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比嘉 正一
(ひが・まさかず)
琉球大学農学部卒
専門分野:昆虫・植物

小嶋 麻沙代
(こじま・まさよ)
琉球大学大学院農学研究科卒


沖縄の観光地は東南植物楽園

住所:沖縄県沖縄市字知花2146
TEL:098-939-2555
MAIL:info@sebg.co.jp
http://www.sebg.co.jp/

収穫は間近

toumorokosi.jpg
収穫間近なトウモロコシと耕運機で耕す農場主

toumorokosi2.jpg
水やりは大事な作業


トウモロコシ Zea mays
方言名 グスントージン、トーフームン、ヤマトゥウプガム
英 名 Corn
イネ科 南米北部原産

 3月30日、美の里わくわくファームを訪ねたらたくさんのトウモロコシの栽培が行われていて、順調に育っていた。
 春先に種まきされた場所は高さ1mほどに生長し、雄花が目立ち、雌花付近がだいぶ膨らんでいるので、収穫は間近だ。種子まきのときに雨が少なく、発芽もよくなかったがその後はよくなった。雑草も多いので、時々手でとるか耕運機で土寄せを兼ねる。畑の土はまだまだ通常にはなってないので、いろいろな作物を作って馴染ませないとダメと、農場主は言う。2回目に蒔いた種子もなんとか生長してきた。3月中~後半は雨が少なかったので水やりも大切な作業だった。4月に入り雨にも恵まれてきたので、気温の上昇とともに一気に生長するに違いない。
 収穫されたトウモロコシは、もちろんレストラン「ボタニカ」のいろいろな料理に使われるし、直売所でも販売される。

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sebg | 2010年4月 5日 08:05 | Comment (0) | Trackback (0)

食べる白い部分が長い

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収穫されたシマラッキョウ

simaraakyou6.jpg
土寄せされて栽培されるシマラッキョウ

ラッキョウAllium chinense
別名 オオニラ、サトニラ
方言名 ダッチョウ、ラッチヤウ、ダッキョー、ダッコー
英名  rakkyo
中国名 蕎頭

 昨日、シマラッキョウが収穫されているのを見つけた。美の里わくわくファームの畑で栽培されているもので、直売所で販売されるとのこと。
 夏遅くに堆肥が入られホクホクの土にした後、球根が植えられて、水やり、除草や土寄せで食味のよいシマラッキョウにしようと、担当者が丁寧に育ててきた。出来は良く、テストで那覇の桜祭りで販売したところ、完売したとのこと。
 ところで、沖縄で普通に栽培されているラッキョウのことをシマラッキョウと呼んでいる。昔から栽培されてきた、生で食べるものの総称らしい。実はシマラッキョウのことを詳しく解説された資料が手元にないので、いつ頃からこの名前が使われたか不明だし、名称の根拠が良く分からないのがちょっとくやしい。ただ、本土で栽培されているラッキョウを生で食べても、シマラッキョウのような風味はないとの話を聞いた。どうやら沖縄のラッキョウは西洋のエシャロット形式の野菜のようだ。深く土寄せして軟らかくし、白い部分を食べることが良く似ている。
 シマラッキョウは「直売店」で市販より安く販売されているので、近くを通ったら寄って見てください。食べる白い部分が長い。

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sebg | 2010年2月25日 09:23 | Comment (0) | Trackback (0)

ジャコウのよい香りがした

jayakouagehahooka.jpg
ジャコウアゲハの重みで植物がかたむく

jayakouagehahooka1.jpg
飛び立つ瞬間のはばたき

ジャコウアゲハ奄美沖縄亜種 Atrophaneura alcinous loochooana
アゲハチョウ科 奄美,加計,徳之,沖永,与論,沖縄,伊平,伊是,
        伊 江,古宇,伊計,沖水,浜比,津堅,久高,渡嘉,
        座間,阿嘉,屋嘉,慶留,久場,久米,粟国に分布

