Musaica'
英名 Giant Redleaf
トウダイグサ科 ニューブリテン島

 東南植物楽園の入り口から入ってすぐの東側に、ニシキアカリファの垣根が高さ1m50cm、長さ約100mに渡って赤銅色に染まっている。
 葉の長さは8cm前後、幅4cm前後、赤色の地色に桃、赤銅色がモザイク状に入る。沖縄では生垣、公園、庭園によく使われている。
 来園者は珍しいらしく、「派手な垣根だねー、沖縄だよねー」と言ってくれる。説明する機会があって「垣根にブッソウゲも植えるが、アカリファも良く植えている。理由は彩りの目的があり、さらに飼っているヤギが良く食べる。ヤギの食欲に応えるのに手短で最適のえさだ」というと、ヤギはどうするのと質問してきた。答えは決まっているのに。
 こうして、話はいつも脱線する。ちなみに、刺身より汁が大好きだ。
比嘉正一

sebg | 2008年4月 1日 09:39 | Comment (0) | Trackback (0)

胚乳が入ったためしがない

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マルバザミアソテツ Zamia furfuracea
別名 ヒロハザミア
英名 Jamaica Sago
ソテツ科 メキシコ、コロンビア原産

 園の一番奥、通称「サボテン山」でザミアの果実が割れ、中味がむき出しになり、種子が散らばって落ちていた。
 マルバザミアソテツの葉は長さ80cm~1.2mくらい。羽状複葉の小葉は楕円形で革質。葉の表面は褐色の粉で覆われている。根は有毒成分が含まれているが、成分を取り除いて食用に用いるという。
 種子を拾って、胚乳がはいっているか調べたら、しいなだった。毎年のように気がついたら、種子をつぶしているが、胚乳が入ったためしがない。
比嘉正一

sebg | 2008年3月 5日 11:03 | Comment (0) | Trackback (0)

新芽・新葉の出方

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アマミヅタParthenocissus heterophylla
方言名 キレルカズラ(奄美)
英名 Boston ivy,Virginia creeper
ブドウ科 台湾、中国、インドシナ、奄美、徳之島、沖縄に分布する

 東南植物楽園入ってすぐの並木大橋両サイドのアマミヅタが、美しい赤茶色の新芽と黄緑色の新葉を出してきた。
 同じ場所に育っているのに、新芽・新葉の出方が違う。朝日の当たる場所は赤茶色の新芽が豊富で、早くも緑になっている所もある。ただ、紅葉、落葉は朝日の当たる場所が早い。一方の夕日の当たる場所は、数箇所に新芽がでている程度で、新葉はまだない。
 3月下旬にはまちまちだった新葉が出そろい、鮮やかな黄緑色の通路に変身する。
比嘉正一

sebg | 2008年2月29日 13:46 | Comment (0) | Trackback (0)

スクリューパイン

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ビヨウタコノキ Pandanus utilis
別名 アカタコノキ、フチベニタコノキ
英名 Common screw pine
タコノキ科 マダガスカル原産

 植物の名前の由来は面白い。美容蛸木(ビヨウタコノキ)とのことなのだが、確かに育った姿はきれいだ。別名のアカタコノキは全体的に赤っぽいことなのだろう。フチベニは葉の縁が赤いことからと推察される。
 英名のスクリューパインの名前もなかなか良い。渦゛が巻くように葉がついている姿を想像できるし、特徴を捉えているので覚えやすい。
 このような様々な名前の付いていることから、混乱の原因にもなるのだが、人気のある植物ほど名前の多いのも事実のようだ。
比嘉正一

sebg | 2008年2月21日 09:08 | Comment (0) | Trackback (0)

子苗が増えてきた

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シマオオタニワタリNeottopteris nidus
チャセンシダ科 沖縄、台湾、中国、熱帯アジアに分布

 ユスラヤシの割れた幹にシマオオタニワタリの子苗が生えてきているのを見つけた。周りを見渡すと、あっちにもこっちにも生えていた。
 沖縄ではやや山地性のシダ植物。アビスの名前で売られているシダ植物は本種が多い。オオタニワタリの仲間を総称としてオオタニワタリと言う場合があるようで、リュウキュウトリノスシダ、シマオオタニワタリと区別は難しい。気温の低いこの時期は新芽のあくが少なく、味噌いためなどで食べると美味しい。
 通常だとヤシの地際近く、ヒカゲヘゴの幹、樹木のくぼみに着生している。最近は森が発達してきたせいなのか、シダ植物の生育に適した環境がふえてきているのかもしれない。
比嘉正一

sebg | 2008年2月19日 13:38 | Comment (0) | Trackback (0)

期待は大きい

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ホウガンノキCouroupita guianensis
別名 キャノンボールツリー 
英名 Cannonball Tree
サガリバナ科 ギアナ原産

 風楽風遊の森のトックリヤシ並木の入り口近くに育つホウガンノキに黄緑色の新葉がついてきた。
 苗の導入年月日は定かではないが、職員の一人が鉢植えにしてバックヤードで保管していたのは覚えている。最初に植えられたのは風楽風遊の森の入園口近くで、他の雑木と間違えられて一度は根際ちかくで切られてしまったことがある。しかし、枯れずに残り成長したので、職員の一人がここでは危ないと考え、現在地に植えられた。高さ3m、幹の直径5cm余りに成長している。
 一度だけ、シンガポール植物園でホウガンノキを見たことがある。高さ十数メートル、幹の直径も50cm以上もある大木で、幹から大きな花を咲かせていた。残念ながら、特徴の砲丸のような果実は見られなかったが、憧れの植物に出会えて、しばし見つめていた。
 いつ、花が咲き、砲丸の実が付くのだろう、期待は大きい。
比嘉正一

sebg | 2008年2月18日 08:25 | Comment (0) | Trackback (0)

玄人受けする植物

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ボウチトセランSansevieria cylindrica
リュウゼツラン科 熱帯アフリカ原産

 小さな黄緑色の珍しい花が咲いた。棒状の植物体のちぎわ付近から花序が伸びて、数個ついている。数十株の群落のなかから、花を咲かせたのは2株だ。残りは開花の気配がない。
 東南植物楽園の一番奥まったところに通称「サボテン山」があって、数種のサボテンをはじめとする多肉植物が栽培展示されている。その一角にボウチトセランが育っている
 円筒状が特徴で、高さ30~100cm、幅2.5cmほど。地面から直接緑の棒が延びているので、育っている姿は実に奇妙。玄人受けする植物とみた。
比嘉正一

sebg | 2007年12月28日 09:44 | Comment (0) | Trackback (0)

花も咲くの

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アサバソウPilea cadierei
別名 ピレア
英名 aluminum plant,watermelon pilea
イラクサ科 ベトナム原産 

 東南植物楽園の花木園にオオゴチョウの鞘のつき具合を見に行ったら、足元に白い小さな花の集団を見つけた。正体はアサバソウで、いわゆるアルミニウムプランツと呼んでいる葉を鑑賞する観葉植物。
 もう一つの名前はピレア、草丈30cmほどで直立性で群生する。葉は楕円形で葉脈の間にアルミニウム塗料を塗ったような金属光沢のある斑がある。表皮と葉肉との間に透き間があり、空気層ができるためにこのようになるそうだ。日陰に強く、繁殖力も旺盛で、性質は強健なので、足元の緑化によく使っている。
 「花も咲くの」とよく問われる観葉植物。この意味は「きれいな花が咲くのですか」という意味らしい。沖縄らしい言葉である。もちろん、このアサバソウでも「これ花が咲くの」と質問されたことがある。
比嘉正一

sebg | 2007年11月29日 08:35 | Comment (0) | Trackback (0)

新参者のデビュー

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ヘテロプテリス・グラブラ Heteropterys glabra
キントラノオ科 南米原産

 バックヤードにちょっと変わった植物の果実がついた。名前はヘテロプテリス・グラブラ。花はキノトラノオそのものなのだが、果実はクスノハカエデの果実をピンク色に染めたのに似ている。
 育てるきっかけになったのは、職員の一人が面白い物がある名前を調べてほしいと、小枝を持ってきたのがはじまり。手元の書物には掲載がないので、知人らに聞いてみて判明した。翌春、苗ができたのでもってきたと、言って無数の子苗の集団を渡してくれた。
 鉢植えにした苗は細長く成長し、開花結実してくれた。ただ、この面白い植物、どのポジションも植えるところがないらしく、いまだに見学コースには植えられていない。新参者のデビューはまだない。
比嘉正一

sebg | 2007年11月16日 08:26 | Comment (0) | Trackback (0)

アオキみたい

オウゴンチラシCodiaeum variegatum Aureo-maculatum (黄金散) トウダイグサ科 園芸植物

 「アオキみたい、そっくりだね」と口々にみんなが口をそろえて言った。
先ほど見たクロトンと同じ植物ですと説明すると、「へえー」との声がでた。
 オウゴンチラの葉は長楕円形で長さ7~12cm、幅3~4cm。表面は緑色地に黄金色の斑紋が入る。性質は強健で、小枝がよく出て、垣根、鉢植えにも最適。
 ゴールディアナとともに最も園内で利用されているクロトン。涼しくなるこれからが最も観賞価値がでて、列植されている地域が「黄金色」に染まりたいへん美しい。
比嘉正一

moblog | 2007年10月15日 11:27 | Comment (0) | Trackback (0)