 9月1日、山野を散策していたときのこと。ジャコウアゲハがふわふわ飛んでいたので、追いかけたらシロノセンダングサの花に止まった。
 これ幸い、撮影しようと近づいたら、ふわりと向こうの花へ、再び近づいたら、また向こうの花へ、何枚かシャッターを押した後、ふわふわと飛び視界から消えてしまった。時間にして十数分ぐらいだったと思う。太陽が降り注ぐ真昼のことだったので、しばらぐったりしてしまった。
 あーあ、年を考えて動けばいいのに、あっちに面白そうな虫が飛んでいれば夢中で走るし、足元を確かめもせず藪にもすぐに足を突っ込む。家に帰ればぐったりして昼寝をしてしまい、夢でまた虫を追いかける。
 そんなこともあって、「花と蝶の館」に展示した蛹を見に行ったら、羽化して飛んでいた。個体はジャコウのよい香りがした。

sebg | 2009年9月 3日 08:21 | Comment (0) | Trackback (0)

ナスが越冬、果実の収穫はじまる

nasukajitsu.jpg
収穫が近い実

nasukajitsu1.jpg
丈夫そうな株たち

ナスSolanum melongena
方言 ナースビ、ナシビ、
英名 Egg Plant
ナス科 インド原産

 ナスといえば夏から秋にかけての野菜。ところが美の里わくわくファームに植えてある丸いナスは暖かい2月から開花をはじめ、丸い果実が肥大、3月中ごろから収穫が始まった。はしりのナスはレストラン「ボタニカ」に提供、調理された各料理は昼食する方々に喜ばれている
 このナス、去年の初夏に植えられ順調に生育、かなりの収穫量をレストラン「ボタニカ」に供給した。かなり丈夫なようで、暖冬の影響もあってかかなりの株が冬を越してきた。担当者は「こんなに丈夫だとは、肥料をやれば実つきもよくなるはず」とにニコニコしながら実を収穫しながら話してくれた。
 小枝には蕾がたくさんあって、花も咲いていたので、これから収穫量は増えていくと思う。

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sebg | 2009年3月26日 09:25 | Comment (0) | Trackback (0)

野菜専用ンムノファー

satumaimoha.jpg
生育中の野菜専用ンムノファー

satumaimoha1.jpg
栽培中の葉はミツマタ、ハート型もあり色も赤っぽいものから黄緑色まで様々

サツマイモIpomea batatas
別名 カライモ、カンショウ、バンショ、リュウキュウイモ
方言名 ウム、ウムカンダ、ンム
英名 Sweet potato,Sweet potato vine,Yam 中国名 甘藷
ヒルガオ科 南米原産

 ンムノファー(サツマイモの葉)のこと。
 私の世代まで子供の頃(今でも時々食べている)、ンムノファーは日常に野菜として常食されてきた。野菜が不足する夏は重宝で、畑にいくらでもあり、すぐに調達できる利点がある。
 ンムはベニイモ等多くの品種があり、野菜専用があるのを実は十数年前には知った。ヤエヤマカズラや各地域で野菜専用の栽培が継続されてきたのだ。実情を職員数名、ばあちゃん達に聞いてみた。ンムは蔓を挿し木すれば簡単に繁殖できるので、どこそこに美味しいのがあると聞くと譲り受けたり、手に入れたら譲ったりして、広まってきたとのことだ。そういえば、数年前までシモンイモの葉が我が家でブームになり、しばらく食べ続けていたが、最近ご無沙汰だ。
 美の里わくわくファームに植えられた野菜専用ンムノファーは、クセがなく美味しいと栽培担当者は話す。レストラン「ボタニカ」に供給される日は近い。

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sebg | 2009年3月25日 11:47 | Comment (0) | Trackback (0)

カリフラワーはあるかなー

vioreetoqueen.jpg
きれいな黄色のカリフラワーの花

カリフラワー(ハナヤサイ)Brassica oleracea
別名 ハナカンラン
英名 Cauliflower  中国名 花耶菜 
アブラナ科 ヨーロッパ西岸地域原産

 カリフラワーの黄色い花が、美の里わくわくファームの野菜畑で目だって咲いていた。
 去年の秋に苗が植えられ、収穫した残りが咲かせている。かわった品種らしくラベルには「バイオレットクイーン」とあり紫色で茹でると、通常の緑になる。葉はモンシロチョウに食べれていて、卵・幼虫とも見つけることが出来、成虫は乱舞していた。
 食べる部分は、茎の頂に花の蕾が肥大した花の塊、花球だ。資料によると、ヨーロッパでは18世紀頃より知られ、日本には明治初年に伝来した。利用は花球をゆでて西洋料理に広く用い、テンプラ、汁の実など和食にも使っている。今では、広く普及し、よく食べられる野菜の一つ。
 去年は、ばあちゃんが植えていたので、毎週のように収穫し、恩恵にあずかった。明日は久しぶりに、顔を見せに行ってみよう。カリフラワーはあるかなー。黄色い花の時期かもしれない。

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sebg | 2009年3月20日 11:52 | Comment (0) | Trackback (0)

美味しいに決まっている

tomatosaibai.jpg
見事なトマト、明日収穫かな

tomatosaibai1.jpg
農家でないのだが栽培は上手い

トマトLycopersicum esculentum
別名 アカナス
英名 Tomato 中国 小金瓜、番柿

 アグリファーム改め「美の里わくわくファーム」の栽培ハウスでトマトの収穫が始まった。
 園のレストラン「ボタニカ」に供給する目的で栽培されていて、去年に引き続き2回目。去年と違うのは6品種余りの植え付けで、様々な色と形のトマトが収穫できそうなことだ。苗を植える前に苗床の整地と虫除けのネットが厳重に張られた。と言うのも、蛾の幼虫が侵入し果実をだいぶ食べられてしまい、後半は収穫できなかったからだ。苗は1月初旬に植えつけられ、苗床の状態が良いせいかすくすく成長し、花を咲かせ見事な果実をつけてきた。
 収穫初日の昨日は5kg、日をおって収穫量は増していくとのこと。味はどうなのと聞くと「丹精こめた、美味しいに決まっている」との返事だった。


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sebg | 2009年3月13日 16:04 | Comment (0) | Trackback (0)

UFO野菜

kohlrabi.jpg

コールラビBrassica oleracea var.gongylodes
英名 Kohlrabi
アブラナ科 ヨーロッパ原産

 コールラビ、「美の里わくわくファーム」の畑に珍しい野菜が栽培されている。有志の職員でジャガイモの土寄せをしていた際に、栽培担当者が見せてくれたのだ。
 この野菜、数名を除いて初めて見る人が多かった。了解を得て1個収穫、早速薄切れにし味見をした。「キャベツの芯を食べているようだ」との声が聞こえてきた。「そうだよ、キャベツの仲間」と答えたら、みんな驚いた様子だった。
コールラビをよく知っている女性職員は「東京あたりでは市場に売っていて、薄切りにしてサラダ、漬物、煮物して食べる」と話してくれた。
 コールラビとの出会いは20年ほど前にさかのぼる。新聞に新野菜登場の記事あり、栽培している農家に話を聞きに行ったからだ。確かUFO野菜の見出しだったと記憶している。その後、好奇心旺盛なウチナーンチュの人たちが消費拡大しなかったのか、一度も見ることはなかった。
 味見した半分を家に持ち帰り家内に見せたら、なんの反応もなく夕飯のサラダになっていた。もちろん美味しく食べたが、ブームになるのは難しいようだ。

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sebg | 2009年2月13日 08:34 | Comment (0) | Trackback (0)

ヒラヤーチーに欠かせないのがシマニラ

hirayachii.jpg
具にシマニラ、紅ショウガが入っている
nira.jpg
冬場は葉の裏にサビが入ることが多い。春先に刈り込み新しい葉を出させる。
ニラAllium tuberosum Rottl.
方言名 チリビラ、ジービラ、キリビラ、ビラ
英名 Gynmight,Chinese chive,Chinese Leek 中国名 韮
ユリ科 日本、中国、東南アジア原産