流星

リュウセイCodiaeum variegatum 'Van Oosterzeei' (流星) トウダイグサ科 園芸品種

 先週の金曜日から近くの沖縄市農民研修センターの広場
で、植木市が開かれていて、今回はクロトンが主役だ。い
つの間にかブームで、物色する買い物客の片手のビニル袋
にクロトンが時々入っている。リュウセイはもちろん、こ
の品種から枝変わりしたのと思われる新品種などもあった。
 リュウセイは葉が線状で長さ1015cm、幅1cm内外。表面
は緑色で黄色の斑紋が入る。性質は強健で病害虫にも強く、
鉢植え、生け垣いずれにも適している。
 園のナーサリーには小さな苗が売られていて、去年より
売れているとのこと。クロトンブーム再来を予想してなの
か園内に植えるためなのか定かでないが、バックヤードに
は様々な苗が準備されている。
比嘉正一

moblog | 2007年10月 8日 08:33 | Comment (0) | Trackback (0)

羊角

ヨウカクCodiaeum variegatum 'Kolutum' (羊角) トウダイグサ科 園芸品種

 クロトンの品種の中では最も変わっている部類に入る。
羊角、名前の通りほんとうに羊の角そっくり。たまたま、
このクロトンの品種について職員に話をしていたら、
「うそー」と言われた。それほど、名前のインパクトが
強いみたいだ。
 葉は細長い楕円形。羊の角のように内側に湾曲する。
長さ10〜16cm、幅2〜5cm。葉の表面は濃緑色地に黄色の
斑紋が入る。
 管理職員には人気がないのか、苗がつくられない。
数が少ないので、増やしたいと思っている。
比嘉正一

moblog | 2007年10月 7日 08:29 | Comment (0) | Trackback (0)

都錦

ミヤコニシキCodiaeum variegatum (都錦) トウダイグサ科 園芸品種

 見た目にはツキノメガミとそっくりだが、葉の大
きさが違う。同じように葉の中央部に広がる鮮やか
な黄色が目立つ。
 葉は大型の長楕円形で、長さ15〜18cm、幅6〜7cm。
葉の表面は緑の地色に黄紅色の斑紋が葉脚から尖端に
向かって中央部まで幅広く入る。葉の裏面は茶褐色、
葉柄は淡黄紅色、若枝の先端部は淡紅色になる。など
と資料には書かれている。
 ツキノメガミは取り木、挿し木で繁殖し、園内の各
所に露地植え、鉢植えにしてディスプレイなどに使わ
れているが、ミヤコニシキは人気がなく数は少ない。
きれいなので、もう少し使って欲しいと思う。
比嘉正一

moblog | 2007年10月 5日 08:45 | Comment (0) | Trackback (0)

月の女神

ツキノメガミ Codiaeum variegatum (月の女神) トウダイグサ科 園芸品種

 鮮やかな黄色がまぶしい。遠くからでもよく見えていて、
花が咲いているようだ。品種の名前もよくて、来園者の人
気もある。
 葉は長楕円形、長さ12〜24cm、幅3〜5cm。葉の表面は、
緑色地に葉脚から主脈を挟むかあるいは左右いずれか一方
に鮮黄色に染まる。品種名の「月の女神」は色彩・模様が
月の女神を幻想してつけられた。昭和29年(1954)ハワイか
ら導入された。
 沖縄のクロトンブームの時には、たくさんの品種がハワ
イから導入された。どうやらハワイ在住の県人が活躍して
いたのだろうと推察される。
比嘉正一

moblog | 2007年10月 4日 09:30 | Comment (0) | Trackback (0)

沢山のムカゴ

フイリオオマンネンラン Furcraea gigantea var.mediopicta 英名 Mauritius hemp,Green Aloe リュウゼツラン科 コロンビア原産

 フイリオオマンネンランの花が咲き終わったと後に、
沢山のムカゴがついている。果実ができ、種子で繁殖す
るのが通常だが、こうして開花後にできるムカゴは繁殖
にむいている。1個1個が苗の状態なので、鉢に植えれば、
いいだけだ。
 ムカゴはしばらく使う目的がないので、鉢に植えられ
ることはない。ただ、落ちた場所が生育にてきしている
ならば、根をだし生長するのだと思う。
比嘉正一

moblog | 2007年10月 3日 11:49 | Comment (0) | Trackback (0)

紅型

ビンガタ(紅型)Codiaeum variegatum 'Bingata' 英名 Indian Blanket トウダイグサ科 園芸品種

 クロトンの品種に沖縄的な柄のある品種がある。
名前は「ビンガタ」。一目で虜になるくらい、美し
い。 
 葉は大きく長楕円形で長さ22cm前後、幅9cm前
後になる。名前の由来は葉の中央部分が赤橙色に染
まり、色彩が沖縄の伝統的な染め物「紅型」に似て
いるのでつけられた。昭和45年(1970)10月、琉球銀
行本店で開催された第2回クロトン展示会で命名され
たと、文献には記載されている。
 植物の名前は覚えるのは難しい。こうして、名前
の由来があると覚えやすいこともある。
比嘉正一

moblog | 2007年9月29日 08:46 | Comment (0) | Trackback (0)