 事務所女性職員がヒラヤーチーを持ってきた。なんでも、有名なところで客が多く美味しいとの評判とのことだ。以前にも数回持ってきていたので、味は覚えていた。「ヒラヤーチー持ってきたよー」と聞いたとたん、うかつにも生唾を飲み込んでしまった。
 ヒラヤーチーに欠かせないのがシマニラ。スーパーなどに売られている立派なニラではなく、家庭菜園で植えられているシマニラが良い。どこが、どう違うのかと言うと、独特の香り、それに栽培条件が厳しくてもよく育つこと。岩盤の上に残ったわずかに土の上、ベランダ、水はけの良すぎる砂地等乾燥の激しいところでも立派に育つ。なんといっても、古くから強壮の食材、疲労回復に役立つ野菜として重宝されてきた。園ではアグリファームで栽培されている。
 どれ、一つ「美味い」。堪能した後「ヒラヤーチー」談義に花が咲いた。卵を入れるのか入れないのか、シーチキン、ニンジンを入れるとか、醤油、ソースで食べるとか、シマトウガラシ、紅ショウガの薬味を使うとか。料理の百戦錬磨の女性職員の言葉の嵐に圧倒されてしまった。
比嘉正一

sebg | 2008年12月29日 08:15 | Comment (0) | Trackback (0)

スブイ大豊作

toogan.jpg

トウガン(冬瓜)Benincasa hispida
方言名 スブイ、シィブイ
英名 White Gourd
ウリ科 インド原産

 アグリファームで見事に実ったスブイを見つけた。今年は豊作で、レストラン「ボタニカ」に料理用として多量の実をもっていったと栽培担当者は言った。
 スブイは日本には平安時代に導入されたという、古い野菜。そのため各地に独特の品種があって、沖縄でも各地域で自家採取された種子が継続して栽培されている。特に、沖縄の品種は大きく、肉厚で煮物、炒め物、汁物等のあらゆる料理に使われる優良品種とのことだ。夏収穫して冬まで食べられるので、冬瓜の名前がつけられたそうだ。
 2箇所の農家直売所に行ったら、どこも豊作でなんと小さいもので1個80円との値札があり、大物でも300円と安かった。生家でも豊作で、1箇所で50個も収穫したと、軒先にずらりと並べられていた。スブイは大好物。もちろん10日ほどに1回はもらいに出かけている。数の多さから冬まで楽しめそうだ。
比嘉正一

sebg | 2008年9月29日 10:44 | Comment (0) | Trackback (0)

夏バテ防止野菜

moroheyya1.jpgmoroheyya.jpg

モロヘイヤCorchorus olitorius L.
英名 Jew's marrow,tossa jute
シナノキ科 アジア~アフリカの熱帯に広く分布

 モロヘイヤが人気だ。実家の畑に繁茂していたので、話題になったついでにビニル袋一杯事務所に持ってきた。
 翌日、「ありがとう、おいしかった」とお礼があった。人気の秘密はあのネバネバにあるらしい。オクラ、納豆、モズクとねっとりしたものは夏バテに良いとのことだ。
 若い葉は野菜として利用される。炒め物、汁の具、お浸し、スープにする。カリウム、カルシウム、リン、鉄、カロチンを多く含み、ビタミンA,B1,B2,Cも多く、栄養野菜としてかなり注目されている。他には繊維がジュートの代用にされる。
 数年前から、夏ばて防止にたくさん食べてきた。今年は梅雨明けから、かなりの暑さが続いている。この夏もモロヘイヤに世話になりそうだ。
比嘉正一

sebg | 2008年6月24日 17:06 | Comment (0) | Trackback (0)

ジーマミの花が咲いていた

raakasei1.jpgraakasei.jpg
ラッカセイArachis hypogaea L.
別名 ナンキンマメ、ピーナッツ
方言名 ジーマミ
英名 Peanut,Ground Nut
マメ科 ボリビア原産

 八重瀬町でラッカセイが植えられていて、花が咲いていたので撮影した。
 株はまだ若く、花も咲きはじめで蕾がたくさんあり、これからが成長の最盛期になるのであろう。地中にラッカセイができるのは秋遅くだ。
 ずいぶん前のことだが、ラッカセイは花が咲き終わった後、地中に入り結実する話をしたら、職員の一人が「うそだ、私は何年も栽培したことがあるが最初から土の中に豆があった」と主張した。解説図を持っていっても、がんとして受け入れなかった。実際に育っているのを見せたかったが、近くにはなかったので残念に思っていた。その後、ピーナッツ豆腐に人気がでて、ラッカセイが育っているのを見たことがない、と何人もの職員が口をそろえたように言うので、撮影する機会をうかがっていたのだ。
 セッカセイは1年草。花は黄色、花が咲いた後子房の柄が伸びて地中に入り結実する。さやのまま炒って菓子用、料理用、豆は多くの菓子原料、脂肪を多く含み、すりつぶしてピーナッツバターにする。搾ると良質の油が取れるので、サラダ油、マーガリンに使い、味噌、しょうゆの原料になり、豆腐も作られる。
 そういえば、去年の暮れに作りたてのピーナッツ豆腐をばあちゃんからもらい、食べたら多少のザラツキはあるものの、とても美味しかった。今年も食べられることを期待したい。
比嘉正一

sebg | 2008年6月23日 09:00 | Comment (0) | Trackback (0)

真夏の味でした

mooui1.jpg
mooui.jpg

モーウイCucumis sativus L. 
方言 マーウリ、モーウイ、モーウヤー
ウリ科 インド、ヒマラヤ山麓

 モーウイが実ったというので、アグリファーム担当者が出来具合を持ってきた。
 梅雨の時期や、あけた頃がモーウイの収穫時期で八百屋、スーパー、道端、道の駅などに山積みで売られている。価格も安く、1個100円くらい。
 モーウイは沖縄で普通に栽培されているキュウリの一種。作りやすくて、数多くの実をつけてくれる。誰でも簡単に作れる家庭菜園の代表格。ところが、職員に聞いてみると、こどもの頃はなかったという。そういえばキュウリはたくさんあったが、覚えていない。皮をむいてスライスし、酢の物にするのが一般的な食べ方。キムチで和えるのもいいし、炒め物、煮物にも使う。
 早速、試食。キムチでの和え物、真夏の味でした。
比嘉正一

sebg | 2008年6月15日 10:39 | Comment (0) | Trackback (0)

オジィになっている

ingenmame2.jpg栽培状況
ingenmame1.jpg若い莢
ingenmame.jpg収穫時期、豆が黒色 ingenmame3.jpg豆入りご飯


インゲンマメPhaseolus vulgaris L.
英名 Kindney Bean,French Bean,Haricot
マメ科 中央・南米原産

 「クロマメ」と呼ばれている豆が気になっている。
 通常のインゲンマメは若いさやを食べるのが最近の主流。だが、栽培されているこの豆の色は黒で、煮豆や甘納豆などにして食べられているようだ。
 去年から、妻の実家のばあちゃんがインゲンマメの栽培を始めた。名前を聞くと「クロマメ」との返事が返ってきた。毎年小さな畑でウズラマメ、ソラマメ、エンドウ、ラッカセイを家で食べる分だけ作っている。しかし、子供や孫が栽培しても食べてくれなくて、最近は栽培を減らしているとのことだ。そこで知人から紹介されたのがクロマメ。ご飯と一緒に炊いて食べると美味しいよと聞いて、栽培している。年に3回連作して、収穫できるそうだ。
 昼休みの昼食時にクロマメの話をしていたら、アグリファーム担当者が「それなら植えた、もうすぐ収穫できる。島でも作っている」と流行っていることを話してくれた。
 豆を食すインゲンマメを良く知らないので、調べてみた。
 中央・南米の人々の食生活に欠かせない豆の一つ。古くから栽培されていて、メキシコ南部の遺跡の紀元前5000~3500年の層からさやが出土、ペルーでは紀元前2500~2000年の遺跡から種子が出土している。16世紀はじめににスペインに伝わり、200年足らずで世界中に広まった。日本には江戸時代初期に伝来した。1年生つる植物。花は白、クリーム、紫がある。さやは10~20cm、豆は心臓形、白、黒、褐色、紅、しま等多彩。豆をあん、煮豆、甘納豆に、若いさやは野菜に使う。
 「クロマメ」の正体、豆が黒色なのでインゲンマメの品種「黒大粒」か「黒金時」なのかもしれない。
 ばあちゃんの栽培した「クロマメ」を頂いたので、私の弁当のご飯にはソラマメと一緒に入っている。「美味しいというと」言うと、妻は「オジィになっている」と言われた。
比嘉正一

sebg | 2008年5月22日 09:30 | Comment (0) | Trackback (0)