ソテツの種子の笛

ソテツ Cycas revoluta 方言名 スーティーチャー 英名 Japanise Sago Palm,Japanese fernp ソテツ科 沖縄、日本、東南アジアに分布する

 ソテツの新芽を食べるクロマダラソテツシジミを追いかけていたら、
ソテツの種子がだいぶ大きくなっているのに気づいた。一瞬、笛を作っ
たのを思い出した。順調にいけば、11月頃には採取出来そうだ。
 ソテツの種子は、かつて子供の大事な遊び道具の一つだった。種子の
おしりをコンクリートにこすりつけて、硬い殻をすり減らし小さな穴をあけ、
その穴から中味を釘や針金でかきだし、笛を作った。1個では不満なので何
個も作った。今のように一人で遊ぶ子はいないので年長が、小さな子へ作り
方を教える。その日は1日中、ピーフィーと鳴るソテツの笛があっちこっち
で聞こえていた。
 遊びは自然の中にいくらでも転がっていて、季節毎にめまぐるしく流行が
変わっていた。時代とともに子供の遊びはか変わると思っているのだが、自
分の息子に何一つ伝承してないのでは反省している。いまさら遅いか。
比嘉正一

moblog | 2007年9月21日 08:53 | Comment (0) | Trackback (0)

知識不足

スナゴツルギバ Codiaeum variegatum 'Katonii'
(砂子剣葉)
トウダイグサ科 園芸品種

 クロトンの品種がどれくらい生き残っているか、今調べている。性質
が強健で好まれるタイプは繁殖が行われ多いが、大多数が数株から1株
しか植えられていない。スナゴツルギバは好まれないタイプのようで、
2〜3株しかなかった。 
 葉はほこ形で中からやや大型。長さ15cm前後、幅6cmほど。葉の表
は緑色地に黄色、斑点が全面に散らばっている。裏面は淡緑色で、斑点
のほとんどが白色に近い黄色だ。
 クロトンの品種調べは難しい。知識不足もさることながら、頼りにな
る資料が不足しているからだ。これからは時々園芸市にもでかけて、勉
強するしかない。
比嘉正一
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sebg | 2007年9月 2日 08:30 | Comment (2) | Trackback (0)

水鳥の足そっくり

カモノアシCodiaeum variegatum 'Kamo-no-Ashi'
(鴨足)
トウダイグサ科 園芸品種

 クロトンの品種で水鳥の足そっくりの品種がある。名前はカモノアシ、
この前久しぶりに見たら、再度納得してしまった。
 葉はほこ形の系統に入る。長さ9cmほど、幅4〜6cm。表面は濃緑色
地に黄色の斑点が入る。中脈は黄色。裏面は淡緑色で葉柄は淡紅緑色に
なるが、季節や株によって多少の変化がある。
 1996年6月導入。枝を譲ってもらい、何本か挿し木した後、養生ハウ
スで育てられ、園内の数カ所に定植された。性質は強健のようだが、他の
品種のほうが強く、ちょっと押され気味だ。
 このように印象に残る名前はきっかけで、時々状態を見に行くが、そう
でないのは忘れがちだ。時々ハッとする名前を聞かれることがあるので、
園内の植物は全て掌握しなければと気負ってしまうこともある。
比嘉正一
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sebg | 2007年8月31日 09:01 | Comment (0) | Trackback (0)

カナカ槍葉

ナカヤリバCodiaeum variegatum 'Davis Compacta'
(カナカ槍葉)
トウダイグサ科 園芸品種

 クロトンが静かなブームだ。何十年か前に大ブームがあって、沖縄
に多量の品種が入ったと聞いている。魅力は葉の色、原色の世界が広
がる。ウチナーンチュごのみと言って良い。
 カナカヤリバ葉はほこ形の品種。長さ20〜26cm、幅10〜14cm。
表面は茶褐色地に葉脈が紅色になる。葉縁は帯紅色、新芽の頃は黄緑色
地で次第に茶褐色に変わる。品種名はハワイから導入されたことから、
1970年10月、琉球銀行本店で開催されたクロトン展示会でつけられた
ようだ。
 園にはたくさんの品種が植えられていて、葉の発色の出来はバラバラ。
まだまだ、日中の気温は高い。夜の気温の低下と供にクロトン類の発色が
良くなってくる。園散策の楽しみの一つだ。
比嘉正一
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sebg | 2007年8月29日 09:15 | Comment (0) | Trackback (0)