トマト採取の指令

mykurotomato.jpgmykurotomato1.jpg

トマトLycopersicum esculentum
別名 アカナス
英名 Tomato 中国 小金瓜、番柿

 先日、ミニトマトより小さいトマトが本島南部の荒地に野生化しているのを見つけ、採取して食べたら美味しかった。これならトマトぎらいの子供もたべるに違いない。
 このトマトを女性職員に見せたら「とってもかわいいトマト」、食べたそれぞれが美味しいと言ってくれた。一人が「これはマイクロトマトで東京の市場で1パック100g入り1,000円ぐらいしていて、とっても人気があり注目を集めている」と言い、もう一人は「ああこの前ケーキの上にのっていた」と証言してくれた。人気は本物らしい。
 枯れ葉廃棄場所の脇にそれらしきトマトが生えていたのを思い出し、取りに行った。枝・葉はすでに枯れていて、トマトだけが目立ってあっちこっちにあった。ビニル袋に採取、アグリファーム栽培担当者にそのまま渡した。園のレストランで何に使えるのか試すのだそうだ。
 今朝、朝食準備中の妻が「このトマト美味しい、次の休みはいつ、採ってきて」と指令があった。
比嘉正一

sebg | 2008年5月14日 08:26 | Comment (0) | Trackback (0)

りっぱなカボチャを作る

kabotya1.jpg
kabotya.jpg

クリカボチャCucurbita maxima
別名 セイヨウカボチャ
英名 Autumy and Winter Squash
中国名 北瓜、玉瓜
ウリ科 ペルー、チリ、南アメリカ産地原産

 アグリファームで栽培しているカボチャの実が大きくなってきた。
 栽培箇所は3月に耕運機で耕され、堆肥が混ぜられた後さらに耕運機で耕された。敷き草にもこだわっている。サトウキビの枯れ葉を敷いた後にススキを刈り取って敷き詰められた。果実は泥だらけにならないし、雑草も生えてこない。役目の終わった敷草は、そのまますきこまれ、秋に植えられる野菜類の栽培に役に立つ。苗は3月に準備され植えられた。
 甘味があり好まれるクリカボチャは、涼しい場所で栽培されることが多いので、暑い沖縄での育ちが心配されている。植える品種は、レストランの料理長とも相談したとのこと。
 今後は、梅雨に入るので日照の心配、長雨による育ちの障害、続いて台風の襲来などが続く。アグリファーム担当者は「今度は実つきがよいので大丈夫、りっぱなカボチャを作る」と自身たっぷりに話してくれた。
比嘉正一

sebg | 2008年5月12日 12:55 | Comment (0) | Trackback (0)

顔が笑っていた

tomato.jpg
tomato1.jpg

トマトLycopersicum esculentum
別名 アカナス
英名 Tomato 中国 小金瓜、番柿

 アグリファームのトマトが最盛期を迎えていて、毎日レストラン「ボタニカ」で使われている。
 トマトの品種は「スーパーファーストトマト」。去年の秋に苗が植えられて育てられてきた。病虫害を防ぐために、ハウス内で、目の細かいネットを張ってのトンネル栽培。土作りも丁寧に行われていて、順調に生育、育ちすぎるぐらいに伸びている。初めての多量栽培は、大成功だ。植え付けのときから、栽培方法、品種の特性、肥料、病害虫と資料を読み、農協の専門家や経験者から知識を得てきたと、栽培担当者は言う。
 トマトはビタミンAの豊富な野菜として知られていて、レストランのブッフェでも大人気。栽培担当者は「毎日だよ、たいへんさー」という割には、顔が笑っていた。
比嘉正一

sebg | 2008年4月 7日 08:57 | Comment (0) | Trackback (0)

島で作ったゴボウ、形は悪いが香りと食感は抜群に良い

gobou.jpggobou1.jpg

ゴボウArctium lappa L.
方言名 グンボウ 漢名 牛蒡、悪実
キク科 ヨーロッパ、ヒマラヤ、中国にかけて分布

 アグリファームで初めてゴボウの栽培が行われている。葉は普段見てるものより小さく感じ、試しに掘ってみると、まだ根が太っていない。担当者によると、土作りをうまくしなかったから太らないのだと言っていた。
 ゴホウについては知らないことが多いので調べてみた。
 ゴボウは2年から3年草で春にとうがたち、高さ1~1.5mに達する。根は直根で食用に用いる。古く中国から渡来し、平安時代から食べられはじめた。中国から渡来したのは薬草としてで、根を強壮薬として飲むか肉類と煮て食べられてきた。葉をもんで切り傷に、打ち身に、あぶって腫れ物に使うとされている。
 ゴボウは全国各地に様々な品種があり、日本独特の作物として知られている。根を煮しめ、キンピラ、汁の実等に、若苗をアク抜きにして食べ、また葉を食用にする品種もある。
 沖縄での栽培は、旧盆向けに春の2~3月に種子を蒔き、8~11月に収穫するのが多い。また、秋の11~3月に種子を蒔き3~7月に収穫することもできる。沖縄で栽培されているゴボウの品種の大半は、「滝野川」といわれている系統で、種子採取による各地独特のゴボウがある。
 島で作ったゴボウ、形は悪いが香りと食感は抜群に良い。収穫が楽しみだ。
比嘉正一

sebg | 2008年3月28日 11:24 | Comment (0) | Trackback (0)

ラッチョウのでき

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ラッキョウAllium chinense
別名 オオニラ、サトニラ
方言名 ダッチョウ、ラッチヤウ、ダッキョー、ダッコー
英名  rakkyo
中国名 蕎頭

 「ラッチョウや、なーかまらんがやー」(シマラッキョウはそろそろ食べられるのではないか)と、一人がつぶやいた。早速、掘ってみた。ラッキョウの数はまだまだだが、なんとなく美味しそうに見える。
 シマラッキョウはアグリファームと東南植物楽園の一番奥に体験、レストランの供給用として栽培されている。さらに、通信販売の常連がいるようで郵送も行っている。
 さて、今年の出来はというとまずまずといったところか。シマラッキョウとともにンジャナ(ホソバワダン)の美味しい季節をむかえ、がちまやーの心ははずんでいる。
比嘉正一

sebg | 2008年2月14日 09:02 | Comment (0) | Trackback (0)

シマニンジン

simanijin.jpgsimanijin1.jpg

ニンジンDaucus carota L.sativa DC.
別名 ハタニンジン、セリニンジン
方言名 チデークニ
英名 carrot  中国名 人参
セリ科 中央アジア原産

 東南植物楽園アグリファームでシマニンジンの収穫されたのを見つけた。以前から担当者が、収穫時期になったと言っていたので、雨があがったのを見計らい一気にほりあげたのだ。
 シマニンジンといわれているのは昔から沖縄で栽培されているニンジンの通称のようだ。植物和名にシマニンジンは見当たらない。特徴は夏~秋に蒔き、1~3月頃収穫する。通常のニンジンに比べて細長く、収穫するにちょっと難儀だが、味は良いので高値で取引されている。収穫時期になり、早めに掘らないと花序がでて花が咲き始め、堅くなり食べられない。
 沖縄の冬から春にかけては野菜栽培のシーズン、買うものではなくもらうものが多くなる。もちろんシマニンジンもその一つだ。大好きなシマニンジン、生家の畑に堀にでもいきますか。
比嘉正一

sebg | 2008年2月10日 11:25 | Comment (0) | Trackback (0)

紫色のジャガイモの花が咲き始めた

jagaimonohana.jpgjagaimonohana1.jpg

ジャガイモSolanum tuberosum
別名 馬鈴薯 英名 Potato
ナス科 南アメリカ高地原産

 ポリネシアンレイクの西側の小さな畑に、紫色のジャガイモの花が咲き始めた。この畑は季節ごとにいろいろな作物が栽培されていて、収穫物をレストランで使っている。
 ジャガイモは多年草で草丈が約50cm。花期は初夏、淡い紫または白色。果実は直径2cm、多くの種子ができる。地下茎の先がいもになる。いもはゆでてそのまま食べられる。煮物、粉ふきいも、コロッケ、揚げ物などに食し、デンプンはカタクリ粉になり、飴や菓子の原料、焼酎の原料になる。日本には1958年に渡来、普及したのは明治になってからとのこと。現在では全国で栽培され、様々な品種がある。
 通常、早春にたねいもを植え、夏に収穫する。地域によっては夏植え、秋に収穫する二期作もある。沖縄では秋に植えて、春に収穫するのが普通。秋作は10~11月に植えて、1~2月に収穫。冬作は12~1月に植えて、4~5月に収穫。春作は2~3月に植えて、5~6月に収穫する。
 花が咲き終わる頃には、収穫時期。今年の出来はどうなのだろう。
比嘉正一

sebg | 2008年1月 6日 08:49 | Comment (0) | Trackback (0)

見慣れた花

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サツマイモIpomea batatas
別名 カライモ、カンショウ、バンショ、リュウキュウイモ
方言名 ウム、ウムカンダ
英名 Sweet potato,Sweet potato vine,Yam 中国名 甘藷
ヒルガオ科 南米原産

 薄紫色のサツマイモの花が咲いていたので、撮影した。東南植物楽園のバナナを栽培している場所の被服植物とし植えられていて、葉を観賞対象とする一種だ。
 管理職員の一人が、どこからか探してきて植えたもので、よく育ち、地肌が見えないように見事な被服をしてくれた。こうした観賞用のサツマイモの葉は病害虫も少なく、沖縄の気候にあっているので、もっと使ってほしい気がする。
 昔から見慣れた花なのだが、あらためて近づくと、なかなかきれいだ。
比嘉正一

sebg | 2008年1月 4日 09:34 | Comment (0) | Trackback (0)

デークニの美味しい時期がやってくる

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シマダイコンRaphanus sativus var.hortensis
方言名 デークニ
古名 スズシロ、オオネ
英名 Japanese Radish
アブラナ科 コーカサス~パレスチナ原産

 シマダイコンが事務所に持ち込まれた。久しぶりに見る真っ白いダイコンに女性職員から歓声が上がった。
 このシマダイコン、アグリファームで担当者が初めて栽培したもので、上々の出来に満足した様子だった。調べると、シマダイコンという品種のダイコンはない。ただ、沖縄で作られているダイコンの通称、総称のようなもので、古くに中国から渡ってきた野菜の一つとして栽培され続けてきたので呼ばれている。栽培のたびに種子を取る株が残され続けてきた。農家ごとに種子を取るので、広い沖縄のこと島ごとに、いろいろに変化したダイコンが作られてきたに違いない。事務所に持ち込まれたダイコンを良く見ると、家で作っていたダイコンと違う。
 沖縄で作られているダイコンのほとんどはアオクビダイコン。理由はシマダイコンより収穫が早く、形がよく、同じ品質のものがたくさん作れることからのようだ。シマダイコンは煮食用に最適で沖縄の食文化に合っていた。また、ダイコンにス入りがしにくい最大の特徴がある。大好きなデークニの美味しい時期がもうすぐやってくる。
比嘉正一

sebg | 2007年11月25日 09:07 | Comment (0) | Trackback (0)

若いさやは煮付けや汁の実

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フジマメDolichos lablab L.
別名 センゴクマメ、アジマメ
方言名 ウクマーミ
英名 Hyacinth Bean,Lablab
マメ科 旧熱帯、アフリカ原産

 園の近くでフジマメが花や若さやをたくさんつけているのを見つけた。道路沿いに設置されたフェンスに這わしてあって、見事な緑のカーテンなっている。殺風景になりがちな場所の緑化の良い例だと思う。
 花は紫だったが、白花もあるという。さやは扁平で長さ5cm前後。マメは熟すと黒で、白花は白になる。若いさやは煮付けや汁の実にする。白花は豆、葉汁を薬用にするとのこと。
 植えた方に聞いてみると「家の庭で栽培していて、よく食べている。栽培が簡単なのでフェンスに這わした。昔はたくさん栽培していたが、最近減ってきている。」と話してくれた。
 7、8年ほど前か、写真家の知人にフジマメの咲いているところを探しておいてほしいとの連絡があったので、ようやく1箇所みつけておいた。もちろん、来沖してその場所に案内、無事撮影することができた。新しい作物が導入される反面、昔ながらの作物が消えていくのは、ちょっと寂しい。それで、いつもフジマメが気になり探していたのだ。
比嘉正一

sebg | 2007年11月14日 09:00 | Comment (2) | Trackback (0)